JPS61500188A - 導電トナ−紛末像の転写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一つの部材の表面からもう一つの部材の表面へ電子的導電トナー粉末像 を転写する装置に関する。

背景技術 キャリアを含まずに電子的導電トナー粉末のみを使用して静電像を現像するキャ リアレス現像粉末を使用した静電複写機が近年開発されている。このような粉末 はスタイラス印刷装置にも使用されている。電子的導電トナー粉末を像の形成に 使用するのは有利ではあるが、このような像を電気的手段によりもう一つの表面 へ転写することに関して問題が生じる。普通紙への転写の場合には、転写品質が 紙の含水量に依存することが判っているため、紙を予乾燥することが提案されて いる。複写紙の湿度変動により生じる導電率問題を回避するもう一つの方法は、 紙を処理して紙の表面に樹脂を被覆し低導電率表面を提供することを含んでいる 。もう一つの方法はトナー像を転写する支持体に接触するように像担持支持体を 位置決めし、誘電液を使用して粉末像を転写する支持体を湿らし、像担持支持体 とトナー像を転写する支持体との間に維持された直流高電圧により転写を促進す ることである。

液体を加える機構を使用しなければならないために、この方法は装置を複雑にす る。さらにこの装置は転写を行った後、複写支持体を乾燥させて誘電液を除去し なければならない臭気も問題となる。

発明の開示 本発明は装置を複雑とすることなくしかも電子的導電トナー粉末のみの現像剤を 使用することの利点を保持しながら、前記トナー像転写問題に解法を与えるもの である。本発明は外面に転写トナー像を受像する誘電材を有する回転可能な導電 性の円筒部材を含む回転可能な導電部材の外面に担持された層の表面から電子的 導電トナー粉末像を転写するトナー粉末像転写装置において実施され、前記円筒 部材は初めに）ボべた部材から幾分間隔がとられていて前記円筒部材の誘電材と 初めにフホべた部材の像担持層との間に空隙を与える。円筒部材の回転軸は初め に述べた部材の回転軸に平行とされており、初めに述べた部材と円筒部材との間 に連続的に直流電位を加えて、初めに述べた部材と円筒部材の回転中に初めに述 べた部材の層から円筒部材の誘電材へトナー粉末を転写する装置が設けられてい る。

この構−成により誘電液の使用が回避され、転写されるトナー像の品質は優れ、 周囲湿度に対する感度は最小に維持される。さらに像を形成する部材と像を転写 する円筒部材の誘電材との物理的接触は生じない。さらに水装置は外面に光導電 層や誘電層を担持した部材からの電子的導電トナー像の連続転写に適しており、 トナー像を転写する材料は円筒部材により担持されるため転写は狭い領域で生じ る。

図面の簡単な説明 当業者であれば本発明を実施した装置の概要を示す１枚の図面を参照とした以下 の詳細説明から、ここに示す発明の新しい特徴や利点をお判りいただけることと 思う。

発明の最善実施方法 図面を参照として、本発明を実施した装置は電子的導電トナー粉末のトナー粉末 像を担持する材料の層１２をその外面に有する、円筒部材として示す回転可能な 導電部材１０を含んでいる。層１２上にトナー像を形成する方法は本発明の一部 とはならない。このようなトナー像を与える装置と方法は良く知られている。こ のようにして、層１２は電子的導電トナー粉末を使用したアーサーアール、］ツ ッの米国特許第３．９０９，２５８号に記載されているような公知の静電工程に より像が形成される光導体とすることができる。層１２はまた部材１０がアルミ ニュームで形成されている場合には陽極酸化アルミニ２〜−ムとすることもでき 、それに電子的導電トナー粉末を使用したアーリー　アール、コッッの米国特許 第３，８１６，８４０号に記載された写真電送記録手順を使用して電子的導電ト ナー像を形成することができる。

層１２の外面に示す領域１４及び１６は層１２の外面に担持される像を形成する トナーを示す。本発明の装置はまた円筒部材１８の外面上の符号２０に誘電材を 有する回転可能な導電円筒部材１８も含んでいる。材料２０は例えば層１２の場 合と同様に、陽極酸化アルミニューム、エラストマシリコンゴムもしくはポリテ トラクロロエチレン等のフッ化ポリマとすることができる。前例と同様に、材料 ２０は誘電特性を有し、トナー像を与えるのに使用するトナー粉末に関して良好 な解放特性を有するものでなければならない。円筒部材１８は材料２０が部材１ ０の層１２の外面から幾分離されるように配置されている。円筒部材１８の回転 軸は部材１ｏの回転軸と平行となるように配置されている一０部材１ｏと円筒部 材１８（ま反対方向に回転し、層１２と材料２０は部材１０と円筒部材１８間の 空隙で同方向に移動する。さらに部材１０と円筒部材１８は層１２と材料２０の 空隙における表面速度を等しくする動きをするように配置されている。

直流給電源２２が導電部材１０と１８間に接続されていて、部材１０の層１２の 外面と部材１８の材ＦＩ２０の外面との間に電界を確立する。部材１８は円筒形 状であるため、符号１４及び１６等に示す１〜ナー像が空隙に入る時に加わる電 界は、トナー１４及び１６を層１２から部材１８上の材料２ｏの外面に移動させ るのに充分な電界となるまで増大する。材料２０の表面のトナー２４及び２６の 領域は層１２から部材１８の外面の材料２０へ転写されているトナーを示す。前 記転写装置を使用した任意の複写機やプリンタにおいて、部材１８上の材料２゜ に転写されるトナー像は紙等の最終受容部材に転写されることをお判り願いたい 。このような転写は例えば、熱や圧力やその組合せによって行うことができる。

熱を使用する場合には熱源を円筒部材１８内に載置することができる。

前記したように、本発明を実施したトナー転写装置はアーサー　アール、］ツツ の米国特許 第３．８”１６．８４０号に記載された手順に従って層１２の表面にトナー像が 形成されるスタイラス印刷装置の一部として使用することができる。このような 構成において、部材１ｏの層１２はシランエポキシ、ポリエステル、ポリカーボ ネートもしくは陽極酸化アルミニュームとすることができ、このような被覆厚は １〜１５ミクロンである。円筒部材１８はアルミニュームで形成し、材料２０の 陽極酸化アルミニュームに対してエラストマシリコンゴム（ポリマ）を施し、陽 極酸化アルミニュームはおよそ１０ミクロン厚且つシリコンゴムはおよそ６５ミ クロンを越えない厚とすることができる。空隙は少くとも使用する最大トナー粉 末の極大寸法と同じ大きましい。直流電圧源２２がおよそ３００〜１２０．０Ｖ の電圧を供給するようにされており、およそ５００Ｖで最適動作を行うことがで きる。このような構成に使用するトナー粉末は導電性であり、およそ１０−１〜 １０　’ｍｈｏｓ／　ｃｔｔｒの導電率を有することができおよそ１０−４ｍｈ ｏｓ／　ｃｍの導電率が好ましい。材料２ｏに転写されたトナー像を圧力を使用 して最終受容体に転写する場合、およそ５〜７６ミクロンのポリテトラフロロエ チレンの材料２０の被覆を有する陽極酸化アルミニュームや鋼部材１８を使用す るのが適切である。前記構成により、高い像転写速度を得ることができる。

図面に関して説明を行つＩＣトナー像転写装置はまた部材１０の層１２の表面に 生成されるトナー像の転写にも使用でき、その場合はトナー像を生成するために 電子的導電トナー粉末をアーザ　−アール、コツツの米国特許第３．９０９．２ ５８号に記載された工程で使用し、層１２は光導体である。スタイラス印刷に転 写装置を使用する例と同様に、円筒部材１８は材料２０を与える陽極酸化アルミ ニュームもしくは陽極酸化アルミニューム上に施されたエラストマシリコンゴム （ポリマ）と共に使用することができる。さらにアルミニュームの上にポリテト ラクロロエチレン等のフッ化ポリマ被覆を使用することもできる。部材１８の材 料２０と部材１０の層１２間の間隙はおよそ２０〜１００ミクロンが適切である 。

直流給電源２２から供給されるおよそ４００〜１０００■の範囲の直流電圧を使 用することができる。スタイラス印刷の例に使用した導電トナーは結像に使用す ることができる。２．５ｃｍ／秒およびそれよりも速い転写速度を得ることがで き、速い速度で最良の結果が得られた。

前記転写装置に使用するトナー粉末の導電率については前記した。１〜ナー粉末 について定まる導電率値はその測定方法に依存し、測定に使用する電界値に関連 して見出された導電率と関連ずけなければならない。前記した導電率の範囲はロ バート　ビー、ネルソンの米国特許第３．６３９．２４５号の第３列、５４行か ら第４列、４７行に記載された手順に従って測定されたトナー粉末に対づ−るも のであり、“１００　Ｖ　／　ｃｍの印加電界での測定に対して得られたもので ある。

層１２を有する部材１０は円筒形状として示したが、この組合せはまた部材１０ として高速複写もしくは複製機で良く見か（ブる可撓性連続ベルト部材を使用し 、前記ベルト部材により層１２の適切な材料を担持することにより提供でオるこ とをお判り願いたい。同様に部材１８は導電材の可撓性連続ベルトの形状をとる ことができ、誘電材２０が部材１８の外面に設けられている。この場合、ベルト は部材１２に対して所望の転写空隙を与えるように配置された（図示せぬ）ロー ラ上を通過するように配置されている。ベルトがローラ上を通過づるため、ベル ト外面は転写空隙に円筒表面の一部を呈示し良好な空隙制御を行う。

本発明の実施例についてのみ説明−してきたが、忰古請求の範囲に記載された発 明の範囲内でさまざまな変更が可能なことは明白である。

？？ 国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．回転可能な導電部材（１０）の外面上に担持されれた層（１２）の表面から 電子的導電トナー粉末像（１４，１６）を第２の部材により提供される第２の表 面へ転写し且つ電圧を使用するトナー粉末像転写装置において、第２の部材は転 写トナー像を受像する第２の表面を提供する誘電材（２０）をその外面に有する 回転可能な導電部材（１８）であり、前記第２の部材（１８）は少くとも最大ト ナー粉末の極大寸法と同じ大きさの空隙を与えるように前記第１の部材（１０） から離されており、前記第１の部材（１０）は前記空隙において前記第２の部材 に平行に配置され、前記第２の部材は前記空隙に少くとも円筒の一部を呈示する ように配置されており、且つ 前記第１の部材（１０）と前記第２の部材との間に連続的に直流電圧を加える装 置（２２）が設けられていて前記第１の部材と前記第２の部材の回転中にトナー 粉末を前記空隙の前記第１の部材から前記第２の部材へ転写する装置（２２）を 具備する ことを特徴とするトナー粉末像転写装置。
2. ２．請求の範囲第１項記載のトナー粉末像転写装置において、前記第２の部材は 、円筒部材（１８）であるトナー粉末像転写装置。
3. ３．請求の範囲第２項記載のトナー粉末像転写装置において、前記第２の部材は 加熱部材であるトナー粉末像転写装置。