JPS6149811A - ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド - Google Patents
ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルドInfo
- Publication number
- JPS6149811A JPS6149811A JP17027984A JP17027984A JPS6149811A JP S6149811 A JPS6149811 A JP S6149811A JP 17027984 A JP17027984 A JP 17027984A JP 17027984 A JP17027984 A JP 17027984A JP S6149811 A JPS6149811 A JP S6149811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- synthetic resin
- rubber
- cavity
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
鉾ゴ(」二のJl川用〒L
本発明はゴム文゛はプラスデック成形U 131J:り
これらの成型品を製造する方法及び該方法に用いるモー
ルドに関し、更□に詳述−4るとゴム又はプラスチック
成形材料と接触するモールドキャビテイ面における空気
拡散が良好で、スビコーのない微細な凹凸面を有するゴ
ム又はプラスチック成型品を確実に製造することができ
る方法及びイれに用いる□モニルドに関づる。 従来技術及ぜ」=(7) 1+L題消−一般に、ゴ11
又はプラスチック成形用モールドは鉄やアルミニウム等
の金属材質からなり、冬rム又はプラス−fツク成型品
の外面にλj応する内面(1Vビテイ而)を右()てい
る。これらのモールドを用いて表面ビ1」−ド状或いは
シボ肌の成型品を得る方法どしく(よ成形づべき成型品
に要求するシボ肌に相応Mる微細凹凸を11−ルド内面
に形成]する必要があるが、従来このような微細凹凸を
採用J−る方法どlノーrは1ラスト処理覆る方法やT
ツチング処即Jる方法及び溶q・1被膜加工を施す方法
等が採用されている。lノか1ノ、これらの方法によっ
てI+?られたモールド内面番、1ゴム又はプラスチッ
ク成形材料が七−ルド内面に付着1ノで離型性が悪(イ
fるという問題がある。このI、:め、離型性を付与り
る方法とl)了1−−ルド内面にテフロンコーテイング
液をズブlノー−】−ティングする方法が採用されてい
る。1ノかしながら、この方法を用いるとテフロンコー
テイング液がモールド内面の凹凸面を埋めるために口好
なビロード状表面を右Jる成型品を得ることができなか
った。 また、ビロード状或いはシボ11+1を有する成型品を
得るためのモールドとして、テフ[1ンコーテイング層
を粉体塗装法により形成する方法が知られているが、こ
の方法ににり得られたモールドを用いt成形されたゴム
又はプラスチック成型品の表面は良好仔シボ肌とは言い
動く、商品1iTfi伯は低いものであった。 更に、ゴム又はプラスチック成型品をモールドを用いて
製造する場合、モールド内の空気を逃散させる必要があ
り、このためモールドに空気孔を設けたものが使用され
ているが、この秤の空気孔が設けられたモールドを用い
た成型品は空気孔に成形材料が侵入1)、スピユーが生
じる問題があった。このため、スビ]−のない成型品を
15するモールドと()て、空気孔の穿設箇所に通気性
を有する金属又は非金属製の膜を配置ノ、モールド内の
空気をこの通気性膜を通しで空気孔にり外部に逃散さ1
!ることが提案されているが、この方法は通気性膜の孔
が微細すぎると十分にその機能が働かず、成型品表面に
空気溜りや空気の不通過に基く外観不良が発生し、逆に
通気性膜の孔が大きすぎると成形時の加圧にJ:ってゴ
ム等の成形材料が孔に侵入し、目詰りをノ1じさ14る
問題がある、1更にまた、モールド内面に溶射被膜層を
形成1ノだモールド(特願昭58−61985@)及び
溶射被膜層″1どテフロン層とを組合せたモールド(特
願昭59−109602弓)が提案されているが、これ
らのモールド(よ溶射被膜層を形成1−ることが必要な
ため、この作I!J費用が高くなる場合があっIこ 。 光−11−ρ)11虞−」本発明は一ト記事
情に鑑みなされたもので、ゴム又はプラスチック成形材
料と接触するモールド本体内面における空気拡n(が良
好でスビコーのない微細な凹凸面を有づるゴム又はプラ
スチック成型品を確実に!IIJ造’することができ、
このためタイA7、防振ゴl\、ゴムク
これらの成型品を製造する方法及び該方法に用いるモー
ルドに関し、更□に詳述−4るとゴム又はプラスチック
成形材料と接触するモールドキャビテイ面における空気
拡散が良好で、スビコーのない微細な凹凸面を有するゴ
ム又はプラスチック成型品を確実に製造することができ
る方法及びイれに用いる□モニルドに関づる。 従来技術及ぜ」=(7) 1+L題消−一般に、ゴ11
又はプラスチック成形用モールドは鉄やアルミニウム等
の金属材質からなり、冬rム又はプラス−fツク成型品
の外面にλj応する内面(1Vビテイ而)を右()てい
る。これらのモールドを用いて表面ビ1」−ド状或いは
シボ肌の成型品を得る方法どしく(よ成形づべき成型品
に要求するシボ肌に相応Mる微細凹凸を11−ルド内面
に形成]する必要があるが、従来このような微細凹凸を
採用J−る方法どlノーrは1ラスト処理覆る方法やT
ツチング処即Jる方法及び溶q・1被膜加工を施す方法
等が採用されている。lノか1ノ、これらの方法によっ
てI+?られたモールド内面番、1ゴム又はプラスチッ
ク成形材料が七−ルド内面に付着1ノで離型性が悪(イ
fるという問題がある。このI、:め、離型性を付与り
る方法とl)了1−−ルド内面にテフロンコーテイング
液をズブlノー−】−ティングする方法が採用されてい
る。1ノかしながら、この方法を用いるとテフロンコー
テイング液がモールド内面の凹凸面を埋めるために口好
なビロード状表面を右Jる成型品を得ることができなか
った。 また、ビロード状或いはシボ11+1を有する成型品を
得るためのモールドとして、テフ[1ンコーテイング層
を粉体塗装法により形成する方法が知られているが、こ
の方法ににり得られたモールドを用いt成形されたゴム
又はプラスチック成型品の表面は良好仔シボ肌とは言い
動く、商品1iTfi伯は低いものであった。 更に、ゴム又はプラスチック成型品をモールドを用いて
製造する場合、モールド内の空気を逃散させる必要があ
り、このためモールドに空気孔を設けたものが使用され
ているが、この秤の空気孔が設けられたモールドを用い
た成型品は空気孔に成形材料が侵入1)、スピユーが生
じる問題があった。このため、スビ]−のない成型品を
15するモールドと()て、空気孔の穿設箇所に通気性
を有する金属又は非金属製の膜を配置ノ、モールド内の
空気をこの通気性膜を通しで空気孔にり外部に逃散さ1
!ることが提案されているが、この方法は通気性膜の孔
が微細すぎると十分にその機能が働かず、成型品表面に
空気溜りや空気の不通過に基く外観不良が発生し、逆に
通気性膜の孔が大きすぎると成形時の加圧にJ:ってゴ
ム等の成形材料が孔に侵入し、目詰りをノ1じさ14る
問題がある、1更にまた、モールド内面に溶射被膜層を
形成1ノだモールド(特願昭58−61985@)及び
溶射被膜層″1どテフロン層とを組合せたモールド(特
願昭59−109602弓)が提案されているが、これ
らのモールド(よ溶射被膜層を形成1−ることが必要な
ため、この作I!J費用が高くなる場合があっIこ 。 光−11−ρ)11虞−」本発明は一ト記事
情に鑑みなされたもので、ゴム又はプラスチック成形材
料と接触するモールド本体内面における空気拡n(が良
好でスビコーのない微細な凹凸面を有づるゴム又はプラ
スチック成型品を確実に!IIJ造’することができ、
このためタイA7、防振ゴl\、ゴムク
【]−ラー、コ
ンベアベルト、チューブ可撓管、ソリッドゴルフボール
、光泡ゴム、発泡プラスチック等の成形にりT適に採用
することができるゴム又はプラスチック成型品の製造方
法及びそれに用いるモールドを提供することを目的とす
る。 即ち、本発明は上記[1的を達成するため、ゴム又はプ
ラスチック成形材料をモールド内に供給し、ゴム又はプ
ラスチック成型品を製造する場合に、モールドとして、
モールド本体のキャビティ表面を50〜450℃の表面
湯度に保持した状態で合成樹脂液を塗布して1qられた
合成樹脂層を4−トビティ表面に形成してイ【るモール
ドを使用し、前記ゴム又はプラスチック成形材料をこの
モールドのキャビティに供給1)で成型品を”jJA
3tiするようにしたものである、。 本発明によれば、モールド本体表面にモールド本体のキ
ャビティ表面温度を一定範囲に保持した状態で合成樹脂
液を塗布することににつて得られた合成樹脂層を形成1
ノたことにより、この合成樹脂層が微細凹凸を有し、か
つ空気保持能を有し、従ってスピユーのない微細な凹凸
面を有するゴム又はプラスチック成型品が確実に得られ
るーt】のである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 ′W用
!ILIL 本発明に係るモールドは、モールド本体のキヤ= 6
− ビティ面を50〜450℃の範囲の所定溝+eI lS
保保温ノた状r+!iで合成樹脂液(合成樹脂分散液又
は溶液)をこの■4−ルド本体キセビフイ而に塗布する
ことにJ:す、モールド本体↑ヤビテイ面に合成樹脂層
を形成Jるものであり、かかる合成樹脂層は合成樹脂の
種類、キャビテイ面の表面i晶面等を適宜選定づること
ににす、所望の通気+11をもった微細凹凸に形成し1
q1これにより所望のビロード状或いはシボ冊の成型品
を1りることができる。 即ち、第1図乃〒第6図は本発明の実施に用いるモール
ドの例を示すもので、金属により形成され、ゴム又はプ
ラスチック成形月利の接触するモールド本体10表面(
キャビテイ面)に合成樹脂層2を形成したものである。 なお、図中1aはモールド本体の上型、1bはモールド
本体の下型で、このモールド本体の上型1aとモールド
本体の下型11)との間にキャビティが形成されており
、このキャビティにゴム又はプラスチック成形月利3が
充填されるものである。なお、4はモールド本体1と合
成樹脂層2との間に形成された中間層で= 7
− ある。この場合、モールド本体1の表面は第1図乃至第
5図に示したように平坦であって−bよく、第6図に示
1ノたまうに凹凸部であってもにい。 ここで、モールド本体キャビテイ面に形成1Tる合成樹
脂層と()ては、ポリテトラフルオロエチレン、テトラ
フルAロエチレン/パーフルAロアルキルビニルエーテ
ル共重合体、テトラフルAロエチレン/ヘキ1ノーフル
AロプロピレンJt ffi合イ本、7トラフルオロ工
チレン/エチレン共車合体、ポリクロロトリフル1ロ■
ヂレン等のフッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイ
ミド樹脂、ポリΔキシベンゾ■−ト樹脂、ポリ:[−デ
ルザルホン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリJ−デルT−チ
ルケトン樹脂、ボリフIニレン1)−ルファイド樹脂、
ポリアクリレート樹脂、ポリエヂレンフタレー[・樹脂
、ポリブチレンフタレート樹Iff″4、ポリエブ−レ
ンーブヂレンフタレート樹脂、ポリ=1:シリ1ノン樹
脂、ポリアリルエーテル樹脂、アリレンイソプロピリデ
ン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
などの1秤又は211以上の混合物、更にこれらの樹脂
にカーボン、グラファイト、各秤セラミック、各秤金属
等の粉粒物並びに繊雛状物、その仙の無1幾充填剤やセ
ルロース及びでの誘導体、ポリアクリロニトリル等の重
合物、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の綜合物などの
粉粒物並びにIj: Ill状物、その他の有機充填剤
を加えたものが使用できるが、これらの中では特にフッ
素樹脂が好適に用いられる。 前記合成樹脂層としてフッ素樹脂層を形成した場合、フ
ッ素樹脂液、特にテフロンコーテイング液は熱的又は力
学的刺激に極めて敏感で容易に凝集塊を作るものであり
、テフロンコーテイング液がスプレーガンから放出され
、モールドキャビテイ面に付着する瞬間にも同様の減少
が起きると考えられ、モールドを保温した状態でテフロ
ンコーテイング液をスプレーすることによる熱的刺激と
かスプ1ノー1)だテフロンコーテイング液が瞬間□的
に気化することに伴う力学的刺激ににリモールドキャビ
ティ面に無数のテフ[1ン凝集塊が付着生成する。この
場合、これらテフロン凝集間の付着状況15Lモールド
を保温しないとぎと明確な相)tがあり、この相)ηは
最終焼付T稈の後も1f J’jj 8 h:ている。 このように1ノで形成されたテフロンコーティング層に
は焼ト1後にも適当量の空気層が存在覆るため空気排除
能力が優れているものである。 なお、合成樹脂液(分散液又は溶液)の溶媒としては、
水、イソプロピルアルコール、メチルエチルケ1〜ン、
メチルイソブヂルケトン、lit Mエチル、トリクロ
ルエヂレン、キシレン、I〜ルエンが好適に用いられる
。 モールドの保湿の好適な温度範囲は商品設計上必要なビ
ロード状或いはシボ肌の程度、合成樹脂溶液組成、合成
樹脂の種類及び粒径等ににり決められるが、上)ホした
ように一般にはモールドキャビテイ面を50〜450℃
、特に80〜350℃の範囲に保持することが好ましい
。 また、モールドを保温した状態で合成樹脂液をコーティ
ングづる場合の保温の仕方としては特別な工夫を必要と
せず、所定の温度に達しているモールドにそのまま合成
樹脂液を塗布するだけで十介イ丁効11が得られる。な
お、塗装11を行っている際にモールドの温度を一定に
保つ」;うにすることにJ、す、一層管即された好適な
微■1凹凸が得られる。 モールド本1木の−1−17ビテイ而に合成樹脂液を塗
布する方法とlノCは特に制限はイ〒く、エアスプレー
法、Tアレススプ1ノー法、静電噴霧法等のいずれの方
法をも採用ηることができる。 合成1か1脂′X1−ディング膜1t7も必ずし−(−
)制限されないが、1゛回塗りのj組合に【よ!″)〜
30μであり、小ね塗りをJれば10071 PIIj
麻が可11閤消る12通常は5=100μ、特に5〜5
0 t、tとすることが好ましい。 また、合成樹脂液を]−ティングした後の乾燥、焼付条
件はその合成樹脂に応じた適宜な条件で行なわれる1゜ なお、本発明においてモールドキレビティ面に合成樹脂
層を形成する場合、キャピテr面の状態(,1必ずし−
し制限はなく、平滑キレ1フ1面に合成樹脂層を形成す
る。にうにしてもよいが、キャビテイ面をプラス1〜処
即、Tツチング処即するなどしてキャビテイ面を微細凹
凸面に形成し、この微細凹凸面に対(〕て合成樹脂層を
形成することが好ま1、 <、これにJ:?て十分な空
気排除能力が得られる。更に、本発明合成樹脂層はキャ
ビテイ面全面に形成してもよく、↑ヤビティ面の一部に
部分的に形成してもよい。 また、モールドキ17ビテイ而に第3図に示したように
溶!)1層やその他の中間層4を形成し、その十に本発
明合成樹脂層3を形成けることもできる。 更に、本発明合成樹脂層上に粉末塗装法によってフッ素
樹脂層を形成することもできる。 ・なおまた、本発明においては第2図乃至第5図に示し
たように七−ルドに合成樹脂層に連通ずる空気孔を9設
することができ、更に場合によってはこの空気孔に第3
図乃至第5図に示したように通気性膜等を配設すること
ができる。 即ち、本発明によれば、ト述したようにモールド本体1
に通気14+を有する合成樹脂層2を形成することによ
り、このモールド内にゴム又はプラスチック成形材料を
供給1ノ、所望の成型品を成形ずる場合、モールド内の
空気が合成樹脂層2に)J11げ、合成樹脂層2空孔に
トラップされるとJ(に、空気はずみやかに全層に拡散
(〕、空気溜りなどが11−じないので、非常に優れた
91観を有し、かつスビコ−のない成型品が行られるも
のである。従って、このJ:うにモールド内の気体が合
成樹脂層2に1〜ラツプされ、全層を拡散し、空気溜り
を生じさせ住いので、モールド内の空気をこの合成樹脂
層2内に確実に保持さ1(ることができ、−に連1)た
にうにM、1)IJの良好な成型品を成形することがで
きると]tに、第1図に示したにうにモールド本体1に
通気孔を形成することを廃することができるものである
1、シか()、第1図のようにモールド本体1に通気孔
を形成しないこともできるが、第2図乃〒第5図に示(
)だように通気孔6を形成tノでもよく、通気孔5を形
成することににり合成樹脂層2にトラップされ1.:空
気を通気孔5を通して外部に排出させることができるの
で、よりスl\−ズにモールド内の空気を排除ηること
かでき、外観のより優れた成型品を11するこ勺ができ
るものである。 前記通気孔5の直径は特に制限されないが、加工J−の
点から1〜2 +nynとすることが好ましい。このJ
:やに通気孔5の直径が比較的大きい場合、成形時の加
圧に対1ノ通気孔間ロ部での合成樹脂N2奪支持するか
補強するための通気性補強層6を通気孔5と合成樹1脂
囮2との間に介在させる(第3゜4図)か、或いは通気
孔5内に通気性補強物7を入れる(第5図)かすること
が射適である。この場合、通気f11層層6と1ノでは
、1金、属又は非金属焼結体く第3図)、貫通孔8を9
1設した金属又は非金属板体く第4図)などが挙げられ
、また通気性補強物7としては石綿等の適宜なll1i
t1(第5図)などが挙げられるが、気体を通過させ1
りるものであればいずれのものでもよく、比較的目の粗
いものであっても差支;Aない。ここで、第2図乃至第
5図に示()たようにモールド本体1に成形材料が接触
するモールド表面から外部に貫通する通気孔5を形成し
たときは、この通気孔5を覆うようにして合成樹脂層2
を形成Jることがスピユーを生じさせない点で好ま【ノ
い。また、第4図に示1ノだように、中間層4を合成樹
脂FI2のF地と1ノで形成りる場合、中間層4は通気
性を右Jる一bのであることが好ましい。 このJ:うに、モールド本体表面に黴1111 <r空
孔を有する合成樹脂層を形成づ°ることにより、モール
ド内の気体を合成樹脂層にトラップし、拡散して保持さ
せることができ、特に合成樹脂層の下側に通気孔を穿設
した場合は合成樹脂層にトラップされl、:気体をすみ
やかに外部に逃散させることができる。(につ−C1か
かるし一ルドには空気溜りなどが生ぜず、また成形材料
ににる目詰りが生じるにうなことらなく、外観の優れた
かつスビコーのない成型品が確実に得られるものである
。 イ「お、本発明にa3 IJる成形方法は、かかるモー
ルドを使用し、そのキャビティに成形材料を供給(〕、
成成形月利び成形すべぎ成型品に応じた適宜な成形条件
で成形を行なうものであり、本発明にJ:ればタイAノ
、防振ゴ11、ゴムク[l−ラー、コンベアベルト、デ
ー1−ブ可撓管、ソルツドゴルフボール、発泡ゴム、発
泡プラスチック成型品を良好に成形し得るものである。 片班匁’in’ 本発明のゴム又はプラスチック成形材料よりこれらの成
型品を製造する方法及び該方法に用いるモールドは、モ
ールドキャビテイ面に形成した合成樹脂層が溶!)J被
11’J層と同等の構造を有()、微細凹凸が形成され
ていると共に、好適な空気相を有している。従って、優
れた空気排除能力を保有する・bので、特に合成樹l1
lt層としてフッ素樹脂層が形成されている場合、繰り
返しh11硫によっても空気排除効果が低下することが
ない。 更に、空気排除の目的のための溶射被膜層の下地作りも
省略でき、杼済的な効果も人きいものである。この結果
、スビコーのない微細な凹曲面を有覆るビロード状乃至
シボ肌のゴム又はプラスチック成型品を確実に製造する
ことができるものである。 以下、実施例、比較例を示して本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限゛されるものではな
い。 = 16 − [実施例1.比較例11 190x190x2.3mynの鉄板(88材)の表面
をトリクロールエチレンで脱脂し、#60ブラスト材で
プラスト処理した。この鉄板を200℃に保った電気か
中に10分間放置した後、外に取り出して所定の温度に
達するまで自然に冷却IJた。表面温度系で温度を確認
した後、下塗り液FK1919DR(ダイキン工業(株
)社製)を−Iアスプレー圧2〜3kq/c++fでス
プレー塗布した。 90’Cr60分間乾燥した後、更に380℃で60分
間焼付して試験片と()、神々のテストに供1ノだ。実
施例1の場合の保温湯度は150て〕、比較例1の場合
の保温温度は30℃である。結果を第1表に示J。 [実施例2及び3.比較例21 190x190x2.3鰭の鉄板(83材)の表面をト
リクロールエチレンで脱脂し、#60ブラスト材でプラ
スト処理した。この鉄板にセラミック溶射剤に40(昭
和電工社製、材質アルミナ−チタニア、粒径5〜25
tt )を溶射し、膜厚40〜60μの溶用層を形成し
た。これを320℃に保った電気炉中に10分間放置し
た後、外に取りだして所定の温度に達するまで自然に冷
IJ1 t。 た。表面温度計で温度を確認した後、下塗り液E K
19190 Bをエアスプレー圧2〜3ka/cfでス
プレー塗布した。90℃で60分間乾燥した後室温に戻
し、更にF E P系上塗り液N1)−’2(ダイキン
工業(株)社製、四フッ化エチレンー六フッ化プロピレ
ン共重合樹脂液)をエアスプレー圧0.4〜1.4ka
/cdでスプレー塗布した。・90℃で60分間乾燥1
ノだ後、380℃で60分間焼付して試験片とし、種々
のテストに供した。 なお、実施例2及び3の場合の保温温度はイれぞれ3C
)0℃及び150℃、比較例2の場合の保温温度は30
℃である。結果を第1表に示す。 [実施例4.比較例3] 実施例3と同様にして下塗り]−ト層を作成し、90℃
で60分間乾燥1ノた後、200℃に保った電気炉中に
10分間放置した後、外に取り出して所定の=aに達す
るまで自然に冷゛却1ノ゛た。表面温麻t1で溝庶をF
1f認した後、十塗り液ND−,2をTデスプレーFF
0.4〜1.4に1/cy#でスプレー塗布した。、!
’)n’cで60分間乾燥した後、380℃で60分間
焼付して試験(1とした。実施例4の場合の保温温度は
150°C1比較例3の場合の保湖瀧度は30(Eであ
る1、結果を第1表に示J1゜[実施例5] 実施例4と同様にして下塗り及び−に塗りコーティング
を実MLノだ。]−(tり液をスプレ−塗布(〕た後、
90°0て10分間乾燥し、次いで380℃で60分間
焼付1ノで試験片とした。結果を第1表に示づ。 [実施例6.比較例4] 190x190x2.3+nmの鉄板(S S 44
)の表面をトリクロールエチレンで脱脂し、#60プラ
ス1〜材でプラス1〜処即1ノだ。この♀ス板を200
て〕に保った電気炉中に10分分間(直した後、外に取
り出l)で所定の調度(実施例6の場合100℃。 比較例4の揚台30℃)に達するまで自然に冷却した。 表面謁度旧で潟麿を確認1ノt−後、下塗り液85(’
)−31/1.(デコボンネ1製)をTアスプレー圧3
〜4kq/c#でスプレー塗布し、80℃で60分間乾
燥lノた。更にまた、200℃に保った電気炉中に10
分間り文間1ノだ後、外に取り出して所定の濯麿(実施
例6の場合100℃、比較例4の場合30℃)に)ヱJ
−るまで自然に冷却し、再度下塗り液850−314を
11jil目と同様に塗布乾燥1ノだ。次いで260℃
で60分間焼付した。この下塗りコーティングした鉄板
に室揚でト塗り液851−221 (デュボンネ]製)
をTアスプレー圧2.5〜3.5に9/cdでスプレー
塗布した後、80℃で60分間乾燥し、引続き390℃
で10分間焼付tノで試験片とした。結果を第1表に示
す。 毘亀抜犬夏、JfLffi某 」」L 同−条1′1で鉄板の表面に]−トされたものの膜厚を
電磁式膜厚計で測定1ノ、これを膜厚と()た。 K11人 触針式の表面粗さtlでRa11t4を求めた。 工Uリラーム上− 第7図へに小すようイT凹部a 〈寸法200mynX
200關X 8 mm >を有するモールドbの十B[
1四部a内に第7図Bに示t にうな試験片C(寸法1
90mmX 190mmX 2 、3nnn>を入れ、
その十からゴ/、シー1− dをの1した。このゴムシ
ートd lt第7図Cに示FjJ:うに下板0 (刈払
160mmx16(’)mmX3.2mTn)lにL板
f (−4法160+nmX 160+nmX 6.3
myn)が梢にすされ、かつこの小板f1−の中央部に
小板9 〈寸法90m++nX90wnnX6.3+n
+n)が積層されてなるもので、1配下板0の中央部に
(,1第7図りに示したように空気溜り孔h(yl法5
mynX 5wnX 3 、2+nyn)が形成されて
いるものである。 次いで、上記ゴムシー1へ(1を押圧し、その下板eの
空気溜り孔()内の空気を試験片Cに移行させるJ、う
に(ッ、空気がこの空気溜り孔りから消失するか占かを
評価(〕た。 p1′価M型 ◎:完全に空気消失 Ol:空気は消失Jるが四角い跡が残る×:空気は残留
覆る I朋− 1nnn間隔の切り傷を縦横に各11本づつ入れた面に
十分セロファンテープを密着さ1!た後急速ニ引ぎ41
1シた。この操作を10回繰り返した。 O:全く剥1illlぜず ×:1ブロツク以十が剥離 第1表 第1表の結’l! J、 IQ実施例1〜6の試験ハは
1−ア抜はテスト及び11盤目7ストにも]・護れた効
甲を発揮Jることが知兇される。特に、実施例1で゛は
LtヰAの保温効宋が確認されると几に、表面樹脂層が
3〜5 ltの薄層でt)−l−分空気扱(」効宋があ
ることが分る。また、実施例5では樹脂塗膜の乾燥時間
を短ll1IηることにJ:す、1祠の保湿状態で樹脂
をコーティング覆ることの効甲が助長されることが分る
。 4、図面のli?i 111な説明 第1図乃〒第6図(よてれぞれ本発明モールドの一実施
例を示″+1一部省略断面図、第7 i@I A〜[)
はそれぞれ空気拡散テスI〜に用いた部材を示し、八〜
Cはイれぞれ斜視図、[)はCの部材の断面図である。 1・・・モールド本体、2・・・合成樹脂層。
ンベアベルト、チューブ可撓管、ソリッドゴルフボール
、光泡ゴム、発泡プラスチック等の成形にりT適に採用
することができるゴム又はプラスチック成型品の製造方
法及びそれに用いるモールドを提供することを目的とす
る。 即ち、本発明は上記[1的を達成するため、ゴム又はプ
ラスチック成形材料をモールド内に供給し、ゴム又はプ
ラスチック成型品を製造する場合に、モールドとして、
モールド本体のキャビティ表面を50〜450℃の表面
湯度に保持した状態で合成樹脂液を塗布して1qられた
合成樹脂層を4−トビティ表面に形成してイ【るモール
ドを使用し、前記ゴム又はプラスチック成形材料をこの
モールドのキャビティに供給1)で成型品を”jJA
3tiするようにしたものである、。 本発明によれば、モールド本体表面にモールド本体のキ
ャビティ表面温度を一定範囲に保持した状態で合成樹脂
液を塗布することににつて得られた合成樹脂層を形成1
ノたことにより、この合成樹脂層が微細凹凸を有し、か
つ空気保持能を有し、従ってスピユーのない微細な凹凸
面を有するゴム又はプラスチック成型品が確実に得られ
るーt】のである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 ′W用
!ILIL 本発明に係るモールドは、モールド本体のキヤ= 6
− ビティ面を50〜450℃の範囲の所定溝+eI lS
保保温ノた状r+!iで合成樹脂液(合成樹脂分散液又
は溶液)をこの■4−ルド本体キセビフイ而に塗布する
ことにJ:す、モールド本体↑ヤビテイ面に合成樹脂層
を形成Jるものであり、かかる合成樹脂層は合成樹脂の
種類、キャビテイ面の表面i晶面等を適宜選定づること
ににす、所望の通気+11をもった微細凹凸に形成し1
q1これにより所望のビロード状或いはシボ冊の成型品
を1りることができる。 即ち、第1図乃〒第6図は本発明の実施に用いるモール
ドの例を示すもので、金属により形成され、ゴム又はプ
ラスチック成形月利の接触するモールド本体10表面(
キャビテイ面)に合成樹脂層2を形成したものである。 なお、図中1aはモールド本体の上型、1bはモールド
本体の下型で、このモールド本体の上型1aとモールド
本体の下型11)との間にキャビティが形成されており
、このキャビティにゴム又はプラスチック成形月利3が
充填されるものである。なお、4はモールド本体1と合
成樹脂層2との間に形成された中間層で= 7
− ある。この場合、モールド本体1の表面は第1図乃至第
5図に示したように平坦であって−bよく、第6図に示
1ノたまうに凹凸部であってもにい。 ここで、モールド本体キャビテイ面に形成1Tる合成樹
脂層と()ては、ポリテトラフルオロエチレン、テトラ
フルAロエチレン/パーフルAロアルキルビニルエーテ
ル共重合体、テトラフルAロエチレン/ヘキ1ノーフル
AロプロピレンJt ffi合イ本、7トラフルオロ工
チレン/エチレン共車合体、ポリクロロトリフル1ロ■
ヂレン等のフッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイ
ミド樹脂、ポリΔキシベンゾ■−ト樹脂、ポリ:[−デ
ルザルホン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリJ−デルT−チ
ルケトン樹脂、ボリフIニレン1)−ルファイド樹脂、
ポリアクリレート樹脂、ポリエヂレンフタレー[・樹脂
、ポリブチレンフタレート樹Iff″4、ポリエブ−レ
ンーブヂレンフタレート樹脂、ポリ=1:シリ1ノン樹
脂、ポリアリルエーテル樹脂、アリレンイソプロピリデ
ン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
などの1秤又は211以上の混合物、更にこれらの樹脂
にカーボン、グラファイト、各秤セラミック、各秤金属
等の粉粒物並びに繊雛状物、その仙の無1幾充填剤やセ
ルロース及びでの誘導体、ポリアクリロニトリル等の重
合物、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の綜合物などの
粉粒物並びにIj: Ill状物、その他の有機充填剤
を加えたものが使用できるが、これらの中では特にフッ
素樹脂が好適に用いられる。 前記合成樹脂層としてフッ素樹脂層を形成した場合、フ
ッ素樹脂液、特にテフロンコーテイング液は熱的又は力
学的刺激に極めて敏感で容易に凝集塊を作るものであり
、テフロンコーテイング液がスプレーガンから放出され
、モールドキャビテイ面に付着する瞬間にも同様の減少
が起きると考えられ、モールドを保温した状態でテフロ
ンコーテイング液をスプレーすることによる熱的刺激と
かスプ1ノー1)だテフロンコーテイング液が瞬間□的
に気化することに伴う力学的刺激ににリモールドキャビ
ティ面に無数のテフ[1ン凝集塊が付着生成する。この
場合、これらテフロン凝集間の付着状況15Lモールド
を保温しないとぎと明確な相)tがあり、この相)ηは
最終焼付T稈の後も1f J’jj 8 h:ている。 このように1ノで形成されたテフロンコーティング層に
は焼ト1後にも適当量の空気層が存在覆るため空気排除
能力が優れているものである。 なお、合成樹脂液(分散液又は溶液)の溶媒としては、
水、イソプロピルアルコール、メチルエチルケ1〜ン、
メチルイソブヂルケトン、lit Mエチル、トリクロ
ルエヂレン、キシレン、I〜ルエンが好適に用いられる
。 モールドの保湿の好適な温度範囲は商品設計上必要なビ
ロード状或いはシボ肌の程度、合成樹脂溶液組成、合成
樹脂の種類及び粒径等ににり決められるが、上)ホした
ように一般にはモールドキャビテイ面を50〜450℃
、特に80〜350℃の範囲に保持することが好ましい
。 また、モールドを保温した状態で合成樹脂液をコーティ
ングづる場合の保温の仕方としては特別な工夫を必要と
せず、所定の温度に達しているモールドにそのまま合成
樹脂液を塗布するだけで十介イ丁効11が得られる。な
お、塗装11を行っている際にモールドの温度を一定に
保つ」;うにすることにJ、す、一層管即された好適な
微■1凹凸が得られる。 モールド本1木の−1−17ビテイ而に合成樹脂液を塗
布する方法とlノCは特に制限はイ〒く、エアスプレー
法、Tアレススプ1ノー法、静電噴霧法等のいずれの方
法をも採用ηることができる。 合成1か1脂′X1−ディング膜1t7も必ずし−(−
)制限されないが、1゛回塗りのj組合に【よ!″)〜
30μであり、小ね塗りをJれば10071 PIIj
麻が可11閤消る12通常は5=100μ、特に5〜5
0 t、tとすることが好ましい。 また、合成樹脂液を]−ティングした後の乾燥、焼付条
件はその合成樹脂に応じた適宜な条件で行なわれる1゜ なお、本発明においてモールドキレビティ面に合成樹脂
層を形成する場合、キャピテr面の状態(,1必ずし−
し制限はなく、平滑キレ1フ1面に合成樹脂層を形成す
る。にうにしてもよいが、キャビテイ面をプラス1〜処
即、Tツチング処即するなどしてキャビテイ面を微細凹
凸面に形成し、この微細凹凸面に対(〕て合成樹脂層を
形成することが好ま1、 <、これにJ:?て十分な空
気排除能力が得られる。更に、本発明合成樹脂層はキャ
ビテイ面全面に形成してもよく、↑ヤビティ面の一部に
部分的に形成してもよい。 また、モールドキ17ビテイ而に第3図に示したように
溶!)1層やその他の中間層4を形成し、その十に本発
明合成樹脂層3を形成けることもできる。 更に、本発明合成樹脂層上に粉末塗装法によってフッ素
樹脂層を形成することもできる。 ・なおまた、本発明においては第2図乃至第5図に示し
たように七−ルドに合成樹脂層に連通ずる空気孔を9設
することができ、更に場合によってはこの空気孔に第3
図乃至第5図に示したように通気性膜等を配設すること
ができる。 即ち、本発明によれば、ト述したようにモールド本体1
に通気14+を有する合成樹脂層2を形成することによ
り、このモールド内にゴム又はプラスチック成形材料を
供給1ノ、所望の成型品を成形ずる場合、モールド内の
空気が合成樹脂層2に)J11げ、合成樹脂層2空孔に
トラップされるとJ(に、空気はずみやかに全層に拡散
(〕、空気溜りなどが11−じないので、非常に優れた
91観を有し、かつスビコ−のない成型品が行られるも
のである。従って、このJ:うにモールド内の気体が合
成樹脂層2に1〜ラツプされ、全層を拡散し、空気溜り
を生じさせ住いので、モールド内の空気をこの合成樹脂
層2内に確実に保持さ1(ることができ、−に連1)た
にうにM、1)IJの良好な成型品を成形することがで
きると]tに、第1図に示したにうにモールド本体1に
通気孔を形成することを廃することができるものである
1、シか()、第1図のようにモールド本体1に通気孔
を形成しないこともできるが、第2図乃〒第5図に示(
)だように通気孔6を形成tノでもよく、通気孔5を形
成することににり合成樹脂層2にトラップされ1.:空
気を通気孔5を通して外部に排出させることができるの
で、よりスl\−ズにモールド内の空気を排除ηること
かでき、外観のより優れた成型品を11するこ勺ができ
るものである。 前記通気孔5の直径は特に制限されないが、加工J−の
点から1〜2 +nynとすることが好ましい。このJ
:やに通気孔5の直径が比較的大きい場合、成形時の加
圧に対1ノ通気孔間ロ部での合成樹脂N2奪支持するか
補強するための通気性補強層6を通気孔5と合成樹1脂
囮2との間に介在させる(第3゜4図)か、或いは通気
孔5内に通気性補強物7を入れる(第5図)かすること
が射適である。この場合、通気f11層層6と1ノでは
、1金、属又は非金属焼結体く第3図)、貫通孔8を9
1設した金属又は非金属板体く第4図)などが挙げられ
、また通気性補強物7としては石綿等の適宜なll1i
t1(第5図)などが挙げられるが、気体を通過させ1
りるものであればいずれのものでもよく、比較的目の粗
いものであっても差支;Aない。ここで、第2図乃至第
5図に示()たようにモールド本体1に成形材料が接触
するモールド表面から外部に貫通する通気孔5を形成し
たときは、この通気孔5を覆うようにして合成樹脂層2
を形成Jることがスピユーを生じさせない点で好ま【ノ
い。また、第4図に示1ノだように、中間層4を合成樹
脂FI2のF地と1ノで形成りる場合、中間層4は通気
性を右Jる一bのであることが好ましい。 このJ:うに、モールド本体表面に黴1111 <r空
孔を有する合成樹脂層を形成づ°ることにより、モール
ド内の気体を合成樹脂層にトラップし、拡散して保持さ
せることができ、特に合成樹脂層の下側に通気孔を穿設
した場合は合成樹脂層にトラップされl、:気体をすみ
やかに外部に逃散させることができる。(につ−C1か
かるし一ルドには空気溜りなどが生ぜず、また成形材料
ににる目詰りが生じるにうなことらなく、外観の優れた
かつスビコーのない成型品が確実に得られるものである
。 イ「お、本発明にa3 IJる成形方法は、かかるモー
ルドを使用し、そのキャビティに成形材料を供給(〕、
成成形月利び成形すべぎ成型品に応じた適宜な成形条件
で成形を行なうものであり、本発明にJ:ればタイAノ
、防振ゴ11、ゴムク[l−ラー、コンベアベルト、デ
ー1−ブ可撓管、ソルツドゴルフボール、発泡ゴム、発
泡プラスチック成型品を良好に成形し得るものである。 片班匁’in’ 本発明のゴム又はプラスチック成形材料よりこれらの成
型品を製造する方法及び該方法に用いるモールドは、モ
ールドキャビテイ面に形成した合成樹脂層が溶!)J被
11’J層と同等の構造を有()、微細凹凸が形成され
ていると共に、好適な空気相を有している。従って、優
れた空気排除能力を保有する・bので、特に合成樹l1
lt層としてフッ素樹脂層が形成されている場合、繰り
返しh11硫によっても空気排除効果が低下することが
ない。 更に、空気排除の目的のための溶射被膜層の下地作りも
省略でき、杼済的な効果も人きいものである。この結果
、スビコーのない微細な凹曲面を有覆るビロード状乃至
シボ肌のゴム又はプラスチック成型品を確実に製造する
ことができるものである。 以下、実施例、比較例を示して本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限゛されるものではな
い。 = 16 − [実施例1.比較例11 190x190x2.3mynの鉄板(88材)の表面
をトリクロールエチレンで脱脂し、#60ブラスト材で
プラスト処理した。この鉄板を200℃に保った電気か
中に10分間放置した後、外に取り出して所定の温度に
達するまで自然に冷却IJた。表面温度系で温度を確認
した後、下塗り液FK1919DR(ダイキン工業(株
)社製)を−Iアスプレー圧2〜3kq/c++fでス
プレー塗布した。 90’Cr60分間乾燥した後、更に380℃で60分
間焼付して試験片と()、神々のテストに供1ノだ。実
施例1の場合の保温湯度は150て〕、比較例1の場合
の保温温度は30℃である。結果を第1表に示J。 [実施例2及び3.比較例21 190x190x2.3鰭の鉄板(83材)の表面をト
リクロールエチレンで脱脂し、#60ブラスト材でプラ
スト処理した。この鉄板にセラミック溶射剤に40(昭
和電工社製、材質アルミナ−チタニア、粒径5〜25
tt )を溶射し、膜厚40〜60μの溶用層を形成し
た。これを320℃に保った電気炉中に10分間放置し
た後、外に取りだして所定の温度に達するまで自然に冷
IJ1 t。 た。表面温度計で温度を確認した後、下塗り液E K
19190 Bをエアスプレー圧2〜3ka/cfでス
プレー塗布した。90℃で60分間乾燥した後室温に戻
し、更にF E P系上塗り液N1)−’2(ダイキン
工業(株)社製、四フッ化エチレンー六フッ化プロピレ
ン共重合樹脂液)をエアスプレー圧0.4〜1.4ka
/cdでスプレー塗布した。・90℃で60分間乾燥1
ノだ後、380℃で60分間焼付して試験片とし、種々
のテストに供した。 なお、実施例2及び3の場合の保温温度はイれぞれ3C
)0℃及び150℃、比較例2の場合の保温温度は30
℃である。結果を第1表に示す。 [実施例4.比較例3] 実施例3と同様にして下塗り]−ト層を作成し、90℃
で60分間乾燥1ノた後、200℃に保った電気炉中に
10分間放置した後、外に取り出して所定の=aに達す
るまで自然に冷゛却1ノ゛た。表面温麻t1で溝庶をF
1f認した後、十塗り液ND−,2をTデスプレーFF
0.4〜1.4に1/cy#でスプレー塗布した。、!
’)n’cで60分間乾燥した後、380℃で60分間
焼付して試験(1とした。実施例4の場合の保温温度は
150°C1比較例3の場合の保湖瀧度は30(Eであ
る1、結果を第1表に示J1゜[実施例5] 実施例4と同様にして下塗り及び−に塗りコーティング
を実MLノだ。]−(tり液をスプレ−塗布(〕た後、
90°0て10分間乾燥し、次いで380℃で60分間
焼付1ノで試験片とした。結果を第1表に示づ。 [実施例6.比較例4] 190x190x2.3+nmの鉄板(S S 44
)の表面をトリクロールエチレンで脱脂し、#60プラ
ス1〜材でプラス1〜処即1ノだ。この♀ス板を200
て〕に保った電気炉中に10分分間(直した後、外に取
り出l)で所定の調度(実施例6の場合100℃。 比較例4の揚台30℃)に達するまで自然に冷却した。 表面謁度旧で潟麿を確認1ノt−後、下塗り液85(’
)−31/1.(デコボンネ1製)をTアスプレー圧3
〜4kq/c#でスプレー塗布し、80℃で60分間乾
燥lノた。更にまた、200℃に保った電気炉中に10
分間り文間1ノだ後、外に取り出して所定の濯麿(実施
例6の場合100℃、比較例4の場合30℃)に)ヱJ
−るまで自然に冷却し、再度下塗り液850−314を
11jil目と同様に塗布乾燥1ノだ。次いで260℃
で60分間焼付した。この下塗りコーティングした鉄板
に室揚でト塗り液851−221 (デュボンネ]製)
をTアスプレー圧2.5〜3.5に9/cdでスプレー
塗布した後、80℃で60分間乾燥し、引続き390℃
で10分間焼付tノで試験片とした。結果を第1表に示
す。 毘亀抜犬夏、JfLffi某 」」L 同−条1′1で鉄板の表面に]−トされたものの膜厚を
電磁式膜厚計で測定1ノ、これを膜厚と()た。 K11人 触針式の表面粗さtlでRa11t4を求めた。 工Uリラーム上− 第7図へに小すようイT凹部a 〈寸法200mynX
200關X 8 mm >を有するモールドbの十B[
1四部a内に第7図Bに示t にうな試験片C(寸法1
90mmX 190mmX 2 、3nnn>を入れ、
その十からゴ/、シー1− dをの1した。このゴムシ
ートd lt第7図Cに示FjJ:うに下板0 (刈払
160mmx16(’)mmX3.2mTn)lにL板
f (−4法160+nmX 160+nmX 6.3
myn)が梢にすされ、かつこの小板f1−の中央部に
小板9 〈寸法90m++nX90wnnX6.3+n
+n)が積層されてなるもので、1配下板0の中央部に
(,1第7図りに示したように空気溜り孔h(yl法5
mynX 5wnX 3 、2+nyn)が形成されて
いるものである。 次いで、上記ゴムシー1へ(1を押圧し、その下板eの
空気溜り孔()内の空気を試験片Cに移行させるJ、う
に(ッ、空気がこの空気溜り孔りから消失するか占かを
評価(〕た。 p1′価M型 ◎:完全に空気消失 Ol:空気は消失Jるが四角い跡が残る×:空気は残留
覆る I朋− 1nnn間隔の切り傷を縦横に各11本づつ入れた面に
十分セロファンテープを密着さ1!た後急速ニ引ぎ41
1シた。この操作を10回繰り返した。 O:全く剥1illlぜず ×:1ブロツク以十が剥離 第1表 第1表の結’l! J、 IQ実施例1〜6の試験ハは
1−ア抜はテスト及び11盤目7ストにも]・護れた効
甲を発揮Jることが知兇される。特に、実施例1で゛は
LtヰAの保温効宋が確認されると几に、表面樹脂層が
3〜5 ltの薄層でt)−l−分空気扱(」効宋があ
ることが分る。また、実施例5では樹脂塗膜の乾燥時間
を短ll1IηることにJ:す、1祠の保湿状態で樹脂
をコーティング覆ることの効甲が助長されることが分る
。 4、図面のli?i 111な説明 第1図乃〒第6図(よてれぞれ本発明モールドの一実施
例を示″+1一部省略断面図、第7 i@I A〜[)
はそれぞれ空気拡散テスI〜に用いた部材を示し、八〜
Cはイれぞれ斜視図、[)はCの部材の断面図である。 1・・・モールド本体、2・・・合成樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ゴム又はプラスチック成形材料をモールド内に供給
し、ゴム又はプラスチック成型品を製造する方法におい
て、モールドとして、モールド本体のキャビティ表面を
50〜450℃の表面温度に保持した状態で合成樹脂液
を塗布することにより得られた合成樹脂層をキャビティ
表面に形成してなるモールドを使用し、前記ゴム又はプ
ラスチック成形材料をこのモールドのキャビティに供給
して成型品を製造することを特徴とする微細な凹凸を有
するスピューのないゴム又はプラスチック成型品の製造
方法。 2、合成樹脂層がフッ素樹脂により形成されたものであ
る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、モールド本体のキャビティ表面を50〜450℃の
表面温度に保持した状態で合成樹脂液を塗布することに
より得られた合成樹脂層をキャビティ表面に形成してな
ることを特徴とする微細な凹凸を有するスピューのない
ゴム又はプラスチック成型品を製造するためのモールド
。 4、合成樹脂層がフッ素樹脂より形成されたものである
特許請求の範囲第3項記載のモールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17027984A JPS6149811A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17027984A JPS6149811A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6149811A true JPS6149811A (ja) | 1986-03-11 |
Family
ID=15901997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17027984A Pending JPS6149811A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6149811A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002326239A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-12 | Bridgestone Corp | ローラモールド及びその製造方法 |
JP2007092372A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Comany Inc | ローパーティションのパネル連結構造 |
WO2008065946A1 (fr) * | 2006-12-01 | 2008-06-05 | Tanazawa Hakkosha Co., Ltd. | Moule pour moulage de résine, procédé de fabrication de moule pour moulage de résine, et produit moulé à base de résine |
JP4909271B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2012-04-04 | 株式会社棚澤八光社 | 樹脂成形用型 |
JP2015164780A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ加硫用金型 |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP17027984A patent/JPS6149811A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002326239A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-12 | Bridgestone Corp | ローラモールド及びその製造方法 |
JP4909271B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2012-04-04 | 株式会社棚澤八光社 | 樹脂成形用型 |
JP2007092372A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Comany Inc | ローパーティションのパネル連結構造 |
WO2008065946A1 (fr) * | 2006-12-01 | 2008-06-05 | Tanazawa Hakkosha Co., Ltd. | Moule pour moulage de résine, procédé de fabrication de moule pour moulage de résine, et produit moulé à base de résine |
JPWO2008065946A1 (ja) * | 2006-12-01 | 2010-03-04 | 株式会社棚澤八光社 | 樹脂成形用型、樹脂成形用型の製造方法及び樹脂成形品 |
JP4909359B2 (ja) * | 2006-12-01 | 2012-04-04 | 株式会社棚澤八光社 | 樹脂成形用型、樹脂成形用型の製造方法及び樹脂成形品 |
US8794951B2 (en) | 2006-12-01 | 2014-08-05 | Tanazawa Hallosha Co., Ltd. | Mold for resin molding, method for manufacturing mold for resin molding, and resin molded product |
JP2015164780A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ加硫用金型 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4909359B2 (ja) | 樹脂成形用型、樹脂成形用型の製造方法及び樹脂成形品 | |
US9474192B2 (en) | Housing for electronic equipment and manufacturing method thereof | |
CA2328577A1 (en) | A method for producing decorative components having an outer elastomeric layer that is integral with an inner foam layer | |
CA2294699A1 (en) | Method for on-mold coating molded articles with a coating powder as a liquid gel coat replacement | |
JPS6149811A (ja) | ゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド | |
US20070090575A1 (en) | Method of polymerizing colored patterns inside a mode | |
US3937774A (en) | Flow molding means and method | |
KR20160085786A (ko) | 엠보싱 롤러 | |
KR100303688B1 (ko) | 열성형성전도성라미네이트및방법 | |
US20100294912A1 (en) | Ceramic tool having a material applied to the surface | |
US4140461A (en) | Flow molding surface of plastic and conductive particles | |
JP3114026U (ja) | 多孔質性成形型 | |
JP2004154998A (ja) | 成形用金型および成形用金型の製造方法 | |
JPH01176513A (ja) | ポーラス金型 | |
JP7423022B1 (ja) | 浴槽及びその製造方法 | |
US3529049A (en) | Method of making a microporous sheet material having an airpermeable coating | |
JPH0866927A (ja) | 艶消し状の合成樹脂射出成形品及びその製造方法 | |
CN114340264B (zh) | 壳体及其制备方法、电子设备 | |
JPS627463Y2 (ja) | ||
JP3729927B2 (ja) | 真空成形型用樹脂組成物および真空成形型の製造方法 | |
JPS6021847B2 (ja) | 高融点プラスチックス粉体による膜状物品の製造法 | |
JPH05228227A (ja) | ゴルフボール用金型 | |
JP2010055703A (ja) | 断熱スタンパ及びその製造方法 | |
JPS60253515A (ja) | スピユ−のないゴム又はプラスチツク成型品の製造方法及び該方法に用いるモ−ルド | |
JPS62212105A (ja) | 加硫用の金型 |