JPS6149029A - 水中基礎固定装置 - Google Patents
水中基礎固定装置Info
- Publication number
- JPS6149029A JPS6149029A JP59167796A JP16779684A JPS6149029A JP S6149029 A JPS6149029 A JP S6149029A JP 59167796 A JP59167796 A JP 59167796A JP 16779684 A JP16779684 A JP 16779684A JP S6149029 A JPS6149029 A JP S6149029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- anchor member
- pile
- water
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D27/00—Foundations as substructures
- E02D27/32—Foundations for special purposes
- E02D27/50—Anchored foundations
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B17/00—Artificial islands mounted on piles or like supports, e.g. platforms on raisable legs or offshore constructions; Construction methods therefor
- E02B2017/0056—Platforms with supporting legs
- E02B2017/0073—Details of sea bottom engaging footing
- E02B2017/0078—Suction piles, suction cans
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は引抜力を受ける水中基礎の固定装置に関する
ものである。
ものである。
従来、引抜力を受ける水中（海中）基礎としては、抗基
礎と重力式基礎とが知られている。Ｍ者は抗と地盤の摩
擦抵抗を利用したものであり、後者は巨大なコンクリー
トブロックや鋼製構造体の重さにより引抜力に抵抗しよ
うとするものである。
礎と重力式基礎とが知られている。Ｍ者は抗と地盤の摩
擦抵抗を利用したものであり、後者は巨大なコンクリー
トブロックや鋼製構造体の重さにより引抜力に抵抗しよ
うとするものである。
抗基礎は地盤状態にあまり左右されないが、重力式基礎
は固い地盤でないと沈下してしまうので、あまフ多く採
用されていない。
は固い地盤でないと沈下してしまうので、あまフ多く採
用されていない。
第１１図は石油生産等に用いられる固定式ジャケット構
造物の基礎を示すものであって、ジャケット構造物４に
おける鋼管製脚柱５内に主支持杭６が挿通されて水底地
盤２に打設され、かつジャケット構造物の下部周囲に固
定された円筒状の杭固定部材８に、スカート杭９が挿通
されて水底地盤２に打設され、前記脚柱５と主支持杭６
および杭固定部材８とスカート杭９は、それらの間に注
入充填されたグラウト材により結合されている。
造物の基礎を示すものであって、ジャケット構造物４に
おける鋼管製脚柱５内に主支持杭６が挿通されて水底地
盤２に打設され、かつジャケット構造物の下部周囲に固
定された円筒状の杭固定部材８に、スカート杭９が挿通
されて水底地盤２に打設され、前記脚柱５と主支持杭６
および杭固定部材８とスカート杭９は、それらの間に注
入充填されたグラウト材により結合されている。
また第１２図は浮遊式海洋構造物の−っであるテンショ
ンレグプラットホーム（ＴＬＰ）’（ｒ示し、第１３図
はそのＴＬＰにおける基礎を拡大して示すものであって
、周囲に複数の円筒状抗固定部材８を備えている基礎本
体１０の中央部にワイヤストランドやパイプ等からなる
引張膜１１の下端部が連結され、その引張膜１１の上端
部は浮遊構造体１２に連結され、かつ前記固定部材８に
挿通されて水底地盤２に打設された杭３と杭固定部材８
との間にはモルタルからなる結合用グラウト材１４が注
入充填されている。
ンレグプラットホーム（ＴＬＰ）’（ｒ示し、第１３図
はそのＴＬＰにおける基礎を拡大して示すものであって
、周囲に複数の円筒状抗固定部材８を備えている基礎本
体１０の中央部にワイヤストランドやパイプ等からなる
引張膜１１の下端部が連結され、その引張膜１１の上端
部は浮遊構造体１２に連結され、かつ前記固定部材８に
挿通されて水底地盤２に打設された杭３と杭固定部材８
との間にはモルタルからなる結合用グラウト材１４が注
入充填されている。
しかるに、前記ＴＬＰにおいては、台風時の波力や潮流
力により浮遊構造体１２に数１ｏｏｏトンという大きな
浮力が作用し、その浮力が引張膜１１を介して基礎に引
抜力として伝達される。
力により浮遊構造体１２に数１ｏｏｏトンという大きな
浮力が作用し、その浮力が引張膜１１を介して基礎に引
抜力として伝達される。
前記Ｔ Ｌ Ｐにおける浮遊構造物１２の下部は引張膜
１１の初期張力を受けて海中に沈んでおり、その浮遊構
造体１２は、波浪により浮力が減少しても沈下すること
はない。もし浮遊構造体１２が沈下すると、引張膜１１
が弛み、波が通過して再度引張膜１１に引張力が作用し
た時に大きな衝撃力（スラック現象）が発生する。この
ためスラック現象を発生させないように、事前に引張膜
１１により浮遊構造体１２の下部を強制的に沈み込ませ
るのがＴＬＰの特徴である。
１１の初期張力を受けて海中に沈んでおり、その浮遊構
造体１２は、波浪により浮力が減少しても沈下すること
はない。もし浮遊構造体１２が沈下すると、引張膜１１
が弛み、波が通過して再度引張膜１１に引張力が作用し
た時に大きな衝撃力（スラック現象）が発生する。この
ためスラック現象を発生させないように、事前に引張膜
１１により浮遊構造体１２の下部を強制的に沈み込ませ
るのがＴＬＰの特徴である。
このため１つの基礎に対し常時３０００）ン、暴風時７
０００）ン程度の引抜力が作用し、しかも波により周期
が変動するので、引張膜や他の構成部材が疲労により劣
化していく。
０００）ン程度の引抜力が作用し、しかも波により周期
が変動するので、引張膜や他の構成部材が疲労により劣
化していく。
杭基礎を採用する場合も例外ではなく、周期荷重によシ
杭周辺の地盤が劣化して、耐力が減少したシ杭の抜けが
発生することがある。静隠時に地盤耐力は回復すると云
われているが、杭の抜けは回復しない。杭の抜けを防止
するために、極端に大径（２〜３ｍ）で長い杭を使用す
ることが考えられるが、この場合は、大規模な施工設備
を必要とすると共に工費が著しく高くなり経済的でない
。
杭周辺の地盤が劣化して、耐力が減少したシ杭の抜けが
発生することがある。静隠時に地盤耐力は回復すると云
われているが、杭の抜けは回復しない。杭の抜けを防止
するために、極端に大径（２〜３ｍ）で長い杭を使用す
ることが考えられるが、この場合は、大規模な施工設備
を必要とすると共に工費が著しく高くなり経済的でない
。
この発明は前述の問題を有利に解決できる水中基礎固定
装置を提供することを目的とするものであって、この発
明の要旨とするところは、下部が開放されている箱状の
アンカー部材１を水底地盤２に設置し、かつそのアンカ
ー部材１に杭６を固定し、荒海象時等の非常時にアンカ
ー部材１の水を排出し、そのアンカー部材の上面に作用
する水圧によって、アンカー部材１と杭６とを水底地盤
２に押込むことを特徴とする水中基礎固定装置にある。
装置を提供することを目的とするものであって、この発
明の要旨とするところは、下部が開放されている箱状の
アンカー部材１を水底地盤２に設置し、かつそのアンカ
ー部材１に杭６を固定し、荒海象時等の非常時にアンカ
ー部材１の水を排出し、そのアンカー部材の上面に作用
する水圧によって、アンカー部材１と杭６とを水底地盤
２に押込むことを特徴とする水中基礎固定装置にある。
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第１図および第２図はこの発明を実施する場合に用いる
水中基礎固定装置を示すものであって、円形環状の鋼製
上端板１５の外周縁および内周縁に、円形の鋼製外筒１
６および鋼製内筒１７の上端部が水密状態で固着されて
、下部開放箱状のアンカー部材１が構成され、このよう
に構成された複数のアンカー部材１は６角形、４角形ま
たはその他の多角形の隅部に位置するように配置され、
各アンカー部材１の側部が鋼製連結材１８に連結されて
基礎構造体１９が構成され、かつ浮遊構造体１２と前記
連結部材１８とはワイヤストランド等からなる引張膜１
１を介して連結され、前記浮遊構造体１２に搭載固定さ
れた吸引用ポンプ２゜の吸引口とアンカー部材１の上部
に設けられた排出口とは、開閉バルブ（図示を省略した
）および吸引用ホース２１を介して接続されている。
水中基礎固定装置を示すものであって、円形環状の鋼製
上端板１５の外周縁および内周縁に、円形の鋼製外筒１
６および鋼製内筒１７の上端部が水密状態で固着されて
、下部開放箱状のアンカー部材１が構成され、このよう
に構成された複数のアンカー部材１は６角形、４角形ま
たはその他の多角形の隅部に位置するように配置され、
各アンカー部材１の側部が鋼製連結材１８に連結されて
基礎構造体１９が構成され、かつ浮遊構造体１２と前記
連結部材１８とはワイヤストランド等からなる引張膜１
１を介して連結され、前記浮遊構造体１２に搭載固定さ
れた吸引用ポンプ２゜の吸引口とアンカー部材１の上部
に設けられた排出口とは、開閉バルブ（図示を省略した
）および吸引用ホース２１を介して接続されている。
なお前記ポンプ２ｏは常時運転されることになく、設置
時、暴風時、抜は上がった杭を押し込んで回復させる場
合にのみ運転される。
時、暴風時、抜は上がった杭を押し込んで回復させる場
合にのみ運転される。
前記水中基礎固定装置を使用して、水中基礎を施工する
場合は、１ず第６図に示すように基礎構造体１９をワイ
ヤロープ２２により吊下げてアンカー部材１を水底地盤
２の透水層２６に設置したのち、前記ポンプ２０により
アンカー部材１内の水を吸引排出する。このようにする
と、第４図に示すように、アンカー部材１の上面に作用
する水圧によりアンカー部材１が水底地盤２の透水層２
６に押込まれていく。この時点で基礎構造体１９の水平
度に狂いがある時は、各アンカー部材内から吸引量を変
えて沈下量を調整することにより基礎構造体１９の水平
度を修正する。なおアンカー部材１が透水層２６に押込
まれていくとき、アンカー部材内にかなりのスピードで
水が侵入してくるので、大きなポンプ能力を必要とする
。アンカー部材１の下端が不透水層２４に到達すると、
アンカー部材１内に水が殆んど侵入しなくなるので、こ
の状態で前記ポンプ２０ｅ作動させると、アンカー部材
１内が減圧されるので、アンカー部材１はその」二面に
作用する水圧により強力に押込まれる。
場合は、１ず第６図に示すように基礎構造体１９をワイ
ヤロープ２２により吊下げてアンカー部材１を水底地盤
２の透水層２６に設置したのち、前記ポンプ２０により
アンカー部材１内の水を吸引排出する。このようにする
と、第４図に示すように、アンカー部材１の上面に作用
する水圧によりアンカー部材１が水底地盤２の透水層２
６に押込まれていく。この時点で基礎構造体１９の水平
度に狂いがある時は、各アンカー部材内から吸引量を変
えて沈下量を調整することにより基礎構造体１９の水平
度を修正する。なおアンカー部材１が透水層２６に押込
まれていくとき、アンカー部材内にかなりのスピードで
水が侵入してくるので、大きなポンプ能力を必要とする
。アンカー部材１の下端が不透水層２４に到達すると、
アンカー部材１内に水が殆んど侵入しなくなるので、こ
の状態で前記ポンプ２０ｅ作動させると、アンカー部材
１内が減圧されるので、アンカー部材１はその」二面に
作用する水圧により強力に押込まれる。
第５図に示すようにアンカー部材１が不透水層２４に押
込まれたのち、第６図に示すように、環状のアンカー部
材２の中央部に杭６を貫通して、ハンマー等により水底
地盤２に打設したのち、第７図に示すように、モルタル
等のグラウト材１４を、グラウトホース２５を経て杭６
とアンカー部材１との間に注入充填し、そのグラウト材
１４によりアンカー部材１と杭３とを固定し、次に第２
図および第８図に示すように、前記浮遊構造体１２から
その下方に繰り出されたワイヤストランドからなる引張
脚１１を基礎構造体１９における連結部材１８に連結す
る。
込まれたのち、第６図に示すように、環状のアンカー部
材２の中央部に杭６を貫通して、ハンマー等により水底
地盤２に打設したのち、第７図に示すように、モルタル
等のグラウト材１４を、グラウトホース２５を経て杭６
とアンカー部材１との間に注入充填し、そのグラウト材
１４によりアンカー部材１と杭３とを固定し、次に第２
図および第８図に示すように、前記浮遊構造体１２から
その下方に繰り出されたワイヤストランドからなる引張
脚１１を基礎構造体１９における連結部材１８に連結す
る。
第９図は、海洋構造物の耐用年数（約６０年）の間に常
時荷重によるクリープと周期荷重による地盤耐力劣化の
ために、水中基礎が初期位置（点線）から若干抜は上が
った状態を示し、第１０図はアンカー部材１内に吸引力
を作用させて、水中基礎を初期位置に回復した状態を示
している。
時荷重によるクリープと周期荷重による地盤耐力劣化の
ために、水中基礎が初期位置（点線）から若干抜は上が
った状態を示し、第１０図はアンカー部材１内に吸引力
を作用させて、水中基礎を初期位置に回復した状態を示
している。
この発明の長所の一つは、基礎の設置が容易である点に
ある。通常のＴＬＰの海底基礎構造は中敷１０ｍに及ぶ
が、これを海底地盤に水平に置くことは容易でない。
ある。通常のＴＬＰの海底基礎構造は中敷１０ｍに及ぶ
が、これを海底地盤に水平に置くことは容易でない。
次に具体的数値をもってこの発明の利点を示す。
水深６００ｍの比較的浅い海域で、杭の直径を１５２４
＋＝＋ｎ、アンカー部材の直径’ｅ４００ Ｑｗｎに設
定すると、アンカー部材内の水を吸引排出するこ、とに
より、３２２２）ンのアンカー部材押込力を期待するこ
とができる。杭根入れ長さを６０口、杭と土との摩擦力
０．８ ｋｇ／ｃｒｎとすれば、杭の摩擦抵抗は２２９
８ ）ンとなり、これはアンカー部材の押込力よシも小
さいので、アンカー部材の押込力により杭を容易に押込
むことができる。
＋＝＋ｎ、アンカー部材の直径’ｅ４００ Ｑｗｎに設
定すると、アンカー部材内の水を吸引排出するこ、とに
より、３２２２）ンのアンカー部材押込力を期待するこ
とができる。杭根入れ長さを６０口、杭と土との摩擦力
０．８ ｋｇ／ｃｒｎとすれば、杭の摩擦抵抗は２２９
８ ）ンとなり、これはアンカー部材の押込力よシも小
さいので、アンカー部材の押込力により杭を容易に押込
むことができる。
また水深６００ｍで、杭の直径を２０３２ｙ＝ｍ、アン
カー部材の直径’ｔ ４０００ ｍｍに設定した場合は
、アンカー部材の押込力が５５９４）ンに増大するので
、そのアンカー部材の押込力により前記直径の杭を極め
て容易に押込むことができる。
カー部材の直径’ｔ ４０００ ｍｍに設定した場合は
、アンカー部材の押込力が５５９４）ンに増大するので
、そのアンカー部材の押込力により前記直径の杭を極め
て容易に押込むことができる。
前記実施例の場合は、各アンカー部材１円からの吸引量
を変えることにより、基礎構造体の水平度を容易に修正
することができる。またこの発明は、浮遊式海洋構造物
の基礎の他に固定式海洋構造物の基礎にも実施すること
ができる。
を変えることにより、基礎構造体の水平度を容易に修正
することができる。またこの発明は、浮遊式海洋構造物
の基礎の他に固定式海洋構造物の基礎にも実施すること
ができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば下部が開放されている箱状のアンカー
部材１を水底地盤２に設置し、かつそのアンカー部材１
に杭３を固定し、次にアンカー部材１の水を排出し、そ
のアンカー部材の上面に作用する水圧によって、アンカ
ー部材１と杭３とを水底地盤２に押込むので、極めて簡
単な手段によって箱状のアンカー部材１とこれに固定さ
れた杭６とを容易に水底地盤２に押込むことができ、さ
らにアンカー部材１と杭６とを水底地盤２に押込んだの
ちは、常時荷重を杭６によシ支持し、台風等の非常時の
動的引抜力に対してはアンカー部材内に吸引力を作用さ
せて水圧による押込力を加えることにより、杭の引抜抵
抗に水圧によるアンカー部材の引抜抵抗を付加して、前
記非常時の動的引抜力に対し強力に対抗させることがで
き、そのため長期耐力の保持が可能であり、また杭およ
びアンカー部材が抜は上がり、アンカー部材に直接また
は間接的に接続されている引張脚等の繋止部材が弛んだ
場合は、アンカー部材内に吸引力を作用させることによ
り、アンカー部材の上面に作用する水圧を利用して杭お
よびアンカー部材を押戻して回復することができるので
、前記繋止部材の弛みをなくすることができ、そのため
信頼性の高い基礎が得られ、しかも杭およびアンカー部
材が抜は上がった場合、これを押戻して回復することが
できるので、極端に大径で長い杭を使用する必要がなく
、そのため経済的に施工することができる等の効果が得
られる。
部材１を水底地盤２に設置し、かつそのアンカー部材１
に杭３を固定し、次にアンカー部材１の水を排出し、そ
のアンカー部材の上面に作用する水圧によって、アンカ
ー部材１と杭３とを水底地盤２に押込むので、極めて簡
単な手段によって箱状のアンカー部材１とこれに固定さ
れた杭６とを容易に水底地盤２に押込むことができ、さ
らにアンカー部材１と杭６とを水底地盤２に押込んだの
ちは、常時荷重を杭６によシ支持し、台風等の非常時の
動的引抜力に対してはアンカー部材内に吸引力を作用さ
せて水圧による押込力を加えることにより、杭の引抜抵
抗に水圧によるアンカー部材の引抜抵抗を付加して、前
記非常時の動的引抜力に対し強力に対抗させることがで
き、そのため長期耐力の保持が可能であり、また杭およ
びアンカー部材が抜は上がり、アンカー部材に直接また
は間接的に接続されている引張脚等の繋止部材が弛んだ
場合は、アンカー部材内に吸引力を作用させることによ
り、アンカー部材の上面に作用する水圧を利用して杭お
よびアンカー部材を押戻して回復することができるので
、前記繋止部材の弛みをなくすることができ、そのため
信頼性の高い基礎が得られ、しかも杭およびアンカー部
材が抜は上がった場合、これを押戻して回復することが
できるので、極端に大径で長い杭を使用する必要がなく
、そのため経済的に施工することができる等の効果が得
られる。
第１図はこの発明の実施例に係る水中基礎固定装置を示
す概略斜視図、第２図はその一部を拡大して示す一部縦
断斜視図である。第６図ないし第８図は水中基礎施工順
序を示す縦断側面図、第９図は水中基礎が初期位置から
抜は上がった状態を示す縦断側面図、第１０図は水中基
礎を初期位置に回復させた状態を示す縦断側面図である
。第１１図は従来のジャケット構造物の基礎を示す斜視
図、第１２図は従来のＴＬＰＩ示す斜視図、第１３図は
そのＴ Ｌ Ｐ Ｋおける基礎を示す縦断側面図である
。 図において、１は箱状のアンカー部材、２は水底地盤、
６は杭、１１は引張膜、１２は浮遊構造体、１４は結合
用グラウト材、１８は鋼製連結材、１９は基礎構造体、
２０は吸引用ポンプ、２１は吸引用ホース、２２はワイ
ヤロープ、２３は透水層、２４は不透水層である。
す概略斜視図、第２図はその一部を拡大して示す一部縦
断斜視図である。第６図ないし第８図は水中基礎施工順
序を示す縦断側面図、第９図は水中基礎が初期位置から
抜は上がった状態を示す縦断側面図、第１０図は水中基
礎を初期位置に回復させた状態を示す縦断側面図である
。第１１図は従来のジャケット構造物の基礎を示す斜視
図、第１２図は従来のＴＬＰＩ示す斜視図、第１３図は
そのＴ Ｌ Ｐ Ｋおける基礎を示す縦断側面図である
。 図において、１は箱状のアンカー部材、２は水底地盤、
６は杭、１１は引張膜、１２は浮遊構造体、１４は結合
用グラウト材、１８は鋼製連結材、１９は基礎構造体、
２０は吸引用ポンプ、２１は吸引用ホース、２２はワイ
ヤロープ、２３は透水層、２４は不透水層である。
Claims (1)
- 下部が開放されている箱状のアンカー部材１を水底地盤
２に設置し、かつそのアンカー部材１に抗３を固定し、
荒海象時にアンカー部材１の水を排出し、そのアンカー
部材の上面に作用する水圧によつて、アンカー部材１と
杭３とを水底地盤２に押込むことを特徴とする水中基礎
固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167796A JPS6149029A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水中基礎固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167796A JPS6149029A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水中基礎固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149029A true JPS6149029A (ja) | 1986-03-10 |
Family
ID=15856263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59167796A Pending JPS6149029A (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | 水中基礎固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6149029A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100459985B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2004-12-04 | (주)대우건설 | 석션파일 앵커 |
| KR100712190B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-04-27 | 한국해양연구원 | 수압을 이용한 파일관입장치 및 방법 |
| KR100712191B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-04-27 | 한국해양연구원 | 파일앵커와 윈치를 이용한 파일관입장치 및 방법 |
| WO2010068119A1 (en) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Selantic Subsea As | Devices and method for equipment foundation in the sea bed |
| CN102146669A (zh) * | 2010-02-24 | 2011-08-10 | 天津市海王星海上工程技术有限公司 | 可搬迁固定式人工岛筒型基础 |
| WO2014204107A1 (ko) * | 2013-06-18 | 2014-12-24 | 한국해양과학기술원 | 다중석션파일 앵커 및 석션파일을 구비한 평판앵커 |
| JP2015533110A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-11-19 | イベルドロラ インヘニエリア イ コンストルクシオン，エセ．ア．ウ． | 特に風力発電での利用に供される浮体式テンションレグ・プラットフォーム |
| CN105332387A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 国网浙江省电力公司 | 一种大型输电杆塔吸力式桶形基础结构及施工方法 |
| JP2016529426A (ja) * | 2013-08-28 | 2016-09-23 | エムエイチアイ ヴェスタス オフショア ウィンド エー／エス | 洋上風力タービンの基礎を設置する方法及び洋上風力タービンの基礎を設置するのに用いるテンプレート |
| WO2017179992A1 (en) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | Statoil Petroleum As | Subsea foundation |
| JP2018100578A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Ｊｆｅエンジニアリング株式会社 | ジャケット位置調整機構および着床式基礎の構築方法 |
| FR3068676A1 (fr) * | 2017-07-10 | 2019-01-11 | Soletanche Freyssinet | Module pour corps mort pour l'ancrage d'une structure flottante |
| JP2020016073A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 日立造船株式会社 | サクション基礎及びその設置方法 |
| US20200071902A1 (en) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | Exxonmobil Upstream Research Company | Integrated Pile Anchor Reinforcement Systems |
| US10870965B2 (en) | 2018-08-30 | 2020-12-22 | Exxonmobil Upstream Research Company | Mat incorporated pile anchor reinforcement systems |
| WO2021012860A1 (zh) * | 2019-07-19 | 2021-01-28 | 浙江大学 | 一种桩筒复合桁架式海上风机基础及其施工工艺 |
| US11001344B2 (en) | 2016-07-27 | 2021-05-11 | Beong Ho CHO | Mooring apparatus |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP59167796A patent/JPS6149029A/ja active Pending
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100459985B1 (ko) * | 2002-02-15 | 2004-12-04 | (주)대우건설 | 석션파일 앵커 |
| KR100712190B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-04-27 | 한국해양연구원 | 수압을 이용한 파일관입장치 및 방법 |
| KR100712191B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-04-27 | 한국해양연구원 | 파일앵커와 윈치를 이용한 파일관입장치 및 방법 |
| WO2010068119A1 (en) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Selantic Subsea As | Devices and method for equipment foundation in the sea bed |
| GB2478105A (en) * | 2008-12-12 | 2011-08-24 | Selantic Subsea As | Devices and method for equipment foundation in the sea bed |
| CN102146669A (zh) * | 2010-02-24 | 2011-08-10 | 天津市海王星海上工程技术有限公司 | 可搬迁固定式人工岛筒型基础 |
| JP2015533110A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-11-19 | イベルドロラ インヘニエリア イ コンストルクシオン，エセ．ア．ウ． | 特に風力発電での利用に供される浮体式テンションレグ・プラットフォーム |
| US9428876B2 (en) | 2013-06-18 | 2016-08-30 | Korea Institute Of Ocean Science & Technology | Multi-suction-pile anchor and flat plate anchor having suction piles |
| WO2014204107A1 (ko) * | 2013-06-18 | 2014-12-24 | 한국해양과학기술원 | 다중석션파일 앵커 및 석션파일을 구비한 평판앵커 |
| JP2016529426A (ja) * | 2013-08-28 | 2016-09-23 | エムエイチアイ ヴェスタス オフショア ウィンド エー／エス | 洋上風力タービンの基礎を設置する方法及び洋上風力タービンの基礎を設置するのに用いるテンプレート |
| US10100482B2 (en) | 2013-08-28 | 2018-10-16 | Mhi Vestas Offshore Wind A/S | Method of installing an offshore foundation and template for use in installing an offshore foundation |
| CN105332387A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-17 | 国网浙江省电力公司 | 一种大型输电杆塔吸力式桶形基础结构及施工方法 |
| WO2017179992A1 (en) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | Statoil Petroleum As | Subsea foundation |
| US11001344B2 (en) | 2016-07-27 | 2021-05-11 | Beong Ho CHO | Mooring apparatus |
| JP2018100578A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Ｊｆｅエンジニアリング株式会社 | ジャケット位置調整機構および着床式基礎の構築方法 |
| FR3068676A1 (fr) * | 2017-07-10 | 2019-01-11 | Soletanche Freyssinet | Module pour corps mort pour l'ancrage d'une structure flottante |
| WO2019012223A1 (fr) * | 2017-07-10 | 2019-01-17 | Soletanche Freyssinet | Corps mort pour l'ancrage d'une structure flottante |
| JP2020016073A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 日立造船株式会社 | サクション基礎及びその設置方法 |
| US20200071902A1 (en) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | Exxonmobil Upstream Research Company | Integrated Pile Anchor Reinforcement Systems |
| US10865538B2 (en) * | 2018-08-30 | 2020-12-15 | Exxonmobil Upstream Research Company | Integrated pile anchor reinforcement systems |
| US10870965B2 (en) | 2018-08-30 | 2020-12-22 | Exxonmobil Upstream Research Company | Mat incorporated pile anchor reinforcement systems |
| WO2021012860A1 (zh) * | 2019-07-19 | 2021-01-28 | 浙江大学 | 一种桩筒复合桁架式海上风机基础及其施工工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2021012860A1 (zh) | 一种桩筒复合桁架式海上风机基础及其施工工艺 | |
| JPS6149029A (ja) | 水中基礎固定装置 | |
| US4733993A (en) | Subsea foundation element and applications thereof | |
| CN101736744B (zh) | 自平衡下沉大直径管桩及其施工方法 | |
| US20160376762A1 (en) | Construction method for planting hollow columns in a seabed of a marine environment for supporting waterborne structures thereon | |
| WO2010097642A1 (en) | Hydraulic tie rod for construction projects | |
| EP3690145A1 (en) | Double top suction pile and suction pile foundation | |
| JP3789127B1 (ja) | 耐震構造 | |
| CA1243494A (en) | Gravity type oceanic structure and its stable installation | |
| GB2501123A (en) | Submerged foundation with ballast | |
| US3961489A (en) | Method for placing a floating structure on the sea bed | |
| US5938374A (en) | Soft landing structure and method setting the same | |
| JPH06146305A (ja) | 水中基礎およびその据付方法 | |
| KR101630522B1 (ko) | 프리로딩을 위한 석션기초 및 그 시공방법 | |
| US3785158A (en) | Hydraulic engineering installations | |
| US4674919A (en) | Off-shore platform structure | |
| JPH11193648A (ja) | 浮力を利用した免震・沈下対策構造物 | |
| JPH11158886A (ja) | 水中基礎の構築方法 | |
| CN115339581A (zh) | 一种漂浮式钢筋混凝土通用型风电基础 | |
| JP3075179B2 (ja) | 橋脚基礎構造およびその構築方法 | |
| CN113005991A (zh) | 一种高强抗震的水利边坡锚索结构 | |
| US5582491A (en) | System to increase the tension capacity of pipe piles driven into the ocean floor | |
| Bang et al. | Use of suction piles for mooring of mobile offshore bases | |
| CN216948238U (zh) | 一种预应力抗拔桩 | |
| CN105297719A (zh) | 地下空间的建筑桩体施工方法 |