JPS6148430B2 - - Google Patents

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JPS6148430B2
JPS6148430B2 JP8468777A JP8468777A JPS6148430B2 JP S6148430 B2 JPS6148430 B2 JP S6148430B2 JP 8468777 A JP8468777 A JP 8468777A JP 8468777 A JP8468777 A JP 8468777A JP S6148430 B2 JPS6148430 B2 JP S6148430B2
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JP
Japan
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swing
wheel
printing
feed pawl
feed
Prior art date
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Application number
JP8468777A
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English (en)
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JPS5419820A (en
Inventor
Yoshihiro Nishigami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8468777A priority Critical patent/JPS5419820A/ja
Publication of JPS5419820A publication Critical patent/JPS5419820A/ja
Publication of JPS6148430B2 publication Critical patent/JPS6148430B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伝票等に番号を印字する装置に関し、
特にチエツクデジツト付き連続番号の印字器に関
する。
情報処理システムを運用する際、正確で信頼で
きるシステムとするにはインプツトされるデータ
のエラーを極力少なくしなければならない。
コンピユーターで処理される情報量は最近非常
に多くなつてきており、エラーのあるデータが一
旦コンピユーターに入力されるとそのエラーデー
タを発見することは容易でなく、たとえエラーが
発見されたとしても、そのデータを含めてエラー
データに基づいて新たに発生した全てのデータを
修正することは極めて困難である。
したがつて、情報処理システムにおけるエラー
はデータがコンピユーターに入力される前に発見
し修正することが重要である。
一般にエラーの発生は、原始伝要の起票時及び
原始伝要からコンピユーター入力媒体であるパン
チカード、紙テープ等へのデータ変換時に発生
し、いずれも人為的要因が大きい。
したがつて、人為的要因を除いたデータ入力シ
ステムにする必要がある。例えば、原始伝票を複
写伝票形式にすることで将来必要とする伝票をも
1回の起票で作成し、起票回数を減少させること
によつてエラーの発生要因を少なくする。
また、記入項目を体系化したコードで表示する
と共に固定化されたコードは予め機械的に原始伝
票に印刷しておき、人手による記入項目を少なく
してエラーの発生を少なくする。さらにまた、原
始伝票に見出し番号で処理することにより業務の
簡素化ができ、またエラーの波及を防止すること
ができる。
このような原始伝票を用いることによつてある
程度のエラー防止ができるが、さらに前述のコー
ドあるにいは番号に対してチエツクデジツトを付
加することによつて、データの読取、変換、入力
時のエラーを自動的に発見し修正することがで
き、コンピユーター処理システムへのエラーデー
タ混入を防ぐことができる。
本発明は以上述べた点に鑑み、インプツトデー
タのエラー発生を防止するのに有効な新規な手段
を提供し、特にチエツクデジツト付きのコードま
たは番号を予め複写伝票等の原始伝票に印字する
ための新規なチエツクデジツト付き番号印字機器
を提供するものである。
従来の伝票等に連続番号を印字する番号印字器
はチエツクデジツトの桁が一つしかなかつた。そ
のためチエツクデジツトによるエラー発見は完全
なものでなかつた。
本発明の番号印字器は、2つのスイングと2つ
の送り爪とにより、より完全なエラーの発見がで
きるようにチエツクデジツトを1桁は勿論のこと
2桁以上となすことができる特徴を有するもので
あり、任意の欠番号をもつチエツクデジツトを印
字できるという特徴を有するものである。
すなわち、連続番号印字用字輪及びチエツクデ
ジツト印字用字輪を、それぞれ同軸上に回転可能
に軸承し、連続番号印字用字輪を駆動する送り爪
を、第1スイング、あるいはこれと反対側にある
第2スイングに、またチエツクデジツト印字用字
輪を駆動する送り爪を、第1スイング及び第2ス
イングにそれぞれ設け、第1スイングと第2スイ
ングとを、それぞれのカム作用によつて位相をず
らして復動させることにより、連続番号印字用字
輪を、それに付設のラチエツトに、第1のスイン
グの送り爪を係合させて、またチエツクデジツト
印字用字輪を、それらに付設の別個のラチエツト
に、第1スイングの他の送り爪及び第2スイング
の送り爪を各別に係合させて駆動するように構成
することによりチエツクデジツトを1桁又は2桁
以上となすことができるものであつて、番号印字
器としては純機械的なものでありながらエラー防
止効果の高いチエツクデジツトを印字できる印字
器を得ることができるという特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面について説明をす
る。
第1図において10はフレームであつて、番号
印字器を印刷機あるいは丁合機などの伝票製造装
置に組み込み固定するためのマウント用溝11及
び止めねじ12が設けられている。
また、番号印字用の活字字輪及びスイングを回
転可能に軸承するホイールシヤフト(図示せず)
をフレーム10の両端に固定する止めねじ13,
14を有している。
アーム20及び30はともに軸心0―0を中心
にして復動回転するように軸承されている。アー
ム20及び30の先端部分にはそれぞれ外向きに
コロシヤフト22,32に支持されコロ21,3
1を有し、さらに連結ピン(図示せず)を介して
スイング40、スイング50結合してある。
スイング40はアーム20と後述する連結ピン
で結合し、アーム20と同様に軸心0―0を中心
に復動回転するように両端部がホイールルシヤフ
ト(図示せず)に軸承されている。
スイング40の両端部に支えられた送り爪シヤ
フト41には送り爪66と74が軸承されてい
る。送り爪66は連続番号印字用の字輪を駆動
し、また送り爪74はチエツクデジツト印字用の
字輪を駆動するための送り爪である。
軸心0―0を中心にしてスイング40とほぼ反
対側にスイング50が設けてある。スイング50
はアーム30と後述する連結ピンで結合してあ
り、アーム30と同様に軸心0―0を中心に復動
回転するように両端部がホイールシヤフトに軸承
してある。
スイング50の両端部に支えられた送り爪シヤ
フト51には送り爪72が軸承してある。送り爪
72はチエツクデジツト印字用の字輪を駆動する
送り爪である。
前記スイング40及びスイング50の端部の間
にはホイールシヤフトに軸承された字輪60,6
1,62,63,64,65と字輪70,71が
設けられ、前者の字輪60〜65は連続番号印字
用の字輪であり、後者の字輪70,71はチエツ
クデジツト印字用の字輪である。
各々の字輪は円周面に数字活字が設けられ、さ
らに側面に歯車状にラチエツト(図示せず)を有
している。
以上のように本発明の番号印字器は従来の印字
器と異なり、2組のアームとこのアームに連結さ
れ、互いに軸心の反対側に設けた2組のスイング
で構成され、さらに一方のスイングに連続番号用
の送り爪及びチエツクデジツト用送り爪を有し、
他方のスイングにチエツクデジツト用の送り爪を
設けてある。また、両スイングの端部の間に連続
番号印字用の複数個の字輪と2個のチエツクデジ
ツト印字用の字輪が設けてある。
第2図は第1図に示した本発明の番号印字器の
上面図である。
パイプ状のホイールシヤフト80はフレーム1
0の両端に止めねじ13及び14によつて固定さ
れ、ホイールシヤフト80の中を貫通してパイプ
状のアームシヤフト33が回転可能に嵌入され、
さらにアームシヤフト23がフレームシヤフト3
3の中を貫通嵌入している。
アームシヤフト23の中の一方の端部にはアー
ム20が固定され、他方の端部はアームシヤフト
23とアームシヤフト33がホイールシヤフト8
0から抜けないように止め輪を嵌入してある。ま
た、この止め輪のあるアームシヤフト33の端部
にはアーム30がさらに固定されている。
アーム20はフレーム10の端部を貫通する連
結ピン24を介してスイング40と結合し、また
アーム30はフレーム10の他方の端部を貫通す
る連結ピン34を介してスイング50と結合して
いる。
フレーム10の両端部の連結ピン24,34が
貫通する部分は円弧状の穴または欠けを設けてあ
る。
アーム20及び30の先端部に設けられたコロ
21及び31は、それぞれカム25及びカム35
に噛み合せるためのものである。
第2図において、コロ21及びコロ31は、ア
ームシヤフト23及び33にそれぞれ固定された
アーム20及びアーム30の先端部に設けてある
が、スイング40、及びスイング50の端部に設
けてもよい。その場合は、アーム20及び30と
アームシヤフト23及び33とは必要ない。
スイング40に固定された送り爪シヤフト41
には送り爪66と送り爪74とが軸承され、スイ
ング40の復動回転によつて送り爪の爪と字輪の
側面に設けたラチエツトとが噛み合い字輪を一方
向に1ステツプずつ回転させる。
送り爪66は上位桁になるほど短い爪になつて
おり、これは桁上げを行うために構成したもので
ある。スプリング67は送り爪66の爪をラチエ
ツトに押し当てるものである。
送り爪74は2つの爪を有し、長い方の爪がチ
エツクデジツト印字用の10位桁の字輪に設けられ
たラチエツトと噛み合い、短い爪が1位桁のラチ
エツトと噛み合う。スプリング75は送り爪74
の爪をラチエツトに押し当てるものである。
スイング50に固定された送り爪シヤフト51
には2つの爪を有する送り爪72が軸承され、ス
プリング73によつてチエツクデジツト印字用の
字輪に設けられたラチエツトに押し当られてい
る。送り爪72の長い方の爪はチエツクデジツト
の1位のラチエツトと噛み合い、短い爪は10位の
ラチエツトと噛み合う。
送り爪72が噛み合うラチエツトと送り爪74
が噛み合うラチエツトとは互いに異なつている。
連続番号印字用の字輪60〜65にはそれぞれ
同一側面にラチエツトが設けられており、チエツ
クデジツト印字用の字輪70は両側面にラチエツ
トを有し、また字輪71は片側面に2つのラチエ
ツトを有している。
第2図に示す字輪及びラチエツトの構成により
連続番号とチエツクデジツトは全て等間隔でかつ
最小限のスペースにて数字の印字が可能となる。
勿論数字の間隔がより広くても良い場合はラチツ
トの位置を別のところに設けても本発明の主旨を
逸脱するものではない。
本発明の番号印字器はチエツクデジツト印字用
の字輪70と71を、2個の送り爪72と74及
びそれぞれの字輪に設けられた2個ずつのラチエ
ツトを噛み合せて駆動し、また連続番号印字用の
字輪は1個の送り爪66と各々の字輪に設けたラ
チエツトを噛み合せて駆動するものである。
本発明の実施例では全ての字輪が機械的に駆動
される構成となつているが、固定番号を印字する
字輪を印字器に組み込むことは容易であり何等本
発明の目的を逸脱するものではない。
第3図は本発明の番号印字器の各字輪の活字配
列、ラチエツトの形状、及び送り爪との関係を平
面的に示した図である。
従来より連続的に伝票を印字するときは複数個
の番号印字器を用いて印字することが多く、例え
ば2台の印字器を用いて連続番号を印字すると
き、一方の印字器が偶数番号を、他方の印字器が
奇数番号をそれぞれ2番飛びに交互に印字するこ
とにより連続した殿号を印字する。同様に3台の
印字器を用いるときは、各々が3番飛びの番号を
交互に印字することにより連続した番号を印字で
きる。
本発明の実施例では3台の番号印字器を用いて
3番飛びに印字する場合の例を示す。
第3図において、連続番号印字用の1位の字輪
とチエツクデジツト印字用の1位の字輪は、数字
活字の配列を0,3,6,9,2,5,8,1,
4,7,としてあり、10位以上の字輪は0,1,
2,3,4,5,6,7,8,9の配列である。
1位の字輪を第3図に示す配列としたとき、字
輪を1ステツプずつ送ることによつて、例えば00
から始まる番号は00,03,06,09,12,15,18,
21,24,27,30…となり3番飛びの番号が得られ
る。同様に01から始まる番号は01,04,07,10,
13,16,19,22,25,28,31…、02から始まる番
号は02,05,08,11,14,17,20,23,26,29,
32…となり、各々3番飛びの番号が得られるとと
もに3種類の番号を順々に合わせてゆくと一連の
連続番号が得られる。
各々の字輪の側面には第3図に示されるラチエ
ツトを設けてあり、それぞれの送り爪と噛み合つ
て字輪を1ステツプずつ進める。
連続番号印字用の送り爪66は前述したように
上位桁にあるほど爪が短くなつており、普通は1
位の桁の爪とラチエツトだけが噛み合つている。
また、送り爪の爪は字輪の活字位置より1ステ
ツプ先行して位置のラチエツトと噛み合つてい
る。例えば印字活字が9のときは、送り爪の爪は
次に印字する活字のラチエツトと噛み合うことに
よつて1ステツプ進められる。
1位の字輪が1ステツプずつ回転し送り爪がラ
チエツトの深溝の個所と噛み合うと、10位の桁の
爪と10位桁のラチエツトが噛み合い、10位と1位
は共に字輪が1ステツプ進められ桁上げが行われ
る。
さらに10位と1位の爪が共に各々の桁のラチエ
ツトの深溝と噛み合つたときは、100位、10位、
1位の字輪が共に1ステツプ進む。
このように送り爪の爪の長さとラチエツトの深
溝を組合わせて複数桁の字輪の桁上げを行うこと
ができる。
ラチエツトの深溝の位置は1位桁の字輪では7
→0,8→1,9→2に進む3個所に、また10位
桁以上の字輪では9→0に進む1個所に設けてあ
る。この第3図に示したラチエツトによつて3番
飛びの番号が機械的に得られる。
また、第3図に示すように本発明の番号印字器
は2桁のチエツクデジツト用字輪を設けてあり、
10位、1位の各字輪は各々異なつた形状の2個の
ラチエツトを有している。
さらにこの2桁のチエツクデジツト印字用の字
輪を駆動する2個の送り爪72と74を設けてあ
る。
送り爪72はチエツクデジツト用の番号を3番
飛びに進めるものであり、その動作は連続番号の
10位、1位と同様である。
送り爪74はチエツクデジツトの番号が97,98
または99になつたときにそれぞれの桁のラチエツ
トの深溝に噛み合い、10位、1位の字輪を共に1
ステツプ進めて97→00,98→01,または99→02に
送る。
チエツクデジツトの番号が00→89までの間は、
送り爪74の1位より長い10位の爪は10位のラチ
エツトの上面の平坦部分イの高さにあり、また1
位の爪を短いために共にラチエツトと噛み合わず
字輪を押し進めることができない。
チエツクデジツトの番号が90番台になると送り
爪74の10位の爪はラチエツトの深溝に入る。こ
のとき、チエツクデジツト番号の1位桁が0―3
―6,2―5,1―4では、1位の爪は1位のラ
チエツトのロの高さにあり、又10位の爪は10位の
ラチエツトの深溝の中間部ロの高さにあり、共に
字輪を押し進めることができない。つまり、チエ
ツクデジツトの番号が90〜96の間は送り爪74に
よつて字輪を進めることがない。
さらにチエツクデジツトの1位が9,8または
7になると、送り爪74の1位の爪は1位のラチ
エツトに設けられた3個所の深溝ハに入り、同時
に10位の爪は10位のラチエツトの深溝のハの位置
に入り、共に送り爪74によつて2つの字輪を1
ステツプ押し進める。
以上詳細に説明したように、本発明の番号印字
器におけるチエツクデジツト印字用の2つの字輪
は、チエツクデジツトの番号が00〜96の間は送り
爪72によつて駆動され、チエツクデジツト印字
用の字輪が97,98,99になつたときだけ送り爪7
4によつて97→00,98→01,99→02に進める。
第4図は第1図、第2図、第3図に示すた本発
明の番号印字器を駆動するカム溝の形状を示す。
(番号印字器とカムの配置は第7図に示す) 第1図、第2図において説明したアーム20及
びアーム30の先端部に軸承されたコロ21及び
31は、第4図に示す2つのカム25及びカム3
5と噛み合う。
カム25及び35は共に中心0からの半径長さ
が一定でなく偏心している。この偏心したカムに
よつて番号印字器のアーム20及びアーム30は
復動回転する。しかもカム25とカム35とは偏
心位置が異なつているためアーム20とアーム3
0とは位相差を有して復動回転する。
つまり、番号印字器が0を中心に回転する際、
まずカム35の偏心によつてアーム30に結合さ
れたスイング50が復動し、スイング50に軸承
された送り爪72はチエツクデジツト印字用の字
輪を1ステツプ押し進める。
次いでカム25の偏心によアーム20に結合さ
れたスイング40が復動し、スイング40に軸承
された送り爪66は連続番号印字用の字輪を1ス
テツプ押し進める。
また、スイング40に軸承された送り爪74が
チエツクデジツト印字用字輪に設けられたラチエ
ツトの溝と噛み合つていれば、連続番号印字用字
輪と同時に再びチエツクデジツト印字用字輪を1
ステツプ押し進めることになる。
つまり、普段はカム35によつてチエツクデジ
ツト用字輪が進められ、次いでカム25によつて
連結番号用字輪が押し進められることによつて1
回の動作が終了するが、カム35によつて1ステ
ツプ押し進められたチエツクデジツト用字輪の番
号が前述した97,98または99のときは再びカム2
5によつてチエツクデジツト用字輪を1ステツプ
押し進め、00,01または02となる。
このようにして本発明の番号印字器はチエツク
デジツトの数値97,98,99は印字されることな
く、00〜96の番号を繰り返して印字する。
本発明の実施例ではリングカムを用いて強制的
にアームを復動しているが、スイングに戻りバネ
を組込む場合はオープンカムを用いることができ
る。また、番号印字器を回転させないでカムの方
を駆動することにより、静止型またはプランジヤ
ー型の番号印字器を構成できることは明白であ
り、その場合も本発明の主旨を変えるものではな
い。
第5図はチエツクデジツトの10位と1位の構成
を示す断面図である。
フレーム10の両端部間にホイールシヤフト8
0及びポールシヤフト81が固定されている。ホ
イールシヤフト80の外周にはラチエツトを有す
る字輪70,71が回転可能に嵌入され、また内
周にはアームシヤフト33、さらにその内周にア
ームシヤフト23が回転可能に嵌入している。
字輪70,71は外周面にそれぞれ0〜9の10
個の活字が等間隔(36゜)で設けてあり、字輪の
側面には2種類の形状を有するラチエツトを設け
てある。このラチエツトと噛み合つて字輪を1ス
テツプずつ押し進める送り爪72及び送り爪74
を字輪の外周に設けてあり、送り爪は軸心0を中
心にして往復動し、少なくとも36゜以上の角度を
もつて動作する。
番号印字器の耐久性、部品の損耗等を考慮すれ
ば動作角度に余裕をもたせて45゜位にするのが良
い。
ポールシヤフト81には各字輪毎に先端部に凸
起を有するポール82,83が可動に嵌入されて
おり、凸起部は36゜間隔に設けられたラチエツト
の溝と噛み合つている。
ポール82,83はそれぞれフレーム10に埋
込まれたスプリング84,85によつてラチエツ
トに押し当ててある。このようにしてスプリング
によつて支えられたポール82,83はラチエツ
トの溝と噛み合うことにより字輪の停止位置を規
定することができ、送り爪72,74を通して伝
達される不必要な振動等の影響を吸収する。
勿論第5図には示されていないが、連続番号用
の字輪についても各々ポールが設けられている。
10位の送り爪74と1位の送り爪74は一体化
しており、また10位の送り爪72と1位の送り爪
72も一体化している。
第6図はチエツクデジツト印字用の1位桁の字
輪71を番号印字器が1回転する間に2ステツプ
押し進める状態を示す。勿論、この場合10桁字輪
70が9から0に1ステツプ送られることは明白
である。
第6図において、印刷点aの位置で96を印字し
た番号印字器は、軸心0を中心にして1回転する
間に、まずbからdの間では送り爪72によつて
6から9に1ステツプ押し進められ、さらにeか
らgの間で送り爪74によつて9から2に1ステ
ツプ押し進められ、同時に10位の字輪70も9か
ら0に1ステツプ押し進められる。その後インキ
ングローラによつて活字面にインキが供給され再
びaの位置で印字が行われる。
第7図は本発明の番号印字器を伝票印刷機のユ
ニツトの一部に組込んだ状態を示す。
伝票1は図示されていない前段ユニツト、例え
ば印刷ユニツト又は複数枚の伝票用紙を丁合する
丁合ユニツトから送られてくると共に、第7図に
示す番号印字ユニツトにおいて連続して番号を印
字されて後段ユニツト、例えば折りたたみ装置又
は断才装置に送り出される。
番号印字器91,92,93はそれぞれ120゜
の間隔を有してマウント94に固定され、さらに
マウント94はシヤフト95に固定され他のユニ
ツトと同期して回転する。また、各番号印字器は
活字輪96,97,98を回転自在に軸承し、さ
らに活字輪を駆動するアーム104,105,1
06が番号印字器から突出して設けられ、その先
端部のコロがカム25のカム溝内を摺動するよう
に配置してある。
さらにまた、番号印字器の活字輪の回転外周円
に接するようにインキングローラユニツト10
7,108,109が配置され、また伝票と接す
る個所では圧胴100が設けてある。
第7図において、伝票1の進行に伴つて、番号
印字器の字輪の活字によつて所定間隔毎にチエツ
クデジツト付きの番号が印字される。
カムと嵌合したアームの先端部は、シヤフト9
5が回転するのに伴つて復動し字輪を1ステツプ
ずつ歩進する。
第7図において、他方のカム35とアーム10
1,102,103の一部を省略してある。
3台の番号印字器で連続番号を印字する場合
は、それぞれの印字器の字輪を予め1番ずつ異な
るように設定しておけば良い。これは各字輪を個
別に1ステツプずつ指で押し進めることにより簡
単に行える。
第7図において、伝票1が一枚の用紙のときは
インキングローラユニツトによつて、インキを供
給された字輪によつて用紙表面に番号が印字され
る。
また伝票1が複数枚の用紙で構成されていると
きは、下部の用紙にも番号が印字されるようにカ
ーボンインキもしくはノンカーボンインキを予め
塗布した用紙を伝票を構成することにより、表面
の用紙は字輪に供給されたインキにより、また下
部の用紙はカーボンインキまたはノンカーボンイ
ンキによつて番号印字ができる。
以上述べた他の本発明の番号印字器の構成は
種々の変更が行える。
(1) 連続番号の送り爪は2つのスイングのいずれ
かに設けても良い。
(2) チエツクデジツトの送り爪の位相は逆の順序
でも良い。ただし、送り爪74と噛み合うラチ
エツトの形状を変更し、10位桁のラチエツトハ
は必要なく、また1位桁のラチエツト深溝は4
→7,6→9,5→8に送る位置とする。
(3) チエツクデジツトの番号は00から96だけでな
く、01〜97,02〜98,または03〜99にすること
もできる。
(4) さらにまた、00から99のうちの特定の番号を
印字できなくすることは本発明の主旨から容易
に推察できる。
(5) さらに、2桁だけでなく3桁以上の番号につ
いて特定の番号を印字できなくすることは容易
には推察できる。
(6) さらに、10桁の桁を012345,012345あるいは
1234,1234,1234あるいは012,012,012のよ
うに2回以上繰返すように構成すれば、あらゆ
る種類の特定番号をも印字可能であり、また特
定の番号を印字できなくすることもできる。
以上詳細に説明したように、本発明は、連続番
号印字用字輪及びチエツクデジツト印字用字輪
を、それぞれ同軸上に回転可能に軸承し、連続番
号印字用字輪を駆動する送り爪を、第1スイン
グ、あるいはこれと反対側にある第2スイング
に、またチエツクデジツト印字用字輪を駆動する
送り爪を、第1スイング及び第2スイングにそれ
ぞれ設け、第1スイングと第2スイングとを、そ
れぞれのカム作用によつて位相をずらして復動さ
せることにより、連続番号印字用字輪を、それに
付設のラチエツトに、第1スイングの送り爪を係
合させて、またチエツクデジツト印字用字輪を、
それらに付設の別個のラチエツトに、第1スイン
グの送り爪及び第2スイツチの送り爪を各別に係
合させて駆動するように構成するものであるか
ら、次のような特徴を有している。
2桁のチエツクデジツトを有しているためエ
ラーの発見がほぼ完全な連続番号を得られる。
機構が簡単である。2つのスイング機構のみ
で構成できる。
操作が簡単である。
種々の機械に取付け、または組合わせて使用
できる。
チエツクデジツトは連続番号の左右どちらか
にでも設けることができる。
文字の間隔は最小限のスペースで印字でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明印字器の斜面図、第2図は同上
一部切断せる正面図、第3図は字輪とラチエツト
及び送り爪との相対関係を示す説明図、第4図は
カム溝の形状を示す図、第5図はチエツクデジツ
トの10位と1位の構成を示す断面図、第6図は本
発明印字器を印刷機に利用した状態を示す説明
図、第7図は本発明印字器を伝票印刷器のユニツ
トの一部に組込んだ状態を示す図である。 10……フレーム、11……マウント用溝、1
2……止めねじ、13,14……ホイールシヤフ
ト止めねじ、20……スイングアーム、21……
コロ、22……コロシヤフト、23……アームシ
ヤフト、30……スイングアーム、31……コ
ロ、32……コロシヤフト、40……スイング、
41……送り爪シヤフト、50……スイング、5
1……送り爪シヤフト、60〜65……連続番号
字輪、66……連続番号用送り爪、70,71…
…チエツクデジツト字輪、72,74……チエツ
クデジツト送り爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続番号印字用字輪及びチエツクデジツト印
    字用字輪を、それぞれ同軸上に回転可能に軸承
    し、連続番号印字用字輪を駆動する送り爪を、第
    1のスイング、あるいはこれと反対側にある第2
    のスイングに、またチエツクデジツト印字用字輪
    を駆動する送り爪を、第1のスイング及び第2の
    スイングにそれぞれ設け、第1のスイングと第2
    のスイングとを、それぞれのカム作用によつて位
    相をずらして復動させることにより、連続番号印
    字用字輪を、それに付設のラチエツトに、第1の
    スイツチングの送り爪を係合させて駆動し、また
    チエツクデジツト印字用字輪を、それらに付設の
    別個のラチエツトに、第1のスイングの他の送り
    爪及び第2のスイングの送り爪を各別に係合させ
    て、第2の送り爪で所定数まで駆動した後に、残
    りを第1のスイングの他の送り爪で駆動するよう
    に構成したチエツクデジツト付き連続番号印字
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6298022U (ja) * 1985-12-10 1987-06-22
JPS639044A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Pioneer Electronic Corp 光学式情報記録担体
JPS639043A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Pioneer Electronic Corp 光学式情報記録担体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6298022U (ja) * 1985-12-10 1987-06-22
JPS639044A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Pioneer Electronic Corp 光学式情報記録担体
JPS639043A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Pioneer Electronic Corp 光学式情報記録担体

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