JPS6145490B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145490B2
JPS6145490B2 JP11933279A JP11933279A JPS6145490B2 JP S6145490 B2 JPS6145490 B2 JP S6145490B2 JP 11933279 A JP11933279 A JP 11933279A JP 11933279 A JP11933279 A JP 11933279A JP S6145490 B2 JPS6145490 B2 JP S6145490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
air
heating
grain
rice grain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11933279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5644050A (en
Inventor
Yoshiharu Satake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP11933279A priority Critical patent/JPS5644050A/ja
Publication of JPS5644050A publication Critical patent/JPS5644050A/ja
Publication of JPS6145490B2 publication Critical patent/JPS6145490B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冬場や寒冷地などの寒冷雰囲気中に
おいて効率よく精米作業を行うことができる加温
加湿精米方法及びその装置に関する。
従来の技術 冬場や寒冷地などの寒冷雰囲気中において玄米
はその表面硬度が高く、精米中の温度上昇を考慮
しても温暖雰囲気中での精米と比較すると、精米
に長時間を要し、効率が悪いという欠点がある。
また、玄米を搗精するに際し、予め玄米に加
温、加湿を施すものが、特公昭48−5911号公報、
特公昭53−5220号公報及び特公昭53−9977号公報
等としてそれぞれ知られているが、これらのもの
は、玄米の含有水分が玄米の粒面部分も中心部分
も14.8%ないし15.5%の範囲で均一となるよう
に、調整室内の温湿度の状態を一定に維持して玄
米を調整室内のサイロに長時間放置するものであ
り、その結果玄米の粒面部分も中心部分も均一に
温度が上昇し、短時間で玄米粒面に均一に温湿風
を与えて該玄米の中心部分の硬度を下げることな
く該玄米の粒面部分の硬度を下げるように玄米を
加温することはできなかつた。
発明が解決すべき問題点 本発明は、前記の欠点を排除し、冬場や寒冷地
などの寒冷雰囲気中においても、長時間を要する
ことなく、短時間で玄米粒面に均一に温湿風を与
えて玄米粒面の硬度を下げることが可能で、その
後直ちに連続して精米を行つて効率良く精米作業
を行うことができる加温加湿精米方法及びその装
置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の加温加湿
精米方法は、玄米を下降しつつ分散させながら粒
面に温湿風を作用して加温すると共に該玄米粒面
の硬度を短時間下げ、その後直ちに精米すること
を特徴とする構成を有するものであり、本発明の
加温加湿精米装置は、空気加温装置と空気加湿装
置とを設けた空気供給装置を米粒加温加湿装置の
米粒通路に開口し、前記米粒加温加湿装置の米粒
排出口を精米機の米粒供給部7に連絡し、該米粒
加温加湿装置には上部に供給口、下部に排出口を
設けた容器内に、下端を開放すると共に上端を接
合させた板体よりなる流床を複数列、複数段にわ
たり交互に上下に齟齬して配置し、前記流床の一
段置きのものの下端開放部を前記空気供給装置に
連絡すると共に残りの流床の下端開放部を空気排
出部に連絡したことを特徴とする構成を有するも
のである。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説
明すると、図において、8は精米機であつて、上
部の米粒供給部7と、多孔壁除糠精白筒1に通風
孔2のある摩擦精白転子3を回転自在に内装して
形成した精白室4と、多孔壁除糠精白筒1の外周
を排風機5の吸風路6に連通して精白室4を吸引
し精白転子3の通風孔2から噴出する風によつて
除糠を行なう通風装置とからなる。
9は米粒加温加湿装置であつて、下端を開放し
て開放部10を設けると共に上端を接合させて接
合部11とした板体よりなる流床12を複数列、
複数段にわたり上部に供給口13、下部に排出口
14を設けた容器15内に交互に上下に齟齬して
配設し、一段置きの各流床12の下端開放部を供
給室17を介して送風機21を有する空気供給装
置16に連通すると共に残りの各流床12の下端
開放部を空気排出部18の排出室19を介して連
絡し、前記排出口14を精米機8の米粒供給部7
に連絡してある。24は空気排出部18と排出室
19との間に設けた排出通路である。
空気供給装置16には電熱ヒータ等の空気加温
装置20と蒸気発生装置等の空気加湿装置22と
が設けられており、米粒加温加湿装置9の流床1
2間の米粒通路に開口している。
したがつて、上記供給口13より米粒加温加湿
装置9に供給された玄米は、該米粒加温加湿装置
9内を下降する際、複数の流床12の上端接合部
11によつて分離され、その粒面が短時間で均一
に空気加温装置20で加温されると共に空気加湿
装置22で加温されて硬度を下げ、一段置きの複
数の流床12の下端開放部10より供給される加
温加湿空気によつて撹拌加温加湿され、排出口1
4より精米機8に排出される。
一段置きの複数の流床12の開放部10より供
給され、玄米粒面を加温加湿し終えた空気は、残
りの各流床12の下端開放部10を経由して空気
排出部18から外部に排出される。
米粒加温加湿装置9によつて加温加湿され、排
出口14より排出された玄米は直ちに精米機8の
上部の米粒供給部7に供給され、精白室4内にお
いて摩擦精白転子3の回転によつて摩擦精白転子
3及び各玄米どうしによつて摩擦される。
その際発生する糠は、多孔壁除糠精白筒1を通
つて吸風路6より排風機5によつて排出され、玄
米の精白が行なわれる。
供給口13より米粒加温加湿装置9に供給され
る米粒は玄米であつて、空気供給装置16より供
給される温湿風により、25℃〜45℃の米温とされ
る。
なお、精米機は前記の実施例のように摩擦式に
限られることなく、砥石を精白転子に用いた研削
式のものや覆胴内に柔軟体で被覆した筒体よりな
る転子を設けた研米機を用いてもよい。また、摩
擦式精米機としては加水摩擦式精米機も使用で
き、米粒加温加湿装置はスクリーン型のものやバ
ツフル型のものを用いてもよく、また送風と排風
を交互に行う交互通風型のものも使用できる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明の加温加湿精米方
法は、玄米を下降しつつ分散させながらその粒面
に温湿風を作用して加温すると共に該玄米粒面の
硬度を短時間で下げ、その後直ちに精米すること
により、寒冷地や冬場などの寒冷雰囲気中におい
ても、長時間を要することなく短時間で玄米粒面
に均一に温湿風を与えて玄米粒面の硬度を下げる
ことができ、その後直ちに連続して精米を行い加
温加湿により玄米粒面が軟質化しているために作
用が容易に進行し、精米効率を上昇させることが
でき、本発明の加温加湿精米装置は空気加温装置
と空気加湿装置とを設けた空気供給装置を米粒加
温加湿装置の米粒通路に開口し、前記米粒加温加
湿装置の米粒排出口を精米機の米粒供給部に連絡
し、該米粒加温加湿装置には上部に供給口、下部
に排出口を設けた容器内に、下端を開放すると共
に上端を接合させた板体よりなる流床を複数列、
複数段にわたり交互に上下に齟齬して配置し、前
記流体の一段置きのものの下端開放部を前記空気
供給装置に連絡すると共に残りの流床の下端開放
部を空気排出部に連絡したことにより、前記方法
の実施ができることによつて前記効果を奏すると
ともに装置全体が簡単となり、玄米の加温加湿と
精米とが連続的にできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例の一部破断正面図であ
る。 1…多孔壁除糠精白筒、2…通風孔、3…摩擦
精白転子、4…精白室、5…排風機、6…吸風
路、7…精米機の米粒供給部、8…精米機、9…
米粒加温加湿装置、10…開放部、11…接合
部、12…流床、13…供給口、14…排出口、
15…容器、16…空気供給装置、17…供給
室、18…空気排出部、19…排出室、20…空
気加温装置、21…送風機、22…空気加湿装
置、24…排出通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 玄米を下降しつつ分散させながらその粒面に
    温湿風を作用して加温すると共に該玄米粒面の硬
    度を短時間で下げ、その後直ちに精米することを
    特徴とする加温加湿精米方法。 2 空気加温装置と空気加湿装置とを設けた空気
    供給装置を米粒加温加湿装置の米粒通路に開口
    し、前記米粒加温加湿装置の米粒排出口を精米機
    の米粒供給部に連絡し、該米粒加温加湿装置には
    上部に供給口、下部に排出口を設けた容器内に、
    下端を開放すると共に上端を接合させた板体より
    なる流体を複数列、複数段にわたり交互に上下に
    齟齬して配置し、前記流床の一段置きのものの下
    端開放部を前記空気供給装置に連絡すると共に残
    りの流床の下端開放部を空気排出部に連絡したこ
    とを特徴とする精米装置。
JP11933279A 1979-09-19 1979-09-19 Warming humidifying rice cleaning method and its device Granted JPS5644050A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11933279A JPS5644050A (en) 1979-09-19 1979-09-19 Warming humidifying rice cleaning method and its device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11933279A JPS5644050A (en) 1979-09-19 1979-09-19 Warming humidifying rice cleaning method and its device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644050A JPS5644050A (en) 1981-04-23
JPS6145490B2 true JPS6145490B2 (ja) 1986-10-08

Family

ID=14758850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11933279A Granted JPS5644050A (en) 1979-09-19 1979-09-19 Warming humidifying rice cleaning method and its device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5644050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375230A (ja) * 1986-09-13 1988-04-05 池口工業株式会社 上積み用ブロツク
JPH01156288U (ja) * 1988-04-18 1989-10-26

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58104640A (ja) * 1981-12-15 1983-06-22 株式会社 サタケ 調質精穀装置
JPS59196748A (ja) * 1983-04-20 1984-11-08 株式会社 サタケ 脱芽精米装置
JPS6032721A (ja) * 1983-07-29 1985-02-19 Idemitsu Kosan Co Ltd プソイドキユメンまたはデユレンの製造法
JP6205334B2 (ja) * 2014-10-14 2017-09-27 ツインバード工業株式会社 精米器
JP6270686B2 (ja) * 2014-10-14 2018-01-31 ツインバード工業株式会社 精米器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375230A (ja) * 1986-09-13 1988-04-05 池口工業株式会社 上積み用ブロツク
JPH01156288U (ja) * 1988-04-18 1989-10-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5644050A (en) 1981-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6145490B2 (ja)
JPS625014B2 (ja)
JPS6227850B2 (ja)
JPS6017499B2 (ja) 精白米調質方法
JPS58104640A (ja) 調質精穀装置
CN210892448U (zh) 种子烘干机
JPS6017682A (ja) 穀粒調質装置の自動制御装置
CN212645266U (zh) 一种柑皮软化、陈化和干燥一体机
CN209310449U (zh) 一种橙皮苷加工原料烘干装置
JPH0541947A (ja) 製茶用焙煎装置及び焙煎方法
CN207169954U (zh) 一种流化床气流粉碎***
CN208091136U (zh) 热风干燥箱
JPH0335977B2 (ja)
JPH06327986A (ja) 玄米加温加湿方法
JPS6078647A (ja) 米粒の連続加湿精米装置
JPS5995324A (ja) 空調装置
CN111765752A (zh) 一种柑皮软化、陈化和干燥一体机及其工艺方法
JPS6139100B2 (ja)
JPH0338898B2 (ja)
KR840002120B1 (ko) 초광택미 제조장치
JPH01242154A (ja) 白米加湿装置
JPS60179149A (ja) 連続精米装置
JPH1075654A (ja) 籾の調質方法およびその装置
JPH0217949A (ja) 酒造用原料米の調質精米の方法及び装置
JPS6238249A (ja) 加温装置を設けた米粒調質装置