JPS6144820Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144820Y2
JPS6144820Y2 JP1981124719U JP12471981U JPS6144820Y2 JP S6144820 Y2 JPS6144820 Y2 JP S6144820Y2 JP 1981124719 U JP1981124719 U JP 1981124719U JP 12471981 U JP12471981 U JP 12471981U JP S6144820 Y2 JPS6144820 Y2 JP S6144820Y2
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JP
Japan
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polystyrene foam
foam board
heat
adhesive
surface material
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Expired
Application number
JP1981124719U
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English (en)
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JPS5831129U (ja
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は透光性、断熱パネルに関するものであ
る。従来、太陽光線を有効に利用して保健衛生や
生物の育成を促進するために、温室、窓、障子等
にガラス板、合成樹脂板及びフイルム等が用いら
れている。しかしながら、これらのパネルは日照
時の透光性に優れているが、夜間の外気温の低下
にしたがつて放熱がはげしく、せつかく蓄熱した
熱を短時間で放出してしまうばかりか、その表面
に結露が生ずるなどの問題があり、最近では採光
だけでなく、夜間の保温に関心が寄せられてい
る。 現在、透光性と断熱性に優れた材質として例え
ば、実開昭55−144034、実開昭56−5634ではアク
リル系発泡体にガラス繊維の織物や繊維補強熱硬
化性樹脂を積層した積層体が公知であるが、これ
らはアクリル系発泡体を使用しているので透光率
がせいぜい10%台で低いこと、アクリル発泡板は
高発泡が難かしく気泡が不均一であること、熱伝
導率は0.08Kcal/m・hr・℃であり断熱性が低い
こと、および高価である欠点がある。然るに、本
考案者は透光性と断熱性のある発泡樹脂を探究し
た所、特定の構造を有するポリスチレン系発泡板
が、その目的を達成することを知見した。しかし
ながらポリスチレン系発泡板をパネルとしてその
まま使用すると光線中の紫外線により表面の劣化
現象を起すために、耐光性を付与した透明なポリ
アクリル系フイルムで表面を被覆することによ
り、長時間の使用に耐え得る光線透過性にすぐれ
た(約20〜45%)しかも断熱性および接着状態が
良好で安価な透光性、断熱パネルを提供すること
を本考案は目的とするものである。 即ち、紫外線吸収剤入りポリアクリル系フイル
ム1とスチレン系樹脂に対して熱接着性を有する
合成樹脂系層3を接着剤2を介して積層し成形し
た厚さ200μ以下の表面材5と、平均セルサイズ
0.8乃至10mmのポリスチレン系発泡板4とが熱接
着してなる透光性、断熱パネルに係わるものであ
り、表面材5はポリスチレン系発泡体4の片面ま
たは両面に熱接着されたものである。 次に図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案の透光性、断熱パネルの1例を
示す断面図である。 本考案で使用する基材としてのポリスチレン系
発泡板4は、透光性と断熱性の優れたものであ
り、そのために発泡板中のセルサイズが特定され
たものでなければならず、平均セルサイズ0.8乃
至10mm、好ましくは1乃至6mmを有するポリスチ
レン系発泡板で光線透過率20%以上(障子の光線
透過率25〜40%)で総括熱伝導率λは0.05Kcal/
mhr℃以下の断熱性を有することが必要であり、
また発泡率は5〜30倍であり、発泡板中のセルは
ほぼ均一に分布していなければならない。ここに
平均セルサイズとは気泡径の寸法を板のよこ方
向、たて方向および板の厚み方向で測定した気泡
径の平均値である。気泡径にバラツキがある場合
には厚み方向の各気泡の平均セルサイズの平均値
で表わす。 本考案において使用するポリスチレン系発泡体
の平均セルサイズを0.8乃至10mmの範囲に選定し
た理由は、本考案のパネルの光線透過率を20%以
上、即ち障子の光線透過率(25ないし40%)とほ
ぼ同程度以上にするためである。平均セルサイズ
が0.8mm以下、例えば0.6mmの場合には光線透過率
は低下して約15%となり好ましくなく、一方平均
セルサイズが10mm以上の場合は表面平滑性が低く
なり機械的強度が低下する。 発泡板の厚さは本考案のパネルを保温、透光板
として使用する場合、実用に耐え得る機械的特性
例えば熱収縮率、圧縮強度、曲げ強さ、釘打加工
性(割れ、穴ゆるみ)を考慮して、平均セルサイ
ズにより変動するが、例えば3〜60mm、好ましく
は5〜25mm、更に好ましくは10mm程度が望まし
い。 次に本考案で使用する紫外線吸収剤入りポリア
クリル系フイルム1は紫外線吸収剤として例えば
UV吸収剤等をポリアクリル系フイルムに含有さ
せたものであり、ポリアクリル系フイルム自体を
耐光性にすると共に、ポリスチレン発泡板4の光
劣化を防止する作用をする。 ポリアクリル系フイルムとしては、例えば、ア
クリル酸アルキルエステル、メタアクリル酸アル
キルエステル、又は必要に応じて前記単量体と共
重合可能なエチレン系単量体から重合されたも
の、又は前記の重合体を種々ブレンドした組成物
等、透明性の良いものならいかなるものでも使用
できる。又フイルムの厚さは100μ以下の薄層で
ある。 本考案で使用するスチレン系樹脂に対して熱接
着性を有する合成樹脂系層3は厚さ100μ以下の
透明なものであつて、例えばポリスチレン系フイ
ルム、エチレン−酢酸ビニル樹脂系フイルム等、
又はスチレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニール系
樹脂等をポリアクリル系フイルム1にコーテイン
グしたものを使用するが、耐熱性、ポリスチレン
系発泡板との熱接着適性よりポリスチレン系フイ
ルムを使用するのがなお良い。 表面材5は100μ以下のポリアクリル系フイル
ム1と100μ以下のスチレン系樹脂に対して熱接
着性を有する合成樹脂系層3を接着剤2で接着し
た積層フイルムよりなり、その厚さは200μ以下
である。この厚さに特定することにより、うすい
フイルムのためフイルム加工に用いる通常のドラ
イラミネーター、コーターにより高速接着加工が
可能となり、更に透明性がそこなわれることな
く、耐熱性の良い二液反応型のウレタン系接着剤
を用いることが出来る利点を有する。接着剤2と
しては耐熱性のあるものなら何でも良いがウレタ
ン系接着剤が良い。 接着剤の使用量は少量で十分接着することがで
き、例えばウレタン系接着剤を使用した場合10
g/m2以下で十分であり、透明性の良いしかも安
価な表面材を得ることができる。 本考案の特徴の1つである積層パネルにおいて
ポリアクリル系フイルム1を直接ポリスチレン系
発泡体4と接着しないで、ポリアクリル系フイル
ム1とポリスチレン発泡板4との間に合成樹脂系
層3を介在させた理由は次の如くである。ポリス
チレン系発泡板4は透光性、耐熱性に優れている
にもかかわらず、工業的製造において、表面に約
0.5mm程度の板内扁肉が生ずることはさけられな
いので表面平滑性が悪い欠点がある。かかるポリ
スチレン系発泡板4とポリアクリル系フイルム1
を直接に積層するためには200g/m2以上の量の
接着剤を使用する必要があり、かかる多量の接着
剤を使用すると積層パネルの透明性は悪く、また
接着後直ちに固定しないと接着不良をきたしてフ
クレなどの現象が起る。これに対し本考案におい
ては、表面の平滑なポリアクリル系フイルム1と
スチレン系樹脂に対して熱接着性を有する合成樹
脂層3を少量の接着剤を使用することにより表面
材を形成することができると共に、ポリスチレン
系発泡板と表面材を熱融着すると接着後直ちに固
定されるためにフクレ等の現象が起ることなく、
透明度の高い製品を得ることができる。又、ポリ
スチレン系発泡板4の表面の凹凸に左右されるこ
となく表面材5を良好に熱接着させるためには合
成樹脂層3の厚みは15μ以上が良い。 本考案のパネル6の積層方法は、表面材5とポ
リスチレン系発泡板4とを重ね合わせて、加圧さ
れた170℃の加熱ロールとバツクアツプロールと
の間を線速度8m/分で通し熱接着することによ
り容易に得られる。 次に本考案の効果を列挙すると次の如くであ
る。 1 本考案の積層パネルは芯材としてポリスチレ
ン系発泡板を使用するために安価で、しかも同
一構成のポリアクリル系発泡板と比較して剛性
が低いので積層し易い。 2 ポリスチレン系発泡板の平均セルサイズを特
定値(0.8乃至10mm)に調整することによつて
透光性、断熱性、寸法安定性、および加工性に
優れたパネルが得られる。 3 表面層に紫外線吸収剤入りポリアクリル系フ
イルムを使用することにより、ポリスチレン系
発泡板に耐光性を付与し透明度の良いパネルを
得ることができ、窓、障子、透光性ドア、温室
用等の広範囲の用途がある。なお、平均セルサ
イズ1〜6mmのポリスチレン系発泡板を用いた
パネルは障子の和紙の繊維が現出した様な模様
となり、非常に美感に豊んだものとなり良い。
更に、これに松、竹、キリ目模様の様な部分印
刷したものはなお良い。 次に本考案の実施例の1例及び比較例を示す。 実施例1〜4、および比較例1 熱ラミネーシヨンにより表面材をポリスチレン
系発泡板に積層したパネルを示す。 第1表に示す厚さ10mmのポリスチレン系発泡板
と、UV吸収剤入りポリアクリル系フイルム/ウ
レタン系接着剤/ポリスチレン系樹脂に対して熱
接着性を有する合成樹脂フイルムからなる表面材
を重ね合せて、加圧された170℃の加熱ロールと
バツクアツプロールとの間をラインスピード8
m/分の速度で通して熱接着してパネルを得た。
その結果を第1表に示す。 比較例2〜5 接着剤でUV吸収剤入りポリアクリル系フイル
ムとポリスチレン系発泡板を積層したパネルを示
す。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の透光性、断熱パネルの1例を
示す断面図である。 1……紫外線吸収剤入りポリアクリル系フイル
ム、2……接着剤層、3……スチレン系樹脂に対
して熱接着性を有する合成樹脂系層、4……ポリ
スチレン系発泡板、5……表面材、6……本考案
のパネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 紫外線吸収剤入りポリアクリル系フイルム1
    とスチレン系樹脂に対して熱接着性を有する合
    成樹脂系層3を接着剤2を介して積層した厚さ
    200μ以下の表面材5と、平均セルサイズ0.8乃
    至10mmのポリスチレン系発泡板とが熱接着され
    てなることを特徴とする透光性、断熱パネル。 2 ポリスチレン系発泡板4の片面または両面に
    表面材5を熱接着してなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の透光性、断熱パネル。
JP1981124719U 1981-08-25 1981-08-25 透光性、断熱パネル Granted JPS5831129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981124719U JPS5831129U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 透光性、断熱パネル

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JP1981124719U JPS5831129U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 透光性、断熱パネル

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Publication Number Publication Date
JPS5831129U JPS5831129U (ja) 1983-03-01
JPS6144820Y2 true JPS6144820Y2 (ja) 1986-12-17

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ID=29918579

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JP1981124719U Granted JPS5831129U (ja) 1981-08-25 1981-08-25 透光性、断熱パネル

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181728U (ja) * 1982-05-28 1983-12-03 積水化成品工業株式会社 採光性断熱板
JPS61177245A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 積水化学工業株式会社 積層シ−トの製造方法

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JPS5831129U (ja) 1983-03-01

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