JPS6144731A - グラスフアイバ製造装置に使用する磁気ヨークインダクタ - Google Patents

グラスフアイバ製造装置に使用する磁気ヨークインダクタ

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JPS6144731A
JPS6144731A JP60170999A JP17099985A JPS6144731A JP S6144731 A JPS6144731 A JP S6144731A JP 60170999 A JP60170999 A JP 60170999A JP 17099985 A JP17099985 A JP 17099985A JP S6144731 A JPS6144731 A JP S6144731A
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magnetic yoke
magnetic
centrifuge
guide element
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JP60170999A
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ダニエル デラージユ
ジヤン レブ
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Original Assignee
SAFUIMO SUTERU
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/04Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor
    • C03B37/048Means for attenuating the spun fibres, e.g. blowers for spinner cups
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グラスファイバ製造装置に使用する磁気ヨー
クインダクタに関する。
従来の技術 グラスファイバの製造工程、特に熱分離工程では、基本
的に遠心機をかむ装置を使用することが一般的であり、
遠心機の側壁は、ガスバーナを備えた主加熱装置と補助
的な誘導加熱装置とを含む複合加熱システムによって加
熱される。
上記の主加熱装置は、特に遠心機および補助的加熱装置
の近傍に位置しており、この補助的加熱装置によって供
給される熱の大部分を吸収する重要な金属体を構成して
いるので、補助的加熱装置の効率は低いものとなり、遠
心機の側壁上における効果的な作用領域が減じることと
なる。
発明が解決しようとする問題点 そこで、本発明の目的は、補助的加熱手段の効率を高め
ることにあり、同時に場合によっては、製造装置を変更
せずに且つ製造工程の明らかな妨げとなることなく、効
果的な作用領域を増加することにある。
問題点を解決するための手段 上記の目的および他の目的を達成するために、本発明は
、少なくとも漏れ磁束の一部を装置の遠心機−・と方向
付は且つインダクタに供給される電流の周波数でのエネ
ルギー消散が低い磁性材料からなる誘導磁束ガイド部材
を提供するものであり、この部材は主加熱装置の近傍に
位置している。
本発明の好ましい態様によれば、磁性材料から成る上記
誘導磁束ガイド部材は、その軸が遠心機の回転軸と本質
的に一致する環状部材の形をしており、該環状部材は、
インダクタと主加熱装置との間に位置している。且つ上
記インダクタの内側は、同様に、一般的な環状部材の形
をしている。
実施例 本発明の上記目的、それ以外の目的および特徴を以下の
数種の実施例および添付図面によって更に詳しく説明す
るが、本発明の範囲はそれによって何隻制限されるもの
ではない。
第1図に模式的に示したグラスファイバ製造装置は、慣
用の装置であって、この装置は、耐火性合金鋼で作成さ
れ、ガラスの作用に侵されず、数千rpmの速度で回転
し且つ図示していない方法で液体ガラスを導入する金属
ボウル2を含む遠心機1と、ガスバーナを含む主加熱装
置3と、インダクタが模式的に参照番号4で図示しであ
る補助的誘導加熱装置とを本質的に含んでいる。要素1
〜4は一般に回転軸に関して対称である。
上記遠心機は、底部でややテーパ状となっており、すな
わち下の方へ向かって広がる輪郭を有しており、その下
方側面に広がる側壁5には、液体ガラスを押出する非常
に多数(1mm2中に数十)の微細貫通孔6が備えられ
、側壁5は約1000〜1050℃の温度に加熱される
。このような温度への加熱は、加熱装置3および4の結
合作用によって成され、加熱装置4は遠心機1の側壁の
下部領域に主として作用し、−力士加熱装置3はこの側
壁の上部領域に主として作用する。
補助的加熱インダクタ4は、一般には1〜10Kllz
多くの場合には3〜10KHzの周波数の交流電源によ
ってエネルギーを供給される。このインダクタは、各種
の方法で構成することができる。すなわち、1個の環状
部材の形態であっても良いし、また直列あるいは並列で
電流を供給し且つ1あるいはそれ以上の母線に沿って直
線状に並ぶ複数の環状部材の形態であっても良い。遠心
機の穴のあいた壁面の温度を均一にするという点を考慮
して、要素1.3および4の相対的位置は適宜調整され
るが、グラスファイバを排出することができるように、
遠心機1の穴のあいた壁面の周囲には十分な空間をとっ
ておく。
電気的な面に関しては、インダクタ4は2つの誘導回路
要素と結合している。すなわち一方では、第1の誘導回
路要素をなす遠心機1と結合し、他方では、インダクタ
4の漏れ磁束上に直接位置し、従って実際に補助的な第
2の誘導回路要素を形成している加熱装置3の金属部分
と結合している。
第1の誘導回路のエアギャップ、すなわち第1の誘導回
路要素とインダクタとの間隔は、グラスファイバの流れ
を収容することができるように大きなものでなければな
らないので、インダクタに対する第1の誘導回路要素の
結合は比較的緩やかであり、実際、第2の誘導回路要素
の結合率と対応するものである。
第2図に、上述した装置におけるインダクタ4によって
生じる磁力線を破線で示した。図から明らかなように、
磁力線は広範囲に広がり、加熱装置3の底部に集中する
ので、この底部においてジュール効果によるかなりのエ
ネルギー損失が生じ、遠心機1の穴のあいた壁部5の下
方においても同様にエネルギー損失が生じる。エネルギ
ー消散を測定した結果、上記ジュール効果に由来する損
失が、遠心機の穴のあいた壁面領域における゛有効”エ
ネルギー消散とほぼ同じ大きさであることが明らかとな
った。補助的な加熱手段のエネルギー効率は極めて低く
、約30%を越えないことが判明した。
本発明による装置は、遠心機の穴のあいた壁面によって
構成される第1の誘導回路要素に対するインダクタの熱
効率を改善することによって、このエネルギー効率を増
加し、同時にそれに対応して加熱装置3において生じる
損失を減じることを目的としている。本発明によると、
誘導加熱装置の熱効率のこのような改善は、最大量の誘
導磁束が加熱装置から遠心機1の穴のあいた壁面5の方
向へ逸れるような方法で、インダクタ4および加熱装置
3の近傍に磁性材料から成る要素7(第3図参照)を設
けることによって達成される。もちろん、この要素7は
エネルギーを消散させるものであってはならず、また飽
和を許容するものであってもならず、その結果、その技
術的特徴はインダクタに供給される電流の周波数によっ
て決定されることとなる。
要素7は、遠心機の回転軸に沿って並ぶ環状部材の形を
しており、これら環状部材は連続的なものであっても不
連続的なものであっても良いが、不連続的なものである
場合には、不連続体が互いに規則的に位置することが好
ましい。要素7によって構成される環状部材は、グラス
ファイバの流れを妨げないように、インダクタ4の直径
よりも実質的に小さくない直径を有しており、要素7は
インダクタ4と加熱装置3との実質的な中間点に位置す
るものとする。かかる状態においては、第3図に図示し
たように、インダクタ4と加熱装置3の間における誘導
磁束が要素7に集中することになり、加熱装置3に到達
することなく、はとんど完全に壁面5の方向へ逸れるこ
ととなるので、壁面5は、第2図に図示した場合に比較
して高さにおいて、より大きな領域が誘導磁束を受けら
れることとなり、それによって補助的な加熱手段の効率
が実質的に約50%増加する。かくして、電力が一定の
場合に誘導によって加熱される壁面5の領域が増加し、
その結果該領域の温度が約200℃増加することとなり
、あるいは、インダクタに供給される電気的エネルギー
を減じることができ、または第1図に示した場合と実質
的に同程度の誘導加熱領域を供給することができるよう
に上記インダクタの内径を増加させることができる。
また、電力を一定値に維持したままで加熱装置3の加熱
力を減じることや、インダクタの効率を更に増加するた
めに加熱装置3とインダクタとの距離をやや増加するこ
とも可能である。さらには、電気および主加熱手段の各
々のエネルギー値を一定に保ったままで、穴のあいた遠
心機の壁面の高さを増加することも可能”である。加え
て、上記した複数のことの1つ以上を同時に行うこと、
例えば2つの加熱装置の双方の出力を減じること、或い
は加熱装置3の加熱力を減じると同時にインダクタの内
径を増加するといったことももちろん可能である。
要素7の材料としては、未飽和状態での誘導を受けたと
きのエネルギー消散性が低いものを用いるべきである。
もしも、インダクタ4に供給される電流の周波数が比較
的高い場合、すなわち、約5〜LQKHzか、あるいは
それよりも更に高い場合には、上記材料は焼結磁性酸化
物を主成分とするフェライト型が好ましく、例えばフィ
リップス(philips)社から商標名3C6あるい
は3C8で販売されているものである。また上記の電流
の周波数が約5KHz以下である場合には、要素7は低
周波変圧器の磁気面路を構成するのに使用されているタ
イプの薄い磁性金属シートから作成するのが好ましい。
第4図は、耐火性材料から成る平らな環状部材の形をし
た基板9上に位置するフェライト8を使用する要素7の
具体例を示す図であり、上記材料は、例えばミカナイト
(micanite) 、アスベストラ’4 ) (a
sbestolithe)あるいはラングニオ(6yn
danio)の商標名で知られている材料のように、満
足のいく電気的および熱的絶縁性質と高い機械的強度と
を併せ持っているものである。フェライト8は矩形平行
六面体の形をした単純な棒材であり、市販品を用いるこ
とができる。これらの棒材は、基板9上に放射状に配置
され、適当な接着材もしくはのりで基板9に接着するこ
とができる。好ましくは、棒材は基板9の内周の端部で
相互に係合して配置される。隣接する棒材の間のくさび
形の空間は、そのままでもよいし、あるいは接着材や電
気的絶縁材、もしくは適切な結合材で固めたフェライト
型を充填してもよい。このようなフェライト棒材を用い
る代わりに、要素7自体を環状部材の形に特別に形成す
ることも可能であることが理解できるであろうが、この
方法は、標準棒材を使用する方向よりも高価となり得る
。要素7の冷却は、銅のような高い熱伝導率を有する金
属材料で作成されたプレー)10によって行う。このプ
レート10は、平板な環状部材あるいは環状部材の形を
しており、うず電流の発生を避けるために設けられた放
射状スロットを備えている。プレート10の内径は要素
7上に形成される環状部材の内径と等しく、またその外
径は要素7の外径と等しいかあるいはそれよりも大きい
。必要ならば、プレートlOにフランジ部11を設けて
、要素7の少な(とも縦部分の外周を覆うこともできる
。変形として、フランジ部11は、プレート10と切り
離して要素7の周囲を囲む、銅ホイルのような金属ホイ
ルで置き換えることもできるが、このようなホイルにも
もちろんうず電流の発生を防止するために、その円筒形
表面の1つのN線に沿ってスロットを設けるべきである
。プレー)10および場合によっては7ラング部11あ
るいは上記金属ホイルは、プレートlOおよび場合によ
ってはフランジ部11の上部表面に溶接あるいはハンダ
付けされた、例えば銅管で構成される熱交換装置12を
設けて管中に適切な冷却流体を流すことによって冷却さ
れる。もちろん、上記管中に発生するうず電流を防止す
るという点からは、この管は単なるループ状に構成する
べきでなく、屈曲した二重のU字型にすべきであり、そ
の際屈曲部分の一方の両端は相互に連結し、他の両端は
、流体の入口および出口のコンジットに各々連結する。
遠心機によってもたらされる放射熱から要素7の内周表
面を熱的に防護するには、円筒形の板13を設ければよ
い。板13の外径は本質的に要素7の内径に等しく、そ
の高さは要素7の厚さに等しい。
板13は基板9と同様に絶縁性で且つ耐火性の材料から
作られ、基板9および/または要素7上に接着される。
第5図は第4図の具体例の1弯形例の部分図である。こ
の変形例では、各フェライト15がL字形をしており、
L字の長い方の足は水平に位置し、短い方の足は下に向
いている。これらのフェライトは第4図の具体例にふけ
るフェライト8と同様に結合され、プレート10に類似
した金属プレート16によって覆われる。このプレート
16はフランジ部17を有してもよく、また熱交換用管
18をプレー)16の表面上に溶接してもよい。
第6図に示す具体例は、例えば5 KHz以下の比較的
低い周波数で作動するインダクタと組合わせて用いるの
に適している。第6図に一部を示す環状磁性要素19は
、インダクタによって誘導される磁束の方向、すなわち
放射方向に平行に配置された矩形の薄い金属シートから
なっている。これらの金属シートは、従来の低周波用変
圧器の磁気回路を構成するのに使用されたものと同じタ
イプである。低周波においては、フェライトは誘導磁束
によって容易に飽和し、その結果所望の結果に反してジ
ュール効果に基づく損失を引き起こすが、金属シートは
容易に飽和しない。
これらの薄い金属シートは互いに電気的に絶縁されてお
り、lないし数10枚からなるジードパ、ツク20を形
成している。シートパック20は基板9と類似した支持
プレート21上に連続して配置され、銅のように高い熱
伝導性を有する材料からなるプレート22によって互い
に仕切られている。これらのプレート22は、その大き
な表面が矩形あるいは不等辺四辺形をなしており、楔を
構成している。
そして、プレート22を連続するパック20の間に強制
的に挿入して、パック20が熱的によく接触するように
しである。プレート22は下向きにはパンク20の面で
且つ遠心機の前まで伸びているが、上向きには要素19
によって構成される環状部材の外周面およびパック20
を越えて突出している(例えば、遠心機の前に位置する
パックの面を越えて)。この外周面の側では、例えばは
んだ付けによって、プレート22は熱交換器23に接続
される。熱交換器23は例えば第6図に示すように、金
属プレート24を有している。この金属プレート24は
銅板で構成すると有効であり、円筒形をしていて、その
高さはプレート22の外側の面の高さに等しく、その直
径はプレート24をはんだ付けするプレート22の外側
の面にプレート24が係合するように選択される。
手近な冷媒を通す1本以上の管25がプレート24の外
周面上にはんだ付けされている。うず電流を誘導しない
ように、プレート24と管25を連続して巻かないこと
は言うまでもない。
第7図はインダクタと磁束ガイド要素とを組み合わせた
具体例を示している。磁束ガイド要素は、グラスウール
製造のための最新の装置の場合におけるような困難な環
境(特に、遠心機の付近の温度に関して)の下での工業
的な使用に特に有効である。この具体例において、イン
ダクタ4および要素7あるいは19(フェライト材料あ
るいは薄い金属シートにより構成される)は遠心機1の
軸を中心軸とする環状ケース26内に納められている。
ケース26は同軸関係にある2つの直立した円筒部27
.28を有している。これらの円筒部は、同じ高さを有
し、第4図の具体例の基板9と同じタイプの、高い熱お
よび電気絶縁性を示す耐火材料からなっている。内側円
筒27および外側円筒28は、これらの円筒と同じ材料
からなる薄い環状ディスク29に付着される。ディスク
29の内径は円筒27の内径に等しく、外径は円筒28
の外径に等しい。
インダクタ4および磁性要素7(あるいは19)は、要
素27.28および29から形成される環状ケースの内
側に位置する。インダクタ4は、円筒27の下部におい
て次々と上に置かれてしっかり据えつけられた複数の環
状巻き線を有している。磁性要素7(あるいは19)は
このケースの上部に位置し、支持部30の上に装着され
る。支持部30は例えば円筒27および/または2Bに
固着された環状ディスクからなり、その高さは、上記磁
性要素の上部が円筒27および28の上面の高さになる
ように選択される。ケースの覆いは環状金属(例えば、
銅)ディスク31から構成され、このディスク31はデ
ィスク29と本質的に等しい直径を有し、またうず電流
の発生を防止するための1つのスロットを有している。
ディスク31は、熱をよく伝導するように要素7に接触
して装着される。このディスク31は、゛要素7の外周
面を取り囲み且つディスク31と同じ金属材料からなる
スロット付きの円筒32に結合している。磁性要素が薄
い金属シートから構成されているときには、覆い(ディ
スク)31はプレート22に係合して、第6図に示す熱
消散プレート24の機能をなす。第4図ないし第6図に
示したものと同じタイプの熱交換器33が覆い31およ
び/または円筒32上にはんだ付けされている。
第8図は、インダクタ4の遠心機1に面する側辺外のす
べての回りを取り囲む磁性要素34を簡易概略的に示し
ている。この磁性要素34は誘導電流の周波数に基づい
て、フェライトあるいは薄い金属シートから作られる。
フェライトから作る場合には、この磁性要素34はひと
続きの鋳造物の形に作られるか、あるいは都合よく配列
したフェライトの棒材を用いて作るか、さもなければ、
環状ディスクとフェライトの円筒の形に作られる。この
ような磁性要素は第7図に示すようにケース内に収めら
れると有効的であり、もちろん、上記した冷却システト
のうちの1つと同様のシステムに結合される。
第9図にその概略図を示す具体例は、最大径およそ31
0mmを有し且つ軸36の回りに回転する遠心機35を
含んでいる。遠心機35は、この具体例において電圧8
00■、周波数10KHzの電力が供給されるインダク
タ37に組み合わされる。インダクタ37は銅からなる
1つの内側巻き板38と、これも銅からなる3つの外側
巻き板39とを有している。内側巻き板38は矩形あ断
面を有し、その長い辺が垂直に位置している。外側巻き
板39も矩形の断面を有しているが、内側巻き板38よ
りも小さい。3つの外側巻き板39は垂直に並べられ、
互いにわずかな間隔で離れており、それぞれの断面の長
い辺が垂直に位置している。
3つの外側巻き板39のうち中央の巻き板は本質的に内
側巻き板38の中央部の高さに位置しており、内側巻き
板38の中央部は本質的に遠心機35の下端の高さにあ
る。内側巻き板38の高さくすなわち、断面における長
辺の長さ)は約60mmで、この巻き板38は銅管ある
いは平らな銅の切断物から作られ、その外周面上に管4
1がはんだ付けされてこの管内を冷却液が循環する。3
つの外側巻き板39は巻き板38に電気的に直列に接続
されている。
インダクタ37は、矩形の断面を有する環状ケース40
内に収納される。遠心機35に面するこのケース40の
面は内側巻き板38から構成されているが、他の面は例
えば第7図の具体例のプレート27ないし29に用いら
れたものと同様の絶縁材料からなる板で画定される。
磁性材料、好ましくはフェライトからなる環状部材42
がケース40の上面に設置されている。環状部材42は
、第4図、第5図あるいは第6図を参照して上述した具
体例のうちのどれか1つに基づいて構成される。環状部
材42の内周面は、例えばケース40の絶縁部分を構成
する材料と同様の絶縁材料からなる環状部材43によっ
て熱的に保護される。
この環状部材43は、内側巻き板38によって構成され
る環状要素の内径と本質的に等しい内径を有している。
吹き付は用環状部材44が環状部材42の上に配置され
る。
第9図の具体例の持つ利点の1つは、次の事実に起因し
ている。すなわち、遠心機35に面する内側巻き板38
の壁が絶縁材料ではなく銅からなっていることである。
絶縁材料から作ったとすると、グラスファイバが付着し
て、その結果遠心機とインダクタとの間の通路がふさが
れてしまうかも知れない。これに対して、実際に銅はフ
ァイバが全く付着しない。
遠心機35がより大きいか、あるいはインダクタに供給
する誘導電流の周波数がより低い(例えば3KHz)場
合には、インダクタの外側巻き板の個数は異なるかも知
れないが、内側巻き板38は変化しないであろうことが
理解されよう。インダクタは2つの外側巻き板あるいは
1つの外側巻き板を備えるかも知れないし、また外側巻
き板を全くもたないかも知れない。
第9図を参照して上述したような装置がフェライトの環
状部材42を備えた場合および備えない場合に、インダ
クタに供給される電流に関して装置の試験を行なったと
ころ、次のような結果が得られた。ただし、遠心機は3
10mmの最大径を有し、この結果は、貫通孔のあいた
遠心機の側壁での通常の熱的状態において得られたもの
である。
フェライト環状部材を 備えない場合 ・・・ 20KW 備えた場合 ・・・・ IIKW これは、はぼ50%の利得に相当している。
さらに、主加熱装置、インダクタおよび遠心機の相対的
な配置を最適なものとすることによって、インダクタに
20にWの電力を供給する場合には遠心機の貫通孔のあ
いた側壁の2/3を温度950℃まで加熱することが可
能となる。これに対して、フェライトの環状部材を用い
ない場合には側壁の1/3が加熱されるにすぎない。ま
た、誘導加熱が主加熱手段となった場合には、ガス加熱
は補助的な加熱手段として作用する。
本発明は、上述した具体例に限定されるものではない。
特許請求の範囲に定められた本発明の精神および範囲か
ら逸脱することなく、当業者によって多くの修正および
変更が行なわれ得るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のグラスファイバ製造装置の簡単な概略図
、 第2図は補助的な加熱装置によって発生した磁力線を示
した、第1図と同様の概略図、第3図は本発明によるイ
ンダクタを示す、第2図と同様の概略図、 第4図ないし第6図はそれぞれ本発明によるインダクタ
の種々の具体例の簡略部分図、第7図は本発明によるイ
ンダクタを含む装置の簡略断面図であって、装置内にお
けるインダクタの結合の態様を示す図、 第8図は本発明による磁性要素の変形例の簡略概略図、 第9図は本発明による装置の有効的な具体例を示す簡略
断面図である。 (主な参照正号) 1.35・・遠心機、   2・・金属ボウル、3、・
加熱装置、 4.37・・インダクタ、5・・側壁、 
    6・・貫通孔、7.34・・磁性要素、 8.
15・・フェライト、9・・基板、 1O116,22
,24・・プレート、11.17・・フランジ部、 12.23.33・・熱交換装置、 13・円筒形の板
、18・・熱交換用管、  19・・環状磁性要素、2
0・・シートバック、 21・・支持プレート、25.
41・・管、    26.40・・ケース、27.2
8.32・・円筒、

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遠心機と、主ガス加熱装置と、環状インダクタを
    備えた補助的な誘導加熱装置とを含むグラスファイバ製
    造装置に使用する磁気ヨークインダクタであって、 少なくとも漏れ磁束の一部を前記遠心機へと方向付け、
    インダクタに供給される電流の周波数において低いエネ
    ルギー消散特性を示す磁束ガイド要素を有することを特
    徴とする磁気ヨークインダクタ。
  2. (2)前記磁束ガイド要素が少なくとも前記の主ガス加
    熱装置と補助誘導加熱装置との間に位置し、前記遠心機
    から噴出するグラスファイバが前記磁束ガイド要素によ
    って本質的に妨げられることなく流れることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヨークインダクタ
  3. (3)前記磁束ガイド要素が、前記遠心機に面する側を
    除いた前記インダクタのあらゆる面を取り囲んでいるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヨー
    クインダクタ。
  4. (4)前記磁束ガイド要素が前記遠心機の回転軸を本質
    的に中心軸とし且つ前記インダクタの内径と本質的に等
    しい内径を有する環状部材であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の磁気ヨークインダクタ。
  5. (5)前記磁束ガイド要素が熱交換器に接続されて熱を
    よく伝導するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の磁気ヨークインダクタ。
  6. (6)およそ5KHzより高い周波数の電流が供給され
    、前記磁束ガイド要素がフェライトを主成分とする材料
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の磁気ヨークインダクタ。
  7. (7)およそ5KHzより低い周波数の電流が供給され
    、前記磁束ガイド要素が放射状に配置された薄い金属シ
    ートから構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の磁気ヨークインダクタ。
  8. (8)前記金属シートが組み合わされて金属シートパッ
    クを形成し、該シートパックは楔形の金属プレートによ
    って仕切られ、これによって前記シートパックが熱をよ
    く伝導し、前記金属プレートは熱交換器に接続されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の磁気ヨーク
    インダクタ。
  9. (9)前記磁束ガイド要素が、耐火性で熱的および電気
    的に絶縁性の材料からなるケース内に装着されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヨークイ
    ンダクタ。
  10. (10)前記ケースが前記インダクタをも収納すること
    を特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の磁気ヨーク
    インダクタ。
JP60170999A 1984-08-03 1985-08-02 グラスフアイバ製造装置に使用する磁気ヨークインダクタ Pending JPS6144731A (ja)

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FR2568741A1 (fr) 1986-02-07
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