JPS6143032Y2 - - Google Patents

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JPS6143032Y2
JPS6143032Y2 JP1983148657U JP14865783U JPS6143032Y2 JP S6143032 Y2 JPS6143032 Y2 JP S6143032Y2 JP 1983148657 U JP1983148657 U JP 1983148657U JP 14865783 U JP14865783 U JP 14865783U JP S6143032 Y2 JPS6143032 Y2 JP S6143032Y2
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JP
Japan
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valve
guide holder
ceramic plate
wax thermostat
temperature
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JP1983148657U
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JPS6056877U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開閉作動する弁に連繋せしめたワツ
クスサーモスタツトに、正特性サーミスタを熱伝
導状態に組合わせ、その正特性サーミスタに対す
る通電のオン・オフ制御により、弁の開閉作動を
行なわす熱動弁についての改良に関するものであ
る。
前述の正特性サーミスタを用いる熱動弁は、従
来のものにあつては、第1図に示すように、その
正特性サーミスタを構成するセラミツク板4を、
ワツクスサーモスタツト3を起動さすヒーターと
して該ワツクスサーモスタツト3に熱伝導状態に
組合わせるに際し、セラミツク板4の放熱板とな
る電極板6をワツクスサーモスタツト3の感温度
31の底面に当接するようにしている。このた
め、セラミツク板4が通電により発熱して、その
熱がワツクスサーモスタツト3の感温度31に伝
導していくとき、一たん放熱板となる電極板6に
伝わり、その電極板6からワツクスサーモスタツ
ト3の感温部31に伝導していくことになるの
で、ワツクスサーモスタツト3の起動が遅れ、弁
の開閉作動が鈍い熱動弁を一層鈍いものとする問
題があつた。
そこで、この問題を解決するために、本出題人
は、第2図に示すように、ワツクスサーモスタツ
ト3の電導性の良い金属材からなる感温度31の
底面に正特性のセラミツク板4の一面側を当接せ
しめ、一方の電極板6を前記感温部31に嵌合す
るよう取付け、他方の電極板5を前記セラミツク
板4の他面側とガイドホルダー7の蓋板71との
間に圧接状態に介装するものを開発した。しか
し、前記感温部31に嵌合する側の電極板6は、
熱により、該感温部31との接触が不良となり、
不安定となる問題が生じた。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み
てこれを解決するためになされたもので、簡易な
手段により、電極板と感温部との接触を終始良好
に維持してその電極板を安定的に保持する新たな
手段を提供することを目的とする。
そして本考案においては、この目的を達するた
めの手段として、弁箱に、温度変化により作動す
るワツクスサーモスタツトを、前記弁箱内に形成
せる弁口または弁座を開閉するよう設けられた弁
に対し連繋せしめて組付け、そのワツクスサーモ
スタツトの感温部に、通電により設定した温度に
昇温する正特性のセラミツク板を伝熱的に組合わ
せた熱動弁において、ワツクスサーモスタツトの
感温部を含む外筐を電導性の良い金属材にて形成
し、該外筐を、それの嵌合胴部と、その外筐を支
える絶縁材よりなるガイドホルダーの上部に形成
せる透孔部分との嵌合部位に、一方の電極板の内
端側を圧接状態に介装せしめて、そのガイドホル
ダーの透孔部分に組付け、ワツクスサーモスタツ
トの感温部の底面に正特性のセラミツク板の一面
側を当接し、そのセラミツク板の他面側と前記ガ
イドホルダーの蓋板との間に他方の電極板を圧接
状態に介装して該電極板をセラミツク板の他面側
に接触せしめて構成したことを特徴とする熱動弁
を提供するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお図面符
号は同効の構成部材については従来手段のものと
同一の符号を用いるものとする。
第3図において、Aは熱動弁であり、弁1を内
蔵する弁箱2と、ワツクスサーモスタツト3・正
特性のセラミツク板4・電極板5,6などを内蔵
するガイドホルダー7らにより構成されている。
前記弁箱2は、第3図に示すように、左右の一
側に流入口21と連通する接続筒22が一体に形
成され、他側には吐出口23と連通する接続筒2
4が一体に形成されており、内部には前記流入口
21及び吐出口23と連通する弁室25が形成さ
れている。そして、それの弁室25内には、前記
流入口21と吐出口23とを仕切るように隔壁2
6が設けられ、その隔壁26には上下方向に弁口
27が開設され、その弁口27の上面側の周縁に
弁座28が形成されている。
前記弁1は、同第3図に示すように前記弁座2
8に対し進退して前記弁室25の流入口21と吐
出口23との連通を開閉するよう前記弁箱2に組
付けられており、前記弁座28に対して進退する
弁主体11と、その弁主体11に連結する弁棒1
2とよりなり、その弁主体11はそれの下縁が前
記弁座28に対向するとともに、その下縁がバネ
13によりその弁座28に対し圧接していくよう
付勢され、また弁棒12は前記弁箱2の底壁2a
に設けた嵌合穴29に上下に摺動自在に貫通し、
下端部は前記嵌合穴29から該弁箱2の底面に設
けてある筒状部2b内に突出せしめてある。
前記ワツクスサーモスタツト3は、第3図に示
すように、前記弁1を作動さすよう前記弁箱2内
及びその下方に固定せるガイドホルダー7内に組
付けられている。そして、該ワツクスサーモスタ
ツト3は、それの感温部31に封入したワツクス
が昇温により膨張することで作動部32に押し出
されてくるようになること従来公知のものと同様
であるが、その感温部31の外筐は、アルミ・砲
金・鉄等の電導性の良い金属により形成してあ
る。
8は、前記作動部32の突出端と前記弁棒12
の下端との間に介装する絶縁材である。
前記ガイドホルダー7は、絶縁材たる合成樹脂
材の成形物で、前記ワツクスサーモスタツト3の
外周をそつくり絶縁して被覆するカバー及びそれ
の作動部32の上下動の案内を兼ねている。そし
て、このガイドホルダー7の底面は、蓋板71の
取り外しにより開放する開放部に形成してある。
72は該蓋板71を取付けるネジである。
前記正特性セラミツク板4は、第3図に示すよ
うに、前記ガイドホルダー7の内腔に倣つて嵌合
する形状、例えば円板状をなし(第4図)、その
上面側を前記ワツクスサーモスタツト3の感温部
31の底面に当接し(第5図)、その下面側を前
記ガイドホルダー7の蓋板71との間に圧接状態
で介装する一方の電極板5を接触せしめている。
この電極板5は、例えば、ホーク状をなし(第4
図)かつ彎曲を有するように弾性のある金属板で
形成される場合がある。
他方の電極板6は、第3図に示すように、前記
ワツクスサーモスタツト3の感温部31を含む外
筐30を、それの嵌合胴部34をガイドホルダー
7の上部に形成した透孔部分73に嵌合して組付
けることで、ガイドホルダー7に組付け支持せし
める際に、その外筐30の嵌合胴部34とガイド
ホルダー7の透孔部分73との嵌合部位に該電極
板6の内端側の端部を介装しておいて、その状態
で外筐30の嵌合胴部34を前記透孔部分73に
嵌合して組付けることで、該電極板6が外筐30
の嵌合胴部34の外面に圧接した状態となつて外
筐30に組付けられるようにしてあり、これによ
り、電導性の良い金属よりなる外筐30を介して
セラミツク板4の上面側と通電状態となるように
してある。
該電極板6は、このように外筐30の嵌合胴部
34とガイドホルダー7の透光部分73との嵌合
部位に介装して組付ける操作を容易にするため、
例えば、第4図に示すよう、電極板6の内端側
に、中心部に前記嵌合胴部34と嵌合する穴部6
2を具備せしめた鍔部61を形設し、前記外筐3
0にはそれの嵌合胴部34に穴部62を嵌挿せし
めた前記鍔部61が衝合する段部33を装設して
おくことが有効である。また、この電極板6は、
それの外端側に設ける端子片63が、前述の電極
板5の外端側に設ける端子片の近傍に位置するよ
うにするため、途中を前記ガイドホルダー7の内
壁に沿つて縦横に折曲げることも有効である。
また、前記穴部62の内壁には第4図に示すよ
うに雌ねじ62aを刻設し、前記嵌合胴部34の
外周には雄ねじ34aを刻設し、これらを螺合嵌
着することもある。さらに、第5図に示すよう
に、該胴部34の前記透光部分73から上方に突
出する突出端の雄ねじ34a部分を利用してナツ
ト9を螺合し該ワツクスサーモスタツト3をねじ
止めで組付けるようにしてもよい。
上述の如く構成される実施例装置は次のように
作用する。
第3図の如く組立てられた状態において、弁箱
2に設けた流入口21と吐出口23を水道栓およ
び給水栓に通ずる配管に接続し、また、電極板5
および電極板6の各外端を電源に通ずる電気回路
に接続し、その電気回路に設けたスイツチをオン
にすれば、電極板6から外筐30を経てセラミツ
ク板4に流れさらに電極板5を経て電源側に流れ
る電流により、セラミツク板4に通電されて該セ
ラミツク板4が所定の温度に昇温することで、ワ
ツクスサーモスタツト3が加熱されて弁1を開弁
させ、また、スイツチの作動で電気回路をオフと
すれば、セラミツク板4への通電が遮断されて、
ワツクスサーモスタツト3が温度降下してくるこ
で弁1は開弁するようになる。
そして、このとき、ワツクスサーモスタツト3
の外筐30に接続した側の電極板6は、その接続
部位が、外筐30とそれを保持するガイドホルダ
ー7の透光部分73との嵌合部位に噛み込ますよ
うに介装してあることで、終始確実な接続状態を
保持するようになる。
以上説明したように本考案による熱動弁Aは、
弁箱2に、温度変化により作動するワツクスサー
モスタツト3を、前記弁箱2内に形成せる弁口2
7または弁座28を開閉するよう設けられた弁1
に対し連繋せしめて組付け、そのワツクスサーモ
スタツト3の感温部31に、通電により設定した
温度に昇温する正特性のセラミツク板4を伝熱的
に組合わせた熱動弁において、ワツクスサーモス
タツト3の感温部31を含む外筐30を電導性の
良い金属材にて形成し、該外筐30を、それの嵌
合胴部34と、その外筐30を支える絶縁材より
なるガイドホルダー7の上部に形成せる透孔部分
73との嵌合部位に、一方の電極板6の内端側を
圧接状態に介装せしめて、そのガイドホルダー7
の透孔部分73に組付け、ワツクスサーモスタツ
ト3の感温部31の底面に正特性のセラミツク板
4の一面側を当接し、そのセラミツク板4の他面
側と前記ガイドホルダー7の蓋板71との間に他
方の電極板5を圧接状態に介装して該電極板5を
セラミツク板4の他面側に接触せしめて構成して
あるのだから、ワツクスサーモスタツト3を作動
さすための正特性サーミスタが、裸の正特性のセ
ラミツク板4と、それの別体の二つの電極板5,
6とで構成されることになり、その裸の正特性の
セラミツク板4が電極板6を介することなく直接
ワツクスサーモスタツト3の感温部31の底面に
接触する状態となるので、感温部31に対する熱
伝導の効率が向上する。そして、このようにする
ためセラミツク板4から引き離した前記電極板6
は、それの内端側がワツクスサーモスタツト3の
外筐30の嵌合胴部34とガイドホルダー7の透
孔部分73との嵌合部位に、噛み込まれるように
堅く組付けられて、電導性の良い金属よりなる外
筐30に圧接し、その外筐30を介しセラミツク
板4の上面側に電気的に接続する状態となつて、
外筐30との接触部位が堅い圧接状態となり、し
かも、セラミツク板4から離れて位置するので、
そのセラミツク板4の熱により接触不良を起こす
ことなく接触状態を良好に保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の熱動弁の縦断面図、第
3図は本考案の熱動弁の縦断面図、第4図は同上
の熱動弁の要部の分解斜視図、第5図は同上要部
の組合せた状態の斜視図である。 図面符号の説明、A……熱動弁、1……弁、1
1……弁主体、12……弁棒、13……バネ、2
……弁箱、2a……底壁、2b……筒状部、21
……流入口、22……接続筒、23……吐出口、
24……接続筒、25……弁室、26……隔壁、
27……弁口、28……弁座、29……嵌合穴、
3……ワツクスサーモスタツト、30……外筐、
31……感温部、32……作動部、33……段
部、34……嵌合胴部、34a……雄ねじ、4…
…セラミツク板、5,6……電極板、61……鍔
部、62……穴部、62a……雌ねじ、63……
端子片、7……ガイドホルダー、71……蓋板、
72……ネジ、73……透孔部分、8……絶縁
材、9……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱2に温度変化により作動するワツクスサー
    モスタツト3を、前記弁箱2内に形成せる弁口2
    7または弁座28を開閉するように設けられた弁
    1に対し連繋せしめて組付け、そのワツクスサー
    モスタツト3の感温部31に、通電により設定し
    た温度に昇温する正特性のセラミツク板4を伝熱
    的に組合わせた熱動弁において、ワツクスサーモ
    スタツト3の感温部31を含む外筐30を電導性
    の良い金属材にて形成し、該外筐30を、それの
    嵌合胴部34と、その外筐30を支える絶縁材よ
    りなるガイドホルダー7の上部に形成せる透光部
    分73との嵌合部位に、一方の電極板6の内端側
    を圧接状態に介装せしめて、そのガイドホルダー
    7の透孔部分73に組付け、ワツクスサーモスタ
    ツト3の感温部31の底面に正特性のセラミツク
    板4の一面側を当接し、そのセラミツク板4の他
    面側と前記ガイドホルダー7の蓋板71との間に
    他方の電極板5を圧接状態に介装して該電極板5
    をセラミツク板4の他面側に接触せしめて構成し
    たことを特徴とする熱動弁。
JP14865783U 1983-09-26 1983-09-26 熱動弁 Granted JPS6056877U (ja)

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JPS6056877U JPS6056877U (ja) 1985-04-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749056U (ja) * 1980-09-04 1982-03-19

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