JPS6141388A - 化学パルプの酸化によるリグニン除去方法 - Google Patents

化学パルプの酸化によるリグニン除去方法

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JPS6141388A
JPS6141388A JP16785085A JP16785085A JPS6141388A JP S6141388 A JPS6141388 A JP S6141388A JP 16785085 A JP16785085 A JP 16785085A JP 16785085 A JP16785085 A JP 16785085A JP S6141388 A JPS6141388 A JP S6141388A
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pulp
demethylation
lignin
oxidation
lignin removal
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JP16785085A
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レイモンド・コーリン・フランシス
ダグラス・ウイリアム・リーブ
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    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/1005Pretreatment of the pulp, e.g. degassing the pulp

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は漂白操作中にパルプからリグニンを除去する効
率を改良する方法に関する。
化学パルプは一般に塩素、二酸化塩素および次亜塩素酸
すl−IJウムのような塩素含有漂白剤を使用して漂白
される。このような塩素を主体とする漂白剤を使用する
漂白法から流出する排水は塩素化有機物を含み、生化学
的酸素要求量が大きく、また塩化物を含み、且つ広範な
改変を行わずにはパルプ工場でパルプ化薬剤の回収工程
と統合することができない塩化物を含有するから排水処
理問題が生ずる。
過酸化水素は塩素化有機物も塩化物も生成しないので、
過酸化物漂白段階の排水はパルプ化化学薬剤の回収サイ
クルの中に取り入れて、そこで破壊することができ、従
って生化学的酸素要求量が低められるから、理論的には
過酸化水素は上述の排水問題を減少できる。これらの魅
力的な点があるにも拘らず、過酸化水素はこれまでまれ
にしか使用されなかったのは、主としてそれが歴史的に
高価であったからである。しかし、最近そのコストは低
下してきて、塩素を主体とする漂白剤の代りに、中間漂
白段階で過酸化水素を使用することに関心がもたれてい
る。
しかし、漂白の第一段階でのリグニン除去に過酸化水素
を使用することへの関心はこれまで非常に小さかったが
、それは主として酸素漂白が遥かに経済的であるからで
ある。
過酸化水素をリグニン除去に使用する1つの提案はアル
カリ性過酸化水素でパルプを最初に処理してパルプから
部分的にリグニンを除去し。
次にあまり塩素を使用しない通常のCEDEDシーケン
スの処理を行って高光沢度が得られるまで漂白すること
からなる。この手順は、いわゆる[MINOXJ法であ
る。
さて、今般、クラフトパルプ、ソーダパルプまたは亜硫
酸パルプのような化学パルプの酸化によるリグニン除去
は、パルプを脱メチル化してからリグニン除去を行うこ
とによって、著しく改良できることが意外にも判明した
。このような脱メチル化は既製の化学パルプを化学処理
して行ってもよいし、パルプ化の条件を適当に変えて脱
メチル化パルプを製造するように行ってもよい。
本発明は過酸化水素によるリグニン除去に特に適用され
るが、また同様に、酸素、二酸化塩素および過酢酸を含
む他の酸素含有試薬を使用するリグニン除去法のような
他の方式の酸化によるリグニン除去法にも適用可能であ
る。
リグニンは木材の主要な非炭水化物成分であって、化学
パルプ化前では、原料木材の約1/4を構成し、セルロ
ース繊維の結合剤の役目を果している。著量のリグニン
が化学パルプ化工程中に除去されて、繊維質のパルプが
生成する。
しかし、ある量のリグニンが残留しているので。
漂白操作の目的の1つは、残留するリグニンを漂白用の
化学薬品で分解して可溶化し、さらにアルカリで抽出し
て除去することにより光沢と強度とに関して安定なパル
プを得るにある。
化学的には、リグニンは木材の種類によって変化する複
雑な構造をもっているが、メトキシフェニル基が存在す
ることが特徴である。もしリグニンのメトキシフェニル
基の脱メチル化を行ってフェノール基を生成してから酸
化処理を行えば、酸化による脱リグニンに際して達成で
きるリグニン除去の度合を著しく高めることができるこ
吉を我々は見出したのである。
脱メチル化はメトキシ結合を切断してフェノール基を生
成させる任意の従来の方法で行うことができる。使用で
きる操作には、ルイス酸または他の電子不足化合物例え
ば塩化アルミニウム、三臭化ホウ素またはトリメチルシ
リルヨージドによる処理、あるいはSN2機構によって
メチル基を攻撃して酸素−メチル結合を切断する求核性
化合物による処理例えば有機硫化物、無機硫化物、およ
びチオ硫酸塩、亜硫酸塩、沃化物、臭化物、塩化物イオ
ンおよびリン化物のような非共有電子対を有する他の試
薬による処理が含まれる。そのような脱メチル化はパル
プ生成の後で酸化処理に先立って行うことができるし、
またその代りに、パルプ化操作を適当に手直しして、脱
メチル化リグニンを含むパルプが生成するようにするこ
とによって行うこともできる。針葉樹のリグニンはパル
プ化前に約16チのメトキシルを含有し、一方広葉樹の
対応する値は約24%である。160℃〜170℃で行
われる通常のクラフト法蒸煮操作では、脱メチル化度は
、針葉樹クラフトパルプの場合僅かに約10チである。
脱メチル化度とは(+−m)×100チで定義され、 
こ\にmはパルプ中のリグニンのメトキシル含有量をパ
ルプ化前のリグニンのメトキシル含有量で割った商に等
しく。
メトキシル含有量はTAPP工法T2O9’ 5U−6
9に従って定量される。〔クラフトパルプの場合にはリ
グニン含有量は約0.16%×に(カッパ価)である〕
。脱メチル化度は、針葉樹亜硫酸パルプおよd針葉樹ソ
ーダパルプの場合同じように約10%である。広葉樹パ
ルプについてのデータはほとんどない。広葉樹クラフト
パルプについての我々の結果は、過酸化水素によるリグ
ニン除去を著しく改良するには、60%以上の脱メチル
化度が必要なことを示した。従って1本発明による脱メ
チル化パルプとは30%以上の脱メチル化度のパルプと
して規定される。好適には1本発明の脱メチル化パルプ
は、50%以上の脱メチル化度を有する。
脱メチル化度が達成される程度は、使用する脱メチル化
剤の種類、木材の種類および脱メチル化条件によって決
まる。一般に脱メチル化操作は適当な溶媒中で木材パル
プに脱メチル化剤を加えることからなる。脱メチル化剤
二木材バルブの比は脱メチル化試薬の性質と反応温度と
によって決まる。一般に脱メチル化操作は木材パルプを
精製1例えばパルプを洗浄して残存する脱メチル化剤を
除去することによって完了する。
先行技術では1本発明において実施するパルプの脱メチ
ル化はこれまでどこにも記載されたことはなかったけれ
ども、150℃以上の温度の水溶液中で1般lこは硫黄
を含有する求核性化合物が関係する。抽出精製されたリ
グニンの脱メチル化の記載はある。そのような操作は米
国特許第3.948.801号明細書に記載されている
塩素ガス(ソ連特許第288,544号)およびN−ブ
チルアミン塩酸塩(米国特許第4.250.088号)
もまたリグニンの脱メチル化について報告している。本
明細書に記載するパルプの脱メチル化操作を開発する際
には、炭水化物がパルプ中のリグニンζζ脱メチル化剤
を潜在的に近付き難くしているから炭水化物が脱メチル
化を妨害すること、しかも炭水化物を保存しなければな
らないことを考慮しなければならない。
脱メチル化パルプの酸化によるリグニン除去は、任意の
便宜な酸素含有リグニン除去剤5例えば過酸化水素1分
子状酸素、二酸化塩素および過酢酸を使用して行うこと
かできる。
脱メチル化パルプの酸化によるリグニン除去処理は、リ
グニン除去剤の種類によって決まるこの技術で公知の通
常の条件て行うことかてきる。過酸化水素を使用する酸
化によるリグニン除去は通常約3〜約20%のバルブコ
ンシスチンシー、約10〜約13のpH、約0.5〜約
2時間の時間、約70°〜約100 ’Qの温度で、パ
ルプを基準として約0.1〜約4.0%の過酸化水素の
装入量を使用して行われる。
酸素を使用する酸化によるリグニン除去は通常Fl 3
〜約3o%のパルプコンシスチンシー。
約10〜約16のpH,約10〜約60分の時間。
約80°〜約120℃の温度で、パルプを基準として約
0.2〜約0.3%の消費酸素装入量を使用して行われ
る。
二酸化塩素を使用する酸化によるリグニン除去は、約s
〜約20%のバルブコンシスチンシー、約3〜約4のp
H,約30〜約120分の時間、約60°〜約90°C
の温度で、パルプ当り約0.5〜2,0係の二酸化塩、
素の装入量を使用して行われる。
今日まで?ζ行われた実験では、脱メチル化処理は過酸
化水素を使用する酸化によるリグニン除去を促進するの
に特に有効であることが分った。本発明方法は針葉樹と
広葉樹吉を含めた。
種々の木材に適用できる。
酸化によるリグニン除去の出発点として脱メチル化パル
プを用意することによって、同量の酸化剤を使用すれば
より多量のリグニンを除去でき、同程度のリグニン除去
を行うにはより少量の酸化剤使用すればよい。
本発明を使用して達成できる全体のリクニン除去度は、
脱メチル化しなかったパルプを酸化して達成されるリク
ニン除去度よりもかなり大きいので、後続の漂白工程で
行なわなければならないリグニン除去の必要性は少なく
なる。こうして使用する漂白剤の全体の所要量が減少す
るので、パルプ漂白の全体のコストを低下できる。
以下に、実施例(以下、単に例という)によって不発、
明をさらに説明する。以下の例では図を参照して説明す
るが、第1図〜第11図はいずれもリグニン除去実験を
フランで示したものである。
例  1゜ カッパ価32.5の針葉樹クラフトパルプの試料をメチ
ル化と脱メチル化との両方を行なう処理をした。パルプ
は最初0.64重量%(’TAPPI法T2O9−8U
−69で測定して)の平均メトキシル含有量であった。
メチル化を18gのパルプについて6%のパルプコンシ
スチンシーで、40の蓋を備えた1000−のビーカー
中で行った。ビーカーに機械式の攪拌機と、  pH計
からの電極を取り付けた。
激しくかきまぜ、ビューレットから約0.5〜1.0−
7分の速度で硫酸ジメチルを加えた。pHが8.0に低
下した時は別のビューレットから60%のNaOHを2
滴加えてpHを10.0に戻した。実験は約25°C1
窒素雰囲気中で、18gのパルプに50−の硫酸ジメチ
ルを使用して行った。メトキシル含有量は1.28重量
%に上昇したことが分った。
脱メチル化は、テトラヒドロフラン(THF)中で金属
カリウムとチオフェノールとを反応させて製造したカリ
ウムチオフェノキシトを使用して行った。THFを蒸発
除去し、ジエチレングリコールとパルプとを加えた。脱
メチル化は四つ口の蓋付き1000−ビーカー中で3%
のパルプコンシスチンシーのパルプ18g(水分ヲ含ま
ないパルプ)について行った。ビーカーを加熱マントル
中に入れ1機械式攪拌機、コンデンサおよび温度計をビ
ーカーに取り付けた。ジエチレングリコールとパルプと
を加えてから、スラリーを攪拌して220℃に加熱し、
この温度にさらに20分間保った。全実験は窒素雰囲気
中で行った。チオフェノール9.6−を所定量の金属カ
リウム(6g、化学量論的必要量の約90%)とともに
18.9のパルプに使用して。
0.27重量%の平均メトキシル含有量のパルプを得た
メチル化パルプ、脱メチル化パルプおよび無処理パルプ
の試料に、パルプ当り約4 % H2O2までの種々の
過酸化水素濃度でアルカリ性過酸化物によるリグニン除
去処理を行った。その他の処理条件は、80℃、パルプ
当り3q6のNaOH。
pH12+、処理時間2時間および10%パルプコンシ
スチンシーであった。カッパー価およびハイポ価を種々
のパルプ試料について過酸化水素処理の前後に測定し、
その値をフランにプロットした(第1図および第2図参
照)(カッパー価はTAPP工標準T23601:l−
76により、またハイポ価はTAPP工標準T2530
m−81によって測定した)。第1図および第2図中、
−ローはメチル化パルプ(メトキシル含有量1.28%
)についてのカッパー価(第1図)およびハイポ価(第
2図)を示す線図、−+−は無処理パルプ(メトキシル
含有量0.64%、カッパ7−価32,5 )について
のカッパ価(第1図)およびハイポ価(第2図)を示す
線図、−Δ−は脱メチル化パルプ(メトキシル含有量0
.27%)についてのカッパー賀第1図)およびハイポ
価(第2図)を示す線図である。
試料のリグニン含有量を、無処理試料とメチル化試料と
についてもカッ7パ一価とハイポ価の両方さして測定し
て、メチル化と脱メチル化とによる結果に対する干渉を
防ぐようにした。(/’%イボ価試験で使用される塩素
はリグニン構造の中のメトキシル基の有無によって影響
されないことは既知である)。
第1図と第2図とで分るように、パルプの脱メチル化に
よってリグニン除去度は、リグニン除去が限定された度
合にしか行われなかった無処理パルプに比べて著しく増
大した。さらに。
メチル化によって、達成されたパルプからのリグニン除
去の度合は減少した。
例  2゜ 例1の脱メチル化操作の処理条件にある程度変えて例1
の操作を繰返えした。本例では、カリウムを化学量論量
の150%使用し、過剰のカリウムを1時間後に取除い
て、さらに15分間にチオフェノール2rnlを加え、
パルプを18gの代りに20.j7使用し、220°C
で20分の代りに200°Cで30分間処理を行い、ま
た、脱メチル化後にパルプを大量の水で洗浄し、さらに
pH1,2のH2SO3を使って20分間の洗浄を4回
行った。メトキシル分析によればメl−キシル平均含有
量は0.22%であった。
脱メチル化パルプ試料のカッパー価を測定してグラフに
プロットした。結果を例1の結果の曲線に重ねて、第3
図に示す。
例  6 例1と例2との操作を、それぞれカッパー価65とカッ
パー価45の2種の針葉樹クラフトパルプと、カッパー
価75の広葉樹ソーダパルプとに繰り返えした。それぞ
れの場合の過酸化水素によるリグニン除去の結果を、カ
ッパー価とノ1イボ価とに関してグラフにプロットし、
結果を第4図〜第9図にそれぞれ示した。
第4図〜第9図において、−ローはメチル化パルプ、−
+−は無処理パルプ、−△−は脱メチル化パルプのデー
タを示し、第4図および第5図はカッパー@1i35.
(無処理)の針葉樹クラフトパルプのそれぞれカッパー
価とハイポ価のH2O2添加量による変化を、第6図お
よび第7図はカッパー価45(無処理)針葉樹クラフト
パルプのそれぞれカッパー価とハイポ価のH2O2添加
量による変化を、第8図と第9図はカッパー価75(無
処理)の針葉樹ソーダパルプのそれぞれカッパー価とハ
イポ価のH2O2添加量による変化を示す。
第1図〜第6図に見られたような、脱メチル化による改
良されたリグニン除去結果と同様な結果が第4図〜第9
図にも見られ1本発明方法が特定したパルプに限定され
ないことを示している。
例  4 例1と例2との操作を繰り返えしたが、過酸化水素の代
りに二酸化塩素を使用したことが異っている。この場合
には、脱メチル化パルプは0.18%のメトキシル含有
量であって、二酸化塩素溶液処理は、6%のパルプコン
シスチンシー160%、1.5〜2.0のpHで30分
間行い。
続いて力性ソーダ抽出段階をj2116のコンシスチン
シー、 7(]’0. 11+の最終pmで2時間行つ
た。
二酸化塩素処理パルプおよび無処理パルプについて得ら
れたリグニン除去結果は、カッパル価とハイポ価との両
方に対してクラブにプロットし、それぞれの曲線は第1
0図と第11図として示し“である。第1a図および第
11図において、−十−は無処理パルプ、−△−は脱メ
チル化パルプについてのカッパー価およびハイポ価の変
化を示す線図である。これらの図から分るように。
パルプの脱メチル化によって、リグニン除去の改良が二
酸化塩素を使用して達成されるが、その改良の程度は、
この試験条件の下では、過酸化水素と同じ程度Zζはな
らない。
本開示の要約として0本発明は、パルプを脱メチル化し
た形で用意するときによって、達成されるリグニン除去
の度合が大きくなっている。
改良された酸化によるリグニン除去方法を提供する。本
発明の範囲内で、変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は初期(無処理)メトキシル含有量0.64重量
%の針葉樹クラフトパルプ(カッパー価32.5 )の
H2O2処理によるカッパー価(脱リグニン)の変化を
示す線図。 第2図は第1図のパルプのH2O2処理によるハイポ価
の変化を示す線図。 第6図は例2による繰返えし実験によるカッパー価の変
化を例1による操作によるカア寸−価の変化と比較して
示す線図。 第4図および第5図はカッパー価35の針葉樹クラフト
パルプのH2O2処理による脱メチル化処理のカッパー
価(第4図)およびハイポ価(第5図)に及ぼす影響を
示す線図。 第6図および第7図はカッパ1価45の針葉樹クラフト
パルプについての第4図および第5図と同様な関係を示
す線図。 第8図および第9図はカッパー価75の針葉樹ソーダパ
ルプについての第4図および第5図と同様な関係を示す
線図。 第10図および第11図′C′!二酸化塩素を使用した
場合の脱メチル化処理の有無による二酸化塩素処理のカ
ッパー価おはび/Sイボ価に及ぼす影響を示す線図であ
る。図中ニ ー〇−二メチル化パルプ、−十−:無処理パルプ。 −Δ−:脱メチル化パルプ R^寛−準 てへ摩 く\う(9 ’c4     .1−) −の 9へ°く−型 (〒〈摩 べべ炙1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化学パルプの酸化によるリグニン除去の前に、前記
    パルプが少なくとも30%の脱メチル化度をもつことを
    特徴とする、化学パルプの酸化によるリグニン除去方法
    。 2、パルプが50%以上の脱メチル化度をもつ特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、パルプが木材からクラフト法、ソーダ法または亜硫
    酸塩法によつて製造されたものである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4、パルプが酸化によるリグニン除去処理前に脱メチル
    化剤で処理したものである特許請求の範囲第1項または
    第2項または第3項記載の方法。 5、脱メチル化剤がルイス酸または他の電子不足化合物
    である特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、脱メチル化剤がルイス酸である特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 7、脱メチル化剤が塩化アルミニウム、三臭化ホウ素、
    トリメチルシリルヨージドより成る群から選ばれたルイ
    ス酸である特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、脱メチル化剤が求核性である特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 9、脱メチル化剤が有機硫化物、無機の硫化物、チオ硫
    酸塩、亜硫酸塩、ヨー化物、臭化物、塩化物およびリン
    化物より成る群から選ばれた求核性化合物である特許請
    求の範囲第8項記載の方法。 10、化学パルプが要求される脱メチル化度を有するよ
    うな条件下でパルプ化されたものである特許請求の範囲
    第1項から第3項までのいずれか1項記載の方法。 11、リグニン除去が脱メチル化パルプを過酸化水素で
    処理することにより行われる特許請求の範囲第1項から
    第10項までのいずれか1項記載の方法。
JP16785085A 1984-08-01 1985-07-31 化学パルプの酸化によるリグニン除去方法 Pending JPS6141388A (ja)

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