JPS6139584B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139584B2 JPS6139584B2 JP54155828A JP15582879A JPS6139584B2 JP S6139584 B2 JPS6139584 B2 JP S6139584B2 JP 54155828 A JP54155828 A JP 54155828A JP 15582879 A JP15582879 A JP 15582879A JP S6139584 B2 JPS6139584 B2 JP S6139584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- air conditioner
- pressure difference
- pressure
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は毛細管を用いた空気調和装置におい
て、凝縮器出口側から蒸発器入口側にかけての管
路の間に弁を設け、圧縮機起動時、所定の短時間
上記弁を閉じたのち開するようにした空気調和装
置に関する。
て、凝縮器出口側から蒸発器入口側にかけての管
路の間に弁を設け、圧縮機起動時、所定の短時間
上記弁を閉じたのち開するようにした空気調和装
置に関する。
従来、毛細管を用いた空気調和装置において
は、圧縮機が起動してから徐々に高低圧差が大き
くなりながら定常運転状態へと移つて行く、この
ため定常運転に達するまでに長時間を要すること
となり、その結果、能力が定常の値まででるのに
時間がかかり、効率の悪い運転を行なうことにな
る。従つて室温も所定の温度に達するのに時間が
かかるので快適性がそこなわれるという欠点を有
していた。
は、圧縮機が起動してから徐々に高低圧差が大き
くなりながら定常運転状態へと移つて行く、この
ため定常運転に達するまでに長時間を要すること
となり、その結果、能力が定常の値まででるのに
時間がかかり、効率の悪い運転を行なうことにな
る。従つて室温も所定の温度に達するのに時間が
かかるので快適性がそこなわれるという欠点を有
していた。
この発明は、上記の欠点にかんがみなされたも
ので、圧縮機起動時、弁によつて冷媒回路を短時
間閉じ、その後開することにより短時間で定常運
転時に近い高低圧差を得、その結果定常能力が速
くで、効率の良い運転が行なえるとともに速く所
定の室温にすることができ快適性が増すとともに
省エネルギー効果をも期することのできる空気調
和装置を提供することを目的とする。
ので、圧縮機起動時、弁によつて冷媒回路を短時
間閉じ、その後開することにより短時間で定常運
転時に近い高低圧差を得、その結果定常能力が速
くで、効率の良い運転が行なえるとともに速く所
定の室温にすることができ快適性が増すとともに
省エネルギー効果をも期することのできる空気調
和装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の空気調和装置の実施例につい
て図面に基づき説明する。第１図はその一実施例
の構成を示す図であり、図中の１は圧縮機であ
り、この圧縮機１で高温高圧に圧縮された冷媒ガ
スは矢印に沿つて流れるようになつており、凝縮
器２に流入し凝縮し高温高圧の液となつた冷媒
は、さらに電磁弁３を通り、毛細管７で低温低圧
となり、蒸発器４に流入蒸発し、蒸発した冷媒ガ
スは再び圧縮機１に戻る冷媒回路を形成してい
る。５は凝縮器２用のフアン、６は蒸発器４のフ
アンである。上記電磁弁３は、圧縮機１のモータ
部回路にリレーを設け、モータの駆動により動作
するようにして圧縮機１の起動時に閉じ、その後
所定の短時間経過したらタイマーにより開するよ
うに制御されている。すなわち、この発明の空気
調和装置では、凝縮器２と毛細管７の中途に電磁
弁３が設けられかつ、圧縮機１の起動時は少しの
間閉じているので、圧縮機１で圧縮され冷媒が毛
細管７、蒸発器４に流れないため、電磁弁３の入
口側と圧縮機１の吐出側との間にたまり急激に圧
力が上昇する。また一方、電磁弁３の出口側から
圧縮機１の吸入側においては冷媒が流れてこない
ため、圧縮機１の引き込みにより急激に圧力が低
下することとなり、高圧側、低圧側ともに短時間
で定常時の圧力に近い圧力となる。そして電磁弁
３は圧縮機１の起動時より少し時間をおいて開す
るようになつているので電磁弁３が開することに
よりすぐに定常の空気調和がされることとなる。
て図面に基づき説明する。第１図はその一実施例
の構成を示す図であり、図中の１は圧縮機であ
り、この圧縮機１で高温高圧に圧縮された冷媒ガ
スは矢印に沿つて流れるようになつており、凝縮
器２に流入し凝縮し高温高圧の液となつた冷媒
は、さらに電磁弁３を通り、毛細管７で低温低圧
となり、蒸発器４に流入蒸発し、蒸発した冷媒ガ
スは再び圧縮機１に戻る冷媒回路を形成してい
る。５は凝縮器２用のフアン、６は蒸発器４のフ
アンである。上記電磁弁３は、圧縮機１のモータ
部回路にリレーを設け、モータの駆動により動作
するようにして圧縮機１の起動時に閉じ、その後
所定の短時間経過したらタイマーにより開するよ
うに制御されている。すなわち、この発明の空気
調和装置では、凝縮器２と毛細管７の中途に電磁
弁３が設けられかつ、圧縮機１の起動時は少しの
間閉じているので、圧縮機１で圧縮され冷媒が毛
細管７、蒸発器４に流れないため、電磁弁３の入
口側と圧縮機１の吐出側との間にたまり急激に圧
力が上昇する。また一方、電磁弁３の出口側から
圧縮機１の吸入側においては冷媒が流れてこない
ため、圧縮機１の引き込みにより急激に圧力が低
下することとなり、高圧側、低圧側ともに短時間
で定常時の圧力に近い圧力となる。そして電磁弁
３は圧縮機１の起動時より少し時間をおいて開す
るようになつているので電磁弁３が開することに
よりすぐに定常の空気調和がされることとなる。
この発明を2200Kca/hの能力を有するる空気
調和機に実施して実験した場合、上記電磁弁３の
閉路している時間は圧縮機１の起動時から25秒位
が良好な結果を得られた。この閉路している時間
が長すぎると圧縮機１の吸入側が負圧になり冷媒
回路の連結部分などに生じている僅かな漏れ部か
ら大気を吸い込み圧縮機１を含む冷媒回路の故障
の原因となり、また閉路している時間が短すぎる
と所定の圧力差が得られないことになる。
調和機に実施して実験した場合、上記電磁弁３の
閉路している時間は圧縮機１の起動時から25秒位
が良好な結果を得られた。この閉路している時間
が長すぎると圧縮機１の吸入側が負圧になり冷媒
回路の連結部分などに生じている僅かな漏れ部か
ら大気を吸い込み圧縮機１を含む冷媒回路の故障
の原因となり、また閉路している時間が短すぎる
と所定の圧力差が得られないことになる。
第２図は上記2000Kca/hの空気調和機にこの
発明を実施した場合の圧縮機１の起動時から定常
運転までの圧縮機１の吸入圧力Ｐと同じく圧縮
機１の吐出圧力Phの時間的変化を示す図であ
る。なお破線は従来の空気調和装置の特性を示し
ている。この図からも明らかなように、この発明
による空気調和装置では、従来の空気調和装置の
圧縮機起動時から定常に達するのに必要とする時
間の約半分の時間で定常に達することが分かる。
発明を実施した場合の圧縮機１の起動時から定常
運転までの圧縮機１の吸入圧力Ｐと同じく圧縮
機１の吐出圧力Phの時間的変化を示す図であ
る。なお破線は従来の空気調和装置の特性を示し
ている。この図からも明らかなように、この発明
による空気調和装置では、従来の空気調和装置の
圧縮機起動時から定常に達するのに必要とする時
間の約半分の時間で定常に達することが分かる。
さらに通常の空気調和機にあつては外気温度に
よつて冷媒回路の圧力差が変わつてくる。すなわ
ち外気温度が高いと圧力差が大きく、外気温度が
低いと小さくなる。従つて電磁弁３によつて圧力
差をもたせるようにしたこの発明においても外気
温度によつて圧力差を変化させることが望まし
い。このため、図示してはいないが上記実施例に
おいても外気温度を検出して、上記電磁弁３の閉
路している時間を制御するタイマーの動作時間を
外気温度に応じて変化させるようにしている。
よつて冷媒回路の圧力差が変わつてくる。すなわ
ち外気温度が高いと圧力差が大きく、外気温度が
低いと小さくなる。従つて電磁弁３によつて圧力
差をもたせるようにしたこの発明においても外気
温度によつて圧力差を変化させることが望まし
い。このため、図示してはいないが上記実施例に
おいても外気温度を検出して、上記電磁弁３の閉
路している時間を制御するタイマーの動作時間を
外気温度に応じて変化させるようにしている。
なお上記実施例においては圧縮機１の起動を検
出して電磁弁３を閉路するものについて述べた
が、この電磁弁３を閉路する信号は室温を検出
し、圧縮機１をオン―オフする室温検知器のオン
信号によつてもよいものである。
出して電磁弁３を閉路するものについて述べた
が、この電磁弁３を閉路する信号は室温を検出
し、圧縮機１をオン―オフする室温検知器のオン
信号によつてもよいものである。
また上記実施例では冷媒回路を閉路する弁は電
磁弁によるものについて説明したが、これは所定
の圧力差によつて開閉する弁を設けても同様の効
果があり、この場合はタイマーなどにより閉路し
ている時間を制御する必要がなく開路する圧力差
を必要とする所定値に設定すればよいものであ
る。
磁弁によるものについて説明したが、これは所定
の圧力差によつて開閉する弁を設けても同様の効
果があり、この場合はタイマーなどにより閉路し
ている時間を制御する必要がなく開路する圧力差
を必要とする所定値に設定すればよいものであ
る。
さらに上記実施例では冷媒回路を閉開する弁は
凝縮器２出口側と毛細管７の間に設けているがこ
れは毛細管７と蒸発器(4)の入口側に設けても全く
同様の効果が得られる。
凝縮器２出口側と毛細管７の間に設けているがこ
れは毛細管７と蒸発器(4)の入口側に設けても全く
同様の効果が得られる。
以上説明したとおりこの発明によれば凝縮器出
口側と蒸発器入口側との間に圧縮機の起動時から
所定の短時間、即ち、高圧側と低圧側とが定常運
転時における圧力差が生じる時間冷媒回路を閉路
する弁を設けているので、速く定常運転になり、
効率良い運転ができ、それだけ速く所定の室温に
到達するという効果がある。
口側と蒸発器入口側との間に圧縮機の起動時から
所定の短時間、即ち、高圧側と低圧側とが定常運
転時における圧力差が生じる時間冷媒回路を閉路
する弁を設けているので、速く定常運転になり、
効率良い運転ができ、それだけ速く所定の室温に
到達するという効果がある。
第１図はこの発明の一実施例を示す冷媒回路
図、第２図は圧縮機起動時から正常運転までの圧
縮機の吸入と吐出圧力の時間変化を示す特性図で
ある。 図中符号１は圧縮機、２は凝縮器、３は電磁
弁、４は蒸発器、５，６はフアン、７は毛細管を
示す。
図、第２図は圧縮機起動時から正常運転までの圧
縮機の吸入と吐出圧力の時間変化を示す特性図で
ある。 図中符号１は圧縮機、２は凝縮器、３は電磁
弁、４は蒸発器、５，６はフアン、７は毛細管を
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 冷媒が圧縮機、凝縮器、毛細管、蒸発器の順
路を経て圧縮機に戻る冷媒回路を形成する空気調
和装置において、上記凝縮器出口側から蒸発器入
口側にかけての管路の間に上記圧縮機起動時、冷
媒回路の高圧側と低圧側とが定常運転時における
圧力差が生じる時間閉路したのち開路する弁を設
けたことを特徴とする空気調和装置。 ２ 冷媒が圧縮機、凝縮器、毛細管、蒸発器の順
路を経て圧縮機に戻る冷媒回路を形成する空気調
和装置において、上記凝縮器出口側から蒸発器入
口側にかけての管路の間に冷媒回路の高圧側と低
圧側との圧力差が定常運転時の圧力差となると開
路し、この圧力差よりも小さいときは閉路する差
圧弁を設けたことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15582879A JPS5680660A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15582879A JPS5680660A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Air conditioner |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5680660A JPS5680660A (en) | 1981-07-02 |
| JPS6139584B2 true JPS6139584B2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=15614375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15582879A Granted JPS5680660A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Air conditioner |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5680660A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5183609B2 (ja) | 2009-10-23 | 2013-04-17 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調装置 |
| CN104596172B (zh) * | 2010-03-12 | 2017-04-12 | 三菱电机株式会社 | 冷冻空调装置 |
| WO2011111114A1 (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-15 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5049990A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-05-06 | ||
| JPS52150994A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 3-dimensional radar apparatus |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP15582879A patent/JPS5680660A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5049990A (ja) * | 1973-09-04 | 1975-05-06 | ||
| JPS52150994A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 3-dimensional radar apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5680660A (en) | 1981-07-02 |
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