JPS6138525Y2 - - Google Patents

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JPS6138525Y2
JPS6138525Y2 JP7291383U JP7291383U JPS6138525Y2 JP S6138525 Y2 JPS6138525 Y2 JP S6138525Y2 JP 7291383 U JP7291383 U JP 7291383U JP 7291383 U JP7291383 U JP 7291383U JP S6138525 Y2 JPS6138525 Y2 JP S6138525Y2
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JP
Japan
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optical fiber
blade
sliding contact
nipper
round hole
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JP7291383U
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English (en)
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JPS59178968U (ja
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は支持線と光フアイバとの外被をブリツ
ジ部分で結合した光フアイバ屋外線の支持線と光
フアイバとの切離しのためのブリツジ部の切裂
き、光フアイバ屋外線、屋内線の切断およびこれ
らの外被剥離、光フアイバ保護用芳香族ポリアミ
ド繊維よりなるケブラの切断等を行なうことがで
きるようにした工具に関するものである。
従来光フアイバについて上記のような作業を一
つの工具で行えるようなものがなく、それぞれの
作業用の別々の工具を用いて行なつていたので作
業上不便であつた。そしてまた従来光フアイバ屋
外線の支持線と光フアイバとの結合部であるブリ
ツジ部を切裂して分離するための工具として、ニ
ツパを用いているが、従来のニツパはその刃の方
向が、本体部の方向に対し約30の傾きを有してい
る構造になつているため、ブリツジ切裂きの際、
片方の手で光フアイバ屋外線を持ち片手でニツパ
を持つて引き乍ら行なうので、光フアイバ屋外線
を持つている部分と工具の先端部分との間で線が
曲がり易く、光フアイバでは普通の電線と異な
り、光フアイバが折損したり又折損しなくても光
フアイバの特性に悪影響を及ぼす欠点があり、ま
た連続して切裂く場合、刃部が本体部と傾斜角が
あるため引きにくく、更に刃がブリツジの部分の
みを通らずに曲がつて切り込まれ、光フアイバ外
被更には光フアイバにまで傷つけることがあつ
た。また光フアイバの外被との間にあるケブラの
切断は、ケブラが11〜12ミクロンの微細な繊維の
集合体であるため、ニツパ等の工具では切断がで
きる、鋭利なナイフ等を用いて切断しなければな
らなかつた。一方また光フアイバ外被のはく離工
具としては、電線用のストリツパ等が用いられて
いたが、この工具は外被に縦に傷をつけて引きさ
く構造であるため、最長でも20cm程度しか一度に
はく離することができなかつた。
本考案は上記の点にかんがみ、脆性である光フ
アイバに損傷を与えずに光フアイバ屋外線のブリ
ツジ部の切裂きが行なえ、光フアイバ外被の一度
での長尺はく離作業を行なうことができ、またケ
ブラも切断でき、他に光フアイバ屋内、屋外線の
配線時に必要なペンチ、ニツパ機能を一個の工具
で行なえ、作業者に工具携帯を便ならしめ、従来
のように作業中工具を取り替える必要なく、作業
性の向上をし得るようにした光フアイバ作業用工
具を提供するものであつて、以下図面について詳
細に説明する。
第1図ないし第4図は本考案実施例の全体図を
示し、1,2は中間部の円形状をなす摺接部3で
枢軸で枢着され、枢軸4の一方側は把手部5を形
成し、他方側は対接合せ部6a,6bを形成した
叉状杆であつて、全体としてペンチ形をなす。7
a,7bは対接合せ部6a,6bの先端部に形成
したニツパ刃状部であつて、両叉状杆1,2の一
方側へこれら両叉状杆1,2を含む面と平行方向
に突設されている。これら両ニツパ刃状部7a,
7bの内側は第5図に示すように空洞8を形成さ
れており、この空洞8は光フアイバ屋外線の支持
線を通過させるとき横振れしないような幅にして
ある。9は両ニツパ状刃7a,7b間の一部に形
成した小径丸孔部であつて、細い電線の外皮はく
離部を形成する。10a,10bはニツパ刃状部
7a,7bの基端部を斜削して形成した刃部であ
つて、ブリツジ切裂刃をなす。11a,11bは
光フアイバ屋外線の支持線とほぼ同径の半円を形
成するよう凹部を有するブリツジ部誘導ローラで
あつて、これらのローラ11a,11bの凹み間
で第6図および第7図に示すように光フアイバ屋
外線aの支持線bを誘導し、上端の鍔部間で光フ
アイバ屋外線のブリツジ部cを誘導する。この上
端の鍔部はニツパ刃状部7a,7bと同一平面上
にある。これらローラ11a,11bはこれらロ
ーラの中心孔を通し両側の対接合せ部6a,6b
にそれぞれねじ込まれた段付ねじ12によつて回
転自在に支持される。そこでいま、光フアイバ屋
外線をブリツジ部cで光フアイバdと支持線bと
を分離するとき、第6図、第7図で示すようにそ
の支持線bを両ローラ11a,11b間を通し、
ブリツジ部cを開いた両側のニツパ刃状部7a,
7bに入れて把手部5を握つて切り込み、その後
屋外線を片手で持ち乍ら工具を引いてゆくと、支
持線部b、ブリツジ部cがローラ11a,11b
に導かれ乍らブリツジ切裂刃である斜削刃部10
a,10bにより切裂かれてゆく。その際ニツパ
刃状部7a,7bが両叉状杆1,2を含む面と平
行方向であるため、工具を引く方向とニツパ刃状
部7a,7bの方向とが一致し、光フアイバ屋外
線は曲げられることはない。ニツパ刃状部7a,
7bで光フアイバの切断も行なえる。
13は対接合せ部6a,6b間に形成させた丸
孔部であつて光フアイバが通る大きさを有してい
る。14a,14bは第10図、第11図に示す
ように1辺から光フアイバ外被切裂き刃15を突
設し長孔16が設けられた角状板であつて、第8
図、第9図に示すようにねじ17で対接合せ部6
a,6bに固着される。両側の刃15,15間の
間隔は光フアイバ径(約1mm)より若干広くなる
ようにされる。光フアイバを丸孔13内に入るよ
うに挾んで第9図の矢印方向に工具を動かすこと
により両側の刃15,15により光フアイバ外被
は光フアイバの軸心に対して2分割され光フアイ
バを損傷することなく、1回の操作で容易に長尺
の光フアイバ外被をはく離することができる。角
状板14a,14bはその長孔16を通してねじ
17により対接合せ部6に取付けられるので、角
状板14a,14bの位置を調節することによつ
て、両側の刃15,15間の間隔を調節すること
ができる。18a,18bはペンチ刃状部であつ
て、光フアイバ屋内線の切断に用いることができ
る。19はペンチ刃状部18a,18bの一部に
形成された支持線の外被はく離用丸孔部である。
支持線の外被のはく離は短い距離でよいので、こ
の丸孔19に支持線を挾み込んで工具を動かすこ
とによりその外被を1度にはく離できる。20
a,20bに摺接部3の端部に設けられ対向する
側の側辺には円弧状をなす刃部21が形成された
U字溝であつて、第4図および第12図に示すよ
うに対接合せ部6a,6bを開いたときに両溝2
0a,20bが一致するようになつているケブラ
切断部である。ケブラを切断する場合は両溝20
a,20bを一致するよう対接合せ部6a,6b
を開き、一致した両溝20a,20bにケブラを
挿入し、対接合せ部6a,6bを閉じるようにす
るとその刃部21によつてケブラを切断できる。
このケブラ切断部は枢軸4に近い位置にあるの
で、両摺接部3,3間の間隙が極めて小さくなる
ので、微細な繊維よりなるケブラを容易にせん断
することができる。
以上のように本考案によれば、1個の工具で、
光フアイバ屋外線のブリツジ部の切裂き、光フア
イバ外被のはく離、光フアイバ屋外線、屋内線の
切断、光フアイバ屋外線の支持線外被はく離、ケ
ブラの切断等の作業を行なうことができ、携帯上
便利であり、従来のように工具を取り替える必要
なく、作業能率の向上を計ることができる。そし
て光フアイバ屋外線のブリツジ部切裂きは、斜削
刃部を端部に有するニツパ刃状部の両叉状杆を含
む面と平行な面上にあるのでその作業の際光フア
イバが曲ることなく、また誘導ローラによつてブ
リツジ部がニツパ刃状部に誘導されるので、光フ
アイバに損傷を与えることはない。また光フアイ
バ外被のはく離は、光フアイバを導く円孔部に面
して該孔内方向へ両側から突出する刃により外被
を上下2条に分離されるよう切裂くものであるた
め、一回の操作で長尺の外被をはく離することが
できる。またケブラ切断部は枢軸に近い摺接部に
形成されるため、両方の刃の他間に隙間ができな
く、微細な繊維よりなるケブラの切断ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は同
側面図、第3図は同裏面図、第4図は開いた状態
を示す同平面図、第5図は第1図X−X′線断面
図、第6図は誘導ローラ取付部の正面図、第7図
は同平面図、第8図は光フアイバ外被切裂部付近
の平面図、第9図は同側面図、第10図は光フア
イバ切裂刃を有する角状板の平面図、第11図は
同側面図、第12図はケブラ切断部付近の平面
図、第13図は同側面図を示す。 1,2……叉状杆、3……摺接部、4……枢
軸、5……把手部、6……対接合せ部、7a,7
b……ニツパ刃状部、10a,10b……斜削刃
部、11a,11b……誘導ローラ、13……丸
孔、15……光フアイバ外被切裂刃、18a,1
8b……ペンチ刃状部、19……支持線外被はく
離用丸孔部、20a,20b……溝、21……刃
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部で互いに枢軸で枢着され該枢軸の外周の
    摺接部で摺接する2本の叉状杆の上記摺接部の一
    方側が把手部に形成され他方側が対接合せ部に形
    成されたペンチ形工具であつて、上記当接合せ部
    には、該対接合せ部の一方側へ突出しかつ上記両
    叉状杆を含む面と平行な面上にあるニツパ刃状部
    と、該ニツパ刃状部の上記枢軸側端を斜削した刃
    部と、光フアイバ屋外線のブリツジ部を上記ニツ
    パ刃状部へ誘導する回転自在に支持の2個のロー
    ラと、光フアイバの通る丸孔が形成され該丸孔内
    に両側から突出した光フアイバ外被の切裂き刃を
    設けた光フアイバ外被切裂部と、光フアイバ屋外
    線の支持線外被はく離用丸孔部を一部に形成した
    ペンチ刃状部とを設け、上記両側の摺接部には、
    上記対接合せ部が開いたとき一致する溝が設けら
    れ該対接合せ部を閉じるときの対向辺側に刃を形
    成したケブラ切断部を設けたことを特徴とする光
    フアイバ作業用工具。
JP7291383U 1983-05-16 1983-05-16 光フアイバ作業用工具 Granted JPS59178968U (ja)

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JP7291383U JPS59178968U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 光フアイバ作業用工具

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JP7291383U JPS59178968U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 光フアイバ作業用工具

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Publication Number Publication Date
JPS59178968U JPS59178968U (ja) 1984-11-29
JPS6138525Y2 true JPS6138525Y2 (ja) 1986-11-06

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ID=30203049

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JP7291383U Granted JPS59178968U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 光フアイバ作業用工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5850368B2 (ja) * 2012-03-21 2016-02-03 Seiオプティフロンティア株式会社 光ケーブル切断工具

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JPS59178968U (ja) 1984-11-29

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