JPS613662A - アルミニウム合金のろう付方法 - Google Patents
アルミニウム合金のろう付方法Info
- Publication number
- JPS613662A JPS613662A JP12186584A JP12186584A JPS613662A JP S613662 A JPS613662 A JP S613662A JP 12186584 A JP12186584 A JP 12186584A JP 12186584 A JP12186584 A JP 12186584A JP S613662 A JPS613662 A JP S613662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- brazing
- aluminum
- aluminum alloy
- flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
- B23K1/19—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering taking account of the properties of the materials to be soldered
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アルミニウム合金のろう付方法に関する。よ
り詳しくは、低コストで亜鉛拡散層を付与することので
きるアルミニウム合金のろう付方法に関する。
り詳しくは、低コストで亜鉛拡散層を付与することので
きるアルミニウム合金のろう付方法に関する。
従来の技術
アルミニウム合金の耐食性を向上させるためには、アル
ミニウム合金の表層に亜鉛拡散処理を施すのが、最も竣
ましい。一方、アルミニウム合金のろう付法には種々あ
るが、各ろう付法を用いた場合の亜鉛拡散層の生成法は
異なって来る。また、各々の方法には、下記の表１に示
すような欠点がある。
ミニウム合金の表層に亜鉛拡散処理を施すのが、最も竣
ましい。一方、アルミニウム合金のろう付法には種々あ
るが、各ろう付法を用いた場合の亜鉛拡散層の生成法は
異なって来る。また、各々の方法には、下記の表１に示
すような欠点がある。
表 １
本発明の目的は、上記従来のアルミニウム合金のろう付
方法の欠点を解消し、低コストで亜鉛拡散層を付与し、
該亜鉛拡散層に起因する高耐食性をアルミニウム合金素
材に付与することのできるアルミニウム合金のろう付方
法を提供するものである。 ゛ 問題点を解決するための手段 本発明は、Ｚｎ−Ａｌ系又はＡｌ−Ｚｎ系合金をその表
面にクラッドしたアルミニウム合金素材に、Ａｌ−Ｅｌ
ｉ系合金ろう材をその表面にクラッドしたブレージング
シートを接合するに際し、フッ化アルミニウムカリウム
塩を７ラツクスとして吹付け、窒素雰囲気中で雰囲気ろ
う付することにより、アルミニウム合金素材の表面にＺ
ｎ拡散層に起因する耐食性を付与することを特徴とする
アルミニウム合金のろう付方法に関する。
方法の欠点を解消し、低コストで亜鉛拡散層を付与し、
該亜鉛拡散層に起因する高耐食性をアルミニウム合金素
材に付与することのできるアルミニウム合金のろう付方
法を提供するものである。 ゛ 問題点を解決するための手段 本発明は、Ｚｎ−Ａｌ系又はＡｌ−Ｚｎ系合金をその表
面にクラッドしたアルミニウム合金素材に、Ａｌ−Ｅｌ
ｉ系合金ろう材をその表面にクラッドしたブレージング
シートを接合するに際し、フッ化アルミニウムカリウム
塩を７ラツクスとして吹付け、窒素雰囲気中で雰囲気ろ
う付することにより、アルミニウム合金素材の表面にＺ
ｎ拡散層に起因する耐食性を付与することを特徴とする
アルミニウム合金のろう付方法に関する。
作用
上述のように、高い耐食性を要求されるアルミニウム部
品では、その表層に亜鉛拡散処理を施す。この場合、表
面亜鉛濃度（（Ｌ２〜数ｑｂ）、亜鉛拡散層深さ数十〜
１００μの亜鉛拡散層が必要である。
品では、その表層に亜鉛拡散処理を施す。この場合、表
面亜鉛濃度（（Ｌ２〜数ｑｂ）、亜鉛拡散層深さ数十〜
１００μの亜鉛拡散層が必要である。
本発明においては、第１図に示すように、厚さ数μ〜数
十μのＺｎ−Ａｌ系又はＡｌ−Ｚｎ系合金１をアルミニ
ウム合金（棒、管板など）２の表層にクラッドした材料
を素材として用い、これに、Ａｌ−８１系合金ろう材５
をＡ４合金石材４にクラッドしたブレージングシート３
を接合するものである。
十μのＺｎ−Ａｌ系又はＡｌ−Ｚｎ系合金１をアルミニ
ウム合金（棒、管板など）２の表層にクラッドした材料
を素材として用い、これに、Ａｌ−８１系合金ろう材５
をＡ４合金石材４にクラッドしたブレージングシート３
を接合するものである。
ここで、Ｚｎ−Ａｌ系合金とは、 Ｚｎベースの合金で
Ａｌが添加されたもので、具体的には、ムｔを２０重重
量前後添加したものが使用される。
Ａｌが添加されたもので、具体的には、ムｔを２０重重
量前後添加したものが使用される。
また、Ａｌ−Ｚｎ系合金とは、ｈｔベースの合金でＺｎ
が添加されたもので、具体的には、ム７０７２合金等が
使用される。更Ｋ、ムｔ−８１系合金とは、ムｔベース
の合金で８１が添加されたもので、具体的には、ム４０
４５合金等が使用される。
が添加されたもので、具体的には、ム７０７２合金等が
使用される。更Ｋ、ムｔ−８１系合金とは、ムｔベース
の合金で８１が添加されたもので、具体的には、ム４０
４５合金等が使用される。
ろう付に当っては、ろう材中に亜鉛の蒸発を防ぐため、
ろう付炉へｌｘ ガスを供給し、数十トール−大気圧
の炉内圧を維持できる雰囲気ろう付炉を用いる。なお、
雰囲気ろう付では、７ラツクスを用いない場合、炉中雰
囲気の露点をマイナス数十度以下に保たないと、アルミ
ニウム合金表層の酸化膜の影響でろう材の流動性が阻害
され、炉中ろう付が困難となる。従って、酸化層を除去
し、ろう材の流動性を上げるためには、フラックスの利
用が必要となるが、従来より用いられている塩化物系の
フラックスを用いると、（１）残留フラックスによる腐
食を防止するため、ろう付后のフラックスの完全除去が
必要となると共に、（２）有害な塩化物フラックスを洗
浄した洗浄水の廃液処理が不可欠である。そこで、本発
明では、ろう付后のフラックス除去が不要な非腐食性フ
ラックスとして、フッ化アルミニウムのカリウム塩を用
いる。
ろう付炉へｌｘ ガスを供給し、数十トール−大気圧
の炉内圧を維持できる雰囲気ろう付炉を用いる。なお、
雰囲気ろう付では、７ラツクスを用いない場合、炉中雰
囲気の露点をマイナス数十度以下に保たないと、アルミ
ニウム合金表層の酸化膜の影響でろう材の流動性が阻害
され、炉中ろう付が困難となる。従って、酸化層を除去
し、ろう材の流動性を上げるためには、フラックスの利
用が必要となるが、従来より用いられている塩化物系の
フラックスを用いると、（１）残留フラックスによる腐
食を防止するため、ろう付后のフラックスの完全除去が
必要となると共に、（２）有害な塩化物フラックスを洗
浄した洗浄水の廃液処理が不可欠である。そこで、本発
明では、ろう付后のフラックス除去が不要な非腐食性フ
ラックスとして、フッ化アルミニウムのカリウム塩を用
いる。
発明の効果
本発明方法によれば、亜鉛拡散層を得るためにＺｎめつ
きを施す必要もなく、ろう付加熱でＺｎ−Ａｌ系又Ｆｉ
Ａｌ−Ｚｎ系合金中のＺｎがろう付加熱時に芯材へ拡散
し、Ｚｎ拡散層を得ることができると共に、厄介なフラ
ックス洗浄及び洗浄水の廃液処理も必要としない。従っ
て、低コストで耐食性の優れたアルミニウム合金製のろ
う付部品の製作が可能となる。
きを施す必要もなく、ろう付加熱でＺｎ−Ａｌ系又Ｆｉ
Ａｌ−Ｚｎ系合金中のＺｎがろう付加熱時に芯材へ拡散
し、Ｚｎ拡散層を得ることができると共に、厄介なフラ
ックス洗浄及び洗浄水の廃液処理も必要としない。従っ
て、低コストで耐食性の優れたアルミニウム合金製のろ
う付部品の製作が可能となる。
第１図は、本発明方法の説明図である。
復代理人 内 １） 明
復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- Ｚｎ−Ａｌ系又はＡｌ−Ｚｎ系合金をその表面にクラ
ツドしたアルミニウム合金素材に、Ａｌ−Ｓｉ系合金ろ
う材をその表面にクラツドしたブレージングシートを接
合するに際し、フツ化アルミニウムカリウム塩をフラツ
クスとして吹付け、窒素雰囲気中で雰囲気ろう付するこ
とにより、アルミニウム合金素材の表面にＺｎ拡散層に
起因する耐食性を付与することを特徴とするアルミニウ
ム合金のろう付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12186584A JPS613662A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | アルミニウム合金のろう付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12186584A JPS613662A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | アルミニウム合金のろう付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613662A true JPS613662A (ja) | 1986-01-09 |
Family
ID=14821840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12186584A Pending JPS613662A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | アルミニウム合金のろう付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613662A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4901908A (en) * | 1987-09-09 | 1990-02-20 | Nippondenso Co., Ltd. | Aluminum material for brazing, method of manufacturing same, and method of manufacturing heat exchanger made of aluminum alloy |
| US5316206A (en) * | 1991-06-14 | 1994-05-31 | Norsk Hydro A.S. | Method of joining aluminium members |
| CN109070278A (zh) * | 2016-04-12 | 2018-12-21 | 格伦格斯有限公司 | 钎焊板 |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12186584A patent/JPS613662A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4901908A (en) * | 1987-09-09 | 1990-02-20 | Nippondenso Co., Ltd. | Aluminum material for brazing, method of manufacturing same, and method of manufacturing heat exchanger made of aluminum alloy |
| US5316206A (en) * | 1991-06-14 | 1994-05-31 | Norsk Hydro A.S. | Method of joining aluminium members |
| CN109070278A (zh) * | 2016-04-12 | 2018-12-21 | 格伦格斯有限公司 | 钎焊板 |
| US11014200B2 (en) | 2016-04-12 | 2021-05-25 | Gränges Ab | Brazing sheet |
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