JPS6135155A - 制動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は渦電流全利用した制動装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来のこの種の制動装置には、導゛亀性回転円板の外周
部の一部に、厚み方向に対向的に磁石のＮ。

Ｓ極を配設したものがある。１だ他の例としては、ドー
ナツ形の磁石の外周に軸方向に複数の凹部全般け、円周
方向に１（Ｓ極を着磁し、カップ状のヨークの内面に渦
流板金固着し、磁石全回転させるかまたはヨークと渦流
板とを回転させるものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の技術に２いて、前者は渦電流の生じる
のが円板の一部のみであるので渦電流発生効率が悪く、
１ｆＣ洩れ磁釆も多いのでそれだけ磁気効率が低下する
ものである。また後者は磁石の形状が複雑で加工しにく
いので高価となり、磁石全回転させる場合も、またヨー
クと渦流板とを回転きせる場合も、いずｎもイナーシャ
が大きく、制動しにくいものであった。

この発明においては、磁気効率が艮く、安価でｓｂ、制
動効率の良い制動装置ｋ提供することにある。

〔問題点を解決するための手段Ｊ この発明は、厚み方向に着磁してあるドーナツ形状の磁
石の一面に、複数の磁極部全突出形成してある継鉄全固
層し、磁石の他面に上記磁極部に間隙をもって対向する
複数の磁極部を形成してある継鉄を固層し、対向する磁
極部の間隙内をその縁部が通過可能のカップ状の４電性
部材を駆動車に連動回転する回転部材に固着したところ
にある＠〔作　用」 このためにこの発明では、被駆動体を駆動する駆動車の
（ロ）転が増速さｎて回転部材に伝えらｎ１回転部材と
ともに導電性部材が回転する。磁石のＮ％１Ａら一方の
継鉄の磁極部および他方の継鉄の磁極部を通シ磁石のＳ
極へ通る磁気（ロ）路が、磁石の１わシ複数個所に形成
されているので、磁石の回シで磁束密度の粗密な状態全
形成する。導電性部材の縁部は磁極部の間隙内をこの磁
束を横切って回転する。このために導電性部材中に渦電
流が発生し、導電性部材の回転速度に比例した渦電流制
動力が効率よく導電性部材に働く。

〔実施例〕

第１．２図示のように、取付は板１には中心軸２が起立
している。ドーナツ形状のフェライトの永久磁石３はそ
の厚み方向に着磁してある。磁石６の一面（上面）Ｋは
、第２図示のように一方の継鉄４が固着してあシ、継鉄
の外周の４個所から磁極部４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄが突
出形成してある。磁石６の他面（下面）には、他方の継
鉄５が固層してあり、その外周の４個所から延伸する４
本のアームが屈曲し、その先端の磁極部５ａ、５ｂ、５
＋ｃ、５ｄは、磁極部４　ａ　〜４　ｄと所足の間Ｎ’
にもって対向している。このように形成さｔ′Ｌり磁石
５、継鉄４．５は中心軸２に固着されている。

第１．６図示のように中心軸２の上端部２ａＫＵ、回転
部材たる増速カナ６が回転自在に軸支してある。増速カ
ナ６は駆動車７に連動しかっ増速して回転する。増速カ
ナ６には導電性部材としての渦カップ８が固層してある
。渦カップは銅で作らｎておシ、円板部には軽量化のた
めの透孔８ａ・・・が設けである。カップの縁部８ｂは
対向する磁極部４ａと５ａ、４ｂと５ｂ、４ｃと５ｃ、
４ｄと５ｄの間の間隙内を通過可能である。駆動車７に
取付は板９に垂下する中心軸１０に回転自在に軸支して
ある。駆動車７の回転によシ被駆動体（図示せず。）が
駆動さｎる。

この制動装置による渦電流制動力Ｆ（ｔ）は、ｌお　Ｂ
ｇ：ギャップの磁束密度 八ｇ　：ギャップの断面積 ｖ（ｔ）　：ギャップ中の導体の速Ｋ ｈ　；渦カップの肉厚 ＫＢ　：磁極形状による補正係数 ζ　：カップの比抵抗 η　：効率 である。

被駆動体に働ら〈制動力を評価するために、駆動車７に
より被駆動体としてプリンタのヘッドを送らせるように
し、このヘッドはバネにより復帰させるようにした。そ
してＢ　ｇ　−＝　Ｄ、　５２　ｗｂ２層。

Ａｇ＝４８ＸＩ−ビ、ｈ＝α８Ｘ１１１ｉ’□。

ＫＢ＝０．４２５５．　ζ＝　１．７２　Ｘ　１０−’
Ω□に設足し、そｎぞｎの制動力を調べた。効率ηは駆
動車７と増速カナ６との間の増速比２．０５のものでは
４６％。

増速比３．１４のものでは８６％であった。

テストに先立って、本発明の制動装置を駆動車７に遵結
しｌいでプリンタのヘッドをバネにより復帰させた場合
には、復帰最終速度は０．７２　ｍ／ｓｅａであった。

そこで本発明の制動装置を駆動車７に連結してテストし
た結果、増速比２．０５のものでは、復帰最終速度に０
．５５　ｍ／　ｅθＣであシ、増速比６，１４のもので
は、復帰最終速度は０．５７　？Ｍ／　ＢθＣであった
。

〔発明の効果」 この発明は磁石の形状が単純であるので加工しやすく安
価にでき、磁気回路の洩れ磁束が少ないので磁気効率が
よく、小さな磁石で大きな磁束密度が得らｎる。１ｆＣ
磁石の１わりに複数の磁束密度集中個所ができるので、
中を・通過する導電体の全周にわたり制動力が得ら九る
から制動効率が良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における要部の縦断面図、第２
図は第１図ＩＩ−ＩＩ線断面図、第３図は第１図■−■
線断面図である。 ３・・・永久磁石、　　　４，５・・・継鉄、４ａ〜４
ｄ、５ａ〜５ｄ・・・磁極部、６・・・増速カナ、　　
７・・・駆動車、８・・・渦カップ、　　　８ｂ＠φ・
縁部。 以　　　土

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 厚み方向に着磁してある永久磁石と、 この磁石の一面に固着してあり、複数の磁極部を形成し
   てある一方の継鉄と、 上記磁石の他面に固着してあり、上記一方の継鉄の磁極
   部に間隙をもつて対向する複数の磁極部を形成してある
   他方の継鉄と、 駆動車に連動して回転自在に軸支してある回転部材と、 この回転部材に固着してあり、その縁部が上記間隙内を
   通過可能であるカップ状の導電性部材と、を具備する制
   動装置。