JPS6134773A

JPS6134773A - 情報記録方式

Info

Publication number: JPS6134773A
Application number: JP15295184A
Authority: JP
Inventors: Tamotsu Ito; 保伊藤; Tadashi Saito; 斉藤　規
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-07-25
Filing date: 1984-07-25
Publication date: 1986-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、光ディスクや光テープのように再生とただ１
度の記録が可能で書き換え不可能な記憶媒体を用いる外
部記憶装置に係り、特に情報を後で追加記録するのに好
適な外部記憶装置のデータ管理方式に関する。

〔発明の背景〕

書き換え不可能な光ディスクを用いて情報を記録する方
法として、特開昭５６−２５２７８号公報に示されるよ
うに、ディスク上をインデックスエリアとデータ記録エ
リアに分割し、データファイルをデータ記録エリアに記
録すると共に、インデックスエリアに各データファイル
に対応させた検索用データを記録する方法が知られてい
る。この方法は、インデックスエリアの検索用データを
用いて高速に、しかもランダムに任意のデータファイル
をアクセスすることができるという特徴がある。

しかし、記録すべきデータファイル負とインデックスエ
リアに用意された検索用データのエリアとが１対１に対
応しない場合には、あらかじめデータ記録エリアとイン
デックスエリアを分割しておくと、ディスクの全額域を
有効に利用することが困難である。例えば、データファ
イル量が大きく、データ記録エリアの占める部分が大き
いが、検索用データはあまり必要としないようなデータ
が多数あれば、インデックスエリアは利用されずに残さ
れる。逆に、データ記録エリアをあまり占有しないデー
タファイルが多い場合には、インデックスエリアが先に
満たされて、データ記録エリアが利用できなくなる。

また、すでに記録されているデータを、見かけ上書き換
える方法としては、例えば特開昭５６−２２２７４号公
報に示されるように、訂正すべきデータをまだ使われて
いない記録可能な領域に記録し、被訂正データに対応す
る検索用データに訂正を行なうことを示す情報を付加す
る方法が知られている。

しかし、この先行技術では、検索用データを書き換え可
能なフロッピーディスクに記録する方法については開示
しているが、検索用データを書き換え不可能な光ディス
クに記録する方法については詳細を述べていない。

〔発明の目的〕本発明の目的は、書き換え不可能な記録媒体上に記録さ
れているデータファイルを見かけ上、訂正および追加し
、これらの訂正または追加されたデータファイルを効率
よく書き換え不可能な記録媒体上に記録するデータファ
イル記録方式を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、複数のデータファイル検索用ディレクトリセ
クタを管理するところのディレクトリテーブルを設け、
データの追加、訂正など、ディレクトリを修正する必要
が生じた場合には、データファイルを記録する領域に、
新たに変更もしくは追加するディレクトリセクタと、変
更後のディレクトリテーブルを記録することにより、デ
ータファイルの追加、訂正を可能としたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図以下に示し、動作を説
明する。第１図において、１はデータを記録するための
光ディスク、２はデータを記録再生するための光ピツク
アップを３方向に移動することができるアクチェータ、
３は光ディスク１を回転させるためのスピンドルモータ
である。光ピツクアップは、実際にはレーザ発振子７と
受光素子１０とからなっている。１１は、機構部制御回
路であり、フォーカスサーボ回路１２、トラッキングサ
ーボ回路１３．モータサーボ回路１４を介して、アクチ
ェータ駆動回路１５、モータ駆動回路１６を制御し、デ
ィスク１と光ピツクアップが正常な相対位置関係を保つ
ように制御している。

４は、制御回路であり、第１図の装置全体を制御してい
る。５は、誤り訂正符号（ｍａａ符号）のエンフーダ回
路、６はレーザ発振子の駆動回路、９は増幅回路、８は
誤り訂正符号のデコーダ回路である。データを記録する
場合には、例えば、２にバイトの原データに、誤り訂正
のための２００符号２８８バイトが付加されて、レーザ
駆動回路６．レーザ発振子７によりディスク上に記録さ
れる。記録はセクタ単位に行なわれ、１セクタは今の場
合２にバイトの原データと２８８バイトのＥＯＯ符号、
およびセクタのアドレスを表わすための数バイトの情報
からなっている。データを再生する場合には、受光素子
１０．増幅回路９によって光デイスク１上の１セクタ分
のデータが、デコーダ回路８に送られる。デコーダ回路
８は、データに誤りが発生していればＸａＯ符号を用い
て誤りを訂正した上で、必要な２にバイトの情報を出力
する。

第２図に、光デイスク上のデータの配置を示す。光デイ
スク上には同心円状の複数個のトラック、あるいは渦巻
状の１本のトラックがあり、さらに各トラックはいくつ
かのセクタに分割されている。これらのセクタは、一定
の順番で並べられ、最初のセクタには、ディレクトリテ
ーブル２０９次のセクタには１番目のディレクトリセク
タ２１が記録されている。以下順次２番目のディレクト
リセクタ２２　、ｎ番目のディレクトリセクタ２３が記
録されている。ディレクトリが管理するデータファイル
についても同様に、１番目のデータファイル２４，２番
目のデータファイル２５．以下ｍ番目のデータファイル
２６の順に記録されている。それ以降は未使用領域２７
である。

第３図に、１セクタの構成について示す。１２バイトの
ＳＹｈ’Ｏ部３０により１セクタの開始を示し、３バイ
トのアドレス部３１でそのセクタの位置情報（アドレス
）を示し、１バイトの識別部３２によりそのセクタの種
別（ディレトリテーブルセクタ、ディレクトリセクタ、
データファイルセクタなどのセクタの種別）を示す。

２にバイトのデータは、データ部３３に記録され、その
ＢＯＯ符号２８８バイトはＥＯＯ部３４に記録される。

第４図に、ディレクトリテーブルの構成を示す。ディレ
クトリテーブルには、各ディレクトリセクタのアドレス
Ａ　Ｄ（ｉ）　４０　、　Ａ　Ｄ（２）　４１　、・・
・。

Ａ　Ｄ　（ｒＬ）　４２がそれぞれ４バイトづつ記録さ
れ、最後に１６進数φＦ　ＩＰ　Ｈ４５が４バイト記録
される。この４バイトのφ１？’ＦＨ４３により、ディ
レクトリセクタの終了が認識できる。

第５図に、ブイレフ）　ＩＪの構成を示す。１つのデー
タファイルにつき３２バイトづつの検索用データが記録
されている。検索用データには、データファイルの名称
を表わす１１バイトのＦＮ５０．データファイルの属性
を表わす１バイトのＡｓ２．そのデータファイルが記録
されている最初のセクタの４バイトアドレス５Ａ５２゜
データファイルの大きさを表わす４バイトのｙＬ５３が
納められている。１セクタ２にバイトであるので、１つ
のディレクトリセクタには６４個Ｃ２０４８７５２）の
データファイルが管理できる。最後の検索用データの次
には、検索用データの終了を示すコードφφＨ５４が記
録されている。

データファイルを読み出すときには、まずディレクトリ
テーブルを読み出し、そこに記録されているディレクト
リセクタのアドレスを順次読み出し、データファイル名
を検索する。データファイル名が検索できれば、データ
ファイルの開始アドレスなどの必要なデータを求め、目
的とするデータファイルを即座に読み出すことができる
。

第６図は、データファイルを追加、訂正した場合のデー
タの配置を示したものの１例である。

記録する手順としては、■未使用領域に新しいデータフ
ァイルＦ　（７７１＋Ｉ、）　　６φを記録する。

■そのデータファイルが該当するディレクトリセクタを
必要に応じて修正し、（データファイルの訂正の場合に
は、そのデータファイルの開始アドレスＳＡやデータフ
ァイルの大きさＰＬを新しいデータファイル下（ｍ＋１
）６０のものに変更し、データファイルの追加の場合に
は、新しいデータファイルＦ（７ｍ＋１）の検索データ
３２バイトを追加する。）この新しいディレクトリＤ　
（ｙＬ’）　　６１を未使用領域に記録する。

■ディレクトリテーブルＴ　（１）２０を修正し、新し
いディレクトリＤ　（Ｗ’）　６１のアドレスに修正し
た新しいディレクトリテーブルＴ（２）６２を未使用領
域に記録する。■古いディレクトリテーブルＴ　（１）
２０にダミーデータを書き込み、そのセクタを読み出し
不能とする。

以後は、新しいディレクトリテーブルＴ（２）６２を用
いてデータファイルを検索する。

第７図は、データファイルを追加、訂正した場合のデー
タの配置を示したものの他の例である。記録する手順は
、第６図の場合と同じである。第６図では、ディレクト
リセクタの数に変更がない場合を示し、第７図では、デ
ィレトリセクタが１個増加した場合を示している。修正
したディレクトリセクタＤ　（ＦＬ’）　６１と増加し
たディレクトリセクタＤ　（ｆＬ＋１）７０を記録した
後、Ｄ（ル’）、Ｄ（ｒＬ＋１）のディレクトリセクタ
のアドレスを追加修正した新しいディレクトリテーブル
Ｔ　（２）６２を記録する。

第６図、第７図の実施例で分かるように、データファイ
ルの追加、訂正の度に増加するセクタは、データファイ
ルを除くと２〜３セクタだけであり、光ディスクの記録
領域を有効に利用することができる。

新しいデータファイル、ディレクトリセクタディレクト
リテーブルは、この順番で記録されるのが望ましい。な
ぜならば、ディスク上に欠陥があり、データが記録でき
ない場合が生じるからである。新しいデータファイルＩ
Ｆ　（７７Ｌ＋１）を記録し、このデータファイルを再
生する。この時に光デイスク上の欠陥などにより重大な
誤りが発生し、誤り訂正符号を用いても復号できなかっ
た場合には、次の未使用領域に再度データファイルＦ（
ｍ＋１）を記録する。データファイルＦ（ｙａ＋１）が
完全に再生できることを確認してから、データファイル
Ｉｒ（ｍ＋１）の開始アドレスを決定する。次に記録す
る更新したディレクトリセクタＤ（ｒＬ’）についても
データファイルの場合と同様に、完全に再生できること
を確認してからディレクトリセクタ］）　（−’）のア
ドレスを決定する。新しいディレクトリテーブルＴ（２
）は、完全に再生できることが確認できるまで未使用領
域への記録を行なう。

データファイルの追加、訂正を行なうたびに、新しいデ
ィレクトリセクタとディレクトリテーブルが記録される
ので、最新のディレクトリテーブルを見つけ出すことが
必要となるが、これは、古いディレクトリテーブルが読
み出し不能であるので、読み出せるディレクトリテーブ
ルが、最新のディレクトリテーブルとなる。この処理は
、電源投入後１度だけ行ない、ディレクトリテーブルの
内容を本体内のＲＡＭに記録しておけば良い。

データファイルを消去する場合やデータファイルの名称
などを変更する場合には、変更となるディレクトリセク
タと、変更後のディレクトリテーブルを記録するだけで
よい。

第１図の実施例では、光ディスクを記録媒体とする場合
について述べているが、書き換不可能な記録媒体であれ
ば、光テープなどについても本発明を用いることができ
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、書き換え不可能な
記録媒体を用いているにもかかわらず、見かけ上データ
ファイルの追加、訂正、消去が可能となる。また、常に
最新のディレクトリセクタおよびディレクトリテーブル
が完全な形で更新されているので、データファイルが検
索しやすい。データファイルの数には制限はなく、記録
媒体のすべてを使いきるまで、データファイルを増やし
ていくことができる。データファイルの追加、訂正に対
して、増加するセクタは、データファイルを除くと２〜
６セクタですみ、記録媒体の記録エリアに対してほとん
ど影響を与えない。

などの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
、第６図、第７図は、本発明によるデータの配置を示す
説明図、第３図は、１セクタの構成を示す構成図、第４
図は、本発明のデ明によりディレクトリの説明図である
。１・・・光ディスク、２・・・アクチェータ、３・・・スピンドルモータ、２０　、６２・・・ディレクトリテーブル、２１．２２
，２！１，６１．７０・・・ディレクトリセクタ、２４
、２５，２６．６０・・・データファイル。什罹Ａｉｈ罹−４−重　　添　　８１７　　　キ第１図第２図第　３　図第４図第５図第　６　図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

可逆的書き換え不可能な記録媒体を用いた記憶装置にお
いて、複数のデータファイルと、前記複数のデータファ
イルを管理する複数個のディレクトリセクタと、前記複
数個のディレクトリセクタのセクタアドレス情報を記録
するディレクトリテーブルとを持ち、前記データファイ
ルの追加、訂正、消去を行う場合に、必要に応じて新し
いデータファイルを前記記録媒体の未使用領域に記録し
、変更もしくは追加する新しいディレクトリセクタと、
前記新しいディレクトリセクタのアドレス情報を含んだ
新しいディレクトリテーブルとを前記記録媒体の未使用
領域に記録することを特徴とする情報記録方式。