JPS6134264Y2 - - Google Patents

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JPS6134264Y2
JPS6134264Y2 JP1982080630U JP8063082U JPS6134264Y2 JP S6134264 Y2 JPS6134264 Y2 JP S6134264Y2 JP 1982080630 U JP1982080630 U JP 1982080630U JP 8063082 U JP8063082 U JP 8063082U JP S6134264 Y2 JPS6134264 Y2 JP S6134264Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
abrasive grains
cut
paper
film
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982080630U
Other languages
English (en)
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JPS58192223U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8063082U priority Critical patent/JPS58192223U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紙管等に巻回したラツプフイルムを収
納し、用時小量づつ引き出して切断、使用するた
めの、収納箱に関するものである。
一般にラツプフイルムと呼ばれるポリ塩化ビニ
リデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブ
タジエン等の合成樹脂フイルム類、アルミホイ
ル、ワツクスペーパー、グラシン紙等のフイルム
類は紙管その他の円筒状芯に巻回され、切断具を
備え、長手方向巻出口を有する紙箱に収納され、
広く家庭用、業務用に使用されている。
従来、長尺フイルムを必要量引出して使用する
にあたつては被切断フイルムが接触する部位に切
断具として通称ノコ歯と呼ばれる金属製鋸歯を設
けたもの、鋭利な刃物を設けたものなどが使用さ
れていた。
しかし、これらの方法では刃先が突出している
ため、手指が触れて怪我をすることがあつた。
更に従来のノコ歯は金属を鋸歯状に切断して製
造するが、その際、鋸歯切断用工具が摩耗しやす
く、多少でも摩耗した工具を用いると製品ノコ歯
にバリが残り、このバリにより怪我をすることが
多かつた。そこでバリを残さないため鋸歯切断用
工具の目立て、手入れに細心の注意を要した。ま
たノコ歯の装着にあたつても刃先突出量の管理が
正確でなければならず、突出量が多すぎるときは
危険であり、不足すれば用をなさない。
このようにノコ歯の製造取付には細心の注意を
要し、したがつて高価になるのは、ノコ歯そのも
のの有する刃物としての危険性に起因するもので
ある。本考案に係る砥粒面を用いれば印刷、吹
付、貼付、切削、その他種々の方法を使用するこ
とができ、加工がきわめて簡単であり、製作上も
きわめて有利である。
本考案は砥粒面を線状に設けて切断手段とする
と共に、線状の砥粒面を稜線に近接して***さ
せ、この稜線に紙を貫通するに至らない浅い切込
を刻設することにより、切断にあたり、被切断フ
イルムと砥粒面との接触を確実にし、更に***が
フイルムの台座の役を果し、最初の切傷が深く入
るとともにこの切傷を正確に誘導することのでき
るラツプフイルムの収納箱を提供するものであ
る。
以下、図面を参照し、実施例を挙げて本考案を
詳細に説明する。
第1図は斜視図、第2図は第1図の横断端面図
であつて、1は前面、2は底面、3は後面、4は
後面端部から開閉自在に延出する上蓋、5は上蓋
4から更に延出する前フラツプである。6は前面
1と底面2とにより形成された稜線であつて、前
側面1の稜線6に近接した部位に稜線6に沿つて
線状の***7を設けた。この線状の***7上に
JIS標準篩で590μを通過し、250μに留る粒度の
砥粒8を接着剤を介して線状に塗布した。9は切
込線であつて紙を貫通しない深さであり稜線に沿
つて折曲げて箱を形成する際、丸みのない鋭い角
として形成することができ、外観上もすぐれたも
のとなる。***7は砥粒8によりフイルムに最初
の切傷を与える際、砥粒とフイルムを圧着させる
台座の役を果し、シヤープな切傷を与えることが
できるとともに稜線上に設けられた切込線と相ま
つてこの切傷をフイルムを横断する方向へ正確に
誘導することができる。10は紙管、11はラツ
プフイルム、12は側面である。
第3図は第2図のように折曲げられて、第1図
のような箱を形成する原紙の断面図であり、折曲
げられて稜線を形成すべき部位、13,14,1
5はあらかじめ金型により加圧して箱の内側に向
つて突出する線状の突起を設ける。この操作時に
本考案に係る収納箱においては前面1の稜線6よ
りやや内側に***7を箱の外側に向つて線状に突
出させ、同時に稜線6となるべき部分に紙より浅
い切込線9を入れる。***7は前面1に設けても
底面2であつても差支えないが切込線9を有する
稜線に近接していることを要する。
このようにして形成した原紙の***7上に砥粒
8を付着させ、この砥粒付原紙を通常の製函機を
用いて製函し、ラツプフイルムを収納する。
場合によつては砥粒8を所定の部位に付着させ
た後、金型により加圧して***7及び稜線を設け
てもよい。
第4図は第3図の−線断面図であり、砥粒
8はJIS標準篩の590μを通過し、250μに留る範
囲のものが、ラツプフイルムの切れ味、塗布の容
易性、外観、砥粒の脱落しにくさなどの見地から
望ましい。砥粒8は***7上に設けられるべきで
あるが、場合によつては***7の近辺に幅広く塗
布されていても差支えない。
接着剤は強力に砥粒を接着できるものであれ
ば、特に限定しないが、工程上短時間に硬化する
ものが望ましい。例えば、α−シアノアクリレー
ト系接着剤は強力、かつ硬化が早いので望ましい
接着剤の一つである。又放射線硬化型の接着剤も
望ましい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は第1図の横断端面図、第3図は原紙
の断面図、第4図は第3図の−線断面図であ
る。 図面中、1は前面、2は底面、3は後面、4は
上蓋、5は前フラツプ、6,13,14,15は
稜線、7は***、8は砥粒、9は切込線、10は
紙管、11はラツプフイルム、12は側面であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形の前面、底面、後面及び正方形の両側面
    からなる横長の箱の後面端部から長方形の上蓋を
    開閉自在に延出してなるラツプフイルムの紙箱に
    おいて、表面にJIS標準篩の590μを通過し、250
    μに留る砥粒を付着してなる線状の***を紙箱の
    長手方向稜線に近接して設けると共に、上記線状
    の***に近接する稜線に紙の厚みより浅い切込線
    を刻設したことを特徴とするラツプフイルムの収
    納箱。
JP8063082U 1982-06-02 1982-06-02 ラツプフイルムの収納箱 Granted JPS58192223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8063082U JPS58192223U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 ラツプフイルムの収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8063082U JPS58192223U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 ラツプフイルムの収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58192223U JPS58192223U (ja) 1983-12-21
JPS6134264Y2 true JPS6134264Y2 (ja) 1986-10-06

Family

ID=30089768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8063082U Granted JPS58192223U (ja) 1982-06-02 1982-06-02 ラツプフイルムの収納箱

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JP (1) JPS58192223U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2621988B2 (ja) * 1989-08-08 1997-06-18 旭化成工業株式会社 ラツプフイルムの紙箱
JPH0547059Y2 (ja) * 1989-10-03 1993-12-10
JP2016074453A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 王子ホールディングス株式会社 ロールシート収納箱
JP7353100B2 (ja) * 2019-08-21 2023-09-29 旭化成株式会社 巻回体の収容箱及び収容装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879532U (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 旭化成株式会社 巻回フイルムの紙箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58192223U (ja) 1983-12-21

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