JPS6134059B2 - - Google Patents

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JPS6134059B2
JPS6134059B2 JP56144434A JP14443481A JPS6134059B2 JP S6134059 B2 JPS6134059 B2 JP S6134059B2 JP 56144434 A JP56144434 A JP 56144434A JP 14443481 A JP14443481 A JP 14443481A JP S6134059 B2 JPS6134059 B2 JP S6134059B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigeration
evaporator
compartment
blower
refrigerant
Prior art date
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Expired
Application number
JP56144434A
Other languages
English (en)
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JPS5845479A (ja
Inventor
Kazuo Matsuhashi
Kenji Fujioka
Takaharu Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPS5845479A publication Critical patent/JPS5845479A/ja
Publication of JPS6134059B2 publication Critical patent/JPS6134059B2/ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用冷凍冷蔵庫に関するものであ
り、冷房サイクルと併用または独立に缶飲料水等
を冷したり、氷を作つたりすることが可能なもの
である。
近時、いわゆるワゴン車はレジヤービークルと
して使用目的が多枝にわたつている。さらに乗員
が6〜8名ということで、走行時に飲み物、おし
ぼり等を冷したり、またキヤンプ等では氷が必要
となる場合が多い。
本発明は上記要望をみたすべく案出されたもの
で、缶飲料水等を冷蔵する冷蔵機能と、製氷する
ための冷凍機能とを1つの箱体内で良好に発揮し
得る自動車用冷凍冷蔵庫を提供することを目的と
する。
本発明の好ましい実施態様によれば、箱体内
に、送風機のフアン、フアン駆動モータ、フアン
ケーシングを設置し、その通風路中に定圧膨張
弁、圧力スイツチ、蒸発器、逆止弁等からなる冷
却機構を設置し、フアンから吹出された風を冷蔵
用蒸発器部に付いたフアン間を通過させることに
より冷風に変換し、これを冷そうとする物、例え
ばコーラ缶に吹き付け冷却させる。
さらに冷凍庫は上記冷蔵庫と同時に作動し、冷
凍用蒸発器部のチユーブ内を例えば0.5Kg/cm2(−
21℃相当)の低圧に下げることにより冷凍用蒸発
器部のチユーブの上に置いた製氷皿内の水を氷に
変換することができる。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図は本発明をワゴン車用ツインクーラと
組み合せて実施した場合における冷凍サイクルを
示しており、コンプレツサ100は電磁クラツチ
101を介して図示しない自動車エンジンにより
駆動され、このコンプレツサ100から送られた
冷媒はコンデンサ102により液化され、レシー
バ103を通つた後、フロント側冷房ユニツト1
04の電磁弁104a、膨張弁104b、蒸発器
104cを有する回路と、リヤ側冷房ユニツト1
05の電磁弁105a、膨張弁105b、蒸発器
105cを有する回路と、冷凍冷蔵用の定圧膨張
弁106、圧力スイツチ107、冷凍冷蔵用蒸発
器108、逆止弁109を有する回路とに分岐さ
れ、この3つの回路のいずれかを通過した後、コ
ンプレツサ100へ戻る。フロント側冷房ユニツ
ト104は上記機器の他に送風機104d等とと
もにワゴン車の車室内前部のインストルメントパ
ネル下部に設置され、リヤ側冷房ユニツト105
は上記機器の他に送風機105d等とともに車室
内に助手席後方の床下に設置される。
冷凍冷蔵用の蒸発器108は、後述するように
冷凍用蒸発器部108aと冷蔵用蒸発器部108
bとに区分されており、前者108aは冷凍室1
10内に設置され、後者108bは冷蔵室111
内に設置されている。この冷蔵室111内には、
送風機112、サーミスタからなる温度センサ1
13が設置されている。前記温度センサ113は
室111内で送風空気流が直接当らないような位
置(第4図の例では箱体1の切欠凹所内にもうけ
てある。)に設けてある。
115は制御装置で、温度センサ113の検出
温度に応じて送風機112の作動を断続制御する
ことにより、冷蔵室111内を所定温度(例えば
5℃)に維持する。また、制御装置115はその
内蔵の時限回路を作動および圧力スイツチ107
の断続作動により電磁弁104a,105aを開
閉する作用をも果すものである。すなわち第2図
は縦軸に冷凍冷蔵用蒸発器108内の圧力Pをと
り、横軸に時間tをとつたもので、この第2図に
ついて説明すると、圧力スイツチ107は圧力P
が設定圧例えば1.5Kg/cm2以上になると閉成するも
のであつて、圧力Pが上記設定圧に上昇するまで
の間は圧力スイツチ107が開放しているので、
制御装置115を介して電磁弁104a,105
aの通電され、この両電磁弁104a,105a
を開くことにより前後の2つの冷房ユニツト10
4,105側の回路へ冷媒を流す。このとき、冷
房ユニツト104,105側回路の蒸発圧力は温
度作動式膨張弁104b,105bの作用により
2Kg/cm2以上の圧力に保持され、一方冷凍冷蔵用
回路の定圧膨張弁106は開弁設定圧力が例えば
0.5Kg/cm2(冷媒蒸発温度−21℃相当)に設定され
ているので、閉弁状態にあり、冷凍用冷蔵用回路
には冷媒が流れない。そして、冷凍冷蔵側回路の
圧力Pが前述の1.5Kg/cm2以上に上昇するか、ある
いは電磁弁104a,105aの開弁時間が設定
時間(例えば1分間)以上継続すると、制御装置
115によつて電磁弁104a,105aの通電
が遮断され、電磁弁104a,105aが閉弁す
る。これにより、冷凍冷蔵側回路の圧力Pが急速
に低下し定圧膨張弁106が開き、冷凍冷蔵側回
路へ冷媒が流れる。この状態は、設定時間(例え
ば15秒間)が接続され、この設定時間が経過する
と、制御装置115によつて再び電磁弁104
a,105aに通電され、この電磁弁104a,
105aが開く。このように、制御装置115に
より電磁弁104a,105aを開閉することに
より、冷房ユニツト側回路と冷凍冷蔵回路に交互
に冷媒が流れて、冷房ユニツト104,105に
よる車室内の冷房作用と蒸発器108による室1
10内の冷凍作用および室111内の冷蔵作用を
行う。
第3図および第4図は、本発明の冷凍冷蔵庫の
具体的構造を例示するものであり、本発明による
冷凍冷蔵庫の箱体1はポリエチレン又はポリプロ
レン等からなる2重の樹脂部材23a,23bを
用いたいわゆる2重壁構造を有している。さらに
断熱性向上のために2重壁間には硬質ポリウレタ
ン等の断熱材22を注入してある。箱体1にはこ
れと同様に2重壁構造と硬質ポリウレタン等の断
熱材とを組合せたドア2がヒンジ3により開閉自
在に連結されており、ヒンジ3はビス24で固定
してある。また、ドア2の周縁部には磁石25a
を内蔵したゴム部材25がコの字状に固定されて
おり、このゴム部材25は箱体1の開口端面に固
定された鉄板26と磁力にて確実に吸着固定され
るようになつている。箱体1の底部は段付形状に
成形され、その段部1a上に空気吸入用の格子1
1を固定する形状となつており、更に段部1b,
1c間には格子11から吸入された空気が流れる
冷風通路27が形成されている。蒸発器収納用ケ
ース15は第5図に示す様にポリエチレン又はポ
リプロピレンの2重壁構造となつており、箱体1
の溝部1d,1eにさし込む様になつている。こ
のケース15は略コの状形状に成形されており、
このケース15の前面には冷凍室110の開口部
15aがあけられ、冷凍庫ドア16で開閉され
る。この冷凍庫ドア16はヒンジ32にてケース
15と連結され、ビス33にて固定されている。
更に、冷凍庫ドア16にはマグネツト28が固定
され、ケース15にビス29にて取り付けた鉄板
30と磁力にて固定される様になつている。な
お、ケース15の前面上部は冷蔵用蒸発器部10
8bの前方まで延びて格子31が形成されてお
り、送風機112からの風を通過できる様になつ
ている。
上記ケース15内に収納される蒸発器108は
第6図に示すごとき構造であつて、冷凍室110
を冷却する冷凍用蒸発器部108aと、冷蔵室1
11に連通する冷蔵用蒸発器部108bは、蛇行
状に屈曲形成された一連のメインチユーブで構成
され、その両端には冷媒入口パイプ108cと冷
媒出口パイプ108dが接合されている。また、
冷蔵用蒸発器部108bには送風機112からの
空気を効率よく冷却するようにコルゲートフイン
8が設けられている。冷凍室110は前記メイン
チユーブ内を通過する冷媒を0.5Kg/cm2程度の低圧
にすることでメインチユーブの上に乗せた製氷皿
13、製氷蓋17内の水等を製氷可能とする。蒸
発器108の冷媒入口パイプ108cにつながる
圧力スイツチ107、定圧膨張弁106、また冷
媒出口パイプ108d内につながる逆止弁109
等もすべて箱体1内に収納されている。冷媒配管
18,19はそれぞれ箱体1の外部へ突出し、第
1図の冷凍サイクルに接続される。逆止弁109
はサクシヨン側の冷媒配管19内の冷媒圧力が定
圧膨張弁106により設定された0.5Kg/cm2以上に
なつた場合冷媒が逆流するのを阻止する構造とな
つている。送風機112のフアンケーシング11
2aは箱体1の上部下面に樹脂部材23bにより
一体成形されている。そして、吸入側のベルマウ
ス部112bは第7図a,bに示すごとき形状を
有し、ビス112cにより箱体1の内側樹脂部材
23bに固定されている。このベルマウス部11
2bには複数のボス部112hを設け、ここにモ
ータ112dのブラケツトがビス112eにより
固定されている。送風機112のフアン112f
はモータ112dのシヤフト112gに固定され
ている。フアンケーシング112aの下面に開口
している吸入口は冷風通路27に連通して第4図
の矢印のごとく空気を吸入するようになつてお
り、吐出口は冷蔵用蒸発器部108bの空気通路
(コルゲートフイン8部)に連通している。
なお、箱体1には樹脂で一体成形されたヒンジ
1dが備えられており、このヒンジ1dの位置で
開閉可能とすることにより、箱体1内への送風機
112、蒸発器108等の組付が容易となるよう
にしてある。また、ドア2のヒンジ3を樹脂で一
体成形することも可能であり、この場合は箱体1
とドア2を一体成形できる。
また、箱体1は車室内の適宜位置、例えば第8
図に示すごとくワゴン車の車室前部の計器盤34
下部の位置、あるいは座席35の下部位置等に設
置するとよい。
次に、上記構成において冷凍冷蔵庫の作用を説
明する。冷媒配管18から冷媒はまず定圧膨張弁
106を通過し、この弁106の作用により冷媒
は設定圧の0.5Kg/cm2以下に減圧され、冷媒の蒸発
温度は−21℃となり、冷媒は冷凍用蒸発器部10
8aで製氷作用を行う。そして、この冷凍用蒸発
器部108aを通過した冷媒は冷蔵用蒸発器部1
08bでコルゲートフイン8を介して送風空気を
冷却する。この送風空気すなわち冷風は、冷蔵室
111→格子11→冷風通路27→送風機フアン
ケーシング112a→冷蔵用蒸発器部108b→
冷蔵室111の経路で循環する。また、格子11
を冷蔵室111の端部(第4図の右端部)に位置
させることにより、冷蔵室111内の全体に冷風
がゆきわたる。従つて、冷蔵室111内の缶飲料
水10等は強制循環する冷風により良好に冷却さ
れる。冷蔵室111内の冷却温度は温度センサ1
13の検出信号に応じて送風機112の作動を断
続することにより設定温度に制御される。
なお、本発明は上述の一実施例に限定されるこ
となく種々変形可能であり、箱体1内における送
風機112、蒸発器108等の配置形態は図示の
ものに限らず、種々の態様で実施できることはい
うまでもない。
また、冷凍冷蔵用の冷凍サイクルおよびその制
御方法も前述の説明のものに限らず、種々変形で
き、例えば冷凍冷蔵用サイクルを冷房用サイクル
から独立して構成してもよい。
上述したように本発明によれば、冷蔵室等の下
側に形成した冷風通路を通して、送風機により冷
蔵室へ冷風を強制循環することによつて良好な冷
蔵作用を発揮できると同時に、冷蔵室から独立し
て形成された冷凍室内に冷凍用蒸発器部を備える
ことによつて製氷することも可能となり、実用上
極めて有用なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は冷凍サイクル図、第2図は作動説明図、第3図
は冷凍冷蔵庫の透視斜視図、第4図は第3図のA
−A矢視断面図、第5図は第3図の要部斜視図、
第6図は蒸発器の斜視図、第7図aは送風機フア
ンケーシングの上面図、第7図bは第7図aのB
−B断面図、第8図はワゴン車の概略側面図であ
る。 1……箱体、2……ドア、27……冷風通路、
108a……冷凍用蒸発器部、108b……冷蔵
用蒸発器部、110……冷凍室、111……冷蔵
室、112……送風機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開閉自在なドアを有する箱体と、この箱体内
    に形成された冷蔵室と、前記箱体内で、前記冷蔵
    室とは独立に形成された冷凍室と、前記冷蔵室を
    冷却する冷蔵用蒸発器部と、前記冷凍室を冷却す
    る冷凍用蒸発器部と、前記冷蔵用蒸発器部の空気
    入口側に設置され、この冷蔵用蒸発器部を通して
    前記冷蔵室に冷風を強制循環する送風機と、前記
    冷蔵室、前記両蒸発器部および前記送風機の下方
    側に形成され、前記冷風を流通させる冷風通路と
    を具備する自動車用冷凍冷蔵庫。
JP14443481A 1981-09-11 1981-09-11 自動車用冷凍冷蔵庫 Granted JPS5845479A (ja)

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JP14443481A JPS5845479A (ja) 1981-09-11 1981-09-11 自動車用冷凍冷蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPS5845479A JPS5845479A (ja) 1983-03-16
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ID=15362107

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JPH05310282A (ja) * 1992-04-28 1993-11-22 Aoto Insatsu Kk 箸袋及びその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827874U (ja) * 1971-08-09 1973-04-04
JPS5640061A (en) * 1979-09-05 1981-04-16 Hitachi Ltd Refrigerating chamber for vehicles

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JPS5323791Y2 (ja) * 1975-06-16 1978-06-19
JPS5710903Y2 (ja) * 1978-02-24 1982-03-03

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JPS5845479A (ja) 1983-03-16

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