JPS6131473Y2 - - Google Patents

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JPS6131473Y2
JPS6131473Y2 JP1977033178U JP3317877U JPS6131473Y2 JP S6131473 Y2 JPS6131473 Y2 JP S6131473Y2 JP 1977033178 U JP1977033178 U JP 1977033178U JP 3317877 U JP3317877 U JP 3317877U JP S6131473 Y2 JPS6131473 Y2 JP S6131473Y2
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JP
Japan
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cover
base
electrical device
terminal
welding filler
Prior art date
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JP1977033178U
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JPS53125840U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両側面より夫々端子1を突設したリレ
ーのような電気機器2を、一面が開口する同一形
状の箱体よりなるベース3とカバー4との開口同
士の接合によつて形成される筐体5内に収納し、
上記各端子1をベース3とカバー4との接合面間
に形成される間隙部分から外部に導出すると共
に、ベース3およびカバー4の接合面の端子導出
部にそれぞれ周方向に沿つた凹部12を形成し、
端子1を導出した周隙部分および凹部12に溶着
充填材6を充填して電気機器2に密封して成る密
封電気機器に係り、その目的とするところは、両
側面から端子が突出している電気機器を簡単且つ
確実に密封することができる密封電気機器を提供
するにある。
第1図〜3図は本考案に係る従来例を示すもの
で、図中2は両側面から夫々給電用の端子1を突
設したリレーのような小型の電気機器である。そ
して3は合成樹脂のベース、4はベース3を被う
合成樹脂製のカバーで、ベース3とカバー4との
接合により電気機器2収納用の筐体5が構成され
る。6は溶着充填材で、熱により溶けて、その後
硬化する合成樹脂により形成してある。ベース3
とカバー4とには夫々接合時開口部9となる切欠
7が形成してあり、この切欠7を通じて電気機器
2の端子1が外部に導出される。またベース3に
はカバー4の内側面と接触する突壁8が形成して
ある。そして上記電気機器2を筐体5で密封する
場合は、まず、電気機器2を内部に収納した状態
で、ベース3とカバー4とを接合する。このとき
開口部9より端子1を外部に導出しておく。しか
る後、開口部9の両端部9aに夫々液状の接着剤
10を流し込み、第3図に示すように毛細管現象
によつてベース3の突壁8表面とカバー4内周面
との間に接着剤10を行き渡らせる。このように
して、筐体5の開口部9以外の接合部分を密封す
る。その後、開口部9に溶着充填材6を開口部9
全部に行き渡らせた後硬化させて開口部9を完全
に密封すると共に端子1を固定的に保持する。こ
のようにして、筐体5の両側面より端子1が突出
した密封電気機器が構成されていた。なお、第4
図a,bに示すように溶着充填材6を2分割した
状態で開口部9に挿置して硬化するようにしても
よい。しかしながら、このような従来例にあつて
は間隙部分の間隔が変化して溶着充填材6の充填
量が少なすぎた場合、密封が確実に行なわれない
という問題があり、しかも充填材6として金属製
の端子1と合成樹脂よりなるベース3およびカバ
ー4とに対して接着力が略等しいものを選定して
用いる必要があり、溶着充填材6の選定が難しく
なるという問題があつた。本考案は上記の点に鑑
みて為されたものである。
以下実施例について図を用いて説明する。第5
図a,bは本考案一実施例を示すもので、基本構
成は第1図乃至第4図に示す従来例と略同一であ
り、実施例にあつては、一面が開口する同一形状
の箱体よりなるベース3とカバー4との開口同士
の接合によつて筐体5が形成されるようになつて
おり、ベース3およびカバー4の接合面の中央に
それぞれ全周に亘つて溝状の凹部12を形成し、
この凹部12に溶着充填材6を嵌め込んでおく
か、または同時成型にて一体化したものであり、
溶着充填材6を溶融硬化させて端子1を導出した
間隙部分に溶着充填材6を充填して電気機器2を
密封するようになつている。
本考案は上述のように、両側面より夫々端子を
突設したリレーのような電気機器を一面が開口す
る同一形状の箱体よりなるベースとカバーとの開
口同士の接合によつて形成される筐体内に収納
し、上記各端子をベースとカバーとの接合面間に
形成された間隙部分から外部に導出すると共に、
端子を導出したベースとカバーとの間隙部分を溶
着充填材によつて密封したものであるから、両側
面から端子が突出したリレーのような電気機器で
あつても、筐体側面より端子を外方に突出させた
状態で簡単且つ確実に密封することができ、ま
た、筐体を形成するベースとカバーとが共通部品
となり、同一の金型で成形できるとともに部品数
(種類)を少くすることができ、コストが安くな
るという効果があり、しかも端子を導出した間隙
部分は溶着充填材によつて密封されるものである
から、端子は溶着充填材によつて保持され、端子
の位置強度が増大する利点を有するものであり、
また、ベースおよびカバーの接合面の端子導出部
に凹部を形成し、凹部および端子を導出した間隙
部分に溶着充填材を充填して電気機器を密封する
ようにしているので、間隙部分の間隔が変動して
間隙部分を充填するのに必要な溶着充填材の量が
多くなつた場合においても、凹部内の溶着充填材
が間隙部分に補充されることになつて溶着充填材
の不足による密封不良が発生することがなく、し
かも、接合面に周方向に沿つた凹部を形成するこ
とにより、溶着充填材とベースおよびカバーとの
接合面積が大きくなるとともに、硬化した溶着充
填材を介してベースおよびカバーが係合すること
になるので、溶着充填材のベースおよびカバーに
対する接着力は多少弱くても良く、溶着充填材を
選定する場合、端子に対する接着力を重視して選
定すれば良く、溶着充填材の選定が容易になると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の分解斜視図、第2図は同上の
一製造工程を示す縮小外観図、第3図は同上のベ
ースとカバーとの接合部分の断面図、第4図aは
別の従来例の断面図、同図bは同図aの要部拡大
断面図、第5図aは本考案一実施例の断面図、同
図bは同図aのベースまたはカバーの斜視図であ
る。 1は端子、2は電気機器、3はベース、4はカ
バー、5は筐体、6は溶着充填材、12は凹部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側面より夫々端子を突設したリレーのような
    電気機器を、一面が開口する同一形状の箱体より
    なるベースとカバーとの開口同士の接合によつて
    形成される筐体内に収納し、上記各端子をベース
    とカバーとの接合面間に形成される間隙部分から
    外部に導出すると共に、ベースおよびカバーの接
    合面の端子導出部分にそれぞれ周方向に沿つた凹
    部を形成し、端子を導出した間隙部分および凹部
    に溶着充填材を充填して電気機器を密封するよう
    にして成る密封電気機器。
JP1977033178U 1977-03-15 1977-03-15 Expired JPS6131473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977033178U JPS6131473Y2 (ja) 1977-03-15 1977-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977033178U JPS6131473Y2 (ja) 1977-03-15 1977-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53125840U JPS53125840U (ja) 1978-10-06
JPS6131473Y2 true JPS6131473Y2 (ja) 1986-09-12

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ID=28888139

Family Applications (1)

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JP1977033178U Expired JPS6131473Y2 (ja) 1977-03-15 1977-03-15

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JP (1) JPS6131473Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476963U (ja) * 1971-02-13 1972-09-25
JPS523777A (en) * 1975-06-26 1977-01-12 Ichinose Sekkei Jimusho:Kk Automatic deviding chuck

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476963U (ja) * 1971-02-13 1972-09-25
JPS523777A (en) * 1975-06-26 1977-01-12 Ichinose Sekkei Jimusho:Kk Automatic deviding chuck

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Publication number Publication date
JPS53125840U (ja) 1978-10-06

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