JPS6131288Y2 - - Google Patents

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JPS6131288Y2
JPS6131288Y2 JP4865981U JP4865981U JPS6131288Y2 JP S6131288 Y2 JPS6131288 Y2 JP S6131288Y2 JP 4865981 U JP4865981 U JP 4865981U JP 4865981 U JP4865981 U JP 4865981U JP S6131288 Y2 JPS6131288 Y2 JP S6131288Y2
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JP
Japan
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cam
optical axis
lens
barrel
movement
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JP4865981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビカメラ・一眼レフカメラ・ビデ
オカメラ等に取り付け可能なズームレンズ鏡胴の
構造に関する。
特に本考案はズーム操作手段の操作に応じて変
倍作用又は補正作用に寄与するレンズ光学系を光
軸に沿つた方向に移動制御するカム機構の改良に
係る。
第1図は従来例の断面図で、このズーム操作環
の回転角度を用いて従来例の説明とする。変倍レ
ンズ系7及び補正レンズ系8を有するズームレン
ズに於いて、これらを移動する手段としてカム環
4にカム溝4aの(変倍レンズ系を移動させるも
の)及び4b(補正レンズ系を移動させるもの)
を加工して、そのカム環4を回転させてズーミン
グを行なう方式がある。この場合、ズーム操作環
2の望遠広角間の回転角度は、連結ピン3によ
り、カム環4と1:1に連結されている為、カム
環4のカム溝4a及び4bの回転角度θ゜(第2
図のθ゜)に等しくなる。
しかしながら変倍レンズ系及び補正レンズ系を
移動させるカム方式のなかで、カム環4に変倍レ
ンズ系移動用カム溝4aを3本、及び補正レンズ
系移動用カム溝4bを3本合計6本加工して行な
う方式の場合などに於いては、1本のカム溝の角
度θは最大でも100゜前後しかとれないことにな
る。その為、ズーム操作環2の回転角度も100゜
前後に制限されてしまい、使い勝手上から回転角
度がせまく使いにくくなつてしまう。
本考案は前記ズーミング操作手段によつて変倍
系又は補正系レンズの移動量を制御するカム手段
のカム機構を改良することによつてカム筒の回転
速度を一定に保つたまま操作手段の操作量の増
加・減少を図る。又、逆に操作手段の操作量を一
定に保つてカム筒の回転量の増加又は減少を許動
させ、ズーミングの変倍量、補正量の拡大を可能
とするズームレンズ鏡胴を提供する。
第3図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
図において、100は固定筒部材でありその一端
側にはレンズ鏡胴Lをカメラに装着するためのマ
ウント手段100aを設けてある。
L1はフオーカス用レンズ、L2は変倍作用に寄
与するレンズ、L3は収差補正用のレンズ、L4
L5は結像作用に寄与するレンズを示す。
固定筒部材100の外周にはズーミング操作手
段(操作環)101が光軸まわりりに回転可能か
つ光軸に沿つた方向への移動規制されて嵌められ
ており、固定筒部材100の内周には光軸に沿つ
た方向に直進溝100bが加工されている。
102は前記操作手段101と固定筒部材10
0の間に配置された第1のカム手段のカム筒であ
り、該第1のカム手段102のヘリコイド部10
2bは固定筒部材100の外周上のヘリコイド部
100cと噛合するとともに、前記操作手段10
1とはピン部材103、直進溝101aからなる
連結手段にて連結されている。即ち操作手段10
1の内周に形成した直進溝101a内にカム筒1
02に植立したピン部材103係合している。1
04は前記固定筒部材100の内側に嵌装した第
2のカム手段のカム筒であり、該カム筒104は
植立ピン105が前記第1のカム手段102に形
成したカム溝102aに係合している。
109,110は変倍用レンズL2と収差補正
用レンズL3を保持するレンズ保持部材であり、
それぞれ前記第2のカム筒104に嵌装されると
ともに、各保持部材109,110から植立した
係合ピン107,111が前記第2のカム筒部材
に形成したカム溝104a,104bに係合して
いる。
各レンズ保持部材109,110の移動を滑ら
かに行なうために前記係合ピン107,111に
はコロ108,112が嵌め込まれている。
113は前記固定筒100に保持されている絞
りユニツトを示す。
115はフオーカス用レンズL1を保持したフ
オーカスリングであり、固定筒部材100とはヘ
リコイド噛合しており、フオーカスリング115
の光軸まわり回転によつてフオーカス用レンズ
L1が繰り出し制御される。
次に第3図乃至第6図を参照して、本実施例の
ズーミング操作による各部材の動作について述べ
る。ズーミング操作手段101を光軸まわりに回
転するとズーミング操作手段101と第1カム手
段のカム筒10は連結手段101a,103によ
つて連結しているので第1カム手段のカム筒10
2も一緒に回転する。更にカム筒102は固定筒
100とヘリコイド噛合102b,100cして
いるので固定筒に対しヘリコイドのリードに応じ
て光軸に沿つた方向に移動する。前記連結手段の
係合ピン103は操作手段の内周に形成した直進
溝101a内に係合しており、又、第1カム筒1
02は固定筒100上に移動可能域を設けている
ので第1カム筒102は光軸に沿つた方向に移動
できる。
そして前記第1カム筒102と第2カム筒10
4は係合ピン105、カム溝102aからなる連
結手段に依つて連結されているので、前記第1の
カム筒102の光軸に沿つた方向の移動運動が前
記カム筒104の光軸まわりの回転運動に変換さ
れる。前記第2のカム筒104は光軸に沿つた方
向の移動が規制されているため光軸まわりの回転
動作のみ行なわれ、この回転動作によつて変倍用
レンズL2と収差補正用レンズL3は各カム溝10
4a,104bの変位に応じて光軸に沿つて移動
する。
固定筒部材100の内周に形成した溝100b
は前記係合ピン105の光軸まわりの回転領域分
だけ逃げ部を有している。
前述の構成の鏡胴において、ズーミング操作手
段101の回転操作により第1カム部材102は
連結手段101a,103とヘリコイド噛合手段
102b,100cによつて固定筒部材100に
対し光軸に沿つた方向に動く。そして第1カム部
材102の光軸に沿つた方向の運動は係合ピン1
05、カム溝102aから成る連結手段によつて
第2のカム部材104を光軸まわりの回転運動に
変換させ、更に、該第2のカム部材104の各カ
ム溝104a,104bによつて変倍用と収差補
正用の各レンズL2,L3の移動量の制御が行なわ
れる。従つて第1のカム部材のヘリコイド噛合の
リード量とカム溝102aの変位量の設定値の採
り方によつてズーミング操作手段101の回転角
度は第2のカム部材104の回転角度より大きく
することができる。今、第2のカム部材104の
カム溝104aの移動量を第6図にて示すように
θ度とし、第1カム部材102のカム溝102
aの変位量θ度とすると合成変位量θはθ
Q1度の和となる。更に、第3図において操作手
段の内周長直溝101aを光軸に対し傾斜角度θ
に加工すると更に変位量を加えることができ
る。
本考案は、ヘリコイドを使用する代りに円筒カ
ムを用いることも可能であり、又、用途としては
ズーム以外にフオーカス又は絞りにも応用可能で
ある。第7〜9図はヘリコイドの代りに円筒カム
を用い、絞りに適用した実施例である。第7図の
202はヘリコイド環に代るもので、対向2ケ所
にカム溝202bが2本加工されており202を
回転させることにより前後する。即ち、ヘリコイ
ドと同じ働きをする。このような構成にすること
により絞りの風車207の回転角に対しアイリス
操作環201の回転角を増減することができる。
以上説明した通り内側の回転体の回転角度が何
らかの理由により制限される場合、例えば内側の
回転体が円筒カムの場合、それに加工するカム溝
の角度が、カム溝同志がぶつかつて大きくとれな
いとか、又内側の回転体が絞りの風車207の場
合、絞り羽根の設計上、その回転角が制限される
ことがあるが、このような場合に、本考案の機構
を使用することにより、外側の操作環の回転角度
を増加又は減少することができるので、他のレン
ズと操作環の角度を合わせることができるし、
又、カメラマンの操作しやすい角度に合わせるこ
とができ操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断面図。第2図はカム部材
の展開図。第3図は本考案の縦断面図。第4図は
本考案の斜要部を表わす斜視図。第5図は、第3
図のA〜A横断面図。第6図は本考案の主要部の
展開図。第7図は他の実施例の縦断面図。第8図
は第7図のB−B断面図。第9図はその主要部の
展開図である。 100……固定筒部材、101……ズーミング
操作手段(ズームリング)、102……第1カム
部材、104……第2カム部材、L1〜L5……レ
ンズ光学系。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定筒をズーミング操作部材との間にカムを設
    けた第1カム部材を配置し、 前記ズーミング操作部材の光軸まわり回転操作
    によつて前記第1カム部材は前記固定筒に対し光
    軸まわりに回転しつつ光軸平行方向に移動する様
    にヘリコイド結合又はカム一係合部材に関係に保
    ち、 前記固定筒の内側に可動レンズを移動制御する
    カムを設けた第2のカム部材を光軸に沿つた方向
    の移動を規制して配置し、 前記第2カム部材に固定した係合部材を前記第
    1カム部材の前記カムと係合する様にしたことを
    特徴とするズームレンズ鏡胴。
JP4865981U 1981-04-03 1981-04-03 Expired JPS6131288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4865981U JPS6131288Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4865981U JPS6131288Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57162606U JPS57162606U (ja) 1982-10-13
JPS6131288Y2 true JPS6131288Y2 (ja) 1986-09-11

Family

ID=29845387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4865981U Expired JPS6131288Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063675A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Sony Corp レンズ鏡筒及び撮像装置

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JPS57162606U (ja) 1982-10-13

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