JPS6131058A - 粉末豆乳 - Google Patents

粉末豆乳

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Publication number
JPS6131058A
JPS6131058A JP15313584A JP15313584A JPS6131058A JP S6131058 A JPS6131058 A JP S6131058A JP 15313584 A JP15313584 A JP 15313584A JP 15313584 A JP15313584 A JP 15313584A JP S6131058 A JPS6131058 A JP S6131058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybeans
soymilk
water
soybean
soya milk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15313584A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Matsuura
勝 松浦
Akio Obata
明雄 小幡
Akio Nobuhara
延原 昭男
Danji Fukushima
福島 男児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kikkoman Corp filed Critical Kikkoman Corp
Priority to JP15313584A priority Critical patent/JPS6131058A/ja
Publication of JPS6131058A publication Critical patent/JPS6131058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規な粉末豆乳に関する。
〈従来の技術〉 粉末豆乳は、大豆から得た固形分g〜/2%の豆乳を濃
縮後噴霧乾燥して製造されている。
このような粉末豆乳に要求される品質は、(1)水溶性
窒素濃度が高いこと、(2)ゲル化力が高いこと、(3
)大豆臭がないこと、(4)着色が少ないこと、(5)
水圧対する溶解性(NSI)が高いこと、(6)保存性
が高いこと等であり、これらの要求を満足すべ〈従来か
ら種々の研究がなされており、例えば豆乳を高温で短時
間加熱したり、あるいは高圧ホモジナイズ処理したのち
粉末化する方法、豆乳にアスコルビン酸を添加したのち
粉末化する方法などが知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 これらの方法はいずれも豆乳に対する処理であって、豆
乳を得るまでの工程に関しては、いままではあまり多く
の関心が示されていないのが実情であった。
本発明者等は豆乳を得るまでの工程に着目し研究を重ね
たところ、意外にも可溶性糖分の1lts以上を除去し
た大豆を磨砕して得た豆乳を粉末化することにより、N
SIが高くゲル化力が優れ大豆臭がなく、着色も少ない
粉末豆乳が得られるという知見を得た。
く問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような知見にもとづいて成されたものであ
って、可溶性糖分の11以上を除去した大豆から得た豆
乳を粉末化して成る粉末豆乳である。
以下本発明を具体的に説明する。
本発明で用いられる原料大豆は丸大豆、脱皮大豆いずれ
でもよく、これらの大豆は予め磨砕前にその可溶性糖分
の<ZtS以上、好ましくはjOチ以上を除去する。
本発明でいう可溶性糖分とは、水浸漬や磨砕等によって
溶出する水溶性糖分を指し、その総量は以下の方法で求
められるものである。
原料大豆を一定量の水に浸漬したのち浸漬水と共に磨砕
し、これを濾過して得た豆乳を塩酸でpi(44jK調
節し、蛋白を沈澱させ、遠心分離して上澄液の糖濃度を
フェノール−硫酸法でグルコース量として求める。
可溶性糖分の除去は原料大豆を水に浸漬することによっ
て行なうことができ、1I−5%以上を除去するには、
例えば丸大豆の場合to−to℃で乙〜g時間、脱皮大
豆の場合20〜30℃でz−を時間、≠o−go℃で2
〜3時間浸漬すればよいが、脂質の酸化臭を抑制するた
めにはりボキシダーゼが作用しにくい温度範囲、例えば
l/l0℃以上で浸漬することが好ましく、好適実施例
としては脱皮大豆を+t−ss℃で2時間前後浸漬する
方法があげられる。
また丸大豆や脱皮大豆から水や温水によって可溶性糖分
を溶出させるに際しては、大豆の胚乳等の部分に傷をつ
けることなく、なるべくそのままの形で用いることが望
ましい。なぜならば、大豆や脱皮大豆を破砕または割砕
し、その細胞がこわれると、リポキシダーゼ等の酵素が
その基質と接触し、不快な臭や味が出現し、また糖の溶
出と同時に蛋白の溶出も促がされ、蛋白の損失の増加に
つながるからである。
こうして4Lts以上の可溶性糖分を除去した大豆は必
要により水洗、水切りし、λ〜≠倍量の水と共に磨砕機
に投入し磨砕する。
磨砕は常温で行なってもよいが、l/Lo−so℃で磨
砕することにより、磨砕時のリポキシダーゼ作用を抑制
することができるので好ましい。
また磨砕に際しては、モノグリセライドの少量を添加す
れば蛋白の抽出率が向上する。更にまた、少量のアスコ
ルビン酸ソーダあるいはα−トコフェロールを添加すれ
ば酸化が防止され、臭の更に好ましい粉末豆乳を作るこ
とができる。
磨砕して得た生呉はり5〜110℃で0.1−1分間加
熱したのち濾過しておからと豆乳に分離する。
生呉の加熱は磨砕後なるべく早く、好ましくは3分以内
に行なうのがよい。
尚豆乳飲料を目的とする粉末豆乳の場合には、磨砕を♂
0〜100℃で行ない、呉の加熱を省略することができ
る。
次いで豆乳を必要により高圧ホモジナイザーで均質化処
理したのち脱気処理し、これを高温短時間の予備加熱、
例えば/30〜/≠O℃、7〜5秒の加熱を行なう。
この加熱は通常のUHT加熱機、例えばUHIS方式、
ユーペリゼーション方式、ラギΦアオル方式等のような
直接加熱方式の他、プレート熱交換やチューブラ−熱交
換等間接加熱方式を用いることができ、その他ジェット
クツカーのような蒸気との接触で高い剪断力をかける機
器であってもよい。
加熱処理した豆乳は次に濃縮、乾燥工程に供することに
よシ粉末化処理するが、好ましくは乾燥工程前、フラッ
シュパンで70℃以下の温度に急冷することが好ましい
濃縮は通常の方法、例えば70℃以下で減圧濃縮し、固
形分が、20チ程度にしたのち乾燥処理する。
乾燥処理も一般に行なわれている方法を使用することが
でき、好適例として噴霧乾燥法を挙げることができる。
〈発明の効果〉 このようにして得られた粉末豆乳は、蛋白濃度、NSI
が高く、また大豆臭、着色のない品質良好なものである
以下に実験例を示し、本発明の詳細な説明する。
実験例 脱皮大豆を第1表に示す条件で浸漬処理した。
このときの可溶性の糖分除去率は第1表の通りであった
これらの浸漬大豆A 、 Fをそれぞれグ倍量の50℃
の温水と共に磨砕機(LM−8型、特殊機化工業製)で
磨砕して生呉となし、これを700℃、5分の加熱を行
ったのち濾過しておからと豆乳に分離し、得られた豆乳
をプレートヒーターで73℃℃、3秒の加熱をしたのち
減圧タンクにフラッシュして急冷した。
この豆乳を蛋白濃度//チ程度になるまで60℃以下で
減圧濃縮したのち噴霧乾燥して粉末豆乳を得た。
得られた粉末豆乳の物性等を第1表に示す。
第1表に示す結果から明らかな様に、可溶性糖分を45
%”以上除去した大豆を原料とする試料D〜Fは、濃縮
時の泡立ちが少なく消泡剤が不要であり、また粘度が低
いので噴霧乾燥時の取り扱いが容易であった。
更に粉末豆乳の蛋白濃度は!Oチ以上の高いものであり
、ゲル化力が大きく、色調は明るく、大豆臭のないもの
であった。
以下に実施例を示す。
実施例 脱皮大豆j OKfを3−0℃の温水2jO1中に7時
間浸漬したのち浸漬水を除去し、新たに50℃の温水2
001を注加して再び7時間浸漬した。
浸漬後、浸漬水を除去し水切りしたのちモノグリ3♂0
1、トコフェロール製剤1001を混合し、SZ℃の温
水2001を注加しながらパイプラインホモミキサー(
特殊機化工業LM−8型)で磨砕し生呉を得た。
次いで直ちに蒸気を吹き込んで10j”C130秒の加
熱を行ない、遠心分離機によシおからと豆乳に分離し、
得られた豆乳を200 K9/crlの圧力でホモジナ
イズしたのち、プレートヒーターで131℃、3秒の加
熱を行ない、これを減圧チャンバーに吹き込んで♂θ℃
に冷却した。
次いでこれを薄膜流下式濃縮機を用いて固型分/り%に
濃縮後、噴霧乾燥機で噴霧乾燥し粉末豆乳を得た。
得られた粉末豆乳のNSIは70.3%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可溶性糖分の45%以上を除去した大豆から得た豆乳を
    粉末化して成る粉末豆乳。
JP15313584A 1984-07-25 1984-07-25 粉末豆乳 Pending JPS6131058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15313584A JPS6131058A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 粉末豆乳

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15313584A JPS6131058A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 粉末豆乳

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6131058A true JPS6131058A (ja) 1986-02-13

Family

ID=15555763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15313584A Pending JPS6131058A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 粉末豆乳

Country Status (1)

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JP (1) JPS6131058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4791001A (en) * 1986-01-14 1988-12-13 Kikkoman Corporation Method for grinding soybeans and method for producing tofu
EP0704166A1 (en) * 1994-09-30 1996-04-03 Fuji Oil Company, Limited Soybean protein and its production

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4791001A (en) * 1986-01-14 1988-12-13 Kikkoman Corporation Method for grinding soybeans and method for producing tofu
EP0704166A1 (en) * 1994-09-30 1996-04-03 Fuji Oil Company, Limited Soybean protein and its production
US5760182A (en) * 1994-09-30 1998-06-02 Fuji Oil Company, Limited Soybean protein and its production

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