JPS61294251A - ベルト式変速操作装置 - Google Patents

ベルト式変速操作装置

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JPS61294251A
JPS61294251A JP12385385A JP12385385A JPS61294251A JP S61294251 A JPS61294251 A JP S61294251A JP 12385385 A JP12385385 A JP 12385385A JP 12385385 A JP12385385 A JP 12385385A JP S61294251 A JPS61294251 A JP S61294251A
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shaft
belt
rotation
lever
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Akio Iida
飯田 章生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特にコンバイン、田植機或いは車体等の駆動
装置に使用するベルト式変速操作装置、詳しくは、1つ
の操作レバーにて出力軸の回転数を高速から低速に変化
させると共に、該操作レバーにて出力軸を停止させ、更
に前進から後進への回転方向切換え操作が可能な上記装
置に関する。
(従来の技術) 従来、農業機械に適用される変速装置としては駆動軸と
従動輪のいずれか一方にVベルトを挟持する固定シーブ
と摺動シーブからなる変速プーリを設け、この変速プー
リの摺動シーブの背面に軸方向に傾斜したカム面を有し
、このカム面に複数箇所で係止される変速操作レバーを
取り付け、該操作レバーを作動させることにより摺動シ
ーブと固定シーブの間隔を調節し、従動輪の回転数を変
化させる変速装置が知られており、例えば、実開昭53
−165182号公報にもその1例が開示されている。
また、他の操作レバーを用いた変速装置としては例えば
、実開昭50−17−86号公報に示されているように
、駆動軸と従動軸との間に正逆回転可能なミッションを
設置し、駆動軸とミッションの中間入力軸及び従動輪と
ミッションの中間出力軸に夫々、Vベルトを掛張し、か
つ操作レバーを取り付けた構造を有しており、上記中間
入力軸に対する中間出力軸の回転方向を正転と逆転とに
選択的に操作可能なレバーを設けると共に、この操作レ
バーを前後方向へ操作することにより該ミッションを前
後方向へ移動可能として夫々の軸間距離を変化させて変
速させるものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の如き従来の変速装置においてはたとえ
、1つの操作レバーによって従動輪を高速から低速への
変速を可能とし、また同時に正逆回転可能なミッション
等の中間伝達部材により回転方向を変換させることが可
能であるとしても、上記中間伝達部材が操作レバーの前
後方向に移動に伴って同一方向へ移動し、これによりV
ベルトを掛張しているプーリ間の軸間距離が変動して変
速できるように形成されているため、非常に構造の複雑
なものになってJ、sる。
また、かかる従来の変速装置は1つの操作レバーによっ
て従動輪を高速から低速、そして正転から逆転へと選択
的に操作可能であってもVベルトの回転を停止させ、か
つミッションの回転を完全に停止させて変速装置をニュ
ートラル(nHtral)な状態にする機能は具備され
ていない。
かくして、本発明は上述の如き実状に対処し、1つの操
作レバーによって従動輪の回転を高速から低速へ連続的
に変化させ、また従動輪の回転を低速から回転を停止さ
せて変速装置をニュートラルの状態とし、そしてこの状
態から中間伝達部材の回転方向を変換させて正転から逆
転またはこの逆方向に変更して農業機械または車体等の
進行方向を変えると共に、更に回転方向を変換させた状
態で従動軸の回転を低速から高速へ移行させる一連の操
作を可能とする改善されたベルト式変速操作装置を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明の特徴とするところは、添付図面にその態
様を示しているが、軸に固着した固定シーブ(9)に相
対向して軸上を移動し固定シーブとの間隔を調整可能に
摺動シーブαΦが取り付けられ、両シーブ間に空転体(
16)を配した駆動用変速プーリ(4)を駆動軸(2)
に連結した駆動部(5)、正逆回転可能で出力軸を具備
した中間伝達部材(20)と該伝達部材(20)の入力
軸(2,,3)に連結した従動用変速プーリ(19)か
らなる従動部(18) 、上記駆動用変速プーリ(4)
と従動用変速プーリ(19)に掛張したVベルト(17
)、そして操作レバー(26)と該レバーのガイド溝(
27)を画定するシフターボックス(28)からなるベ
ルト式変速操作装置において、上記駆動用変速プーリA
)の摺動シーブQQIの軸方向の移動を操作レバー(2
6)の動きによって調節する変速操作部材と、上記操作
レバー(26)に圧接させ、これによりシャフト(47
)を中心軸として旋回する量を引張力に変換して上記中
間伝達部材(20)に設けたブレーキ体(24)を作動
させるブレーキ操作部材(45)と、上記操作レバー(
26)に係合して該レバーの移動に伴って旋動するシフ
トアーム(56)の軸の回転を上記中間伝達部材(20
)に設けた前後進シフトレバ−(56a)に伝達して該
中間伝達部材(20)の回転方向を変換させる前後進変
換部材(50)を含み、構成せしめたベルト式変速操作
装置にある。
(作  用) しかして、上記構成に係るベルト式変速操作装置は、先
ず操作レバー(26)がガイド溝(27)の側辺端部に
位置するとき出力軸(21)が最も高速回転にあるが、
この状態より操作レバー(26)を徐々に低速側に移動
するときVベルト(17)が駆動用変速プーリ(4)の
空転体(16)に支持され、従動用変速プーリ(19)
の回転が停止する。これと同時に操作レバー(26)が
シャフトに固定されたブレーキアームを介して中間伝達
部材(20)のブレーキ体(24)を作動させ、出力軸
(21)の回転を阻止して駆動装置をニュートラルな状
態にする。
そして、この状態を保持して再び操作レバーを移動させ
、シフトアーム(56)を旋回させると中間伝達部材(
20)の回転方向が切り換え、変更される。
続いて、操作レバー(26)を゛ガイド溝(27)内で
前の場合とは異なる側辺に沿って移行させると、逆転し
た出力軸(21)の回転は低速から高速へと変化する。
かくして、操作レバーの作動によりニュートラルな状態
を含め、高速から低速、低速から高速、さらに回転方向
の逆転を行い、適宜、車体に利用すれば、車体速度を変
化させると共にニュートラル状態、そして前進から後進
に切り換え、後進速度を変化させる一連の操作を連続し
て行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の1つの実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図は本発明の1実施例に係るベルト式変速操作装置
の平面図、第2図は第1図の側面図、第3図はベルト式
変速操作装置のシフターボックスの縦断面図、第4図は
第3図の側面図、第5図は伝達部材の回転方向を変換さ
せる前後進変換部材の側面図、第6図は第5図の側面図
、第7図は本発明装置の操作レバー操作状態を示す説明
図であり、第1図に示す如くモーター、 エンジン等の
原動体(1)の駆動軸(2)にカップリング(3)を介
して駆動用変速プーリ(4)を連結して駆動部(5)を
構成している。
勿論、上記原動体(1)および上記変速プーリ(4)は
図示していないが、車体等のフレーム(6)に設置さた
支持板(7)の上に固定されている。
しかして、上記駆動用変速プーリ(4)は駆動軸(2)
に連結された軸(8)に固着した固定シープ(9)とこ
れと相対向して軸(8)上を移動する摺動シープαΦが
取り付けられ、この摺動シーブαのは軸(8)にボルト
等をもって固定されたストッパー(11)との間に介装
されたコイルスプリング(12)の弾性により常時固定
シープ(9)側へ押圧付勢されている。
(13)は外周面に環状溝(14)を形成せしめたシフ
ターであり、摺動シーブαのの側部に大き(張り出して
ボス部外周面にベアリング(図示せず)を介して装置さ
れ、このシフター(13)は環状溝(14)に嵌合せし
めた先端リンク(15)を介しコイルスプリング(12
)に抗する、矢印方向の゛移動中により固定シープ(9
)と摺動シーブ(2)の間隔は調整設定される。
又、上記駆動用変速プーリ(5)は固定シープ(9)と
摺動シーブαの間の軸(8)上に空転体(16)、特に
外周面を中高とする空転体(16)が装着され、Vベル
ト(17)の底面が上記空転体(16)に支持される場
合、Vベルト(17)は常に空転体(16)の中央位置
で支持されることになり、両シーブ間の間隔を拡大せし
めて両シープのうちいずれか一方のシープ方向への偏向
によるシープの回転に伴うVベルトの連れ廻り状態は阻
止され、■ベル) (17)の完全停止が確保される。
一方、上記駆動部(5)から少し離れた位置、即ち第1
図略中央部に従動部(18)が設置されており、該従動
部(18)は上記駆動部の駆動用変速ブー1月4)のよ
うに両シーブ間にあって軸上には空転体(16)が装着
されていない従動用変速プーリ(19)とこれに連結し
たミッション等の正逆回転可能な中間伝達部材(20)
から構成されている。
なお、上記中間伝達部材(20)の軸、即ち、出力軸(
21)の両端には車体に取り付ける車輪(22)等が装
着される。
そして、駆動部(5)及び従動部(18)に設けた夫々
の変速プーリ(4)(19)には■ベル) (17)が
掛張され、従動部に設けた従動用変速プーリ(19)の
回転は上記中間伝達部材(20)の入力軸(23)から
中間伝達部材(20)の出力軸(21)へと伝達される
上記中間伝達部材(20)は前述の通り正逆回転可能な
構造になっていると共に、ブレーキ体(24)が装着さ
れており、また、第2図に示される如くバンド(25)
によって強固にフレーム(6)に固着されている。
畝上のような構造をもつ変速操作部材には、出力軸(2
1)を高速から低速へと変化させると共に、出力軸(2
1)を停止させる二二′−トラルの状態を保持し、そし
て出力軸の回転方向を変換させる一連の操作を行うため
操作レバー(26)と該レバー(26)の操作を制御す
るU字状のガイド溝(27)を画定したシフターボック
ス(28)が付設されている。
上記操作レバー(26)はその下端が支点となり、シフ
ターボックス(28)の支持体(29)に固着された軸
受ブロック(30)に挿入されたボールベアリング(3
1)に連結され、これを支点として上記U字状のガイド
溝(27)を前後左右に自由に動けるようになっている
そして、上記操作レバー(26)の下端付近にはクレビ
ス(32)が支軸(33)によって取り付けられ(第3
図参照)、また、このクレビス(32)にはリンク組合
せ体(34)の先端リンク(15)が結合されている。
該リンク組合せ体(34)は第1図で示されるように5
個の連結組合せ体が支点及び連結部によって屈折自在に
連結されており、これを構成している先端リンク部材(
15)は駆動部(5)に設置した駆動用変速プーリ(4
)の環状溝(14)に嵌合し第1の固定支点(35ンに
よって摺動シーブQOIを軸方向へ移動させるようにな
っており、これと連係する第2のリンク(36)と、第
1の可動連結部(37)によって直角でしかも同一面で
連結している。また、第2のリンク(36)と第3のリ
ンク(38)とは第2の可動連結部(39)で直角にか
つ同一面で連結しているが、第3のリンク(38)と第
4のリンク(40)は支軸(41)を介して直角で、か
つ段差をもって連結している。
そして、第4のリンク(40)と後端リンク(42)は
第3の可動連結部(43)で直角に、かつ同一面で連結
している。従って、操作レバー(26)がU字状のガイ
ド溝(27)の両側部の溝を移動するときには、上記リ
ンク組合せ体(34)が屈折変形して駆動部(5)に設
けた駆動用変速ブー1月4)の摺動シーブαωを移動さ
せ、■ベルト(17)の挟持位置を変化させて出力軸(
21)の回転を高速から低速及び低速から高速へと変化
させることができる。
かくして第1図において操作レバー(26)がA位置か
らB位置に移行すると出力軸(21)の回転は高速から
低速に移る。
図中(45)はブレーキ操作部材であり、シフターボッ
クス(28)の側壁(46) (46)に回転可能に挿
入固定したシャフト(47)には操作レバー(26)と
圧接する係合板(48)が上記シャツ) (47)に固
定された一対の突起部材(49)に保持されている。
そして、上記シフターボックス(28)の一方側壁(4
6)の外側には上記シャツ) (47)に固着状態に設
けられたブレーキアーム(44)があり、このブレーキ
アーム(44)の端部には中間伝達部材(26)に取り
付けられたブレーキ体(24)に結合されたワイヤー等
の屈曲可能な抗張体(R)が連結されている。
これにより、操作レバー(26)がU字状のガイド溝(
27)の底辺、即ち第1図においてN部に移行すると上
記係合板(48)と圧接し、これによりシャフト(47
)に固定されたブレーキアーム(44)が旋回して上記
抗張体(R)に張力を付与してブレーキ体(24)を作
動させる。
更に、図中(50)は前後進変換部材であり、第3図で
示される如(操作レバー(26)に固定されたカラー(
51)には突出したピン(52)が固着状態に配置され
1、一方、シフターボックス(28)の前後部に設けら
れた補助板(53)のうち後部の底部に位置する補助板
(53)には回転可能に設けられたアーム用ビン(54
)があり、このビン(54)の先端にあってシフターボ
ックス(2B)内には貫通穴(55)を有するシフトア
ーム(56)が固着され、操作レバー(26)に設けた
ビン(52)が上記シフトアーム(56)の貫通穴(5
5)に嵌挿され、操作レバー(26)の左右方向への移
動即ち、U字状のガイド溝(27)の底辺領域での移動
によって上記アーム用ビン(54)?回転させる。
このアーム用ビン(54)の先端と中間伝達部材(20
)に連結された前後進シフトレバ−(56a)の先端に
は、第6図にその詳細を示すように3つのリンク部材(
57) (58) (59)とこれらを連係する2つの
可動連結部(60) (61)からなる旋回用リンク結
合部材(62)が結合されており、操作レバー(26)
の移行によって上記シフトアーム(56)が旋回すると
、上記リンク結合部材(62)の可動連結部(60) 
(61)がアーム用ピン(54)及び前後進シフトレバ
−(56a)を中心として円弧状(63)を移動し、こ
れによって前後進シフトレバ−(56a)を回転させ、
中間伝達部材(20)を正転から逆転、又は逆転から正
転に切り換え変更することが可能となる。
尚、上記前後進シフトレバ−(56a)はその端部にお
いて、シフトボックス(28)の支持板(64)に固定
された台(65)上の軸受(66)に挿入されている。
図示実施例は以上の如き構゛成からなり、次にその作用
について説明すると、第7図は上記のベルト式変速操作
装置の操作レバーの操作状態を示しており、まず、U字
状ガイド溝(27)の両側辺のうち一方の側辺(67)
においては出力軸(21)が正転において高速から低速
へと変化する領域(A)である。
即ち、操作レバー(26)が側辺(67)の端部(68
)に位置した時には駆動用変速プーリ(4)の摺動シー
ブ001が固定シーブ(9)へ最も近接した状態となり
、出力軸(21)は最も高速回転になる。この場合、側
辺には操作レバー(26)の引掛部(71)を設け、高
速から低速に至る速度を段階的に設置し易くしている。
そこで、操作レバー(26)が上記ガイドm (27)
の側辺(67)を図中矢印方向へ移動すると、出力軸(
21)は徐ケに低速回転となり、上記操作レバー(26
)が上記ガイド溝(27)の側辺(67)から底辺(6
9)のコーナ一部(60)もしくは底辺(69)に進入
すると、■ベル) (17)が駆動用変速プーリ(4)
の空転体(16)に支持されて従動用変速プーリ(19
)の回転が止まり、これと同時に操作レバー(26)が
係合板(48)と圧接してシャフト(47)に固定され
たブレーキアーム(44)を旋回させて中間伝達部材(
20)のブレーキ体(24)を作動させ、出力軸(21
)の回転を完全に阻止して車体等の駆動装置をニュート
ラルな状態にすることができる。
更に、上記ニュートラル状態を保持しつつU字状ガイド
溝(27)の底辺(69)において、操作し/5J−(
26)の突出ビン(52)をシフトアーム(56)に嵌
合させて操作レバー(26)の移動に伴ってシフトアー
ム(56)を旋回させると、アーム用ビン(54)が旋
回し、これにより旋回用リンク結合部材(62)を作動
させて中間伝達部材(20)の回転方向を切り換え変更
させて底辺(69)の他のコーナ一部(61)まで移動
させる。
続いて、操作レバー(26)がU字状ガイド溝(27)
のもう一方の側辺(27)をその端部(61)から移行
すると、逆転した出力軸(21)の回転は低速から高速
へと変化する。
このように上記操作レバー(26)がU字状ガイド溝(
2’Qの端部(68)から他の端部(70)まで移行す
ると、出力軸(21)は高速から低速へ変化し、次いで
底辺(69)で停止してニュートラルな状態となり、更
にこの状態で回転方向を逆転する。
そして、出力軸(21)は逆転した状態で低速から高速
へ変化する。
従って、上記ベルト式変速装置を農業機械あるいは自動
車等の車体に適用すると、前述した如く車体の速度を適
宜変化させると共に、ニュートラルな状態そして車体を
前進から後進に切り換え、その後進速度を変化させる一
連の操作を円滑に、かつ連続して行うことができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明のベルト式変速装置は、駆動用変
速プーリと従動用変速プーリに■ベルトを掛張し、該従
動用変速プーリに正逆回転可能な中間伝達部材を連結さ
せて中間伝達部材に車輪等を配置した出力軸を設けた変
速装置において、ガイド溝を移行する操作レバーと駆動
用変速プーリの摺動シードのシフターとの間に屈曲可能
なリンク組合せ体を介装することにより上記操作レバー
の移動によってリンク組合せ体を作動させて出力軸の変
速を可能とし、また、操作レバーに圧接させ、これによ
りシャフトを中心軸として旋回する量を引張力に変換し
て中間伝達部材に取り付けたブレーキ体を作動せるブレ
ーキ操作部材と、更には操作レバーのピンをアーム用ピ
ンの貫通穴に係合して該アーム用ピンを旋回させること
により、前後進シフトレバ−を作動させて中間伝達部材
の回転方向を逆転させる前後進変換部材を備えたもので
あり、これにより操作レバーを単にガイド溝に沿って移
動させることにより、出力軸の回転を変速させるのみな
らず、出力軸の回転を停止させてニュートラルな状態を
保持し、更には出力軸の回転を変換させて車体を前進か
ら後進に切り換え可能となり、そして、これを保持した
状態で低速から高速に変化させる一連の操作が連続的に
容易になし得るものであり、農業機械を初めとする種々
の車体の駆動装置に適用できるものであり、しかも本発
明の変速装置は駆動用変速プーリと従動用変速プーリに
よって変速操作を行うもので、従来のように中間伝達部
材のギヤ変換による構造に比べて構造が極めて簡単にな
る効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係るベルト式変速操作装置の平
面図、第2図は上記第1図の側面図、第3図はベルト式
変速操作装置のシフターボックスの縦断面図、第4図は
第3図の側面図、第5図は上記装置における前後進変換
部材の側面図、第6図は第5図の側面図、第7図は上記
装置における操作レバーの操作状態を示す説明図である
。 (2)・・・駆動軸。 (4)・・・駆動用変速プーリ。 (5)・・・駆動部。 (9)・・・固定シーブ。 (10)・・・摺動シーブ。 (16)・・・空転体。 (17)・・・Vベルト。 (18)・・・従動部。 (19)・・・従動用変速プーリ。 (20)・・・中間伝達部材。 (21)・・・出力軸。 (23)・・・入力軸。 (24)・・・ブレーキ体。 (26)・・・操作レバー。 (27)・・・U字状ガイド溝。 (28)・・・シフターボックス。 (45)・・・ブレーキ操作部材。 (47)・・・シャフト。 (50)・・・前後進変換部材。 (56)・・・シフトアーム。 (56a)  ・・前後進シフトレバ−9代理人 弁理
士  宮  本  泰  −1竿4目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸に固着した固定シーブと相対向して軸上を移動し
    固定シーブとの間隔を調整可能に摺動シーブが取り付け
    られ、両シーブ間に空転体を備えた駆動用変速プーリを
    駆動軸に連結した駆動部、正逆回転可能で出力軸を具備
    した中間伝達部材と該伝達部材の入力軸に連結した従動
    用変速プーリからなる従動部、上記駆動用変速プーリと
    従動用変速プーリに掛張されたVベルト及び操作レバー
    と該レバーのガイド溝を画定するシフターボックスから
    なるベルト式変速操作装置において、前記駆動部におけ
    る駆動用変速プーリの摺動シーブの軸方向の移動を操作
    レバーの動きによって調節する変速操作部材と、上記操
    作レバーに圧接させ、これによりシャフトを中心軸とし
    て旋回する量を引張力に変換して、上記中間伝達部材に
    設けたブレーキ体を作動させるブレーキ操作部材と、上
    記操作レバーに係合して該レバーの移動に伴って旋動す
    るシフトアームの軸の回転を上記中間伝達部材に設けた
    前後進シフトレバーに伝達して該中間伝達部材の回転方
    向を変換させる前後進変換部材を夫々設け、構成してな
    ることを特徴とするベルト式変速操作装置。 2、上記変速操作部材が駆動用変速プーリの摺動シーブ
    と操作レバーの間に連結された屈曲変形可能なリンク結
    合部材によって構成されている特許請求の範囲第1項記
    載のベルト式変速操作装置。 3、ブレーキ操作部材が操作レバーに当接して回転する
    シャフトに結合されたアームの旋回量を屈曲可能な抗張
    体によって引張力に変換してブレーキ体を作動させる構
    成からなる特許請求の範囲第1項記載のベルト変速操作
    装置。 4、前後進変換部材が操作レバーと係合して該レバーの
    移動に伴って旋動するシフトアームの軸と上記中間伝達
    部材に設けられた前後進シフトアームの端部の間に屈折
    変形可能な旋回用リンク結合部材を結合してなる特許請
    求の範囲第1項記載のベルト式変速操作装置。
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JPS6248111B2 (ja) 1987-10-12

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