JPS61287590A - 液体貯留槽 - Google Patents

液体貯留槽

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JPS61287590A
JPS61287590A JP60116741A JP11674185A JPS61287590A JP S61287590 A JPS61287590 A JP S61287590A JP 60116741 A JP60116741 A JP 60116741A JP 11674185 A JP11674185 A JP 11674185A JP S61287590 A JPS61287590 A JP S61287590A
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liquid storage
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塩田 好明
純一 木下
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本願発明は液体を貯留した貯留槽において、貯留槽底部
の排出配管から液体を排出する時、空気等の気体巻込み
を効果的に防止した液体貯留槽に関する。
例えば原子力発電プラントあるいはV学プラント等にお
いては、液体を貯留する各種貯留槽が使用されている。
そこで第10図および第11図を参照して従来例を説明
する。第10図申付号101は液体貯留槽であり、この
液体貯留槽101の貯留槽本体101A内には液体10
2が貯蔵されている。また貯留槽本体101Aの上部間
口101aは蓋体103により閉塞されている。
上記貯留槽本体101Aの底部には、排出配管104が
接続されており、この排出配管104には排液ポンプ1
05が設けられている。
上記構成において貯留槽本体101A内の液体102を
排出する場合には、上記排出配管104に設けられてい
る図示しない開閉弁を開弁するとともに、前記排液ポン
プ105を駆動して行なう。
[背景技術の問題点] 上記構成によると以下のような問題があった。
すなわち貯留槽本体101A内の液位が高い場合には何
等問題は無いが、排出が進行して、液位が序々に低下し
ていぎ、所定の液位まで低下すると、第11図に示づよ
うに排出配管104の上方に渦(図中符号Aで示す)が
発生ずる。かかる渦Aの発生により、排出配管104の
真上に中空部分Bが形成され、その結果空気が排出配管
104内に流入して、さらには排液ポンプ105内に流
入してしまう。このような空気の侵入は排液ポンプ10
5におけるキャビテーション発生の原因となり、排液ポ
ンプ105のインペラ等を損傷させてしまうおぞれがあ
った。
そこで従来空気の流入を未然に防止するために、貯留槽
本体101Aに液位計を設置し、前記所定の液位(図中
りで示し、排出配管104の上端を基準とする)を検出
して、この検出信号により排液ポンプ105の運転を停
止させていた。なお渦が発生する液位りとしては一般に
配管の径をDとした場合、以下の値となる。
L=2. 5XD しかしながらこのような方法で空気の侵入防止を図る場
合には、貯留槽本体101Aとしては、液位りから下の
部分はいわゆるデッドゾーンとなってしまい、貯留槽本
体101Aの容積効率を大幅に低下させてしまうという
問題があった。
[発明の目的] 本発明は以上の点に基づいてなされたものでその目的と
するところは、空気の巻込みを防止するとともに、容積
効率の向上を図ることが可能な液体貯留槽を提供するこ
とにある。
[発明の概要] すなわち本発明による液体貯留槽は、液体を貯留する貯
留槽本体と、この貯留槽本体の底面に設けられた液体の
排出配管とからなる液体貯留槽において、上記排出配管
の前記液体貯留槽本体内部側の排出口の数は外部側の排
出口に比較して数多く形成されていることを特徴とする
ものである。
つまり排出口を複数形成することにより排出される液体
流量を分散させて各排出口から排出される液体流量を小
さくし、それによって渦が発生ずる液位の低下を図り、
いわゆるデッドゾーンを可能な限り縮小して、貯留槽の
容積効率の向上を図るものである。
[発明の実施例] 以下第1図を参照して本発明の第1の実施例を説明する
。第1図は液体貯留槽1の底部を示す図であり、図中符
号1Aは貯留槽本体であって、又4は排出配管である。
この排出配管4の上記貯留槽本体1A内には、分岐管6
が接続されている。
上記分岐管6は180度の方向に夫々排出ロアAおよび
7Bを有しており、これら排出ロアAおよび7Bは略鉛
直下方に指向している。このように分岐管3を接続して
一対の開口を形成することにより、排出される液体流量
を部分し、それによって渦が発生ずる液位の低下を図ら
んとする。本実施例では上記分岐管3の口径と排出配管
4の口径は同じであり、図中りで示1゜なおりは内径で
ある。この場合渦が発生し始める液位L1は以下の値で
ある。
Ll =1/2XI−=1/2X  (2,5XD)又
上記分岐管6の開ロアA、7Bの最下端から貯留槽本体
1Aまでの距離2は次の値である。
Q≧0.6D 以上の構成を基にその作用を説明する。まず排出配管4
に介挿された図示しない開閉弁を開弁じて、同時に排液
ポンプを駆動させる。かかる操作により液体の排出がな
される。排出が進行していくと所定の液位から渦の発生
が開始する。その際本実施例の場合には、分岐管6を接
続して、一対の排出ロアAおよび7Bを形成しているの
で、各排出ロアAおよび7Bは排出流量の1/2づつを
夫々分担することになる。その結果渦が発生する液位L
1は、従来の液位りの半分になる。よって従来有効に利
用されていなかった領域の略半分を有効に利用すること
ができ、貯留槽の容積効率を大幅に向上させることかで
きる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
(1)まず排出の除温の発生が開始する液位を従来の約
半分に低下させることができ、その結果従来有効利用さ
れていなかったデッドゾーンの半分を有効利用に供する
ことができる。これは貯留槽本体IAの容積効率の向上
を意味し、実質的に貯留槽本体1Aの容積を増大させる
こととなる。またこれは従来と同じ容積を必要とする場
合に従来より小形の貯留槽で事足りることを意味し、装
置のコンパクト化はもとよりコストの低減を図ることが
可能となる。そして原子力発電所の廃液貯留槽のように
排出する廃液の量が大きい場合等には特に効果的である
(2)又本実施例の分岐管6の排出ロアAおよび7Bは
、略鉛直下向に指向されており、よって貯留槽本体1A
内のごみ等の侵入が効果的に防止される。
次に第2図および第3図を参照して第2の実施例を説明
する。この第2の実施例は4方向に分岐された分岐管1
6を排出配管4に接続したものである。すなわち上記分
岐管16は第3図にも示すように、直交する方向に4つ
の排出口17A。
17B、17Cおよび17Dを備えており、これら各排
出ロ17A乃至17Dは略鉛直下向に指向している。又
その口径も排出配管4の口径同様りである。他の構成は
前記第1の実施例と同様であり、その説明は省略する。
上記構成によると排出口を4個形成した構成であるので
、各1個の排出口からの排液流量は1/4となり、その
結果渦の発生開始の液位L2は以下のようになる。
L2 =1/4XL=1/4X (2,5XD)このよ
うに渦発生開始の液位を前記第1の実施例以上に低下さ
せることができ、デッドゾーンの低減、それによる貯留
槽本体A1の容積効率の向上を効果的に図ることができ
る。
次に第4図および第5図を参照して第3の実施例を説明
する。この第3の実施例は8個の排出口を有する分岐部
材26を排出配管4に接続したものである。上記分岐部
材26は排出配管4に固着された内側環状部材26Aと
、この内側環状部材26Aの外側に設置された外側環状
部材26Bと、これら両環状部材26Aおよび26Bを
連結する部材26Gとからなり、上記部材26Cには、
第4図に示すように8個の排出口27A、27B。
27G、27D、27E、27F、27Gおよび27 
)−1が周方向等間隔に形成されている。すなわち排出
口を8個とすることにより各1個の排出口を介して排出
される排液流量を1/8とし、前記第2の実施例以上に
渦発生開始の液位を低下させんとする。
よって渦発生開始の液位L3は以下のようになる。
L3 =1/8XL=1/8X (2,5XD)したが
って前記第2の実施例以上に渦発生開始の液位の低下を
図ることができ、貯留槽本体1Aの容積効率を大幅に向
上させることができる。
次に第6図および第7図を参照して第4の実施例を説明
する。この第4の実施例は鉛直下向に指向したラッパ口
36Aを有するラッパ管36を、排出配管4に接続した
構成である。上記ラッパ口36Aには分割部材37が直
交する方向に設置されている。上記ラッパ口36Aはこ
の分割部材37により4分割されており、排出口38A
38B、38Gおよび38Dが夫々形成されている。
よってこの場合にも前記第2の実施例と同様に、各排出
口から排出される排液流量は1/4となり、その結果用
2の実施例と同様の効果を秦することができる。
次に第8図を参照して第5の実施例について説明する。
前記第1乃至第4の実施例は共にその排出口が下向に形
成されている場合であったが、本発明はこれに限ったこ
とではなく、第8図に示すように分岐管46の排出口4
6Aを水平方向に指向させてもよく、この場合にも排液
流量の分散により、渦が発生する液位の低下を効果的に
図ることができ、それによって貯留槽本体1Aの容積効
率を効果的に向上させることができる。また第8図は排
出口が2つの場合について示したが、2つ以上の場合に
も同様である。
又以上の実施例は全て貯留槽本体の外側の排出配管が1
本のものについて示してしいるが、これを複数本にして
もよいことは勿論である。例えば所定間隔をおいて設け
られた2本の排出配管相互間を貯留槽本体内部でパイプ
によって連結し、このバイブの下面に多数の穴をあけて
排出口としても本発明の効果を得ることは可能である。
又貯留槽本体の内側に中空ドーナツ状のリングを設置し
、このリングの下面に多数の穴をあけて排出口とし、さ
らにこのリングの下面に複数の排出配管を配設した構成
でもよく、種々の変形が考えられる。
なお第9図に示す構造は、排出配管4に曲管56を接続
して、排出口56Aを下向としたものである。このよう
にすることによって渦の発生を防止するとともに、ごみ
の侵入を防止づることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明による液体貯留槽によると、
渦発生開始の液位を大幅に低下させ、いわゆるプツトゾ
ーンを低減させ、貯留槽としての容積効率を大幅に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示1貯留槽底部の断面
図、第2図および第3図は第2の実施例を示す図で、第
2図は貯留槽底部の断面図、第3図は第2図の■−■矢
視図、第4図および第5図は第3の実施例を示1図で、
第4図は貯留槽底部の断面図、第5図は第4図のv−■
矢視図、第6図および第7図は第4の実施例を示1図で
、第6図は貯留槽底部の断面図、第7図は第6図のv■
−■矢視図、第8図は第5の実施例を示1貯留槽底部の
断面図、第9図は排出口が1つである下向曲管を使用し
た場合について示す図、第10図お」。 び第11図は従来例をホ4図で、第10図は貯留槽およ
び排液ラインを示1図、第11図は渦の弁生を示す貯留
槽底部の断面図である。 1・・・液体貯留槽、1A・・・貯留槽本体、4・・・
排出配管、6・・・分岐管、7A、7r3・・・排出[
」。 出願人代理人 弁理士 鈴汗武彦 1110図 ↓ @11図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体を貯留する貯留槽本体と、この貯留槽本体の
    底面に設けられた液体の排出配管とからなる液体貯留槽
    において、上記排出配管の前記液体貯留槽本体内部側の
    排出口の数は外部側の排出口に比較して数多く形成され
    ていることを特徴とする液体貯留槽。
  2. (2)上記排出配管の貯留槽本体内部側の排出口は下向
    に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の液体貯留槽。
  3. (3)上記排出配管の貯留槽本体内部側の排出口は下向
    曲管が複数分岐接続された分岐管であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の液体貯留槽。
JP60116741A 1985-05-31 1985-05-31 液体貯留槽 Granted JPS61287590A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60116741A JPS61287590A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 液体貯留槽

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JP60116741A JPS61287590A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 液体貯留槽

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JPS61287590A true JPS61287590A (ja) 1986-12-17
JPH0549554B2 JPH0549554B2 (ja) 1993-07-26

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ID=14694633

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018130682A (ja) * 2017-02-16 2018-08-23 株式会社清水合金製作所 可搬型水処理装置とその運転方法
JP2019146821A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社エフ・エム・アイ 飲料ディスペンサー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118313A (ja) * 1982-01-06 1983-07-14 Toshiba Corp 恒温装置

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JP2019146821A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 株式会社エフ・エム・アイ 飲料ディスペンサー

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JPH0549554B2 (ja) 1993-07-26

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