JPS61284079A

JPS61284079A - ２部片より成るモジユ−ル式ホ−ンジヤツク及びその製法

Info

Publication number: JPS61284079A
Application number: JP61120040A
Authority: JP
Inventors: レイモンド　エイ　シルバーナゲル
Original assignee: Molex LLC
Current assignee: Molex LLC
Priority date: 1985-06-05
Filing date: 1986-05-23
Publication date: 1986-12-15
Also published as: EP0204409A3; EP0204409B1; EP0204409A2; DE3683869D1; JPH0154826B2; US4618207A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、モジュール構造の電気コネクタに係り、特に
、モジュール式のホーンリセプタクルもしくはジャック
と一般に称するコネクタに関する６更に、本発明は、モ
ジュール一式のホーンリセプタクルの製造方法にも関す
る。

従来の技術モジュール式のホーンリセプタクルもしくはジャックの
ようなモジュール構造の電気コネクタは、何年も前から
知られている。この種のコネクタは、元々は通信機器、
特に電話に対して設計されたものであるが、電話器を電
話回線に接続する以外にも広く利用されてきている。又
、その他の通信周辺機器との入力／出力（Ｉｌｏ）イン
ターフェイスとして用いることもできる。

モジュール式のホーンジャックは、一般のモジュール式
のプラグを受け入れるものである。従って、ジャックの
ハウジングには、プラグを受け入れるためのソケットが
形成される。このソケットは、プラグ受入開口と、この
開口から後面まで延びている上面及び下面と、これに接
合された両側面とで構成される。

複数の型抜きされた細長い金属導体がハウジングに取り
付けられている。各導体は、対角方向にソケットへと延
びる接触部を一端に備えていると共に、その他端にリー
ド部を備え、接触部とリード部との間には中間部が形成
されている。

金属導体は平らな素材から形成するのが便利である。こ
のようにすれば、複数の導体を一度に型抜きすることが
できる。平らな型抜き金属導体を用いたモジュール式ホ
ーンジャックが米国特許第４，２９２．７’３６号及び
第４，３１５，６６４号に開示されている。これらの特
許には、外面にチャンネルが形成された１部片絶縁ハウ
ジングが述べられている。これらのチャンネルは、平ら
な型抜き導体をここに位置決めして保持するように働く
。

米国特許第４，２９２，７３６号には、１部片のモジュ
ール式ホーンジャックを製造する方法が開示されている
。この方法は、一般に、ハウジングを１部片の成形部品
として形成し、離間された導体グループが同一平面内で
並置関係で延びるように保持するキャリアストリップを
備えた連続する平らな金属ストリップとして導体を形成
し、各グループは、上記ジャックの１つに対して必要と
される本数の導体を含み、次いで、ハウジングを１つの
導体グループの付近に配置してその中間部が上記の保持
及び位置決め手段に整列するようにし、次いで、導体を
それらの軸に直角にハウジングに向かって動かして導体
の中間部が上記の保持及び位置決め手段と協働するよう
にし、更に。

導体の第１の端部を曲げて接触部を形成し、そして導体
の第２の端部を曲げてリード部を形成することより成る
。

モジュール構造にするために、２つの部片でモジュール
式のホーンジャックを形成することが時々所望される。

平らな型抜き金属接触部を用いたこのようなジャックの
例が米国特許第４，３２７．９５６号に開示されている
。２部片構成の別の例が米国特許第４，２０２，５９３
号及び第４゜２７４．６９１号に開示されている。

典型的に、２つの部片で構成されたモジュール式のホー
ンジャックは、プラグ受入開口が形成された前方端と、
内面が上記ソケットの側面を形成する２つの対向した側
壁と、これら側壁を結ぶ上面と、後部開口が形成された
後端とを有するコネクタハウジングを備えている。この
ハウジングの後部開口を通してキャリアサブ組立体が取
り付けられる。このサブ組立体は、導体が取り付けられ
る絶縁支持部材を有している。ハウジングとサブ組立体
との間で協働してサブ組立体をハウジングにロックする
手段も設けられている。

発明が解決しようとする問題点２部片より成るジャック組立体は、機械的な強度及び一
体性に関して成る程度の効果を発揮するが、１部片のジ
ャックに比べて当然ながら２つの部片を組み立てねばな
らず、従って、製造経費が高くなる。これは、主として
、このような製造プロセスを自動化する方法がこれまで
開発されていなかったためである。

問題点を解決するための手段そこで、本発明の主たる目的は、製造及び組立てが容易
な前記形式の２部片より成る低コストの改良されたモジ
ュール式ホーンジャックを提供することである。

この改良は、上記の支持部材に関する。この支持部材は
、上記ハウジングの側壁及び上面付近にあって前方を向
いた面がソケットの後面を画成するような本体部分と、
導体のリード部分を受け入れて保持する手段を有したベ
ース部分と、上記本体部分の前方に延びてこれと接合す
る導体取付部分とを具備し、この部分には、一般的に導
体の長手方向に延びた導体中間部分を位置設定及び保持
する手段が形成されている。

本発明の別の目的は、上記のモジュール式ホーンジャッ
クを製造及び組み立てる新規で且つ改良された方法を提
供することである。本発明による方法は、前方を向いた
面がソケットの後面を画成するような本体部分と、導体
のリード部分を受け入れて保持する手段を有したベース
部分と、前縁及び後縁を有していて上記本体部分の前方
に延びてこれに接合する導体取付部分とを含むように上
記支持部材を形成し、導体の第１及び第２の端部を上記
前縁及び後縁に対して同時に曲げて接触部分及び端部を
各々形成するという段階を具備する。

実施例以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説
明する。

第１図には、本発明によるホーンジャック１０がプリン
ト基板１２に取り付けられて示されている。このジャッ
ク１０は、標準的なモジュール式のホーンプラグ１４を
受け入れて嵌合するものである。

プラグ１４は、一般に、複数の端子１８を有するハウジ
ング１６を備えている。端子１８は、そめ一端がジャッ
ク１０に電気的に接触されそしてその他端がプラグコー
ド２０の導体（図示せず）に電気的に接触される。プラ
グハウジング１６には手動のフレキシブルなラッチ２２
が形成されていて、プラグ１４をジャック１０にロック
したり取り外したりすることができる。

ジャック１０は、ＦＣＣ規定６８．５に合致するような
典型的な寸法とされる。又、ジャック１０は、プラグ受
入ソケット２４を有し、このソケットは、プラグ受入開
口２６と、対向した上面及び下面２８及び３０と、これ
らを結ぶ対向した側面３２及び３４とによって形成され
、これらの面は、上記開口２６から後面３６へと延びて
いる。

本発明のジャック１ｏは、一般に、コネクタハウジング
３８を備えており、これには、キャリアサブ組立体４０
が取り付けられる。このキャリアサブ組立体４０は、絶
縁支持部材４２を備え、これには、複数の型抜きされた
金属の細長い導体４４が取り付けられる。

第１図ないし第３図に示されたように、ハウジング３８
は、プラグ受入開口２６が形成された前端を含んでいる
。この開口２６の周囲には、２つの対向した側壁４６及
び４８（その内面は、ソケットの側面３２及び３４を各
々画成する）と、上壁５０と、底壁５２とがある。

ハウジング３８の前端には、プラグ開口２６を取り巻く
取付前面５４がある。この取付前面５４には、上壁５０
から垂下した後方を向いた面５５がある。

第３図に最も良く示されているように、３つの面をもつ
後方のシュラウド部分５６が上壁５０及び２つの側壁４
６．４８から延びていて、キャリアサブ組立体４０をハ
ウジング３８に受け入れて取り付けるための後部開口を
画成する。シュラウド部分５６のすぐ前に形成されてい
るのは、櫛型の構造体５８であり、これは、以下で詳細
に述べるように導体４４と協働する。

第１図及び第３図に最も良く示されたように、ハウジン
グ３８は、各側壁４６及び４８に１つづつ形成された一
対の垂直な位置決めリブ６ｏを有している。これらのリ
ブ６０は、ジャック１０を受け入れる開口（図示せず）
の付近のパネル面に係合し、ハウジング３８の面５４と
パネル面とが平らになるようにされる。

第３図を参照すれば、側壁４６及び４８のシュラウド部
分５６の内面にはガイドチャンネル６２が形成される。

これらのガイドチャンネル６２は、各側壁４６及び４８
に沿って開口６４まで前方に延び、これは、以下で詳細
に述べるようにキャリアサブ組立体４ｏの一部分と相互
係合する。

第３図に示すように、ハウジング３８は、底壁５２に形
成されたスロット６６を有している。

開口６４の場合と同様に、このスロット６６は。

以下で詳細に述べるようにキャリアサブ組立体４０の一
部分と相互に係合する。

ハウジング３８の底壁５２には、一対の垂下した取付ベ
グ６８が形成されている。これらのペグ６８は、ジャッ
ク１０をプリント基板１２に固定するために、良く知ら
れたようにプリント基板１２に形成された適当な穴（図
示せず）に受け入れられる。

キャリアサブ組立体４０の特に支持部材４２を詳細に説
明すれば、この支持部材４２は、一般に、垂直の本体部
分７２を備え、これは、後方に延びる水平のベース部分
７４と、前方に延びる片持梁式の上部導体取付部分７６
とを有している。

本体部分７２の前方を向いた面は、前記の後面３６を画
成する。又２本体部７２は、一対の側部パネル部分７８
を有している。

支持部材４２の上部７６は、上面８２を有し、ここには
、複数の直立した互いに食い違った位置決め突起即ちピ
ン８４が設けられている。上部７６の前端には、複数の
導***置決めフィン８８が形成された前縁８６を有して
いる。導体４４は、その一部分が前縁８６から後縁９０
へ延びるように上部７６の上面８２に取り付けられる。

上部７６には、一対の側部ロック翼９２が設けられてい
る。これらのロック翼９２は、キャリアサブ組立体４０
をハウジング３８に取り付ける時にガイドチャンネル６
２に受け入れられ、開口６４と相互係合する。

ベース部分７４は、後方に延びる互いに食い違った接点
受入構造体９６を有し、ここには、限定された接点受入
スロット９８が形成されている。

各スロット９８には、その後方にテーパ付けされたガイ
ド即ちスロート部分１００が形成され、第５図に最も良
く示されたように、導体４４の一部分を案内する。

ベース部分７４の横方向に延びているのは、一対のブロ
ック部分１０２である。これらのブロック部分１０２は
、シュラウド部分５６の下に位置し、キャリアサブ組立
体４０をハウジング３８内に取り付けた時に側壁４６及
び４８の延長部を構成する。

キャリアサブ組立体４０をハウリンフ３８内に更に固定
するために、一対の弾力タブ１０４がベース部分７４か
ら前方に延びている。これらのタブ１０４は、ハウジン
グのスロット６６内に受入られ、そのフックした部分は
、キャリアサブ組立体４０をハウジング３８に取り付け
た時に肩部（図示せず）に係合する。

第３図を説明すれば、各導体は、一般に、接触部分１１
０と、リード部分１１２と、その中間部分１１４とを備
えている。各導体４４の中間部分１１４には、一対の離
間された先導穴１１６が形成されている。隣接する導体
４４の先導穴１１６は、互いに食い違うようにされてい
る。導体４４を支持部材４２上に位置設定するため、位
置決め突起８４が先導穴１１６内に受け入れられる。

又、各導体４４には、そのリード部分１１２に停止肩部
１１８が形成されている。この停止肩部１１８は、接点
受入構造体９６の底部に係合し、上方に押す力によって
リード部分１１２が偶発的に外れないようにする。

キャリアサブ組立体４ｏがハウジング３８内に取り付け
られ、ロック翼９２と開口６４との係合及びタブ１０４
とスロット６６との係合によってこの位置に保持された
時には、導体４４の、接触部１１０が櫛構造体５８によ
り互いに離れぞ位置保持される。ジャック１０は、完全
−に組み立てた時には、全ての要求仕様に合致すると共
に、標準的なモジュール式のホーンプラグ１４を受け入
れるに必要な全ての寸法を有する。

これまで、２部片でジャックを構成する唯一の理由は、
ジャックをモジュール構造にするためであると広く認め
られている。このようにする場合は、製造工程、特に、
組み立て手順が非常に複雑となり、従って、１部片構成
の場合よりもコストが高くなる。

導体４４は、１部片構成の場合と同様に、複数の導体グ
ループ１２４（第４図）より成る典型的に平らな型抜き
金属ストリップ（図示せず）で供給される。導体４４の
各グループ１２４は、その各端に１つづつの一対のキャ
リアストリップ１２６をもつように型抜きされる。

第１の製造工程は、導体のグループ１２４を支持部材４
２の上部７６の上面８２に配置することである。導体４
４は、直立した突起８４がそれに対応する位置決め穴即
ち先導穴１１６に受け入れられることによって正確に位
置設定される。

次の工程では、第７図に最も良く示されたように、支持
部材４２と、これに位置設定された導体４４のグループ
１２４を、適当な工具ネスト１２８内に挿入して保持し
なければならない・導体のグループ１２４は、切断バン
チ１３２に対向したアンビル１３０の上面に位置される
。パンチ１３２を下方に作動した時には、キャリアスト
リップ１２６が除去されると同時に、突起８４の頭部が
変形され即ちつぶされる。この変形後の突起８４の頭部
の断面積は、先導穴１１６よりも大きなものとなる。こ
のようにして、導体４４の中間部１１４は、支持部材に
正確且つ永久的に配置及び固定される。この確実な位置
設定により、製造方法のそれ以降の段階を非常に経済的
且つ効率的に行なうことができる。

第８図を説明すれば、導体４４が固定された支持部材４
２は、保持器具１３４内に配置される。

次いで、上部の成形ダイ１３６が下方に移動され、中間
部１１４を接触部１１０とリード部１１２に分ける屈げ
部を形成するように導体４４が成形される。接触部１１
０は、上部７６の前縁８６に対して曲げられ、リード部
１２２は後縁９０に対して形成される。公知技術の場合
とは異なり、全ての導体４４の接触部１１０及びリード
部１１２が同時に下方に曲げられる。

接触部１１０及びリード部１１２が最初に形成された後
に、第９図に示すように、第２の成形作業が行われる。

前部の成形ダイ１３８及び後部の成形ダイ１４０のため
の充分な空き間をとるように、上部の成形ダイ１３６が
若干持ち上げられる。画成形ダイ１３８及び１４０は、
支持部材４２に向かって同時に移動され、導体４４の接
触部１１０は、それらの最終位置まで後方に曲げられ、
リード部１１２は、互いに食い違うようにされてそれら
の各々の接点受入スロット９８に押し込まれる。

第９図に示した作業が完了すると、キャリアサブ組立体
４０が出来上がる。このキャリアサブ組立体４０は１次
いで、前記したようにハウジング３８に取り付けられる
。

導体４４が支持部材４２に正確にしっかりと位置設定さ
れるために、多くの製造作業を同時に行なうことができ
る。これら作業の多くは、これまで一度に１つづつ行な
わねばならないものであった・本発明のジャック１ｏの
構造で番よ高ｕＮｉＩ造効率が得られるので、２部片構
成に関するこれまでのコスト的な問題が解消される。製
造上の経済性に加えて、機械的な強度という点からも非
常に優れた構造が実現される。又、平らな導体を１部片
のハウジングに保持するというこれまでの問題も解消さ
れる。

効果以上の説明から明らかなように、ハウジングの側壁及び
上面の付近にあって、前方を向いた面がソケットの後面
を画成するような本体部分と。

導体のリード部分を受け入れて保持する手段を有したベ
ース部分と、上記本体部分の前方に延びてこれと接合す
る導体取付部分とを具備し、該部分に、一般に導体の長
手方向に延びた導体中間部分を位置設定及び保持する手
段が形成されるという支持部材の改良により、製造及び
組立てが容易な２部片より成る低コストのモジュール式
ホーンジャックが提供されると共に、このモジュール式
のホーンジャックを製造及び組み立てる新規で且つ改良
された方法が提供されたことが明らかであろう。

プリント基板に取り付けるジャックについて説明したが
、本発明は、その他の形式のジャックにも利用できるこ
とを理解されたい０例えば、プリント基板の代わりに、
導体のリード部を、圧着又は絶縁被覆食い込みによって
ワイヤに電気的に接続することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、プリント基板に取り付けられた本　。発明のモジュール式のホーンジャックを、これにモジュ
ール式のプラグを嵌合する前の状態で示した斜視図、第２図は、本発明のモジュール式ホーンジャックの側部
断面図、第３図は１本発明のモジュール式ホーンジャックを後方
から見た分解斜視図、第４図は、本発明のモジュール式ホーンジャックに関連
して使用される金属導体のグループを、その両端にキャ
リアストリップが取り付けられた状態で示した平面図。第５図は、本発明のモジュール式ホーンジャックの一部
分を構成する支持部材の上面図、第６図は、本発明のモ
ジュール式ホーンジャックの一部分を構成する支持部材
の側面図で、第４図に示す導体のグループを最初にその
上面に取り付けたところを示す図、第７図は、本発明のモジュール式ホーンジャックに用い
る支持部材を製造器具に取り付けたところを示す図で、
その第１の製造工程を示す図、第８図は、第７図と同様
の図であるが、次の製造工程を示す図、そして第９図は、第７図及び８図と同様の図で、更に別の製造
工程を示す図である。１０・・・ホーンジャック１２・・・プリント基板１４・・・ホーンプラグ１６・・・ハウジング　　１８・・・端子２０・・・コ
ード　　　　２２・・・ラッチ２４・・・プラグ受入ソ
ケット２６・・・プラグ受入開口２８．３０・・・上面及び下面３２．３４・・・側面　　３６・・・後面３８・・・ハ
ウジング４ｏ・・・キャリアサブ組立体４２・・・支持部材　　　４４・・・導体５６・・・シ
ュラウド部分７２・・・本体部分　　　７４・・・ベース部分７６・
・・導体取付部分　８４・・・突起８８・・・位置決め
フィン９２・・・ロック用の翼ＦＩＧ、１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）プラグ受入開口と、この開口から後面まで延びる
対向した上面及び下面と、これらの面を結ぶ対向した側
面とで画成されたプラグ受入ソケットを有している形式
の２部片より成るモジュール式ホーンジャックであって
、上記プラグ受入開口が形成された前端、内面が上記ソ
ケットの側面を画成する２つの対向した側壁、これらの
側壁を結ぶ上壁、及び後部開口が形成された後端を有す
るコネクタハウジングを具備し、更に、上記後部開口を
通して上記ハウジングに取り付けられるキャリアサブ組
立体を具備し、このキャリアサブ組立体は、絶縁支持部
材と、この支持部材に取り付けられた複数の型抜きされ
た金属の細長い導体とを有し、各導体は、上記前端から
対角方向に上記ソケットへと延びた接触部を一端に含む
と共に、リード部分を他端に含み、これら接触部分とリ
ード部分との間には中間部分があり、そして更に、上記
ハウジングとサブ組立体との間で協働してサブ組立体を
ハウジングにロックする手段とを具備しているようなホ
ーンジャックにおいて、上記の支持部材が、上記ソケットの後面を画成する前方を向いた面を含んで
いて、上記ハウジングの側壁及び上壁に隣接する本体部
分と、導体のリード部分を受け入れて保持する手段を有したベ
ース部分と、上記本体部分の前方に延びてこれに接合される導体取付
部分であって、一般に導体の長手方向に沿って延びた導
体中間部分を位置設定して保持する手段が形成されてい
る導体取付部分とを具備したことを特徴とする２部片よ
り成るモジュール式ホーンジャック。
（２）上記導体取付部分は、一般的に水平であり、ソケ
ットの上面を画成するように本体部分の上部から片持梁
式に支持され、そして導体の接触部分をソケットに向か
って曲げるところの前縁と、導体のリード部分を上記基
部に向かって案内するところの後縁とを有している特許
請求の範囲第１項に記載のモジュール式ホーンジャック
。
（３）上記ハウジングの上壁は、支持部材の導体取付部
分の上に位置する特許請求の範囲第２項に記載のモジュ
ール式ホーンジャック。
（４）上記ハウジングの上壁は、上記支持部材の導体取
付部分の前縁から前方に離間された垂下フランジを有し
、上記導体は、上記前縁と垂下フランジとの間で曲げら
れてここに受け入れられる特許請求の範囲第３項に記載
のモジュール式ホーンジャック。
（５）上記ハウジングは、更に、上記側壁に接合される
底壁を含み、該底壁の内面は、上記ソケットの底面を画
成する特許請求の範囲第１項に記載のモジュール式ホー
ンジャック。
（６）上記協働する手段は、上記ベース部分の前方に延
びるロック部材を含み、該部材の端にはフック手段が形
成され、更に、上記ハウジングの底壁には上記ロック部
材を受け入れるためのくぼみが形成され、このくぼみは
、上記フック手段に係合するための肩部を有している特
許請求の範囲第５項に記載のモジュール式ホーンジャッ
ク。
（７）上記中間部を保持して位置設定する手段は、上記
支持部材の導体取付部に形成された複数の直立した位置
決めピンを含み、各導体の中間部は、各ピンを受け入れ
るための位置設定穴を有している特許請求の範囲第１項
に記載のモジュール式ホーンジャック。
（８）隣接する導体の穴及びピンは、互いに食い違うよ
うにされている特許請求の範囲第７項に記載のモジュー
ル式ホーンジャック。
（９）各中間部は、少なくとも２つの弛緩された位置決
め穴を含む特許請求の範囲第８項に記載のモジュール式
ホーンジャック。
（１０）上記の保持及び位置を行なう設定手段は、導体
を位置設定するように前縁及び後縁の付近に形成された
複数のフィンを含む特許請求の範囲第７項に記載のモジ
ュール式ホーンジャック。
（１１）上記ハウジングには、櫛型の接触構造体が形成
され、この櫛型の構造体は、導体接触部の端を受け入れ
て分離する手段を有している特許請求の範囲第１項に記
載のモジュール式ホーンジャック。
（１２）上記リード部分の保持手段は、対応するリード
部分を受け入れるための複数の後方に開いたスロットが
形成された接点受入構造体を備えている特許請求の範囲
第１項に記載のモジュール式ホーンジャック。
（１３）上記ベース部分は、一般的に水平であって、上
記本体部の底部から後方に延びており、上記導体のリー
ド部分は、プリント基板上の回路に接続するように上記
ベース部分を越えて下方に延びている特許請求の範囲第
１項に記載のモジュール式ホーンジャック。
（１４）プラグ受入開口と、この開口から後面まで延び
る対向した上面及び下面と、これらの面を結ぶ対向した
側面とで画成されたプラグ受入ソケットを有している形
式のモジュール式ホーンジャックであって、上記プラグ
受入開口が形成された前端、内面が上記ソケットの側面
を画成する２つの対向した側壁、これらの側壁を結ぶ上
壁及び後部開口が形成された後端を有するコネクタハウ
ジングを具備し、更に、上記後部開口を通して上記ハウ
ジングに取り付けられるキャリアサブ組立体を具備し、
このキャリアサブ組立体は、上記導体を受け入れるため
の保持及び位置設定手段を含む絶縁支持部材と、この支
持部材に取り付けられた複数の型抜きされた金属の細長
い導体とを有し、各導体は、上記前端から対角方向に上
記ソケットへと延びた接触部を一端に含むと共に、リー
ド部分を他端に含み、これら接触部分とリード部分との
間には中間部分があり、そして更に、上記ハウジングと
サブ組立体との間で協働してサブ組立体をハウジングに
ロックする協働手段とを具備しているようなホーンジャ
ックの製造方法であって、上記ハウジングを１部片の成
形部品として形成し、上記支持部材を１部片の成形部品
として形成し、離間された導体グループが同一平面内で
並置関係で延びるよう保持するキャリアストリップを備
えた連続する平らな金属ストリップとして上記導体を形
成し、上記グループは、上記ジャックの１つに必要とさ
れる本数の導体を含むものであり、次いで、上記支持部
材を上記導体グループの１つに隣接して配置してその中
間部分が上記保持及び位置設定手段と整列するようにし
、更に、上記導体グループをそれらの軸と直角に上記支
持部材に向かって移動して導体の上記中間部分が上記保
持及び位置設定手段と協働するようにし、上記導体の第
１の端部を曲げて接触部分を形成しそして上記導体の第
２の端部を曲げてリード部分を形成するような製造方法
において、上記ソケットの後面を画成する前方を向いた面を含む本
体部分と、導体のリード部分を受け入れて保持する手段
を有したベース部分と、前縁及び後縁を有していて上記
本体部分の前方に延びてこれに接合される導体取付部分
とを含むように上記支持部材を形成し、そして上記導体の第１の端部及び第２の端部を上記前縁及び後
面に対して同時に曲げて上記接触部分及びリード部分を
各々形成することを特徴とする方法。
（１５）上記の保持及び位置設定手段が、上記支持部材
の導体取付部分に形成された複数の直立した位置設定ピ
ンを有するように上記支持部材を形成しそして各中央部
分が位置設定穴を有するように導体を形成し、上記の位
置設定段階は、上記導体グループをそれらの軸に直角に
導体取付部分に向けて移動して位置設定ピンが位置設定
穴に受け入れられるようにする特許請求の範囲第１４項
に記載の方法。
（１６）上記位置設定段階の後に、導体を支持部材の導
体取付部分にしっかりと固定するように、上記位置設定
ピンを導体に対してつぶす段階を含む特許請求の範囲第
１５項に記載の方法。
（１７）導体から上記キャリアストリップを切断する段
階を含み、この切断段階は、上記つぶし段階と同時に行
なう特許請求の範囲第１６項に記載の方法。
（１８）上記の曲げ段階は、上記導体取付部分に対して
垂直に第１及び第２の導体端部を同時に曲げる第１の導
体成形段階と、これら第１及び第２の導体端部を本体部
分に向けて同時に動かして第１の端部が本体部分に向け
て整列され且つ第２の端部がベース部分に固定されるよ
うにする第２の導体成形段階を含む特許請求の範囲第１
６項に記載の方法。
（１９）上記キャリアサブ組立体をハウジングに取り付
ける段階を更に含む特許請求の範囲第１４項に記載の方
法。