JPS61278423A - 鞍乗型４輪車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鞍乗型４輪車に関するものであり、詳しくは駆
動機構の配置態様に関する。

〔従来技術〕

不整地走行用の鞍乗型４輪車では、車体の軽量化を図る
ため、自動２輪車と同様、エンジン等の主要部品をパイ
プから構成された車体フレームに搭載している。しかし
このような構成では、エンジン等はその大部分が外部に
露出する状態となり、不整地走行中、丸太等に乗り上げ
た際には、エンジンや差動装置、あるいはこれらを連結
するプロペラシャフト等に多大な損傷を及ぼす虞れがあ
った。

〔発明の目的〕

本発明は上記実状に鑑みて、駆動機構たるエンジン、プ
ロペラシャフト、および差動装置の外的要因による損傷
を可及的に防止した鞍乗型４輪車を提供することを目的
とする。

〔発明の構成〕

そこで本発明では、エンジン、プロペラシャフト、およ
び電動装置を、車体フレームによって区画された空間内
に配置し、上記各要素が車体フレームから突出すること
のないようにして、上記目的を達成している。

〔実施例〕

以下、本発明の具体的構成を、一実施例を示す図面に基
づいて詳細に説明する。

第１図および第２図は、本発明に係わる鞍乗型４輪車の
車体フレームおよび該車体フレームに搭載された駆動系
のみを示した側面図および底面図である。車体フレーム
１は、パイプ材を適宜組み合わせ、上記各パイプ材を溶
接あるいはボルト締結することにより箱状に形成したも
のであり、図において左方がフロント側である。上記車
体フレーム１の図中右方、つまりリヤ側にはエンジン２
が搭載されている。該エンジン２は、その後方部に変速
機部２ａが一体的に組み付けられており、この変速機部
２ａから延びるリヤアクスル２ｂには後輪３が連係され
ている。

一方、車体フレーム１のフロント側には差動装置４が搭
載されている。この差動装置４には、車輌の不整地走行
性を高めるためデフロック機構が設けられており、上記
差動装置４から延びるフロントアクスル４ａには前輪５
が連係されている。

また上記エンジン２と差動装置４との間には、エンジン
２からの駆動回転力を、差動装置４に伝達するためのプ
ロペラシャフト６が介装されている。

上記エンジン２、差動装置４、およびプロペラシャフト
６は、図からも明らかなように、車体フレーム１を構成
する各パイプによって区画された空間に収納配置されて
いる。このため例えば走行中に丸太に乗り上げた場合で
も、丸太とぶつかるのは車体フレーム１におけるロワパ
イプ１ａであるため、上記エンジン２等の駆動系にはほ
とんど損傷を及ぼすことがない。

なお本例では、車体フレーム後方にエンジン２、前方に
差動装＠４を配置し、両者をプロペラシャフト６で連結
するよう構成された鞍乗型４輪車を例示したが、この他
、車体フレーム前方にエンジン、後方に差動装置を配し
、両者の間にプロペラシャフトを介装させた鞍乗型４輪
車、あるいは車体フレームの中央にエンジンを配置し、
車体フレームの前後にはそれぞれ差動装置を配し、各差
動装置とエンジンとをプロペラシャフトで連結するよう
な構成の鞍乗型４輪車においても、本発明が有効に適用
できることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上詳述した如く、本発明に係わる鞍乗型４輪車によれ
ば、エンジン等の駆動系を、車体フレームによって画成
される空間内に収容配置したことにより、上記駆動系の
、外的要因による損傷を可及的に防止でき、また、車体
をコンパクトにまとめられる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる鞍乗型４輪車における車体フレ
ームと駆動系とを示した概念的な側面図であり、第２図
は同じく概念的な底面図である。 １・・・車体フレーム、２・・・エンジン、４・・・差
動装置、６・・・プロペラシャフト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体フレームによって区画された空間内に、エンジン本
   体、プロペラシャフト、および差動装置を配置したこと
   を特徴とする鞍乗型４輪車。