JPS6127449Y2 - - Google Patents

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JPS6127449Y2
JPS6127449Y2 JP17278778U JP17278778U JPS6127449Y2 JP S6127449 Y2 JPS6127449 Y2 JP S6127449Y2 JP 17278778 U JP17278778 U JP 17278778U JP 17278778 U JP17278778 U JP 17278778U JP S6127449 Y2 JPS6127449 Y2 JP S6127449Y2
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JP
Japan
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cover
spring
piece
groove
horizontal
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JP17278778U
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JPS5586511U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、胴体が金属製帯状板の素材からプ
レス成形によつて製造してあるスライドフアスナ
ー用停止装置付スライダーに関するもので、その
目的は、組立てが容易になると共に、停止装置の
スプリングが正規の位置に正確に配設され、確実
な停止機能を発揮し、しかもその機能を長期に亘
つて維持できる停止装置付スライダーを提供する
ことにある。
従来、この種のスライダーとして、例えば実開
昭53−61203号公報に記載してあるように、胴体
の上片の上面に凹孔を設け、該凹孔に停止爪付の
スプリングを係合したものが知られている。この
スライダーの胴体がダイカスト製のものであれば
差程問題はないが、プレス製のものにあつては難
点があつた。即ちプレスによつて胴体を製造する
場合には、一般に金属製帯状板の素材から上片と
下片とを連結部を介して一体にして打抜き、連結
部で屈折して上下片を間隔を保つた状態で平行に
重ね合わせると共に、連結部を横断面路V字形状
に成形して、連結部の前面に凹溝が形成されるも
のである。しかし胴体を成形するに際し、プレス
による外形打抜き工程前に、既にスプリングの一
端を係合するための凹孔が同じくプレス成形して
あつて、胴体の上下片を連結部で屈折すると共
に、該連結部を断面V形状に成形する時の肉の移
動現象によつて、先に成形された凹孔が変形した
り、凹孔の位置がずれたりするので、所定寸法で
成形してあるスプリングを正規の位置に固定する
ことが出来なくなり、停止機能の低下を惹起する
問題があつた。
そこで、この考案は以上の問題点を解決するた
めに案出されたもので、実施例の構造を図面によ
つて説明すると、第1図において1は胴体、2は
引手、3はスプリング、4はカバーを示し、胴体
1は金属製帯状板を素材として、胴体の上片1
a、下片1bを連結部1cで繋いだ形状で打抜
き、その連結部1cを屈折して、上下片1a,1
bを間隔を保つて平行に重ねると共に、連結部1
cを横断面V字状に曲げて凹溝5が形成してあ
り、また胴体の上片1aにおける後部に抜孔6が
穿設してある。引手2には前端に軸部7が設けて
ある。スプリング3は概ね山形に形成してあつ
て、その傾斜部にスプリング3より刳り起した副
片8を突設し、前後の両裾部に、胴体上片1a上
の水平面部に安定して載置される水平部9,9を
設け、後方の水平部9より前記胴体1の抜孔6よ
り胴体1内に突入する停止爪10を垂設し、前方
の水平部9より前記凹溝5内に遊嵌状に嵌まる突
片11を垂設したものである。カバー4はキヤツ
プ状に形成してあつて、その前後に支脚12,1
2を突設し、両側に門形の切欠部13が設けてあ
る。
上記カバー4は第3図図示の如く、前部の支脚
12が胴体連結部1cの凹溝5の上端口より差し
込まれ、凹溝5の前口を塞いで係止し、後部の支
脚12が胴体上片1aの後端縁に屈折して胴体1
に固着してあり、このカバー4内に引手2の軸部
7を切欠部13に潜つた状態に設け、またカバー
4内にスプリング3を、その前後部の水平部9,
9を上片1aの水平面部に載置され、停止爪10
が抜孔6より胴体1内に突入し、前部の突片11
を前述の如く支脚12で前口が塞いである凹溝5
内に遊嵌し、更にスプリング3の副片8の先端を
カバー4の内面に圧接した状態に収めてある。
この考案による実施例によれば、引手2を引き
付ければ停止爪10が胴体1内より浮上し、引手
2の引く力を除けば、停止爪10がスプリング力
によつて自動的に胴体1内に突入する作用は従来
のものと同様であつて、組立てに際し、スプリン
グ3の突片11が凹溝5内に抵抗なく単に落し込
む状態で差し込まれ、同時に停止爪が抜孔に嵌め
込まれることにより、前後の水平部9,9が上片
1aの上面に安定して載置されるものである。
以上のように、この考案による停止装置付スラ
イダーは、カバー内に収められる山形に屈曲する
スプリングの両裾部に水平部を設け、後方の水平
部より停止爪を垂設し、前方の水平部より突片を
設け、該突片を胴体前面の凹溝に遊嵌状に係止し
たもので、胴体前面の凹溝はプレス成形時に成形
されるもので所定寸法に仕上げられることにな
り、この凹溝にスプリングの突片を嵌めるため、
スプリングが支障なく正確な位置に収められ、ま
た両水平部を備えることから、組立て中にスプリ
ングがずれたり転倒したにする恐れがなくなる。
更にスプリングの突片は、カバーの前端支脚によ
つて前面を塞いでいる凹溝内に遊嵌状態に係止し
ているので、スプリングの作動に無理が加わら
ず、長期の繰り返えしの使用に対してもスプリン
グの作動状態が変わることがなく、常に的確な自
動停止作用を発揮するもので、胴体がプレス成形
によるものであつて、しかも確実な停止機能を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるスライダーを分解して
示す正面図、第2図は同じくカバーを切欠して示
す正面図、第3図は第2図A−A線矢視の断面図
である。 1……胴体、1a……上片、1b……下片、1
c……連結部、2……引手、3……スプリング、
4……カバー、5……凹溝、6……抜孔、7……
軸部、8……副片、9……水平部、10……停止
爪、11……突片、12……支脚、13……切欠
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製帯状板の素材をプレス成形して製造した
    胴体1で、胴体上下片1a,1bを繋いでいる連
    結部1cの前面部に該連結部1cを成形するに際
    して形成した凹溝5を有し、この胴体1上にキヤ
    ツプ状カバー4をその前端より突出した支脚12
    で前記凹溝5の前口を塞いだ状態に固着し、該カ
    バー4内に引手2の軸部7と副片8付のスプリン
    グ3が支承してあると共に、スプリング3は山形
    を成し両裾部に胴体1上の水平面部に載置する水
    平部9,9を設け、後方の水平部9に胴体1内に
    突入する停止爪10を設け、前方の水平部9に突
    片11を突設し、この突片11が胴体1の前記支
    脚12で塞がれた凹溝5内に遊嵌状態に係止して
    いることを特徴とするスライドフアスナーの停止
    装置付スライダー。
JP17278778U 1978-12-13 1978-12-13 Expired JPS6127449Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17278778U JPS6127449Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17278778U JPS6127449Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586511U JPS5586511U (ja) 1980-06-14
JPS6127449Y2 true JPS6127449Y2 (ja) 1986-08-15

Family

ID=29177896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17278778U Expired JPS6127449Y2 (ja) 1978-12-13 1978-12-13

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JP (1) JPS6127449Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103874434A (zh) * 2011-12-27 2014-06-18 Ykk株式会社 带停止机构的拉头

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103874434A (zh) * 2011-12-27 2014-06-18 Ykk株式会社 带停止机构的拉头

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5586511U (ja) 1980-06-14

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