JPS61273355A - いじり回し表示閉鎖部材、容器及びこれ等の組み合わせ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 又里坐！量 本発明はワンピース成型されたプラスチック等の閉鎖部
材（ｃｌｏｓｕｒｅ）に対するものであり、該閉鎖部材
は容器の仕上げ部（ｆｉｎｉｓｈ）或いは首部（ｎｅｃ
ｋ）上に螺合され得て、そして該閉鎖部材においては、
いじり回し表示バンド（ｔａｍｐｅｒ−ｉｎｄｉｃａｔ
ｉＢｂａｎｄ）が一連の破断し易いブリッジ（ｆｒａｎ
ｇｉｂｌｅｂｒｉｄｇｅ）により閉鎖部材スカートの底
部に接合されている。内方向及び上方向を向いた可撓性
ストップバンド（ｓｔｏｐ　ｂａｎｄ）が表示バンド（
ｉｎｄｉｃａｔｏｒｂａｎｄ）の内側に成型されており
、そして該ストップバンドと容器仕上げ部上の半径ビー
ド（ｒａｄｉａｌｂｅａｄ）との組み合わせが、破断し
易いブリッジの破断を伴わずに閉鎖部材が取り外される
事に対して抵抗する。

いじり回し表示閉鎖部材（ｔａｍｐｅｒ−ｉｎｄｉｃａ
ｔｉｎｇｃｌｏｓｕｒｅ）は新規なものではなく、そし
て最近特許された例の１つとして、１９８３年７月２６
日にジーン・グララセン（Ｊｅａｎ　Ｇｒｕｓｓｅｎ）
に対して発行された米国特許第４，３９４，９１８号中
に見出す事が出来る。この米国特許においては、ねじ山
が形成された閉鎖部材は保持リング（ｈｏｌｄ　ｒｉｎ
ｇ）を担持しており、該保持リングは一連の破断し得る
タブによってキャップスカート底部に接合されており、
そして保持リングは少な（ともキャップスカートの外径
に等しい様な内径を有している。リング上に支持された
複数のロックラグ（ｌｏｃｋ　ｔｕｇ）は上方向及び内
方向に傾斜しており、そして容器首部上のカラー或いは
適合リング（ｍａｔｉｎｇ　ｒｉｎｇ）の後ろにひっか
かる事を意図しており、キャップが未だねじられていな
い場合に保持リングが容器首部から持ち上げられて外さ
れる事を防止する。破断しに（いフランジがキャップス
カートとリングとの間に設けられており、そしてキャッ
プが未だねじられていない場合に該キャップ用のヒンジ
として用いられる。

容器上に螺合されるその他のいじり回し表示閉鎖部材が
十分簡単に作られるが、しかしこれ等のいじり回し表示
リングは、一般的に、容器上の特別に設計された手段と
協働する事を要求する。

幾つかのその他のいじり回し表示システムが用いられて
来ており、該システムにおいては破断しやすいバンドが
閉鎖部材スカートの底部に形成されており、そして閉鎖
部材がねじられる前にバンドを実際に破壊する事を要求
する。これ等のシステムは、容器の肩部或いは首部上に
形成されるべき特別のランプ（ｒａｍｐ）及び押縁（ｌ
ｅｄｇｅ）を更に要求し得る。これ等のシステムに伴う
問題は、一度バンドが取り外され或いは放棄されてしま
うと、該システムでは閉鎖部材が未だにねじられていな
い旨が容易に明白とはなり得ないという事である。

同様なシステムの大部分は、閉鎖部材及び容器に係合す
る熱収縮バンド或いは熱伸長バンドを用いるシステムに
ついて言及している。その上、熱収縮はシール処理に付
加的な工程を加え、そして通常のねじ山が形成された閉
鎖部材を適用する機械のほかに特別の設備を必要とする
。

１）生塁！ 本発明の目的はいじり回し表示リング或いはいじり回し
表示バンドを伴ったプラスチックのスクリュータイプの
キャップ（ｓｃｒｅｗ　ｔｙｐｅ　ｃａｐ）を提供する
事であり、該いしり回し表示バンド（リング）は閉鎖部
材のスカートの下部端部において担持されており、接続
を形成している破断し易いブリッジを伴っている。閉鎖
部材を取り外すことは、表示バンドが閉鎖部材から切断
される事を生じ、そしてバンドは首部上の下部位置まで
移動し、そして該バンドがその（元の）適用された位置
まで戻る事を妨げる。

この発明の付加的な目的は容器を提供する事であり、該
容器の雄ねじ下方の仕上げ部は内方向且つ下方向にテー
パーの付いた側壁を伴って形成されており、該側壁は水
平方向に切り立っている押縁に続いており、その結果、
取り外しに際して表示バンドが閉鎖部材から切断された
場合に、該バンドは押縁下部に落下し且つ戻る事が出来
ない様になる。閉鎖部材はスカート中の雌ねじを伴って
形成されており、そしてスカートの底部においてはキャ
ップと略々同一の外径を存するバンド或いはリングは破
断し易いブリッジを伴って形成されており、該ブリッジ
はバンドをスカートに接合する０表示バンドの内部にお
いては、内方向へ延びている可撓性ストップリング（ｓ
ｔｏｐ　ｒｉｎｇ）が表示バンドと一体に形成されてい
る。容器上の特別な仕上げ部は一対の半径方向の押縁を
設けてあり、該押縁は容器首部上のねじ山の下方におい
て外方向に延びている。これ等の押縁は垂直方向へ相互
に偏位されており且つ内方向にテーパーの付いた壁によ
って接合されていて、該壁は閉鎖部材が適用された場合
にストップリングが座着するであろう表面を形成するの
に適合している。ストップリングは、表示バンドが閉鎖
部材スカートから分離する事なしに閉鎖部材が取り外さ
れるのを防止する。

その他の目的及び利益は、添付図面に関連して以下の記
載から明らかとなるであろう。

の　　しい　　　の　　な 図面第１図を参照すると、仕上げ部または首部１）を有
する容器１０が示されている。仕上げ部１）の上方には
、概略１２で図示された閉鎖部材が示されている。閉鎖
部材１２は単一のユニットとして成型された熱可塑性材
料によって形成されており、且つ概略円板形状をした頂
部１３を含み、垂下しているシリンダ状のスカート部分
１４を伴っている。スカート１４の下方には、第１図に
示す様に、表示バンド（ｉｎｄｉｃａｔｏｒ　ｂａｎｄ
）　１５が設けられている。バンド１５は概略シリンダ
状であり、そして閉鎖部材１２のスカート１４の外径と
略々同じ外径を有する。複数の破断し易いブリッジ１６
によって、バンド１５はシリンダ状スカートの下部端部
に接合されている。第２−４図中に示す様な特定の実施
例において、８つの破断し易いブリッジ１６がある。こ
れに加えて、間隔を空けて配置された４つのストップ（
ｓｔｏｐ）　１７が設けられており、該ストップはバン
ド１５と一体的に形成されており、そして該ストップは
初期において、閉鎖部材が成型される場合に、破断しや
すいブリッジ１６を圧縮する事なく成型された閉鎖部材
を成型グイから押し出す事を許容し、しかも取り付けら
れた表示バンド１５と共に閉鎖部材を除去する事を許容
する様に用いられる。バンドのストップ１７は閉鎖部材
の下部スカートにはどの様にも接続されていない、第３
図及び第４図に最も良（示されている様に、閉鎖部材１
２のシリンダ状スカート１４は雌ねじ１８を設けている
。ねじ１８は、容器１０の仕上げ部または首部１）上の
外側に形成されたねじ（雄ねじ）１９と協働する。

表示バンド１５の内側寸法（ｉｎｎｅｒ　ｄｉＩｌｓｅ
ｎｓｉｏｎ）の内部には、一体的に形成された環状スト
ップリング２０があり、そしてキャップが初期に形成さ
れた時には、該ストップリングは第２図中に示す様な形
状をしているであろう、第２図中で示されている倒立し
た形態におけるストップリングについて、該ストップリ
グは約３０°の開先角度（ｉｎｃｌｕｄｅｄ　ａｎｇｌ
ｅ）を伴って、表示バンドに対して内方向且つ上方向に
延びている。多分第３図及び第４図において最も良く分
かる様に、ストップリング２０は表示バンド１５に対し
て一体的に形成されており、そしてリング及びバンド１
５間の接続部の厚さよりも幾分厚くなる様な形状の自由
端２１を有している。閉鎖部材１２が第２図において図
解された形状に成型された後、直ちに、閉鎖部材はシリ
ンダ状スカートと平行なその中央垂直軸線の回りに回転
され、そして同時にストップリング２０はかさ形回転ホ
イール（ｂｅｖｅｌｅｄ　ｒｏｔａｔｉｎｇｗｈｅｅｌ
）　２２によって係合される。ホイール２２は軸２３に
おいて取り付けられたものとして示されており、該軸２
３は好適な駆動手段により駆動されるであろう旨が理解
される。その上、第２図に示されている様に、閉鎖部材
１２は回転パッド（ｒｏｔａｔｉｎｇ　ｐａｄ）　２４
上に位置されているものとして図示されており、該パッ
ド２４は軸２５の上部端部において担持されている。パ
ッド２４上で回転されている閉鎖部材及びストップリン
グ２０と保合状態で回転しているホイール２２と共に、
ストップリングは第２図中で示す様゛なキャップの倒立
した位置において下方向及び内方向に曲がる様に付勢さ
れ、そしてストップリングは成型し放しの角（ａｓ−ｍ
ｏｌｄｅｄ　ａｎｇｌｅ）から約１２０°の角度だけ押
されることになる。ストップリングが内方へ丸められる
事（ｒｏｌｌｉｎｇ−ｉｎ）は閉鎖部材の成型後直ちに
（数秒以内）に行なわれ、そしてプラスチックの硬化時
間は該内方へ丸められる事が完了する以前には超過しな
いので、ストップリング２０はこの内方へ丸められた位
置（ｒｏｌｌｅｄ−ｉｎ　ｐｏｓｉｔｉｏｎ）に維持さ
れるであろう。

第３図に最も良く示されている様に、容器１０の仕上げ
部１）はその内部に形成中れた半径方向外側へ湾曲した
ビード（ｂｅａｄ）　２６を有しており、該ビードはね
じ１９の外径よりも幾分大きな範囲に至るまで外方へ延
長している。ビード２６は下部押縁２７を育しており、
該押縁２７はブレーカ−押縁（ｂｒｅａｋｅｒ　ｌｅｄ
ｇｅ）と呼ばれ得る。第３図において最も良く分かる様
に、閉鎖部材１２が容器仕上げ部ｌｌ上でその下方へ螺
合している場合に、ストップリング２０は、上部ビード
２６の下方に位置し、且つブレーカ−押縁２７と係合す
るか或いは該押縁２７の下方に近接して配置されるかの
何れかである様な自由端２１を有するであろう。

容器の仕上げ部１）は更に第２の半径方向押縁２８を形
成しており、該押縁２８はビート２６及び該ビードのブ
レーカ−押縁２７の下方にある。

押縁２８は同様に内方向に延びているが、環状の、下方
向且つ内方向にテーパーの付いた表面２９によって、上
部押縁２７に接続された最大外径表面を有している。第
３図を見れば容易に分かる様に、ストップリング２０の
自由端２１はビード２６のブレーカ−押縁２７の下方に
位置している。第４図中で図解されている様に、閉鎖部
材１２を動かし或いは螺合を解除する事は、ブリッジ１
６の破断を生ずる。ストップリング２０はビード２６の
上方へ動く事が出来ないがらである。そして、ブリッジ
１６が破断した後、ストップリング２０と共に表示バン
ド１５は落下し、そしてボトル１０の仕上げ部１）の下
部端部において形成されたトランスファービード（ｔｒ
ａｎｓｆｅｒ　ｂｅａｄ）或いはトランスファー押縁（
ｔｒａｎｓｆｅｒ　ｌｅｄｇｅ）　３０上に載置される
。

第５−７図を詳細に参照すると、種々の押縁の機能が説
明されるであろう、第５図において示される様に、スカ
ート１４と表示バンド１５とを伴った閉鎖部材は容器仕
上げ部１）上の適所に動かされる。閉鎖部材は可撓性プ
ラスチック製であり、その結果ストップリング２０が容
器仕上げ部１）の外側表面において形成された環状ビー
ド２６上を下方へ通過出来る様になっている。一度スト
ップリングがビード２６を通過すると、該ストップリン
グは第６図中に概略示す様に位置付けられ、そしてスト
ップリング２０の上部自由端２１はビード２６のブレー
カ−押縁２７の下方にくる。更に、ストップリングの自
由端２１は容器仕上げ部のテーパー付いた表面２９と係
合し、且つブリッジ１６と最接近して保持されるであろ
う、ねじ山が形成された閉鎖部材が容器仕上げ部から取
り外される場合には、ストップリングの自由端２１とビ
ー￥２６の押縁２７との保合により、ストップリング２
０はビード２６を越えて上方に向けて通過する事を妨げ
られるであろう、ブリッジ１６は破断し易（、そして閉
鎖部材が容器仕上げ部から螺合解除されて取り外される
場合に（該ブリッジが）破断する事に抵抗するには不十
分な強度である。

ねじ山が形成された閉鎖部材が容器仕上げ部から螺合解
除されるのと同時に、８本のブリッジ１６の幾つかが最
初に破断し、そして、閉鎖部材の上方へ向かう連続する
動きが生ずると同時に、テーパーの付いた表面２９の傾
斜によってバンド１５及びそのストップリング２０は総
てのブリッジが切断されるに至るまで一定量だけ下方へ
カム移動し、総てのブリッジが切断する時においては、
バンド１５及びストップリング２１は第４図及び第７図
中に図解された位置まで落下するであろう。

バンド１５が閉鎖部材スカート１４から全体的に切断さ
れた場合には、バンド１５を第６図で示す様な初期に適
用された位置に戻すことは常に事実上不可能である。ス
トップリング２０の上部自由端２１は、第７図中一点鎖
線の位置で図解される様に、押縁２８に係合するからで
ある。そして、閉鎖部材が一度容器仕上げ部或いは首部
から除去されると、そして仮に該閉鎖部材を再び適用し
たとしでも、バンド１５はキャップから分離し且つ閉鎖
部材がいじり回されたか或いは取り外された旨を表示す
る、という事が分る０通常の手動操作によってバンドを
その初期の位置で再び留めておく事は不可能である。

バンド１５とストップリング２０は可撓的に接合されて
いるので、２つの部材間のブリッジにおける撓みは、バ
ンド２０の端部２１が内方向に動くこと及び第４図と第
７図に図解された概略的な位置を保証することを許容す
るであろう、下部押縁２８は容器のトランスファービー
ドよりもかなり高い位置にあり、且つ表示バンド１５は
閉鎖部材がいじり回された後は通常トランスファービー
ド３０上に載置されるので、十分に大きな間隙が生じ、
そして閉鎖部材がいじ′り回された事は明瞭且つ確実に
表示されるであろう。

図解された特定の容器はプラスチック容器であるが、本
発明の原理はガラス或いは金属容器にさえも同等に適用
出来る事が明らかであり、該容器は軸方向に間隔を空け
たビードと押縁の必要な形状を有しており、閉鎖部材の
適用を許容するが、しかし表示バンドを乱す事なく　（
該閉鎖部材を）取り外す事を妨げ、該表示バンドは破断
し昌いブリッジにより閉鎖部材のスカートの底部に接続
される。

前述の記載は実施例のつもりで記載されたものであり、
本願特許請求の範囲に記載された本発明の技術的範囲を
限定する旨を意図しているのではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のキャップと容器の組み合わせの斜視図
であり； 第２図は本発明のキャップの倒立した位置における２次
成形操作を図解する斜視図であり；第３図は第１図のキ
ャップと容器仕上げ部との組み合わせの拡大した側立面
図であり、部分的に断面で示されており且つ容器仕上げ
部において螺合されたキャップを伴っており； 第４図は、キャップが部分的に取り外された後の、第３
図と同様な側立面図であり； 第５図は、キャップが容器仕上げ部上に適用された際に
おける、キャップの下部端部の部分横断面図であり； 第６図は第５図と類似する部分横断面図であり、キャッ
プが容器仕上げ部において十分に適用された位置にある
場合における、該キャップの下部端部の位置を示し；そ
して 第７図は、キャップが取り外された後の、表示バンド及
び容器仕上げ部の部分横断面図である。 １０−容器、１）・・・仕上げ部、１２・−閉鎖部材、
１．１−−−−スカート部、１５−表示バンド、１６・
・−ブリッジ、１７・−・ストップ、１８．１９−・・
ねじ、２０−・ストップリング、２２−かさ形回転ホイ
ール、２４一回転パッド、２６・・−・ビード、２７゜
２８−押縁、３０・−トランスファービード。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器の開放した上部仕上げ部を閉鎖するためのス
   クリューキャップにおいて、 概略円板状の頂部を含み、該頂部は一体的なシリンダ状
   の垂下しているスカートを伴つており、円周方向に間隔
   を空けて配置された複数の破断しやすいブリッジ部材に
   より、前記スカートの環状底部に取り付けられた概略シ
   リンダ状の可撓性表示リング或いは表示バンドと、 表示リングと一体的に形成され且つ該表示リングの内側
   に取り付けられたストップリングとを含み、 前記ストップリングは前記表示リングの内側に対して内
   方向且つ上方向に位置されており、そして容器の要素と
   係合する事に適合しており、且つ容器上に閉鎖部材が組
   み立てられた後にリングが該容器の要素を通過するのを
   防止する事に適合している、 ことを特徴とするスクリューキャップ。
2. （２）前記ストップリングは前記表示リングに対して上
   方向且つ内方向に位置しており、そしてキャップスカー
   トと表示バンドとの間のブリッジの背後に該ストップリ
   ングの上部縁部を有するのに十分な高さである特許請求
   の範囲第１項記載のスクリューキャップ。
3. （３）前記ストップリングの前記上部縁部は、容器上の
   破壊されていないシール位置にある場合において、閉鎖
   部材が適用される容器の仕上げ部とブリッジ部材との間
   の空間をまたがるのに十分な厚さである特許請求の範囲
   第２項記載のスクリューキャップ。
4. （４）キャップスカートと表示バンドは、等間隔に配置
   された８本の破断しやすいブリッジ部材によつて一緒に
   接続されている特許請求の範囲第１項記載のスクリュー
   キャップ。
5. （５）一体的なシリンダ状の垂下しているスカートを伴
   つた概略円板状の頂部と、円周方向に間隔を空けて配置
   された複数の破断しやすいブリッジ部材により前記スカ
   ートの環状底部に取り付けられた概略シリンダ状の可撓
   性表示リング或いは表示バンドと、表示リングと一体的
   に形成され且つ該表示リングの内側に取り付けられたス
   トップリングとを含み、前記ストップリングは前記表示
   リングの内側に対して内方向且つ上方向に配置され、そ
   して容器の要素と係合し且つ容器上に閉鎖部材が組み立
   てられた後にリングが該容器の要素を通過するのを防止
   する事に適合している、容器の開放した上部仕上げ部を
   閉鎖するためのスクリューキャップと、 開放首部を有する容器との組合わせであつて；容器の要
   素は容器仕上げ部上の環状ビードを含んでおり、 そして前記ビードは、キャップが容器の開放首部上に位
   置している場合に、ストップリングの自由縁部よつて下
   方から係合される様に位置している、 事を特徴とするスクリューキャップと容器との組み合わ
   せ。
6. （６）ねじ山が形成された容器仕上げ部上にキャップを
   螺合する事を可能にするために、前記キャップの本体部
   は前記スカート中でスクリューねじ山が形成された環状
   部分を備えてり、該スカートはキャップ本体部の円板状
   端部と可撓性表示バンドとの間にある特許請求の範囲第
   ５項記載の組み合わせ。
7. （７）前記容器の仕上げ部は半径方向に延長している２
   つのビードを有し、該ビードは軸線方向へ相互に対して
   偏位されており、そして上部のビードは前記容器上の前
   記要素であり、且つ上部ビードの基部は下方向及び内方
   向にテーパーが付いた表面によつて下部のビードの頂端
   に接合されている特許請求の範囲第５項記載の組み合わ
   せ。
8. （８）前記ストップリングは前記テーパーが付いた表面
   を包囲しており且つ該表面と係合しており、それにより
   、前記ブリッジが切断するに至る量だけ閉鎖部材が容器
   の首部に対して動いた際に、前記ストップリングは下方
   向へカム移動し且つ重力によつて容器の下部領域まで落
   下する特許請求の範囲第７項記載の組み合わせ。
9. （９）前記下部ビードは、前記ストップリング及び一体
   的な表示リングの内径に対して、前記ブリッジの破断以
   前における前記表示リングの元の組み立てられた位置へ
   該表示リングが再び位置する事を、防止するのに十分な
   外径となつている特許請求の範囲第８項記載の組み合わ
   せ。
10. （１０）ねじ山が形成された閉鎖部材を受け入れるため
    の容器であつて、該閉鎖部材は下部縁部において切断可
    能な表示リングを有しており、該表示リングはリングが
    閉鎖部材より分離する事によつて閉鎖部材が取り外され
    た事を表示し且つ取り外し以前には十分下方の元の位置
    に該リングを位置付け、前記容器は、 第１の半径方向に延長したビードを含んでおり、該ビー
    ドは前記表示リング内部のストップリングの内径よりも
    大きな外径を有しており、 前記ビードは、徐々に増加して外方向にテーパーが付い
    ている頂部表面と、切り立つ様に内側へ延長している下
    部押縁とを有しており、 前記表示リングの高さと実質的に等しい距離だけ、前記
    第１のビードの下方に位置している第２のビードを含み
    、 前記第２のビードは概略テーパーの付けられた表面によ
    つて前記第１のビードの前記押縁の基部へ接続されてお
    り、該テーパーの付けられた表面は下部押縁からの高さ
    に従つて直径が増加し、そして該第２のビードは切り立
    つ様に内側へ延長している底部表面を有しており、 前記第１の押縁は表示バンドを伴つた閉鎖部材が該第１
    の押縁を越えて適用されるのを許容するが、しかし破断
    を伴わずに取り外す事は許容しない様に適合しており、 そして前記テーパーの付けられた接続表面は、切断され
    たバンドを付勢して前記第２のビードの底部の下方へ落
    下させ、そして該バンドが初期の組立てられた位置に戻
    る事を妨げる、 ことを特徴とする容器。