JPS6126809A - 流体管内の付着物状況検知方法および装置 - Google Patents

流体管内の付着物状況検知方法および装置

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JPS6126809A
JPS6126809A JP14738884A JP14738884A JPS6126809A JP S6126809 A JPS6126809 A JP S6126809A JP 14738884 A JP14738884 A JP 14738884A JP 14738884 A JP14738884 A JP 14738884A JP S6126809 A JPS6126809 A JP S6126809A
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heater
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哲 藤井
Shigeru Koyama
繁 小山
Yoshiaki Arakawa
荒川 美明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発す]は流体か流れる管内に付着する付着物の厚さ等
の付着状況を容易かつ確実に検知する方法および装置に
関する。
従来技術 管内を冷却水或いは水蒸気等が流れる熱又換器の管、ス
ラリー、海水等が流れる輸送管等には付着物が刺着し、
それによって熱交換性能或いは流体の輸送効率か低下す
る。
熱交換器を例にとれば、火力発電で象徴されるように、
その発電効率を高めるためには、発電(ランキン)ザイ
クルの高温熱源と低温熱源との温度差を大きくとること
が必要である。低温熱源の(7IA度なより低く保持す
るために熱交換器が使用され、その多数の管(パイプ)
内を冷却水(例えに付着するため、伝熱効率が悪くなる
現象を生ずる。フジッボや菌が管内壁に付対【−たもの
をスライムと称するが、現状ではこのスライムあるいは
鉱物質のスケール等が管内壁に数ノOμm 、、、FX
i団厚さ、付着することを前提として、数日〜ノO数日
おきに定期的にプラスチック製のスポンジボール等の固
形体を熱交換器等のパイプ内へ流し、上記管内壁付着物
を取除く作業を行なっている。従来、この付着物の付着
状況を検知するには、多数の管の一部の管内に圧力セン
サーを配設し、付着層が厚くなると水圧が変化すること
によって付着状況を調べている。
従来技術の問題点 ところで、上記管内壁にスライム或いはスケールが付着
することによシ圧力損失が増大するか、これによる水圧
変化を検知し、付着物の付着状況を確実に把握すること
は難かしく、また装置も高価となる不都合があった。
本発明の目的および構成 本発明は上記の事情に鑑み、管内に付着する付着物の状
況を容易かつ確実に検知する方法および装置6を提供す
ることを目的とするもので、その要旨は、流体の流れる
管の外周に一定又は、’FjJ変の熱量を与え、一定の
熱量を与えた場合には、管内に付着する旬着物によって
生ずる管外壁の温度変化又は熱流の変化を?tlll 
’tし、可変熱量の場合には、管内付着物によって生ず
る温度変化を変化させない熱量を給与し、その給与熱量
、又は熱流を測定する流体管内の付着物状況検知方法、
および流体の流れる管の外周の所定の範囲に設けられた
ヒータと、管外壁温度を測定するノ個以上の温度計およ
び/又はヒータの内側へ或いは外側へ流れる熱流を測定
する熱流計とを具備してなる流体管内の付着物状況検知
装置にある。
本発明の  パ 第2図(a)(b)は、本発明を説明するためのモデル
の一例を示すもので、図中符号1は、パイプ2の長さ:
を部分の全周に沿って配設されたヒータで、このヒータ
lと後述する温度計、熱流計によってセンサAが構成さ
れている。とシあえず、ヒータからパイプ2壁内への熱
伝導は一次元的であるとする。
ヒータ1の発熱による熱流束が一様の場合はパイプ2内
の壁面付着物3の表凹温度は、パイプ2内の流体4の流
れる方向に沿って変化する筈であるが、ここでは付着物
3の検知に対する基本特性を把握することが目的である
ので、ヒータ1の中心(t / J位置)Pで一次元伝
熱的に扱えるとし、付着物3は一様な厚さδでパイプ内
壁に付着しているとして解析する。
ヒータ1の発熱による全熱量Qのうちパイプ2側へ流れ
る熱流をQlとすると、パイプ2における熱伝導は次式
で与えられる。
但しTo:パイプ外壁の温度 T1:パイプ内壁の温度 λ :パイプ材料の熱伝導率 γ0:パイプの外半径 γ1:パイプの内半径 また、付着物3における熱伝導は次式となる。
但し、Tg:付着物の流体側表面の温度λS:付着物の
熱伝導率 γll:付着物の内面までの半径 さらに、付着物表面から流体への伝熱状態は次式%式% 但し、Tf:パイプ中央を流れる流体の温度α  :熱
伝達率 (1)、(2)、(3)式から 他方、パイプ2の外周を断熱材5で罹った場合、断熱拐
5をa L、て外界へ逃げる熱量Q0は次式と但し、’
poc :外界の温度 h :断熱材表面からの熱伝達率 λ&:断熱材の熱伝導率 ra:断熱材の外面半径 ヒータ1からの発熱量(熱流)Qは Q = Q 1+ Q o  ・・・・・・・・・ (
6)(4)式、(5)式の対応において、断熱材5の断
熱性能をよくすれば、Qoの値は極めて小となシ、シか
も、はぼ一定とみなせるようにすることが出来るから、
ヒータ1の発熱量Qとパイプ2内へ流れる熱流Q1は比
例関係にあるものとみなすことが出来る。また、断熱材
5の外側からの熱伝達率:hがほとんど変化しない状況
であれば、断熱@5を用いない状況にしておいても、Q
ニ一定としておけば、パイプ2内へ流れる熱流Q1の変
化はQ0’=Q−Qlによって外界へ流れるQ。の変化
として検知することが可能となる。
また、付着物3が付着していない時のパイプ2外周温度
なT。′とすると、(4)式で、γB ”” r 1と
おくことによって (4)式、(7)式とから が得られる。
付着物3の厚さδかrlに比し充分に小さい状況で44
着物3の存在を検知することを考えると、r、−”rl
−δ  ・・・・・・・・・ (9)とおいて(8)式
に代入し、良い近似式として次式な倒る。
(lO)式、 (11)式によれば、ヒータからの発熱
量を一定としておけば温度差(T□  To勺は付着物
3の犀さδに比例して大となる。あるいは、付着物3の
厚さδが徐々に増加するにつれてパイプ2内の流体4の
流速が低下してくるようでは増加する値となるので、(
To  Toりの値も大となる。すなわち、付着物3の
厚さδが増加する程、温度差(To  Toりの値もそ
れにつれて増加が加速される傾向となるので、やはシ付
着物の付着状況、付着厚さの検知を(’r0−’r、’
)から知ることは伝熱効率を評価する上で極めて有効と
なる。
上昇の影響を受けない地点のパイプ2外壁温度(%に流
れに対して上流側では割合とヒータ1から近い距離の地
点となシ、下流側ではヒータ1による加熱の影響が無く
なるや\ヒータlから遠く離れた地点)Tf’とよい近
似が得られ、Tf−′I)Iとなシこの地点の温度Tf
/とヒータ1から一定発熱させた時のヒータ1の下面に
あるバイブ2外壁温度Toとの温度差を経時的に求める
ことにょうても付着物の付着状況は検知できる(以下T
f/をTfと記す)1、 他方、付着物3がある一定厚さになったところを検知し
ようとすれば、(io)式、(11)式の温度差(’r
oroりあるいは(4)式の(To  Tr)の値を一
定値に固定して考え、その値となるべき熱流QiのII
Oを熱流計やヒータ1への投入電力量から求めることに
よって、付着物3が一定厚さ付着したことを知ることか
出来る。すなわち、Qlの値は付着物3の厚さδか増加
するに従って、徐々に減じてきて、ある値になったとき
付着物3が許容の厚さ゛まで付着してしまったとして検
知するものである。
上述したように、付着物3の厚さはヒータ1の発熱量Q
一定のときは温度差(To  To’)、温度差(To
  ’rr)および熱流Q1、熱流Q0との関係におい
て、また、温度差(To  Ta2)あるいは(To 
 Tt>を一定値とする検知を考えて、その一定値とな
るヒータ投入熱量の値又は熱流を検知するか、いずれに
よっても付着物の付着状況を知ることが出来る。
上記の説明は、パイプ2の全周を取巻くヒータ1が配設
されたセンサAについて行なったか、ヒータ1か第1図
に断面図を示すように、パイプ2の全周にはなくて、そ
の一部に存在するようにして発熱させるセンサAにおい
ても、同様の解析によって容易に上述したλつの検知方
式が可能であることが知られる。
上記センサの電源、検出回路を含めた装置を、例えば熱
交換器に取付ける場合には、第3図に示すようになる。
すなわち、パイプ2はノケの熱交換器で数100本〜2
0000本程度と極めて多く、これらのパイプ内を冷却
水がほぼ一定流速で流れている。この冷却水に含まれる
微生物や鉱物質成分か各々のパイプの内壁に付着し、伝
熱効率を低下させる。上記パイプに、「ヒータとノ本又
は複数本の温度計および断熱材」、「ヒータとノ本又は
複数本の温度計」、「ヒータと熱流計と温度計と断熱材
」さらには「ヒータと熱流計」などからなるセンサを熱
変換器の適宜選択した数本〜数ノθ本のパイプに取付け
る。図中センサ11はパイプ2に直接取付けたもの、セ
ンサ12は、パイプ2と同拐料、同寸法で長さが数cm
〜数iocmのダミーパイプ13を冷却用パイプに継ぎ
足し、そのダミーパイプ13にセンサを配設したもので
ある。センサ11,12のリード線14はノ1ツチ15
を通して外へ取出される。上記センサ11゜12は、第
2図に示すヒータか全周に存在するもの、或いは、第1
図に示すように、パイプ外周の一部に取付けられたもの
いずれでもよい。
本発明に係る装置の具体的構成、作用 次に、全周形のヒータを有するセンサを例として、その
構成を第グ図(a)(b)〜第73図に示す、これらセ
ンサはいずれもダミーパイプなセンサの構成体として有
するものと、実際のパイプへ取付けるために、上記ダミ
ーパイプを有さない構成からなるものとの2種類がある
。またこれらに使用する温度側は、熱電対、サーミスタ
、或いは薄型の測温抵抗素子など通常の温度計測技術さ
れる温度岨か用いられる。薄型やシート状の測温抵抗素
子では、平均的外壁温度が得られ、熱電対やサーミスタ
では7点の温度が得られるが、いずれのタイプの温度計
においても、複数個使用(−て平均的な外壁温度を測定
してもよいことは云うまでもない。
また、ヒータの外側を覆う断熱材は、外界側の熱的変動
の影響を受けないように配設しであるものであるが、温
度変化や熱伝達率の変化などに起因する外界側の熱的変
動が殆んど生じないときは使用しなくてもよい。また、
熱流計を用いる場合には、その出力信号を大きくするた
め、断熱材に代えて構造材(熱抵抗の小さい材料)を使
用することもある。
第ψ図(a)(b)はパイプ2を取巻くヒータ1と、こ
のヒータ1の存在する範囲のパイプ外壁温度、を検知す
るための温度計16とヒータ1を取巻く断熱材5とから
なるセンサである。この場合上述したように、温度計を
複数として平均的温度を測定し、また、外界側の熱的変
動が小さい時には断熱材5を設けなくてもよい1.さら
に、ヒータ1として例えば白金の測温抵抗素子を用いて
発熱させる作用と、その時のヒータ1の抵抗値25)ら
温度なM定するようにすることも出来る。すなわち、1
ull温素子兼用のヒータである。白金の場合、その抵
抗値の温度係数はノ℃当り約J 、5’ 00ppであ
って、温度が約10℃上昇しても抵抗値は≠チ弱し25
−変化しないから、白金抵抗素子に一定電流を流して又
は一定11℃圧を与えて加熱する場合、その発熱量はほ
ぼ一定とみなすことができる。他方、≠チ弱の抵抗値の
変化は温度計測技術の分野では、容易に検知可能であり
、これを用いればセンサの構造か簡屯化される。
v1!図(a)(1))は、ダミーパイプ13を用いな
いで実際のパイプ2に取付けるセンサの構造例を示すも
ので、一つmDとし、ツクイブ2の外周に取付けられる
ようにしたものである。この場合ヒータ1&!第、を図
(b)K示すようにヘヤビン状に配設する。
当然のことながら以下に述べるセンサも必要に応じて一
つ割り構造とすることか出来る。
第6図は、第μ図に対して、ヒータ1から離れた地点の
パイプ2の外周温度Tf’(Tr)を測定するための温
度計16′が追加された構成のセンサであって、(4)
式に従って、ヒータの存在する範囲でのパイプの外壁温
度とヒータから離れた地点の温度をそれぞれ計測して両
者の差をとるか、或いは差動結線回路(例えば熱電対で
は差動熱電対結線又は差動熱電対結線)によって同時に
温度差を得るものである。
第7図は、第弘図のセンサの温度計16に替えて熱流計
17を用いたセンサで、ヒータ1とパイプ2の間に熱流
計17を配置しても、ヒータ1の外側に熱流計17′帖
配置してもよい。このセンサにおいては、前記したよう
に外側を株う断熱材5を用いることは、特に熱流計を外
側に配置した場合、熱流計17′の出力信号の変化応答
量が小さくなり望ましくない。したがって、センサの構
造を支え、かつ熱抵抗の小さい材料から成る)r!′4
造材18を断熱材5の代シに用いる。
以上のセンサは、ヒータの発熱量を一定として、温度差
、熱流を検知するセンサの構成について述べたが、次に
温度差、熱流を一定として発熱量の増減を検知するセン
サの構成を示す。これらのセンサは、(10)式、(1
1)式の(To−T。′)を一定値と1−9、その温度
差となるように発熱量を変えたとき、その量を熱流計や
投入電力量から検知しようとするものである。
嶋ざ図は、ヒータ1とヒータの存在する範囲のパイプ2
の外壁温度を測定する温度計16とヒータの外側に配置
された熱流計17′とからなるセンサである。−、ダ1
側を覆う材料は、前記した理由で断熱材でなく、構造材
18の方か望ましい。
第り図は第r図における熱流計をヒータ1の内側に設け
たものである。この場合、外側は構造材18で覆っても
よいが、外界側に熱的変動を生ずる可11目性がある場
合は、断熱材5を用いた方がよい。
第10図は、Hp、”7図における発熱量の変化なヒー
タ1に投入される電力量、又は電圧、電流をメータ19
によって検知するものである。
また、第1/図、第2コ図、第73区のセンサは、第6
図のセンサが第弘図のセンサに温度計16′を追加した
ものであるように、それぞれ 第を同第2図、第2O図
のセンサーに対してヒータから離れた地点のパイプ外壁
温度を計測する温度計16が追加されたものである。
次に上記センサを用いて付着物3の厚さを求める方法、
装置について説明する。
第φ図(a)、(b)の温度計を用いるセンサAに対し
ては、第2グ図(a)に示すように電源21からセンサ
Aのヒータ1へ一定の電流又は電圧22を数ノθ和〜数
分間のパルス、或いは連続的に与え発熱させる。パルス
加熱の時間は、加熱による温度上昇が一定値に達するま
での時間でよく、パイプ2の材料、大きさ寸法などによ
ってきまる。冷却水、被冷却水の温度が変動しないとき
は、パルス加熱、連続加熱いずれでもよい。しかし、変
動する場合はパルス加熱とする。こうすることによって
、加熱による温度上昇のみが温度計で検出され、信頼性
の高いデータが得られる。
温度差(To  Toりを求めるには、一定見熱量をヒ
ータ1から発熱させ、付着物3のない初期状態における
温度T0′を求めておく。そして、その後、継時的に上
昇する温度Toを第2≠−図(a)に示す温度計dlj
j装ffY19で計測すれば(’ro−’ro’)が得
られる。また、流体の中心温度(ヒータ1より充分靜れ
たパイプ1の外壁温度Tf′と同じ) Tfを測定すれ
ば(To  Tf)が得られる。
この一定見熱方式は第6図に示す熱流計17、又は17
′を用いるセンサも同様で、付着物が付着することによ
シ、一定加熱によってパイプ2側へ流れる熱流は減少し
、その分だけ外側に流れる熱流が増加するので、第6図
に示すようにこの熱流を熱流、Nt 17 、或いは1
7′で検出し、第2弘図(b)に示すように熱流計測装
R20で計測する。
!f、た、第g図、第り図、第1Q図のセンサにおいて
は、ヒータ1からパルス的、或いは連続的に発熱させる
ことは同様であるが、(’ro−’ro’)の温度差を
、例えば夕℃と想定し、第2弘図(C)K示ずようしで
差がj℃となるヒータ1への投入電力Sを計測装置23
、或いは、熱流値を計測装置20によって計測して付着
物の付着状況を知るものである。
さらに、第1. /図、第2コ図、第73図では同様に
して温度差(To  Tr)を一定値とするようにヒー
タへの投入電力を変えるものである。この場合、いずれ
のセンサも熱流計測素子又は温度計が一定発熱方式に対
して多く、コストアップとなるほか、付着物が付いてい
ない状態では、ヒータへの投入電力量は極めて大となる
ので、検知における加熱の調整は面倒であるが、若干付
着した状態から徐々に付着が増加するときには有効に使
える。
次にパイプ2内に付着物3が付着した場合の例として、
温度差(To  To’)と付着物3の厚さδとがどの
ような関係にあるかを数値計算によって求めた結果、お
よび実際の付着物に対する適用法を説明する。
°伝熱管は、外直径:λよグ閣、内径2ユ?ノ閣、アル
ミプラス製で、熱伝導率: / o o w/ (yi
−k)とし、管内を水が平均速流’ 2 ” / se
cで流れており、その水温=1s℃とした。また、ヒー
タ1の長さt:、2θ咽、でパイプ2の全周を取シ巻き
、Q 1: j 3≠Wとした。ヒータ1の外側には、
熱伝導率: o o i W/ (m、k)の断熱材5
が厚さ:/(7111111%で配設されておシ、外界
への熱伝達率h: r oW/ rm、k) 、T” 
:ノt’cとした。
付着物3の熱伝導率は求めることが極めて困難であるの
で、断熱材:θo rw/ (m、k)と同等のとき、
セラミックスに近い状態のとき:、ユ3W/(m−k)
およびその中間値: o、 z r 7 W/(m・k
)の3つの熱伝導率を想定して計算した。付着物3の熱
伝導率は、少なくとも、aOt〜ユ3W/(tyi−k
)の範囲に存在するものと考えられる。
計算結果を第1j図(a)に示す、。
λ8;θ01 w/ (m−k)では、付着物3の厚さ
がj Op nlのと* (To  ’ro’) ’7
℃となシ充分検知可能である。また、λ8:ユJW/(
m・k)とL71J合−t’もδ: sopmの時、(
’ro−’ro′):o、r℃となシ充分に検知出来る
。温度差が小さい時には、さらに発熱量を大きくした値
で一定として測定する。
以上のことから、付着物3の熱伝導率か断熱材と同等の
ものから、ガラス、セラミックスに近い物質であっても
、Qlを数10W〜100W、全投入電力Qでは、数i
oy〜数/(17(7W投入すれば、温度差(To  
To’)は現状の温度計測技術で検知可能な量として得
られる。
そして、付着物3の熱伝導率λ。は実際のパイプでノ度
、付着物の厚さδと(’r o −’r o’)を実測
すれば定まシ、その後は一定数値として扱える。
なお、第1j図(a)の結果を刺着物3の熱抵抗δ/λ
8と(’r o −’r o’)との関係として目盛れ
ば、第2ま図(b)に示すように、付着物の熱伝導率に
よらず、はぼノ本の直線関係として得られ、伝 4゜熱
特性の評価からはこのグラフの方が使い易い。
次に外界への熱伝達率りが一定とみなせる時、外界への
熱損失Qoと付着物3の厚さδとの関係を求めて第76
図に示す。実線は断熱材がない場合、そして点線は、断
熱材が厚さ:10tan存在する場合である。いずれに
おいても、付着物の厚さδと熱流Q0とは、−次式の関
係として求められるので、この関係を用いて熱流Qoか
ら厚さδが評価出来る3゜ 2杉拐 以上述べたように、本発明に係る方法および装置はセン
サと、加熱用電源と、温度検出器および/又は熱流計測
器を用いることによって、付着物の付着状況、厚さが検
知されるので、伝熱特性を把握することができ、ひいて
は、その付着状況に応じて付着物を除去するためのスポ
ンジボールの投入時期が効果的に決められるので、伝熱
効率の低下をきたさないように制御することが可能とな
り、実用上着しい効果を生ずるものである。
【図面の簡単な説明】
第2図(a)(b)は、本発明を説明するモデルの一例
を示すもので、第2図(a)は縦断面図、第2図(b)
は第2図(a)のI−I線視断面図、第2図は他のモデ
ルを示す第2図(bl相当図、第3図は熱交換器にセン
サを取(′:Jけた状態を示す縦断面図、第グ図(a)
 (b)ない1.第73図は、パイプ全周に加熱ヒータ
を有するセンサーの図で、第≠図(a)は、ヒータの範
囲内に管外壁温度を測定する温度計を取付けたセンサの
縦断面図、m”図(b)は、第μ図(a)のtv−tv
線線断断面図第5図(a)は第μ図を2つ割シとしたセ
ンサの第≠図(b)は相当図、第!図(b)はヒータの
配設状態を示す図、第6図はヒータの範囲、およびヒー
タよシ離れた管外壁に温度計を有するセンサの縦断面図
、第7図は、ヒータの内側又は外側に熱流計を取付けた
センサの縦断面図、第g図はヒータの範囲内の管外壁に
温度計を取付け、ヒータ外側に熱流計を取付けたセンサ
の縦断面図、第2図はヒータの範囲内の管外壁に温度計
を取付け、ヒータの内側に熱流計を取付けたセンサの縦
断面図、第2O図はヒータの範囲の管外壁に温度計な承
句け、この温度計の温度か一定となるような電力計測装
置を設けたセンサの縦断面図、第1/図、第72図、第
73図はそれぞれ、第g図、第2図第2O図のセンサに
ヒータの範囲よシ離れt管外壁に温度計を取付けtセン
サの縦断面図、第2弘図(a)(b)(c)は、種々な
センサに対する電源、温度計側装置、熱流計側装置の接
続状態を示す図、第2!図(a)は、異なる熱伝導率の
付着物の厚さδと(T。 −T。′)との関係を示す図、第is図(b)は、付着
物の厚さを付着物の熱伝導率で割った数値と(T。 −’ro’)との関係を示す図、第26図は、外界への
熱伝達率が一定とみなせる時、付着物の厚さと外界への
熱(ハ失との関係を、断熱材がある場合とない場合につ
いて示した図である。 l・・・・・・ヒータ、2・・・・・・管(パイプ)、
3・・・・・・付ブ、14・・・・・・リード線、15
・・・・・・ハツチ、16゜16’・・・・・・温度計
、17・17’・・・・・・熱流計、18・・・・・・
構造材、19・・・・・・温度計側装置、20・・・・
・・熱流計側装置、21・・・・・・気温、22・・・
・・・一定電力、23・・・・・・電力計測装置、A・
・・・・・センサ、t・・・・・・パイプ長さ方向の部
分、P・・・・・・ヒータの長さ方向中心、δ・・・・
・・刺着物の厚さ、Q・・・・・・ヒータの全発熱t、
Qt・・・・・・内側への熱流、Qo・・・・・・外側
への熱流、To・・・・・・付着物のあるパイプ外壁温
度、T0′・・・・・・付着物のないパイプ外壁温度、
Ti・・・・・・パイプ内壁温度、λ・・・・・・パイ
プ材料の熱伝導率、γ0・・・・・・パイプの外半径、
γ1・・・・・−パイプの内半径、To・・・・・・付
着物の流体側表面温度、λ6・・・・・・刺着物の熱伝
導率)γ日・・・・・・付着物の内面までの半径、Tf
・・・・・・パイプ中央を流れる流体温度、Tf’・・
・・・・ヒータから光分離れたパイプ外壁温度、α・・
・・・・熱伝達率、’l’oc・・・・・・外界温F、
h・・・・・・断熱材表面からの熱伝達率、λ、・・・
・・・断熱材の熱伝導率、γ0・・・・・・断熱材外面
までの半径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)流体の流れる管の外周に一定又は、可変の熱量を
    与え、一定の熱量を与えた場合には、管内に付着する付
    着物によって生ずる管外壁の温度変化又は熱流の変化を
    測定し、可変熱量の場合には管内付着物によって生ずる
    温度変化を変化させない熱量を給与し、その給与熱量又
    は熱流を測定することを特徴とする流体管内の付着物状
    況検知方法(2)流体の流れる管の外周の所定範囲に設
    けられたヒータと、管の外壁温度を測定する1個以上の
    温度計および/又は、ヒータの内側又は外側に流れる熱
    流を測定する熱流計とを具備してなる流体管内の付着物
    状況検知装置。 (3)温度計がヒータの部分と、ヒータから離れた流体
    の流れる管の外壁位置に設けられてなる特許請求の範囲
    第2項記載の流体管内の付着物状況検知装置。
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