JPS6126736A - 銅転炉操業の終点判定法 - Google Patents

銅転炉操業の終点判定法

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JPS6126736A
JPS6126736A JP14538384A JP14538384A JPS6126736A JP S6126736 A JPS6126736 A JP S6126736A JP 14538384 A JP14538384 A JP 14538384A JP 14538384 A JP14538384 A JP 14538384A JP S6126736 A JPS6126736 A JP S6126736A
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JP
Japan
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copper
converter
evaporation
amount
decrease
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JP14538384A
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English (en)
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JPS6140735B2 (ja
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Minoru Hatta
八田 稔
Masayuki Yamagiwa
雅幸 山際
Fumio Yano
矢野 文男
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銅転炉操業の終点判定法に関する。
〔従来の技術〕
銅転炉操業における造銅期の終点判定は、従来一般的に
は羽口からロッドを差し込み、その先端に付着した白鍍
や粗銅の色を調べたり、あるいは転炉炉口より出るガス
の色を観察して、作業者の長年の経験に基すいて判断し
ている。しかしこの方法は熟練を要するうえに個人差も
あり、判定毎のバラツキが大きいので計器による定量的
且つ客観的な終点判定法が望まれていた。特に造銅期の
終点判定の良否は、操業成績に大きな影響を与えるので
定量性のある正確さが要求される。例えば、吹込み空気
量が不足すると粗銅中のS含有量が高くなり、次工程の
精製炉における脱硫処理に時間を要する等の悪影響を及
ぼす。また吹込み空気量が過剰となると銅の酸化損失が
増加するうえ、次ヒートの転炉操業の鍼装入時に酸化銅
が反応して、多量のSOガスを発生する等の支障をきた
す。
従って、計器による定量的な終点判定法が種々検討され
、次の三方法が提案されている。
(1)吹込み空気置針を利用する方法 (2)排ガスSO濃度計を利用する方法しかしながら、
(1)の方法では必要な理論空気量が装入物(鍼、冷材
等)及び産出物(粗銅、媛、ダスト箒)の物量および組
成の変動や酸素効率のバラツキにより変動するため、理
論式に基ずく計算吹込量で終点を判定することは従来の
熟練作業者の経験に基ずく判定に比べて精度が悪く、次
工程に支障をきたす危険性がある。また(2)の方法で
は炉口より出る製錬排ガスだけを直接に吸引することは
困難であり、フリーエアーの混入量のバラツキによって
SO濃度検出値が変動して正確さに欠ける点がある。ま
た排ガス中S02濃度の絶対値ではなく造銅期末期に現
われるsO濃度の急激な変化を検知することにより終点
判定の基準とする方法も提案されているが(特開昭54
−84828号)、銅転炉排ガスは多量のダストを含有
しているのでSO濃度計の吸引管が詰るなどの支障が頻
繁に発生し、SO濃度計の保守に多大な労力を要すると
いう実操業上の欠点を有する。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記のような従来の銅転炉操業の終点判定法の
欠点を解消して、定量的で精度が高く、且つ保守に労力
を要するSO濃度計を使用せずに、実操業上有利な銅転
炉操業の終点判定法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段〕 この目的を達成するために本発明は、銅転炉の付帯設備
である廃熱ボイラーの時間当り蒸発量を計測し、造銅期
末期の蒸発量が急激に減少し始める時点を検出し、その
時点から時間当り蒸発量の減少幅が予め設定した値に達
したときをもって終点とすることを特徴°とする銅転炉
操業の終点判定法を提供する。
本発明者等は、銅転炉の排ガス熱回収を行なう転炉廃熱
ボイラーの蒸発量変化曲線は造媛期、造銅期で特有のパ
ターンを示し、特に造鋼期末期における急激な蒸発量減
少の過程はどのヒートにも共通のものであり、経過時間
に対してほぼ直線的な変化を示すことに着目した。第1
図にその代表例を示す。第1図において曲線Vはボイラ
ーの時間当り蒸発量の変化曲線であり、曲線Sは溶融浴
中のS濃度変化を示す。第1図におけるA点が蒸発量の
急激な減少が始まる時点であり、この後は送風時間に対
してほぼ直線的に蒸発量が減少する。
この蒸発量の急激な減少が始まる時点では、どのヒート
でも炉内反応はほぼ同一の状態となっていると判断でき
、また粗銅中のS含有量の急激な低下が緩まりほぼ定常
となる時点は、処理鋏量が200tの転炉の場合1時間
当り蒸発量の減少幅がA点から測って!、7tに達する
時点と一致することが確認されている。従って、時間当
り蒸発量の急激な減少が始まる時点(第1図におけるA
点)を検出して、そこから蒸発量の減少幅が予め設定し
た値に達したときを終点とすれば正確な終点とすること
ができる。なお、前記したように、終点とするに適切な
1時間当り蒸発量の減少幅は200 を転炉の場合4.
7tであるが、転炉の規模等が大きく変われば異なった
値となるが、この適正値は経験的に容易に見出し得るも
のである。
(発明の効果) 以上に詳細に述べた本発明の銅転炉操業の終点判定法に
よれば、従来の作業者による目視判定よりも精度が高い
終点判定を計器によって定量的に行なうことができるの
で粗銅中の8%を低くすることができ、且つ銅の酸化ロ
スも防止することができるという大きな効果があり、ま
たSO濃度計を使用しないのでその保守に手間を要する
ことがなく実操業に適しているという効果もある。
〔実施例〕
実施例1 0u品位51.8重量%の銅鍍208.5 tを冷材と
ともに装入して転炉操業を行ない、2回に分けて行なう
造銅期の後半開始後76分にて転炉ボイラーの蒸発量の
急激な減少が始まり、これより1時間当り蒸発量の減少
幅が4.7tに達したところで送風を止め終点とした。
その結果、S含有量0.018重量%、02含有量0.
54重量%の粗銅178tが得られ、次工程の精製炉に
おける脱硫処理時間は5分間と極めて短かくできた。
実施例2 0u品位55二3重量%の銅鍍を各ヒー) 2]0土1
0を装入して、造銅期にボイラー蒸発量の急激な減少が
始まる時点を検出し、その時点から1時間当り蒸発量の
減少幅が4.7tに達したときを終点とする本発明の終
点判定法による転炉操業を25回行なった。各ヒートで
得られた粗銅中のS重量%を第2図に示す。また、上記
と同様の面品位の銅鍍を各ヒート210土10を装入し
て、作業者か弱口から差込んだロッドの色と炉口から出
るガスの色を見る従来の目視判定法によって終点判定を
行なう転炉操業を19回行なった結果得られた粗銅のS
重量%を第3図に示す。
本発明の終点判定法によって粗銅のS含有量が低くなり
、且つそのバラツキも大幅に減少していることが明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は銅転炉操業の造銅期のボイラー蒸発量と浴のS
濃度との関係を代表的に示す図である。 第2図は本発明の終点判定法を実施して得られた粗銅中
の8%を示す図であり、第3図は従来の終点判定法を実
施して得られた粗銅中の8%を示す図である。 代理人 弁理土中村勝成゛・、”、″(、’、’)”−
r’、I/第1図 送風時間(8)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅転炉操業において、転炉廃熱ボイラーの時間当
    り蒸発量を計測し、造銅期末期の蒸発量が急激に減少し
    始める時点を検出し、その時点から時間当り蒸発量の減
    少幅が予め設定した値に達したときをもって終了とする
    ことを特徴とする銅転炉操業の終点判定法。
JP14538384A 1984-07-13 1984-07-13 銅転炉操業の終点判定法 Granted JPS6126736A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14538384A JPS6126736A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 銅転炉操業の終点判定法

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JP14538384A JPS6126736A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 銅転炉操業の終点判定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6126736A true JPS6126736A (ja) 1986-02-06
JPS6140735B2 JPS6140735B2 (ja) 1986-09-10

Family

ID=15383971

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JP14538384A Granted JPS6126736A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 銅転炉操業の終点判定法

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JP (1) JPS6126736A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6475631A (en) * 1987-09-17 1989-03-22 Mitsubishi Metal Corp Method for refining copper in refining furnace

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6475631A (en) * 1987-09-17 1989-03-22 Mitsubishi Metal Corp Method for refining copper in refining furnace

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JPS6140735B2 (ja) 1986-09-10

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