JPS61259042A - 全熱交換形換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、給排気が同時に行なえる全熱交換形換気装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図および第５図は例えば実開昭５４−７５５６２号
公報に示された従来の全熱交換形換気装置の外観図と断
面図を示すもので、上記換気装置ｌは建物壁体ＷＫ沿っ
て設置した露出設置形であシ、２は全熱交換素子、３は
室内気を吸込口４から全熱交換素子２を通シ排気口５よ
シ室外へ排出する排気用ファン、６は室外気を吸引ロア
から全熱交換素子２を通シ吹出口８よシ室内へ供給する
給気用ファンであシ、９は両ファン３，６を駆動するモ
ータ、ｌＯおよび１１は建物壁体Ｗに形成した上記排気
口５と吸引ロアの空気通路に各々配置した防火ダンパー
である。

次に動作について説明する。排気用ファン３によって吸
込口４から吸引された室内空気は熱交換素子２を経て防
火ダンパーｌＯを通９、排気口５から室外へ排出される
。一方、給気用ファン６によって吸引ロアから吸込まれ
た外気は防火ダンパー１１を経て熱交換素子２ｔ−通過
し、吹出口８から室内へ供給される。例えば室内が冷房
されている場合、吸引ロアから吸込まれた外気は熱交換
素子２によって熱交換され、室内の温度および湿度に近
い状態となって吹出口８から室内へ供給される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の全熱交換形換気装置は以上のように構成されてい
るので、換気装置を設置する場合には建物壁体Ｗに給排
気のための開口部を設けることや、防火区画に指定され
た外壁および建物では必ず防火ダンパーを建物壁体内に
設置する必要がある等。

施工上に問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、設置工事が簡単で、しかも壁埋込みや組込
みを可能にした全然又楔形換気装置を得ることを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る全熱交換形換気装置は、装置の左右側部
に各々給気チャンバーと排気チャンバーを備え１両チャ
ンバーに各々防火ダンパーを内蔵したものである。

〔作用〕

この発明における全熱交換形換気装置は、防火ダンパー
を換気装置内に内蔵するようにしたので、従来のように
防火ダンパーを建物壁体に設置するような工事も不要と
なシ、このため、換気装置の壁体埋込みや組込みが可能
となる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図（ａ）　、　（ｂ）は全熱交換形換気装置の背面図と
側面図を示し、図において、ｌは換気装置、１２および
１３は換気装置ｌの左右側部に各々備えた給気チャンバ
ーと排気チャンバーであって、両チャンバー１２．１３
内に各々防火ダンパー１０゜１ｉｔ−内蔵しである。第
２図および第３図は換気装＃ｌを建物壁面Ｗ１に組込み
式に設置した状態を示す断面図と外観図で６９．２は全
熱交換素子、３は室内気を吸込口４から全熱交換素子２
を経て　　１上記排気チヤンバー１３から防火ダンパー
１１を通シ排気口５よシ室外へ排出する排気用ファン、
６は室外気を吸引ロアから防火ダンパーｌＯおよび給気
チャンバー１２を経て全熱交換素子２を通シ、吹出口８
よシ室内へ供給する給気用ファンである。９は上記両フ
ァン３　、６ｆ：駆動するモータ、１４は換気装置ｌを
建物壁体用に据付けるためのボルトである。

上記のように構成したこの発明の全熱交換形換気装置は
、排気用ファン３によって吸込口４から吸引された室内
空気は熱交換素子２を通シ、排気チャンバー１３内の防
火ダンパー１ｏｔ−ａで排気口５から室外へ排出される
。−万、給気用ファン６によって吸引ロアから吸込まれ
た外気は給気チャンバー１２内の防火ダンパー１ｉｔ−
経て熱交換素子２を通シ、吹出口８から室内へ供給され
る。

したがって室外気と室内気は全熱交換素子２を通過する
際に熱交換され、室内気が排気となる室内気の温度、湿
度に近い条件となって吹出口８から室内へ供給される。

因みに、給気チャンバー１２および排気チャンバー１３
に設けられた防火ダンパー１０．１１は、室外あるいは
室内で火災が発生した場合、その温度を感知して自動的
にチャンバーを遮断して災の通過を防止するためのもの
で、法令で定められた建物および壁体を貫通する場合に
義務づけられている。

なお、換気装置は壁体Ｗ１に埋込んだシ、建物壁体に組
込んだシすることが可能で、第２図に示すように壁体％
を工場等で組立てて現場へ搬入し、その後、ゲルト１４
で換気装置を壁体Ｗ、に据付けることも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、換気装置に備え
た給気チャンバーおよび排気チャンバーに各々防火ダン
パーを設けるようにしたので、従来のように防火ダンパ
ーを建物壁体に設置するような設置工事が不要となり、
これにより施工工事が容易となシ安価に行なえる。また
建物壁体への埋込みや組込みが簡単に行なえる上、室内
へのはみ出しもないので体裁もよい等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）はこの発明の一実施例を示す
全熱交換形換気装置の背面図と側面図、第２図および第
３図は設置状態の断面図と外観図、第４図および第５図
は従来の全熱交換形換気装置の外観図と断面図である。 ２・・・熱交換素子、３・・・排気用ファン、４・・・
吸込口、５・・・排気口、６・・・給気用ファン、７・
・・吸引口、８・・・吹出口、９・・・モータ、１０．
１１・・・防火ダンパー、１２・・・給気チャンバー、
１３・・・排気チャンバー、Ｗ、・・・建物壁体。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示すＯ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）伝熱性と通湿性を有する部材からなる熱交換素子
   を介して室内から室外への排気通路と、室外から室内へ
   の給気通路を形成し、上記排気通路および給気通路内に
   各々設けた排気用ファンおよび給気用ファンにより同時
   強制給排気と温度、湿度を交換する全熱交換形換気装置
   において、上記装置の左右側部に各々給気チャンバーと
   排気チャンバーが備えられ、両チャンバーに各々防火ダ
   ンパーが内蔵されていることを特徴とする全熱交換形換
   気装置。
2. （２）全熱交換形換気装置は建物壁体に埋込み式あるい
   は組込み式であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の全熱交換形換気装置。