JPS61256075A - 火災安全機能付きゲ−ト弁 - Google Patents

火災安全機能付きゲ−ト弁

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Publication number
JPS61256075A
JPS61256075A JP9559285A JP9559285A JPS61256075A JP S61256075 A JPS61256075 A JP S61256075A JP 9559285 A JP9559285 A JP 9559285A JP 9559285 A JP9559285 A JP 9559285A JP S61256075 A JPS61256075 A JP S61256075A
Authority
JP
Japan
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valve
stem
lid
valve stem
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP9559285A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yukihiro
行廣 誠
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP9559285A priority Critical patent/JPS61256075A/ja
Publication of JPS61256075A publication Critical patent/JPS61256075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/36Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position
    • F16K17/38Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position of excessive temperature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、火災安全機能付きゲート弁に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 石油、可燃製ガスなどの流路に設けられるゲート弁には
、これが例えば火災などにより高温にさらされたとき流
路中の流体が漏れて燃焼しないように安全機能を設ける
ことが好ましい、このため1例えば、米国特許3771
540号には、ゲート弁が高温になったときゲート弁を
閉鎖する機構が示されている。すなわち、この安全機構
は。
外部から供給される例えば空気圧によって弁棒を介して
弁体(ゲート)を開放位置にするピストンと、弁体に対
してこれを閉鎖位置方向に押圧する力を作用するスプリ
ングと、スプリングの力に抗して弁体を開放位置に保持
する熱可溶性部材と、を有している。このゲート弁が火
災などにより高温になったときには、熱可溶性部材が溶
解してスプリング力を支持する機能を失い、スプリング
力及び弁体が設けられた弁室側から弁棒に作用する流体
圧力によって弁体が移動してゲート弁が閉じられる。こ
れにより火災時にゲート弁を閉鎖することができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の火災安全機能付きゲート弁
には、火災時以外にはゲート弁は常に開放位置に固定さ
れており、ゲート弁の開閉を行うことができず、操作性
に劣るという問題点、及びピストンを有する流体アクチ
ュエータと組み合わせられているため非常に価格が高く
なるという問照点がある0本発明は上記のような問題点
を解決することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、手動操作式ゲート弁を改良し1通常は手動操
作によってゲート弁の開閉を可能とし、火災時には弁室
内の流体圧を利用してゲート弁を閉じると共に弁棒に設
けたシール用弁体部を弁ぶたに設けたシール用弁座部に
押圧させ、流体の漏れを防止することにより、上記問題
点を解決する。すなわち、本発明による火災安全機能付
きゲート弁は、流路を形成する貫通内径部及びこれと交
差する弁室を有する弁箱と1貫通内径部と連通するよう
に弁室内に設けられると共に弁体挿入用すきまを形成す
る弁座と、弁座の弁体挿入用すきまに挿入され流路を開
放する位置と閉鎖する位置との間を移動可能な弁体と、
弁体に対してこれと一体に移動するが相対回転はしない
ように連結されかつ弁体との連結部とは反対側における
おねじを有する弁棒と、弁箱に取り付けられて弁室の開
放部を覆うと共に弁棒を貫通させる弁棒用穴を有する弁
ぶたと、弁棒のおねじとかみ合うめねじを有する駆動用
ナツトと、駆動用ナツトを手動により回転操作可能なハ
ンドルと、駆動用ナツトを弁棒軸方向に支持するベアリ
ングを収容するベアリングカバーと、ベアリングカバー
を弁ぶたに対して連結する連結機構と、を有しており、
弁ぶたの弁棒用穴の弁室側端部には環状のシール用弁座
部が設けられ、弁棒には弁体が流路を閉鎖する位置側へ
移動したとき弁ぶたのシール用弁座部に密着するシール
用弁体部が設けられ、連結機構は所定以上の温度におい
てはベアリングカバーの弁ぶたに対する連結状態を解除
する感熱解除機構付きのものである。
例えば、連結機構は、弁ぶたの外周部に設けた外周かみ
合い歯と、この外周かみ合い歯に対応する内周かみ合い
歯を有する複数の円弧状の部材を組み合わせて円筒状と
した掛け金と、掛け金の外周にはまり合ってこれを保持
する熱可溶材料製めリングと、掛け金及びリングの一端
に接触するように半径方向に縮小した縮小部及びリング
が溶融した場合にこれを排出可能な逃がし穴を有する連
結用ナツトと、連結用ナツトのめねじとかみ合うベアリ
ングカバー外周のおねじ、とから構成することができる
、また、弁ぶたの外周かみ合い歯及び掛け金の内周かみ
合い歯は、ねじれ角0の複数条のねじ山により形成する
ことができる。また、掛け金は所定以上の温度で半径方
向に膨張する形状記憶合金製の円筒状のものとすること
ができ、この場合には熱可溶性のリングは不要である。
本出願の第2の発明は、いわゆる内ねじ式ゲート弁に関
するものであり、流路を形成する貫通内径部及びこれと
交差する弁室を有する弁箱と、貫通内径部と連通ずるよ
うに弁室内に設けられると共に弁体挿入用すきまを形成
する弁座と、弁座の弁体挿入用すきまに挿入され流路を
開放する位置と閉鎖する位置との間を移動可能でありか
つ被動用めねじを有する弁体と、弁体の被動用めねじと
かみ合う駆動用おねじを有する弁棒と、弁箱に取り付け
られて弁室の開放部を覆うと共に弁棒を貫通させる弁棒
用穴を有する弁ぶたと、弁棒を弁ぶたの外部から回転操
作可能なハンドルと、弁棒とベアリングリテーナ−とを
連結する連結機構と、ベアリングリテーナ−の弁棒軸方
向の支持を行うベアリングを保持するように弁ぶたに取
り付けられるベアリングカバーと、を有しており、弁ぶ
たの弁棒用穴の弁室側端部には環状のシール用弁座部が
設けられ、弁棒にはこれが弁室から押し出される方向へ
移動したとき弁ぶたのシール用弁座部に密着するシール
用弁体部が設けられ、連結機構は所定以上の温度におい
ては弁棒のベアリングリテーナ−に対する連結状態を解
除する感熱解除機構付きのものである。この第2発明に
ついても、連結機構は、熱可溶性のリングを用いるもの
、又は形状記憶合金製の掛け金を用いるものとすること
ができる。
(ホ)作用 火災時以外の通常の場合には、駆動用ナツトをこれに連
結されたハンドルを手動操作することによって回転させ
ると、駆動用ナツトのめねじと弁棒のおねじとの作用に
より弁棒が上下動し、これに連結された弁体も上下動し
、弁座の流路を開閉することができる。すなわち、この
動作に関しては通常の手動操作式ゲート弁と同様である
例えば、火災によってゲート弁が加熱され、連結機構が
所定の温度以上になると、連結機構によるベアリングカ
バーと弁ぶたとの連結状態が解除される。弁棒に対して
は弁室内の流体から常に弁棒を弁室から押し出す方向の
力が作用しているため、連結機構の連結状態が解除され
ると、弁体、弁棒及びベアリングカバーはこの流体圧力
によって外部方向へ移動する。このため、弁体によって
弁座の流路が閉じられ、同時に弁ぶたのシール用弁座部
に対して弁棒のシール用弁体部が密着し。
両者間の金属接触により弁室内の流体が外部に漏れるこ
とが防止される。
本出願の第2の発明である、弁体に被動用めねじを設け
て弁体のみを上下動させ弁棒が上下動しない形式のゲー
ト弁の場合にも、同様に連結機構の連結状態が解除され
ると、弁ぶたのシール用弁座部と弁棒のシール用弁体部
とによって弁室の密封が行われる。なお、この場合には
ゲート弁は閉じられない。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1〜4図に基づい
て説明する。
(第1発明の第1実施例) 第1及び2図に第1発明の第1実施例を示す。
弁箱10は流路となる貫通内径部11及びこの貫通内径
部11に直交し上部が開放された弁室12を有しており
、弁室12の開口はポルト13及びナツト14によって
取り付けられた弁ぶた15によって覆われている。弁箱
lOと弁ぶた15との結合部には環状のメタルパツキン
16が介装されている。弁室12内には弁箱10の貫通
内径部11と連通する弁座17及び18が所定の平行な
すきまを開けて対面させて設けられている。弁座17は
ガイド19によって支持され、また弁座18はガイド2
0によって支持される。ガイド19とガイド20とは平
行に配置され、弁座17と弁座18との間のすきまと同
じすきまを形成するようにしである。弁座17及び弁座
18と弁箱loとの間はそれぞれパツキン21及び22
によって密封されている。弁座17と弁座18との間の
すきま及びこれと同じ寸法のガイド19とガイド2゜と
の間のすきまに弁体23が上下方向に滑動可能に配置さ
れている。弁体23は貫通穴24を有しており、弁体2
3が1s1図に示すように下側位置にあるときには貫通
内径部11及び弁座17,18によって形成される流路
と貫通穴24とが一致し、第2図に示すように弁体23
が上部位置に移動した状態では弁体23の貫通穴24が
設けられていない部分が弁座17及び弁座18間に位置
し、流路を封鎖するようにしである。弁ぶた15は弁箱
10と連結するためのフランジ部25及びその中央部か
ら上方に伸びる軸部26を有しており、その中央部には
上下方向に貫通する弁棒用穴27を有している。弁棒用
穴27を弁棒28が貫通している。弁棒28は下端部に
切欠き29を有しており、これに弁体23のT形のみぞ
30を形成する凸部が結合されており、弁体23と一体
に上下動はするが回転はしないようにしである。弁棒2
8の下端部よりの部分に小径部31が設けられており、
この小径部31よりも下側の9部分は上側の部分よりも
径を大きくしてあり、その小径部31との段差部分は円
すい状に面取りを設け、シール用弁体部32を形成しで
ある。一方、弁ぶた15の弁棒用穴27の弁室12側の
端部にはシール用弁体部32に対応して円すい面状に面
取りしたシール用弁座部33が設けである。シール用弁
体部32は弁体23が閉鎖位置に移動したときシール用
弁座部33に密着する位置に配置されている。fP、棒
用穴27の上部側の径が大きくなった部分にはステムパ
ツキン34及びこれを保持するスリーブ35がはめ合わ
せである。弁棒用穴27のスリーブ35が設けられた部
分よりも更に上側にはめねじ36が形成されている。ま
た、弁ぶた15の軸部26の上端部外周には外周かみ合
い歯37が設けられている。外周かみ合い歯37はねじ
れ角0の複数条のねじ山により形成されている。
すなわち、相互に独立した複数のねじ山が外周に設けら
れている。外周かみ合い歯37には掛け金38がかみ合
わせであるが、掛け金38は例えば1/4円弧状の4つ
の部材を組合わせることにより円筒状に形成し、その外
周はリング39によって保持されており、その内径部に
外周かみ合い歯37とかみ合い可能な内周かみ合い歯を
有している。リング39は熱可溶材料製のものであり、
所定の温度以下においては円筒状の状態を保持するが、
所定の温度よりも高くなると溶解して流動状態となる。
この所定の温度はステムパツキン34の高温側シール限
界温度よりも多少低い温度に設定しである。リング39
は連結用ナツト40の内径部にはめ合わせである。また
、連結用ナツト40はリング39とのはめ合い部から外
周に達する逃がし穴40bを有している。連結用ナツト
40は掛け金38及びリング39の下端面に接触する縮
小部40aを有している。また、連結用ナツト40の内
径部上端側のめねじには、ベアリングガバー41の外周
のおねじがかみ合わせである。これらの外周かみ合い歯
37、掛け金38、リング39、連結用ナツト40、ベ
アリングカバー41などが連結機構を構成する。ベアリ
ングカバー41内には駆動用ナツト42、パツキン押さ
え43、及びベアリング44及び45が配置されている
。パツキン押さえ43は前述の弁ぶた15のめねじ36
にかみ合うおねじを有しており、これによって弁ぶた1
5に対して取り付けられ、スリーブ35及びステムパツ
キン34を保持している。
これと同時にパツキン押さえ43は駆動用ナツト42と
の間にベアリング45を保持し、また駆動用ナツト42
はベアリングカバー41との間にベアリング44を保持
しており、これにより駆動用ナツト42に軸方向力が作
用した状態においても円滑にこれを回転させることがで
きるようにしである。駆動用ナツト42の内径部のめね
じは弁棒28の上端部側に設けられたおねじ46とかみ
合っている。駆動用ナツト42はベアリングカバー41
の上部の開口から外部に突出しており、この部分にハン
ドル47がハンドルナツト4□8によって一体に回転す
るように取り付けられている。また、弁棒28の上端部
にはナツト49によって開度支持棒50が取り付けられ
ており、開度支持棒50はハンドルナツト48の上部の
開口から上方に突出している。ハンドルナツト48の開
度支持棒50を貫通させる穴にはダストシール51が設
け゛られている。
次にこの実施例の作用について説明する。
ゲート弁の開閉は一般的な手動操作式ゲート弁と同様に
行うことができる。すなわち、ハンドル47を回転させ
るとこれと一体に駆動用ナツト42が回転し、駆動用ナ
ツト42とかみ合うおねじ46の作用により弁棒28が
軸方向に移動する。
弁棒28と弁体23とは切欠き29及びT形のみぞ30
によって連結されているため、弁体23も弁棒28と共
に上下動する。これにより貫通内径部11の連通又は遮
断を切換えることができる。
弁体23の位置、すなわち弁の開度は開度支持棒50に
よって確認することができる。
火災などにより所定以上の高温にならない限り、掛け金
38及びリング39は第1図に示す状態に保持され、ベ
アリングカバー41は弁ぶた15に対して連結されてい
る。弁棒28には弁室12内の流体により第1図中で上
向きの力が作用し、この力はベアリング44.ベアリン
グカバー41及び連結用ナツト40を介して掛け金38
に伝達される。このため、外周かみ合い歯37の作用に
より掛け金38には半径方向の力が作用するが、掛け金
38はリング39によって外周から保持されているので
、第1図の状態が維持される。
火災などによりこのゲート弁示所定以上の高温になった
場合には、次のようにしてゲート弁が閉じられる。すな
わち、所定以上の温度に達すると(なお、この温度は前
述のようにステムパツキン34の高温側シール限界温度
より低い値に設定しである)、リング39は溶解し、逃
がし穴40bを通って外部に流出する。このため、掛け
金38は外周から拘束されなくなり、掛け金38は半径
方向に拡大し、外周かみ合い歯37とのかみ合い状態が
解除される。前述のように弁棒28には常に第1図中で
上向きの力が作用しているため、掛け金38による弁ぶ
た15とベアリングカバー41との連結が解除されると
、弁棒28及び弁体23は第2図に示すように上方に移
動し、貫通内径部11が弁体23によって遮断されるこ
とになる。これと同時に、上昇した弁棒28のシール用
弁体部32が弁ぶた15のシール用弁座部33に対して
密着する。このシール用弁体部32とシール用弁座部3
3との間の金属接触により、弁室12側と弁棒用穴27
側七が遮断されるため、熱によってステムパツキン34
のシール効果が失われたとしても弁室12内の流体が弁
棒用穴27を通って外部に流出することが防止される。
これにより、火災の場合などにおいても貫通内径部11
を通過する石油、ガスなどが燃焼することを防止するこ
とができる。なお、弁体23には、これが閉鎖位置にあ
るときには、一方の側面から流体圧が作用し、移動に対
する抵抗となる摩擦力が増大するが、弁棒28の断面積
(すなわち、弁室12内の流体圧が作用する面積)はこ
れに抗して弁体23を移動させることができる大きさと
してある。
(第1発明の第2実施例) 第3図に第1発明の第2実施例を示す、この第2実施例
の掛け金38′は形状記憶合金製であり、一体の円筒状
の形状としてある(すなわち。
4分割とされていない)、掛け金38′の内径部の内周
かみ合い歯及び弁ぶた15の外周かみ合い歯37はねじ
れ角を有するねじとしてある。また、第1実施例におけ
るリング39は設けられておらず、従って連結用ナツト
40に逃がし穴40bを設ける必要はない、形状記憶合
金製の掛け金38′は、所定の温度以上になると半径方
向に膨張して外周かみ合い歯37とのかみ合いが外れる
特性としてある。これ以外の構成は第1図に示した第1
実施例と同様である(第3図では第1図に示した部材と
同様のものに対しては同様の参照符号を付しである)、
この第2実施例においても火災などによって掛け金38
′が所定以上の温度になると、外周かみ合い歯37との
かみ合いが外れるため、第1実施例と同様の作用を得る
ことができる。
(第2発明の実施例) 第4図に第2発明の1実施例を示す、弁箱10は流路と
なる貫通内径部11及びこの貫通内径部llに直交し上
部が開放された弁室12を有しており、弁室12の開口
はボルト13及びナラ)14によって取り付けられた弁
ぶた15によって覆われている。弁箱10と弁ぶた15
との結合部には環状のメタルパツキン16が介装されて
いる。
弁室12内には弁箱10の貫通内径部11と連通する弁
座17及び18が所定の平行なすきまを開けて対面させ
て設けられている。弁座17はガイド19によって支持
され、また弁座18はガイド20によって支持される。
ガイド19とガイド20とは平行に配置され、弁座17
と弁座18との間のすきまと同じすきまを形成するよう
にしである。弁座17及び弁座18と弁箱10との間は
それぞれパツキン21及び22によって密封されている
。弁座17と弁座18との間のすきま及びこれと同じ寸
法のガイド19とガイド2oとの間のすきまに弁体23
が上下方向に滑動可能に配置されている。弁体23は貫
通穴24を有しており。
弁体23が第4図に示すように上部位置にあるときには
貫通内径部11及び弁座17.18によって形成される
流路と貫通穴24とが一致し、弁体23が下部位置に移
動した状態では弁体23の貫通穴24が設けられていな
い部分が弁座17及び弁座18間に位置し、流路を封鎖
するようにしである。弁ぶた15は弁箱10と連結する
ためのフランジ部25及びその中央部から上方に伸びる
軸部26を有しており、その中央部には上下方向に貫通
する弁棒用穴27を有している。弁棒用穴27を弁棒2
8が貫通している。弁棒28は下端部に駆動用おねじ1
29を有しており、この、駆動用おねじ129は弁体2
3の被動用めねじ130とかみ合っている。弁棒28の
被動用めねじ130よりも上側の部分に円すい状に面取
りを設はシール用弁体部32を形成しである。一方、弁
ぶた15の弁棒用穴27の弁室12側の端部には、シー
ル用弁体部32に対応して円すい面状に面取りしたシー
ル用弁座部33が設けである。弁棒用穴27の上部側の
径が大きくなった部分にはステムパツキン34及びこれ
を保持するスリーブ35がはめ合わせである。弁棒用穴
27のスリーブ35が設けられた部分よりも更に上側に
はめねじ36が形成されている。このめねじ36にパツ
キン押さえ43がねじ込まれている。また、弁ぶた15
の軸部26の上端部外周にはおねじ26aが設けられて
おり、これにベアリングカバー41がねじ込まれている
。ベアリングカバー41内には、ベアリングリテーナ1
42%ベアリング44、ベアリング45、リング39.
及び掛け金38が配置されている。ベアリングリテーナ
142は2つ割のものであり、組み立てた状態では内部
にリング39及び掛け金38を拘束する。また、ベアリ
ングリテーナ142は内外径を貫通する逃がし穴142
bを有している。掛け金38は例えば174円弧状の4
つの部材を組合せることにより円筒状に形成し、その外
周をリング39によって保持するようにしである。掛け
金38は内径部に内周かみ合い歯を有しており、弁棒2
8の外周に設けた外周かみ合い歯とかみ合っている。リ
ング39は熱可溶性のものであり、所定の温度以下にお
いては円筒状の状態を保持するが、所定の温度よりも高
くなると溶解して流動状態となる。弁棒28はベアリン
グカバー41の上部の開口を貫通して外部に突出してお
り、突出部にはハンドル47が取り付けられている。
次に、この実施例の作用について説明する。
この実施例においても1通常の場合はハンドル47を操
作することにより弁体23を上下動させゲート弁の開閉
を行うことができる。また、火災時にはリング39が溶
解して、掛け金38と弁棒28との連結が解除されるた
め、弁室12内の流体圧力によって弁棒28が上方に移
動し、弁棒28のシール用弁体部32が弁ぶた15のシ
ール用弁座部33に対して密着する。これにより弁室1
2内の流体が外部に漏れることを防止することができる
。なお、この場合には、弁体23はシール用弁体部32
とシール用弁座部33との間のすきま分しか上昇しない
のでゲート弁自体は閉鎖されない。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように1本発明によると、弁棒を弁ぶた
に対して拘束する連結機構の連結状態を所定以上の温度
においては解除するようにすると共に弁棒及び弁ぶたに
それぞれシール用弁体部及びシール用弁座部を設けたの
で、火災な、どにより高温になったときにはシール用弁
体部とシール用弁座部との金属接触によって弁棒用穴を
通しての流体の漏れを防止することができる。また、本
発明は、従来の手動操作式ゲート弁を改良することによ
り簡単に実施することができ、火災時以外の場合には通
常の手動操作式ゲート弁と同様に簡単な操作によりゲー
ト弁を開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の第1実施例である火災安全機能付き
ゲート弁を示す図、第2図は第1図に示した火災安全機
能付きゲート弁の連結機構が解除された状態を示す図、
第3図は第1発明の第2実施例°を示す図、第4図は第
2発明の実施例を示す図である。 10・φ・弁箱、11φ・・貫通内径部、1200.弁
室、15・・・弁ぶた、17・命、弁座% 180.・
弁座、23・0.弁体、25−−・縮小部、27・・・
弁棒用穴、28・拳・弁棒、32・・・シール用弁体部
、33・・・シール用弁座部、34・・・ステムパツキ
ン、37・・・外周かみ合い歯、38・・・掛け金、3
9・・・リング、40・・・ナツト、41・・・ベアリ
ングカバー、42・・・駆動用ナツト、44・曇・ベア
リング、45・・・ベアリング、46・・・おねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流路を形成する貫通内径部及びこれと交差する弁室
    を有する弁箱と、 貫通内径部と連通するように弁室内に設けられると共に
    弁体挿入用すきまを形成する弁座と、弁座の弁体挿入用
    すきまに挿入され、流路を開放する位置と閉鎖する位置
    との間を移動可能な弁体と、 弁体に対してこれと一体に移動するが相対回転はしない
    ように連結され、かつ弁体との連結部とは反対側の端部
    側におねじを有する弁棒と、弁箱に取り付けられて弁室
    の開放部を覆うと共に弁棒を貫通させる弁棒用穴を有す
    る弁ぶたと、弁棒のおねじとかみ合うめねじを有する駆
    動用ナットと、 駆動用ナットを回転操作可能なハンドルと、駆動用ナッ
    トを弁棒軸方向に支持するベアリングを収容するベアリ
    ングカバーと、 ベアリングカバーを弁ぶたに対して連結する連結機構と
    、 を有し、 弁ぶたの弁棒用穴の弁室側端部には環状のシール用弁座
    部が設けられ、 弁棒には、弁体が流路を閉鎖する位置側へ移動したとき
    弁ぶたのシール用弁座部に密着するシール用弁体部が設
    けられ、 連結機構は、所定以上の温度においてはベアリングカバ
    ーの弁ぶたに対する連結状態を解除する感熱解除機構付
    きのものである、 火災安全機能付きゲート弁。 2、連結機構は、弁ぶたの外周部に設けた外周かみ合い
    歯と、この外周かみ合い歯に対応する内周かみ合い歯を
    有する複数の円弧状の部材を組み合わせて円筒状とした
    掛け金と、掛け金の外周にはまり合ってこれを保持する
    熱可溶材料製のリングと、掛け金及びリングの一端に接
    触するように半径方向に縮小した縮小部及びリングが溶
    融した場合にこれを排出可能な逃がし穴を有する連結用
    ナットと、連結用ナットのめねじとかみ合うベアリング
    カバー外周のおねじ、とから構成される特許請求の範囲
    第1項記載の火災安全機能付きゲート弁。 3、弁ぶたの外周かみ合い歯及び掛け金の内周かみ合い
    歯は、ねじれ角0の複数条のねじ山により形成される特
    許請求の範囲第2項記載の火災安全機能付きゲート弁。 4、連結機構は、弁ぶたの外周に設けた外周かみ合い歯
    と、この外周かみ合い歯に対応する内周かみ合い歯を有
    する形状記憶合金製の円筒状の掛け金と、掛け金の一端
    に接触するように半径方向に縮小した縮小部を有する連
    結用ナットと、連結用ナットのめねじとかみ合うベアリ
    ングカバー外周のおねじと、から構成され、掛け金は所
    定以上の温度になったとき半径方向に膨張してその内周
    かみ合い歯と弁ぶたの外周かみ合い歯との結合が解除さ
    れる特性としてある特許請求の範囲第1項記載の火災安
    全機能付きゲート弁。 5、流路を形成する貫通内径部及びこれと交差する弁室
    を有する弁箱と、 貫通内径部と連通するように弁室内に設けられると共に
    弁体挿入用すきまを形成する弁座と、弁座の弁体挿入用
    すきまに挿入され、流路を開放する位置と閉鎖する位置
    との間を移動可能であり、かつ被動用めねじを有する弁
    体と、 弁体の被動用めねじとかみ合う駆動用おねじを有する弁
    棒と、 弁箱に取り付けられて弁室の開放部を覆うと共に弁棒を
    貫通させる弁棒用穴を有する弁ぶたと、 弁棒を弁ぶたの外部から回転操作可能なハンドルと、 弁棒とベアリングリテーナーとを連結する連結機構と、 ベアリングリテーナーの弁棒軸方向の支持を行うベアリ
    ングを保持するように弁ぶたに取り付けられるベアリン
    グカバーと、 を有し、 弁ぶたの弁棒用穴の弁室側端部には環状のシール用弁座
    部が設けられ、 弁棒にはこれが弁室から押し出される方向へ移動したと
    き弁ぶたのシール用弁座部に密着するシール用弁体部が
    設けられ、 連結機構は、所定以上の温度においては弁棒のベアリン
    グリテーナーに対する連結状態を解除する感熱解除機構
    付きのものである、 火災安全機能付きゲート弁。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55145865A (en) * 1979-04-30 1980-11-13 Cameron Iron Works Inc Fire safety valve
JPS5747076A (en) * 1980-07-23 1982-03-17 Us Industries Inc Heat sensitive valve

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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