JPS6124755Y2 - - Google Patents

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JPS6124755Y2
JPS6124755Y2 JP1980173615U JP17361580U JPS6124755Y2 JP S6124755 Y2 JPS6124755 Y2 JP S6124755Y2 JP 1980173615 U JP1980173615 U JP 1980173615U JP 17361580 U JP17361580 U JP 17361580U JP S6124755 Y2 JPS6124755 Y2 JP S6124755Y2
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JP
Japan
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cam
main shaft
cylindrical body
backward
outer circumferential
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JP1980173615U
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JPS5796842U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、円筒体の外周面を直動カムのカム面
たらしめた円筒カムに関するものであり、構造が
簡単であつて、加工、製作が容易であり、作用面
が損傷した際、円筒カムを回動変化させるのみで
新たな作用面をフオロワー位置にもたらすことが
でき、更にはカムタイミングの調整も容易な直動
型カム装置用の円筒カムを提供することを目的と
している。
従来の直動型のカム装置としては板カムに円弧
運動させるもの、前後進運動する主軸に板カムを
取り付けたもの、前後進運動する主軸に板カムを
取り付けたもの、前後進運動する主軸の1側面カ
ム面を削設したもの等が存するが、何れも、カム
面に摩耗、損傷が生じた際は、カム板或は主軸そ
のものを交換せねばならず、準備作業時間が長
く、経費がかさむ欠点があるし、そのほか、カム
タイミングがとりにくいとか主軸に回転止め構造
を付設する必要があるとか、或は加工、製作が困
難である等の欠点を有している。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する
構成とすることにより、上述のごとき欠点がな
く、作動も確実な直動型カム装置用の円筒カムを
得たものである。
以下、図示例についてその構成を説明する。
第1図は第1の実施例の平面図であつて、回転
すすることなく、矢印イ方向に前後進運動のみを
行なう主軸1に円筒体2がビス3で固着位置を調
節できるよう取り付けられている。
この円筒体2の外周面4は、直動カムのカム曲
線の回転によつて得られた回転曲面とされてい
る。
即ち、外周面4の垂直投影は直動カムのカム曲
線と一致するように構成されており、この外周面
4がカム面5を形成している。
そして外周面4たるカム面5には、前記主軸1
と交叉する方向に進退しうるフオロワー6の先端
のコロ7が当接され、主軸1の矢印イ方向の前後
進運動により、カム面5に従つてフオロワー6が
矢印ロ方向に進退させられる。
なお、第1図において、主軸1にネジ部8を形
成し、これに調節ナツト9を螺合させておき、ビ
ス3をゆるめ、調節ナツト9を前後進させること
により、主軸1に対する円筒体2の位置を前後に
微調整することができる。
第2図は、第2の実施例の平面図であつて、第
1図のものと同様に、回転することなく軸方向の
前後進運動のみを行なう主軸10に嵌装され、ビ
ス11で少なくとも主軸10の周方向に固着位置
を調節できるよう取り付けられた円筒体12の外
周面にカム面13,14を形成し、それぞれに主
軸10と交叉する方向に進退しうるフオロワー1
5,16の先端コロ17,18を当接したもので
あり、カム面13,14が、直動カムのカム曲線
の回転によつて得られた回転曲面であることは第
1図に示されるものと全く同一である。
本考案に係る円筒カムは、上述の構成であつ
て、主軸に嵌装し、固定された円筒体とその外周
面に当接するフオロワーのみで構成されるので構
造が著しく簡単であり、円筒体の外周面たるカム
面は旋盤加工によつて得られるのでその加工、製
作がきわめて容易である等の効果を有している。
また、カム面が円筒体の外周面に与えられた回
転曲面であるから、円周方向のどの位置において
も同一のカム曲線を形成することとなり、例え
ば、第1図の状態においてフオロワー6のコロ7
と当接している位置のカム面に摩損等が生じた際
は、円筒体2の主軸1に対する固定位置を、円周
方向に謹かにずらすのみで、新らしいカムの作用
をフオロワー6のコロ7の下にもたらすことがで
き、カム面の摩損等の際の修復作業を著しく簡単
化しうる効果も有しているし、主軸1に特に回転
止め構造を付設しなくとも、常に正確なカム作動
を実現しうる効果も有している。
またカムタイミングも主軸に対する円筒体の取
付位置を軸方向にずらすのみで調整できるので、
カムタイミングの調整作業を著しく簡単ならしめ
る効果もあるし、主軸等の強度にも何等の影響を
与えず、確実に作動しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の平面図、第2図は第2
の実施例の平面図である。 1………主軸、2………円筒体、4………外周
面、5………カム面、6………フオロワー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転することなく前後進運動のみを行なう主軸
    に、円筒体が少なくとも主軸の周方向に固着位置
    を調節できるよう取り付けられており、該円筒体
    の外周面が、直動カムのカム曲線の回転によつて
    得られた回転曲面たるカム面とされ、該外周面に
    前記主軸と交叉する方向へ進退しうるフオロワー
    が当接されていることを特徴とする円筒カム。
JP1980173615U 1980-12-03 1980-12-03 Expired JPS6124755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980173615U JPS6124755Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03

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JP1980173615U JPS6124755Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03

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Publication Number Publication Date
JPS5796842U JPS5796842U (ja) 1982-06-14
JPS6124755Y2 true JPS6124755Y2 (ja) 1986-07-25

Family

ID=29531814

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3674930B2 (ja) * 1994-08-24 2005-07-27 株式会社デンソー 自動変速機用油圧制御装置
JP6190322B2 (ja) * 2014-06-06 2017-08-30 株式会社椿本チエイン チェーンテンショナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443574A (en) * 1977-09-12 1979-04-06 Seiko Instr & Electronics Electrical parts insertion device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608907Y2 (ja) * 1979-03-30 1985-03-30 豊田工機株式会社 ワ−ク割出装置

Patent Citations (1)

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JPS5443574A (en) * 1977-09-12 1979-04-06 Seiko Instr & Electronics Electrical parts insertion device

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JPS5796842U (ja) 1982-06-14

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