JPS61247361A - イチゴ果実より果汁および種子を得る方法 - Google Patents
イチゴ果実より果汁および種子を得る方法Info
- Publication number
- JPS61247361A JPS61247361A JP60085498A JP8549885A JPS61247361A JP S61247361 A JPS61247361 A JP S61247361A JP 60085498 A JP60085498 A JP 60085498A JP 8549885 A JP8549885 A JP 8549885A JP S61247361 A JPS61247361 A JP S61247361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strawberry
- agent
- seeds
- enzyme
- pectinase
- Prior art date
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、イチゴ果実よりその果汁および種子を得る方
法に関するものである6 従来の技術 イチゴ果実は生のまま食用に供されるほか、かなりの量
がジャムやジュース等に加工されているが、加工原料と
しては、通常、へ夕を除去したものが使われる。ヘタの
除去は人手または機械により行うのが普通であるが、能
率が悪く、そのための費用はかなりの額に達する。ヘタ
付きのまま破砕したイチゴ果実にペクチナーゼ、ヘミセ
ルラーゼ、セルラーゼ等を作用させたのち果汁とへりと
を分離する方法(特公昭51−30139号)もあるが
、酵素の作用に上りへりから緑色の汁液が出て果汁に混
入し、商品価値を低下させるという欠点がある。
法に関するものである6 従来の技術 イチゴ果実は生のまま食用に供されるほか、かなりの量
がジャムやジュース等に加工されているが、加工原料と
しては、通常、へ夕を除去したものが使われる。ヘタの
除去は人手または機械により行うのが普通であるが、能
率が悪く、そのための費用はかなりの額に達する。ヘタ
付きのまま破砕したイチゴ果実にペクチナーゼ、ヘミセ
ルラーゼ、セルラーゼ等を作用させたのち果汁とへりと
を分離する方法(特公昭51−30139号)もあるが
、酵素の作用に上りへりから緑色の汁液が出て果汁に混
入し、商品価値を低下させるという欠点がある。
一方、イチゴの種子は、イチゴ加工食品らしさを示すた
めにそのまま残しておく場合と不要物として除いてしま
う場合とがある。不要物として除かれた種子は、そのま
ま廃棄されることもあるが、イチゴ加工食品、ケーキ等
の食品に、イチゴらしさの増強や装飾の目的で添加され
ることも多い。ジャム製造のようにイチゴ果実から種子
を分離する操作を全く伴なわない加工を行う場合はとも
かく、上述のようなイチゴ果実の加工において最も困難
な問題は、種子の分離である。すなわち、イチゴ種子に
は種子そのものの数倍の長さを持つ糸状の花柱が強固に
結合しており、この花柱は通常の果汁搾汁のための処理
によっては種子から分離しないから、からみ合って果汁
の収率とろ過能率を悪くするだけでなく、種子だけをき
れいに分離することも困難にする。イチゴ果汁を製造す
るに当り、植物組繊のペクチン質分解作用を有するペク
チナーゼ剤等を用いて果汁の清澄化をはかるとともに種
子の回収を容易にしようとする試み(特開昭51−16
74号等)もあるが、簡単な攪拌ていどの処理によって
花柱が種子から分離されるには至らず、またイチゴ果実
の品質にも左右されるため、一般的ではない。
めにそのまま残しておく場合と不要物として除いてしま
う場合とがある。不要物として除かれた種子は、そのま
ま廃棄されることもあるが、イチゴ加工食品、ケーキ等
の食品に、イチゴらしさの増強や装飾の目的で添加され
ることも多い。ジャム製造のようにイチゴ果実から種子
を分離する操作を全く伴なわない加工を行う場合はとも
かく、上述のようなイチゴ果実の加工において最も困難
な問題は、種子の分離である。すなわち、イチゴ種子に
は種子そのものの数倍の長さを持つ糸状の花柱が強固に
結合しており、この花柱は通常の果汁搾汁のための処理
によっては種子から分離しないから、からみ合って果汁
の収率とろ過能率を悪くするだけでなく、種子だけをき
れいに分離することも困難にする。イチゴ果汁を製造す
るに当り、植物組繊のペクチン質分解作用を有するペク
チナーゼ剤等を用いて果汁の清澄化をはかるとともに種
子の回収を容易にしようとする試み(特開昭51−16
74号等)もあるが、簡単な攪拌ていどの処理によって
花柱が種子から分離されるには至らず、またイチゴ果実
の品質にも左右されるため、一般的ではない。
また、園芸の分野でもイチゴ果実から種子を採取するこ
とがあるが、その場合の種子分離は、果実を地中に埋め
て腐敗させてから水洗する方法によるのが従来一般的で
あった。しかしながらこの方法は、時間がかかり、また
大量処理が困難であり、更に、得られる種子が色調の悪
いものになってしまうという欠点がある。
とがあるが、その場合の種子分離は、果実を地中に埋め
て腐敗させてから水洗する方法によるのが従来一般的で
あった。しかしながらこの方法は、時間がかかり、また
大量処理が困難であり、更に、得られる種子が色調の悪
いものになってしまうという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、従来のイチゴ果実処理法が上述のような欠点
を持つものであったことに鑑み、ヘタの分離・除去およ
び花柱と種子との分離が確実かつ容易に行われ、色調、
風味ともに良好な果汁が高収率で容易に得られると同時
に夾雑物のない美麗な種子が得られるイチゴ果実処理法
を提供することを目的とするものである。
を持つものであったことに鑑み、ヘタの分離・除去およ
び花柱と種子との分離が確実かつ容易に行われ、色調、
風味ともに良好な果汁が高収率で容易に得られると同時
に夾雑物のない美麗な種子が得られるイチゴ果実処理法
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成することに成功した本発明のイチゴ果実
処理法は、E ndo−ポリがラクチュロナーゼを主成
分として含有しポテト切片マセレーション酵素が300
単位/g以上である酵素剤およびペクチナーゼ剤による
酵素処理ならびに機械的分離処理をイチゴ果実またはそ
の処理物に施すことを特徴とするものである。
処理法は、E ndo−ポリがラクチュロナーゼを主成
分として含有しポテト切片マセレーション酵素が300
単位/g以上である酵素剤およびペクチナーゼ剤による
酵素処理ならびに機械的分離処理をイチゴ果実またはそ
の処理物に施すことを特徴とするものである。
なお、ポテト切片マセレーシ1ン活性とは、植物の中で
比較的組織が一定しているポテト (メークウィン種)
を基質として測定される力価であって、直径13開、厚
さ2mmの上記ポテトの切片を酵素溶液5mlおよび0
.2M−酢酸塩緩衝液(pH5,0)5mlとともにL
字形試験管に入れ、40”Cで、Monod式振とうm
(72rpa+)により3時間振とうしたときのポテ
ト切片の直径の減少lll1mにつき1単位と規定され
るものである。但し、直径の減少は1.5〜4.0mm
になるように酵素溶液の濃度を調整する。
比較的組織が一定しているポテト (メークウィン種)
を基質として測定される力価であって、直径13開、厚
さ2mmの上記ポテトの切片を酵素溶液5mlおよび0
.2M−酢酸塩緩衝液(pH5,0)5mlとともにL
字形試験管に入れ、40”Cで、Monod式振とうm
(72rpa+)により3時間振とうしたときのポテ
ト切片の直径の減少lll1mにつき1単位と規定され
るものである。但し、直径の減少は1.5〜4.0mm
になるように酵素溶液の濃度を調整する。
Endo−ポリガラクチュロナーゼを主成分として含有
しポテト切片マセレーシ1ン活性が300単位/g以上
である酵素剤(以下、マセレーション酵素Xという)は
、たとえば、マセロチームの商品名で株式会社ヤクルト
本社から市販されている。このタイプの酵素剤は、植物
の細胞間物質を分解して細胞をバラバラにする作用があ
るが、通常のペクチナーゼ剤のように細胞壁のペクチン
質を分解して完全に溶解してしまうことはない。この酵
素剤は、上記特性を生かして野菜や果実からぺ一又ト状
もしくはエキス状の食品を製造するのに使われているが
、イチゴ果実の処理に使われた例はなく、また、この酵
素だけでは、イチゴのヘタの分離および種子と花柱の分
離を容易にする作用はないし、花柱を分解°してしまう
力もない。本発明は、このマセレーション酵素Xとペク
チナーゼ剤との協同作用に上りヘタの色素の溶出を招く
ことなしに果肉が溶解すること、および、イチゴの花柱
が、分解はしないが種子から驚くほど容易に分離するよ
うになることを、本発明者らが見いだしたことに基づく
ものである。
しポテト切片マセレーシ1ン活性が300単位/g以上
である酵素剤(以下、マセレーション酵素Xという)は
、たとえば、マセロチームの商品名で株式会社ヤクルト
本社から市販されている。このタイプの酵素剤は、植物
の細胞間物質を分解して細胞をバラバラにする作用があ
るが、通常のペクチナーゼ剤のように細胞壁のペクチン
質を分解して完全に溶解してしまうことはない。この酵
素剤は、上記特性を生かして野菜や果実からぺ一又ト状
もしくはエキス状の食品を製造するのに使われているが
、イチゴ果実の処理に使われた例はなく、また、この酵
素だけでは、イチゴのヘタの分離および種子と花柱の分
離を容易にする作用はないし、花柱を分解°してしまう
力もない。本発明は、このマセレーション酵素Xとペク
チナーゼ剤との協同作用に上りヘタの色素の溶出を招く
ことなしに果肉が溶解すること、および、イチゴの花柱
が、分解はしないが種子から驚くほど容易に分離するよ
うになることを、本発明者らが見いだしたことに基づく
ものである。
以下、本発明の方法を代表的な実施態様に従って工程順
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
処理するイチゴ果実は新鮮なものでも解凍品でもよく、
またヘタを取ったものでもへり付きのままのものでもよ
い。これを、常法により洗浄、殺菌等の処理を施してか
らサーモブレーカ−等で破砕した後、酵素処理を行う。
またヘタを取ったものでもへり付きのままのものでもよ
い。これを、常法により洗浄、殺菌等の処理を施してか
らサーモブレーカ−等で破砕した後、酵素処理を行う。
酵素処理は、ヘタ付果実の場合、その1kg当り約20
00単位以上(好ましくは2000〜4000単位)の
マセレーション酵素Xおよび約15000以上(好まし
くは15o。
00単位以上(好ましくは2000〜4000単位)の
マセレーション酵素Xおよび約15000以上(好まし
くは15o。
O〜40000単位)のペクチナーゼ剤を添加して行う
。また、ヘタなし果実の場合は、その1kg当り約40
0単位以上(好ましくは400〜1000単位)のマセ
レーション酵素Xaよび約2000以上(好ましくは2
000−3000単位)のペクチナーゼ剤を添加して行
う。これらの酵素剤は、セルラーゼ活性およびヘミセル
ラーゼ活性がなるべ(低いものであることが望ましい。
。また、ヘタなし果実の場合は、その1kg当り約40
0単位以上(好ましくは400〜1000単位)のマセ
レーション酵素Xaよび約2000以上(好ましくは2
000−3000単位)のペクチナーゼ剤を添加して行
う。これらの酵素剤は、セルラーゼ活性およびヘミセル
ラーゼ活性がなるべ(低いものであることが望ましい。
ペクチナーゼ剤としては、ペクチナーゼ活性が約800
単位/g以上のものであればなんでも使用することがで
きる。処理は約40〜50℃に加熱した状態で約1時間
以上行うことが望ましい。
単位/g以上のものであればなんでも使用することがで
きる。処理は約40〜50℃に加熱した状態で約1時間
以上行うことが望ましい。
酵素処理終了後、パルパー、フィニッシャ−等による機
械的分離処理を施して夾雑物を除去すると、混濁果汁が
得られる。更にろ過処理を施せば、高収率で清澄な果汁
が得られる。
械的分離処理を施して夾雑物を除去すると、混濁果汁が
得られる。更にろ過処理を施せば、高収率で清澄な果汁
が得られる。
ヘタ付原料を処理した場合、果汁回収後の残渣は大部分
がヘタ、種子および花柱からなる。これをパルパー等で
処理した後、洗浄とデカンテーションを行うと、種子だ
けを回収することができる。ヘタなし原料を処理した場
合は、残渣に約3倍量の水を加え、更に残渣1kg当り
約2000〜4000単位のマセレーション酵素Xおよ
び約15000〜40000単位のペクチナーゼ剤を添
加して40〜50°Cで1時間以上処理すると、同様に
種子を回収することができる。
がヘタ、種子および花柱からなる。これをパルパー等で
処理した後、洗浄とデカンテーションを行うと、種子だ
けを回収することができる。ヘタなし原料を処理した場
合は、残渣に約3倍量の水を加え、更に残渣1kg当り
約2000〜4000単位のマセレーション酵素Xおよ
び約15000〜40000単位のペクチナーゼ剤を添
加して40〜50°Cで1時間以上処理すると、同様に
種子を回収することができる。
X1廻
以下実施例および比較例を示して本発明を説明する。
実施例 1
埼玉県産イチゴ(麗紅)IOKgをヘタ付のままサーモ
ブレーカ−で処理したのち、ペクチナーゼ剤としてペク
チナーゼSS (KKヤクルト本社製品;ペクチナーゼ
活性1ooo。
ブレーカ−で処理したのち、ペクチナーゼ剤としてペク
チナーゼSS (KKヤクルト本社製品;ペクチナーゼ
活性1ooo。
JiL位/ g) 20 gおよびマセレーション酵素
又としてマセロチーム2S(KKヤクルト本社製品;ポ
テト切片マセレーション活性2000単位/g)10g
を添加し、45℃に加温して1時間反応させた。このあ
とパルパー(2ma+φ;スクリュ一式)、振動ふるい
(0,3mmφ)で処理し、得られた果汁部分を90°
Cで1分間加熱して殺菌するとともに酵素を失活させ、
更にろ過することにより、清澄果汁を得た(収率92゜
3%)。処理残渣800gは更にパルパー(1,5m+
aφ)およびフィニッシャ−(0,5+aa+φ)で処
理し、フィニッシャ−通過部分に美麗な種子92.8g
を得た(フィニッシャ−残渣は大部分が花柱からなり、
種子は微量であった)。
又としてマセロチーム2S(KKヤクルト本社製品;ポ
テト切片マセレーション活性2000単位/g)10g
を添加し、45℃に加温して1時間反応させた。このあ
とパルパー(2ma+φ;スクリュ一式)、振動ふるい
(0,3mmφ)で処理し、得られた果汁部分を90°
Cで1分間加熱して殺菌するとともに酵素を失活させ、
更にろ過することにより、清澄果汁を得た(収率92゜
3%)。処理残渣800gは更にパルパー(1,5m+
aφ)およびフィニッシャ−(0,5+aa+φ)で処
理し、フィニッシャ−通過部分に美麗な種子92.8g
を得た(フィニッシャ−残渣は大部分が花柱からなり、
種子は微量であった)。
実施例 2
ヘタなしの埼玉県産イチゴ(麗紅)10Kgに対し、ペ
クチナーゼ552gおよびマセロチーム252gを用い
て実施例1と同様の処理(但し振動ふるい処理を除く)
を施し、94.0%の収率で清澄果汁を得た。次いで残
渣600gに3倍量の水を加え、ペクチナーゼSS
1.2gおよびマセロチーム2S 0.6gを添加して
45°Cで30分間酵素処理したのち、パルパー(1,
5m口φ)およびフィニッシャ−(0,5關φ)で処理
し、美麗な種子94.4gを得た。
クチナーゼ552gおよびマセロチーム252gを用い
て実施例1と同様の処理(但し振動ふるい処理を除く)
を施し、94.0%の収率で清澄果汁を得た。次いで残
渣600gに3倍量の水を加え、ペクチナーゼSS
1.2gおよびマセロチーム2S 0.6gを添加して
45°Cで30分間酵素処理したのち、パルパー(1,
5m口φ)およびフィニッシャ−(0,5關φ)で処理
し、美麗な種子94.4gを得た。
比較例 1
果実の酵素処理を4gのペクチナーゼSSのみにより行
い、またパルパー残渣の酵素処理を4.5gのペクチナ
ーゼSSのみにより行なったほかは実施例1と同様にし
てイチゴ果実を処理したところ、混濁果汁の収率は83
.1%、種子収量は46.5gであった(果肉が完全に
溶解せずヘタについたまま残渣となった部分が多かった
。また、花柱の分離が不完全ナタめフィニッシャ−を通
過しない種子が多かった)。
い、またパルパー残渣の酵素処理を4.5gのペクチナ
ーゼSSのみにより行なったほかは実施例1と同様にし
てイチゴ果実を処理したところ、混濁果汁の収率は83
.1%、種子収量は46.5gであった(果肉が完全に
溶解せずヘタについたまま残渣となった部分が多かった
。また、花柱の分離が不完全ナタめフィニッシャ−を通
過しない種子が多かった)。
比較例 2
酵素処理を一切行わないほかは実施例1と同様にしてイ
チゴ果実を処理したところ、清澄果汁の収率は80.0
6%、種子収量は26.0 gであった(ヘタの分離が
困難であるだけでなく、花札が分離せずフィニッシャ−
を通過しない種子が多かった)。
チゴ果実を処理したところ、清澄果汁の収率は80.0
6%、種子収量は26.0 gであった(ヘタの分離が
困難であるだけでなく、花札が分離せずフィニッシャ−
を通過しない種子が多かった)。
比較実験例
実施例1の処理および酵素を変更したほかは実施例1と
同様にして行なったイチゴ果実の処理において、再酵素
処理後の種子と花柱との離れ易さを、両者を引張ること
により試験した結果は第1表のとおりであった。なお試
験結果は、酵素処理を施さないものの分離抵抗を−とし
、それに比べて分離し易いものほど+を多くして表示し
た(+)+はほとんど抵抗なく分離する)、。
同様にして行なったイチゴ果実の処理において、再酵素
処理後の種子と花柱との離れ易さを、両者を引張ること
により試験した結果は第1表のとおりであった。なお試
験結果は、酵素処理を施さないものの分離抵抗を−とし
、それに比べて分離し易いものほど+を多くして表示し
た(+)+はほとんど抵抗なく分離する)、。
第1表
使用した酵素 −ゴー」定マセロチ
ーム230.1%+ペクチナーゼSS0.2% ■マ
セロチーム230.2%
士ペクチナーゼS30.2%
+セルラーゼ剤A0.2%
士セルラーゼ剤B O,2%
士セルラーセ剤A0.1%士ペクチナー
ゼSS0.2% +セルラーゼ剤BO01%+ペク
チナーゼSS0.2% 土なし 3囚9力玉 上述のように、本発明の方法によれば果肉溶解が強力に
行われるにもかかわらずヘタの色素の溶出がほとんどな
いので、 □ヘタ付のイチゴから高品質のイ
チゴ果汁を高収率で得ることができる。また、種子と花
柱の分離がきわめて容易になるので、花柱が除かれた美
麗な種子が得られるだけでなく、分離処理の能率が飛躍
的に向上する。
ーム230.1%+ペクチナーゼSS0.2% ■マ
セロチーム230.2%
士ペクチナーゼS30.2%
+セルラーゼ剤A0.2%
士セルラーゼ剤B O,2%
士セルラーセ剤A0.1%士ペクチナー
ゼSS0.2% +セルラーゼ剤BO01%+ペク
チナーゼSS0.2% 土なし 3囚9力玉 上述のように、本発明の方法によれば果肉溶解が強力に
行われるにもかかわらずヘタの色素の溶出がほとんどな
いので、 □ヘタ付のイチゴから高品質のイ
チゴ果汁を高収率で得ることができる。また、種子と花
柱の分離がきわめて容易になるので、花柱が除かれた美
麗な種子が得られるだけでなく、分離処理の能率が飛躍
的に向上する。
Claims (2)
- (1)Endo−ポリガラクチュロナーゼを主成分とし
て含有しポテト切片マセレーション活性が300単位/
g以上である酵素剤およびペクチナーゼ剤による酵素処
理ならびに機械的分離処理をイチゴ果実またはその処理
物に施すことを特徴とするイチゴ果実より果汁および種
子を得る方法。 - (2)Endo−ポリガラクチュロナーゼを主成分とし
て含有しポテト切片マセレーション活性が300単位/
g以上である酵素剤がマセロチーム(登録商標)である
特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085498A JPS61247361A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | イチゴ果実より果汁および種子を得る方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085498A JPS61247361A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | イチゴ果実より果汁および種子を得る方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61247361A true JPS61247361A (ja) | 1986-11-04 |
JPS6332431B2 JPS6332431B2 (ja) | 1988-06-29 |
Family
ID=13860596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085498A Granted JPS61247361A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | イチゴ果実より果汁および種子を得る方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61247361A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7037539B2 (en) * | 2003-07-03 | 2006-05-02 | California Giant, Inc. | Nutritious strawberry fruit juice drink and method of making the same |
JP2008199968A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Chiba Univ | イチゴ種子を得る方法。 |
JP2009256309A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-11-05 | Oriza Yuka Kk | 脂肪代謝改善遺伝子発現促進剤および糖尿病予防関連遺伝子発現促進剤 |
WO2011103812A1 (en) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | Novozymes A/S | Enzymatic pretreatment for making dried fruits |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP60085498A patent/JPS61247361A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7037539B2 (en) * | 2003-07-03 | 2006-05-02 | California Giant, Inc. | Nutritious strawberry fruit juice drink and method of making the same |
JP2008199968A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Chiba Univ | イチゴ種子を得る方法。 |
JP2009256309A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-11-05 | Oriza Yuka Kk | 脂肪代謝改善遺伝子発現促進剤および糖尿病予防関連遺伝子発現促進剤 |
WO2011103812A1 (en) * | 2010-02-26 | 2011-09-01 | Novozymes A/S | Enzymatic pretreatment for making dried fruits |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6332431B2 (ja) | 1988-06-29 |
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