JPS61247171A - 撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ等の撮影装置に関するものであ
る。

従来の技術 近年、ビデオテープレコーダー（以後ＶＴＲ）の普及に
ともないビデオカメラを用いて撮影する機会が多くなシ
三脚を使用しなくても画ぶれが少なく安定したカメラワ
ークを行うことが可能なビデオカメラが要望されている
。以下、図面を参照しながら、上述した従来の撮影装置
の一例について説明する。従来この種の撮影装置は、例
えば特°開昭５３−６４１７５公報に示されるように、
第。

３図、第４図のような構造になっていた。第３図は、従
来の撮影装置の正面図、第４図は、側面図゛である。

第３図、第４図において、方向ジャイロとして中心に高
速で回転するローターを内蔵するローターケース１があ
シ、これは左右の水平軸２で水平ジンバル３に支持され
、さらに水平ジンバル３は、左右のジンバル舘黛垂直ジ
ンバル６に支持されている。垂直ジャイロも同様に、中
心のローターケース６は、水平ジンバル７と垂直ジンバ
ル８に支持されていてローターケースｅ上にビデオカメ
ラ９等が設置されている。従って方向ジャイロと垂直ジ
ャイロを高速で回転することによって装置が揺れている
状態で撮影してもジャイロ効果によりビデオカメラ９は
安定しており画ぶれの少ない撮影画像を得ることができ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、高速で回転するジ
ャイロを用いているため装置が大型になり、重量も増加
するため通常は、装置全体を据え付けて使用しなければ
ならず機動性に欠けるという問題点とともに、手持ち撮
影を行った場合で尚かつ、画ぶれ防止を行う必要がない
ときは、ジャイロ等の画ぶれ防止手段を停止すればよい
が、停止することによりジャイロ効果がなくなり水平ジ
ンバル３，７及び垂直ジンバル６．８の安定性がなくな
りビデオカメラが不安定な状態になるため撮影したい方
向を定めにくいという問題点があった。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、被写体を撮影す
る撮影レンズからの光学像を電気信号に変換する光電変
換手段を有する撮像手段と、撮像手段をヨーイング方向
（もしくはピッチング方向）に回動自在に支持する回動
支持手段と、撮像手段と一体的に回動する固定子捲線と
、固定子捲線と対向して回動支持手段に設けた固定磁化
された回転子とから構成したものである。

作　　　　用 本発明は上記した構成により従来のような大型で重いジ
ャイロを使用しないだめ、小型・軽量に構成することが
容易になり、撮影者が手持で使用することができる。ま
た映像回路と一体に設けた制御回路と、ピッチング方向
の制御を行うアクチュエーターのうちの固定子捲線とを
撮像部に設けたことにより配線等が少なくなり回動時の
回動口か スが減少σつ、固定子捲線に電源を供給する制御回路を
、撮像部ないの回路と一体に構成することにより回路面
積も小さくできる。

実施例 以下、本発明の一実施例の撮影装置について図面を参照
しながら説明する。第１図は撮影装置の構成図、第２図
は第１図のＡ　−Ａ断面図である。

第１図及び第２図において、被写体を撮影するための撮
影レンズ１１と、撮影レンズ１１の焦点面に設けられた
ＣＯＤ等の撮像素子１２は、撮像部１３に保持されてい
る。また、撮像素子１２により光学像から変換された電
気信号は、映像回路１４で所定の映像信号に変換される
。

撮像部１３の左右には、それぞれ玉軸受１５．１６が圧
入されており第１のフレーム１７の左右からそれぞれ回
動軸１８，１９が玉軸受１５．１６に回動自在に嵌合さ
れており撮像部１３は、第１のフレーム１７に対して回
動自在となっている。また、撮像部１３の右側には磁性
材料製の固定子平板２ｏに接着された固定子捲線２１が
固定されている。その固定子捲線２１に対向して第１の
フレーム１７には、磁性材料製のバックプレート２２を
介して所要の着磁がなされたリング状のマグネ゛ット２
３が固定されている。

第１のフレーム１７の上下には、それぞれ玉軸受２４．
２５が圧入されており第２のフレーム２ｅの上下からそ
れぞれ回動軸２７．２８が玉軸受２４．２５に回動自在
に嵌合されており撮像部１３と第１のフレーム１７は、
第２のフレーム乙に対して回動自在となっている。また
、第１のフレーム１７の下側には磁性材料製の固定子平
板２９に接着された固定子捲線３０が固定されている。

その固定子捲線３ｏと対向して第２のフレーム２６には
磁性材料製のバックプレート３１を介して所要の着磁が
なされたリング状のマグネット３２が固定されている。

撮像部１３には、ピッチング方向の角速度を検出するた
めの角速度センサー３３が固定されている。また第１の
フレーム１７には撮像部１３及び第１のフレーム１７の
ヨーイング方向の角速度を検出するための角速度センサ
ー３４が固定されている。この角度センサー３３Ｅ？ｒ
ｊ３４の出力信号によシ撮像部１３に映像回路１４と一
体に設けられた制御回路３５は、撮像部１３をピッチン
グ方向に回動させる固定子捲線２１及びマ方向に回動さ
せる固定子捲線３０及びマグネット３２からなるアクチ
ュエーター３７へ電源を供給して撮像部１３の角速度が
ゼロになるように駆動制御する。

また、第２のフレーム２６の被写体にむかって右側には
、撮像部１３、第１のフレーム１７及び第２のフレーム
２６からなるカメラ本体を手で持つためにハンドグリッ
プ３８が固定されており、また、上部には、撮影像の確
認を行うだめの電子ビューファインダー３９が固定され
ている。

以上のように構成された撮影装置について、以下第１図
及び第２図を用いてその動作を説明する。

まず、ハンドグリップ３８を介して手持ち撮影を行うと
、手ぶれや疲労からカメラ本体が揺れ、そのために撮影
画像のぶれ（いわゆる画ぶれ）が生じる。このカメラ本
体の揺れ（角速度）を、機械的に検出部を揺動検出振動
周波数で振動させ、この振動と、絶対座標系に対する回
転運動に基づいて発生するコリオリカを検出する角速度
センサー３３（ピッチング方向）、３４（ヨーイング方
向）によシ検出して、この角速度センサー３３゜３４か
らの出力が常にゼロに近づくように（すなわち角速度が
ゼロになるように）制御回路３５がアクチュエーター３
６．３７の固定子捲線２１゜３０に電源を供給して駆動
制御することにより、絶対座標に対するカメラ本体の揺
れがなくなり垂直及び水平方向の画ぶれを減少させるこ
とができる。例えば撮像部１３がピッチング方向（矢印
入方向）に揺れるとピッチング方向の揺れを検出する角
速度センサー３３の出力がゼロになるように制御回路３
６が固定子捲線２１に電源を供給することによりマグネ
ット２３と固定子捲線２１からなるアクチュエーター３
６が撮像部１３を揺れを打ち消す方向（反時計回り）に
駆動することによりピッチング方向の画ぶれが減少する
。同様にヨーイング方向に揺れてもヨーイング方向の画
ぶれが減少する。また、撮像部１３が斜め方向に揺れた
場合は、ピッチング方向の揺れを検出する角速うにピッ
チング方向のアクチュエーター３６及びヨーイング方向
のアクチュエーター３７の各々の固定子捲線２１，３０
に電源を供給して撮像部１３を揺れを打ち消す方向に駆
動することにより画ぶれを減少させることができる。

以上のように本実施例によれば被写体を撮影する撮影レ
ンズからの光学像を電気信号に変換する光電変換手段を
有する撮像手段と、撮像手段をヨーイング方向（もしく
はピッチング方向）に回動自在に支持する回動支持手段
と、撮像手段と一体的に回動する固定子捲線と、固定子
捲線と対向して回動支持手段に設けた固定磁化された回
転子とからなっているので、小型・軽量に構成すること
が容易になシ、撮影者が手持で使用することができる。

また映像回路と一体に設けた制御回路と、ピッチング方
向の制御を行うアクチュエーターのうちの固定子捲線と
を撮像部に設けたことにより配線等が少なくなり回動時
の回動ロスが減少しかつ、角速度センサーが制御回路の
近傍に配置されているため角速度センサーに加わる外部
からのノイズも低減され角速度センサーの感度の低下が
少なくなり制御特性が向上する。さらに、固定子捲線に
電源を供給する制御回路を、撮像部ないの回路と一体に
構成することにより回路面積も小さくできる。

なお、上記の実施例において画ぶれの検出手段を角速度
センサーとしたが、加速度センサーとしてもよい。また
、ヨーイング方向の制御回路も撮像。

部ないの映像回路と一体に構成しているが、ヨーイング
方向の制御回路は、第１のフレームに分割して設けても
よい。さらにアクチュエーターの制御回路を映像回路と
一体に構成しているが回路が小型・軽量になれば映像回
路に限定するものではなく、例えばＶＴＲから供給され
る電源を所定の電源に変換する電源回路と一体に構成し
てもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば被写体を撮影するインク方
向（もしくはピッチング方向）に回動自布惚小する１力
呼段と、撮像手段と一体的に回動する固定子捲線と、固
定子捲線と対向して回動支持手段に設けた固定磁化され
た回転子とからなっているので、小型・軽量に構成する
ことが容易になり、撮影者が手持で使用することができ
る。また映像回路と一体に設けた制御回路と、ピッチン
グ方向の制御を行うアクチュエーターのうちの固定子捲
線とを撮像部に設けたことにより配線等が少なくなり回
動時の回動ロスが減少しかつ、角速度センサーが制御回
路の近傍に配置されているため角速度センサーに加わる
外部からのノイズも低減され角速度センサーの感度の低
下が少なくなり制御特性が向上する。さらに、固定子捲
線に電源を供給する制御回路を、撮像部ないの回路と一
体に構成することにより回路面積も小さくできる。

【図面の簡単な説明】

１１・・・・・・撮影レンズ、１２・・・・・・撮像素
子、１７・・・・・・第１のフレーム、２６・・・・・
・第２のフレーム、２３．３２・・・・・・マグネット
、２１．３０・・・・・・固定子捲線、３３．３４・・
・・・・角速度センサー、３５・・・・・・制御回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
　ｌ　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　ｎ−４ｈ＠ｂンズ藁３図　　　　第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被写体を撮影する撮影レンズからの光学像を電気
   信号に変換する光電変換手段を有する撮像手段と、前記
   撮像手段をヨーイング方向（もしくはピッチング方向）
   に回動自在に支持する回動支持手段と、前記撮像手段と
   一体的に回動する固定子捲線と、前記固定子捲線と対向
   して前記回動支持手段に設けた固定磁化された回転子と
   からなる撮影装置。
2. （２）固定子捲線に電源を供給する回路手段を撮像手段
   と一体的に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の撮影装置。