JPS61245921A - 板材の液圧絞り成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ゴム等の板材によって比較的に薄い皿形や凹
凸模様のある絞り成形品等に液圧で絞り成形する板材の
液圧絞り成形方法に関するものである。

（従来の技術） 前記液圧絞り成形方法の従来例は、第５．６図に示すよ
うにイツｒｈｏ側の皺押え板（２１上に板材（α）を配
置し、該はツｒｍ上にメスダイス（３）を下降、所定圧
でセットし板材（α）の周縁部を皺押え板（２）とメス
ダイス（３）で挾持して、ベッド（１）の流入孔（５）
からメス穴（３α）内に供給される圧力水の液圧によっ
て前記板材（α）をメス穴（３α）内に絞り加工してい
る。

なお、図中（４）は皺押え板（２）ｔメスダイス（３）
側に押して板材（α）の周縁部に所望の挟持力を付加し
水密を保持するバネ、（６）はメスダイス（３）に設け
られたメス穴（３α）内の空気排出用の空気抜穴である
。

（従来技術の問題点） 従来の前記液圧絞り成形方法においては、皺押え板（２
）とメスダイス（３）との間に挾持される板材（α）の
周縁部分の巾を小さくすると、前記液圧による絞り加工
中に、挾持されている板材（α）の周縁部に横滑り部分
が生じて水密を保持できなくなり、第６図に示すように
板材（α）がメス穴（３α）内で変形された絞り込みに
なり勝ちとなって、絞り成形品の成形精度が著しく損わ
れるため、板材（α）の周縁部の巾つまり挟持中を十分
に確保した板材（α）が必要になり、絞り成形品の周縁
に不必要な７ランク部分が大きく形成され板材の歩留り
が著しく悪くなる問題点がある。

（発明の目的、問題点の解決手段） 本発明は、前記のような問題点に対処するための液圧絞
り成形方法であって、ベッドとメスダイス間に板材を配
置して、前記板材′Ｉｋ：液圧によってメス穴内に絞り
加工する液圧絞り成形方法において、前記絞り加工中の
前記板材の中央部を横移動防止手段によって保持して絞
り加工する構成に特徴を有し、横移動防止手段により絞
り加工中の板材中央部を保持して横移動な防止すること
により、板材周縁部の横滑りを防止し水密性を確保して
、絞り成形精度を同上させるとともに、板材の節減を可
能にして歩留りｔ向上させ前記のような問題点を解消し
た板材の液圧絞り成形方法を提供するにある。

（発明の実施例） 第１図に示した板材の液圧絞り成形装置によって本発明
方法の実施例を説明すると、ベラｒ（１）側の皺押え板
（２）上に板材（α）（成形材料）をセットし、該ベラ
白１）上にメスダイス（３）を下降、所定圧力で押圧、
配置しメス穴（３α）を閉塞して、はツ白１）の流入孔
（５）からメス穴（３α）内に圧力水を供給し、七〇液
圧によって前記板材（α）をメス穴（３α）内に変形さ
せて絞り加工する・ 第１図の液圧絞り成形装置には、メスダイス（３）上に
支柱（Ｌｌ）を介して連結されているプレススライｙａ
’ａの下側に流体圧シリンダ０が設けられ、該流体圧シ
リンダα３に連結されたロッドＩがメスダイス（３）の
縦穴αｅｔ押通してメス穴（３α）内に達した板材（α
）の横移動防止機構が設けられており、本発明方法にお
いては、前記圧力水を供給して前記板材（ａ）’にメス
穴（３α）内に絞り加工する前に、前記流体圧シリンダ
０内に所定の流体圧を供給しロッドＩ下端を前記板材（
α）上に接触させ（当初は若干の隙間を設けることもで
きる）、前記液圧によって板材（α）がメス穴（３α）
内に上昇、つまり絞り加工される際に、板材（α）の中
央部がロッドＩ下端に接触しその接触摩擦によって板材
（ａ）の横移動が阻止され、従ってまた、板材（α）の
周縁部即ち挾持部分の横滑りが防止されて、流入孔（５
）から供給される前記液圧によって板材（α）を介して
ロツｒａ４）が前記流体圧に抗して図示上方へ摺動、後
退され、板材（４）がメス穴（３α）内に液圧によって
絞り加工される。

前記液圧絞り成形加工に際し、流体圧シリンダａ３によ
ってロツｒ（１４に負荷される流体圧は、板材（α）の
下側に負荷される液圧よりも程よ（低圧の一定に保持さ
れ、または前記液圧に対応させて制御することもできる
。また、板材（ａ）上のメス穴（３α）内の空気はロッ
ドＩと縦穴四間の間隙によって排出される。

第１図に示した板材（α）の横移動防止機構（１３，１
４）即ち横移動防止手段は、そのロツＹａ４ｗメスダイ
ス（３）上からのみメス穴（３α）内に配置しているが
、第２図に示すように図示省略した流体圧シリンダによ
って上昇されるロツｙｃ！４ｔｔ−ｓツ白ｌ）側の縦穴
（ハ）内に挿通させ前記ロッドＩ下端に対設させること
も可能であり、第２図に示す第２実施例においては、ロ
ッドＩと（財）によって板材（α）の中央部が挾持され
保持されているとともに、ロッドＩの下向き負荷がロッ
ドｃ！４の上向き負荷によって低減され、板材（α）の
中央部に局部的な変形部な殆んど生じないようにするこ
とができる。

また、第３図に示すように台座Ｑ上に流体圧シリンダ＠
を設ゆ、該流体圧シリンダ（ハ）上に連結したロツ）”
　（２４α）をイツｒｍの縦穴（ハ）内に挿通させその
上端部をメスダイス（３）のメス穴（３α）内に臨ませ
た横移動防止機構（２３，２４りに構成することも可能
であり、該第３実施例においては、板材（α）の中央部
を積極的に上方へ押圧することによりその横移動を防止
する。さらに、第４図に示すように板材（α）の中央部
に設けた穴にロツｙ　（２４ｈ）上端の突起（２４／’
）を嵌め、Ｑ　１７ング（２６り付の押え板（ハ）とボ
ルト＠ヲ突起（２４Ｍ’）に固着する第４実施例にする
と、該ロッド（２４Ａ）で板材（ｃＬ）の中央部を保持
して横移動をさらに確実に防止でき、該実施例では板材
（ｅＬ）中央部の絞り加工の遅速を格別に生じないです
む利点がある。

なお、図中（２５α）ははツ白１）側の縦穴（至）に設
けた０リングである。

（発明の作用、効果） 前述のように本発明方法は、ベラ白１）とメスダイス（
３）間に板材（α）を配置して、前記板材（α）を液圧
によってメス穴（３α）内に絞り加工する液圧絞り成形
方法において、前記絞り加工中の前記板材（α）の中央
部を横移動防止手段（１３，１４，２３，２４，２４α
、２４ｈ）によって保持して絞り加工するため、液圧に
よってメス穴内に絞り加工されている板材の横移動とと
もに同板材の周縁部の横滑りが防止されて、水密が確保
され板材の絞り加工性能、信頼性が著しく高められ絞り
成形精度が向上されているとともに、板材の周縁部即ち
挟持部分の巾を著しく節減でき板材の歩留りが著しく向
上されるなどの効果を有している。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではな（、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法に使用される板材の液圧絞り成形装
置の縦断面図、第２図は同じく液圧絞り成形装置の第２
実施例を示す縦断面図、第３図は同じく第３実施例を示
す縦断面図、第４図は第３図のロット９先端部に設けた
板材固着部分の断面図、第５図は従来の液圧絞り成形装
置を示す縦断面図、第６図は第５図の使用状態を示す縦
断面図である。 α：板材　　　　　　１：ベット９ ３：メスダイス　　　３α：メス穴 １３、１４．２３．２４．２４α、２４ｂ　：横移動防
止手段復代理人　　弁理士　　岡　本　重　窯外２名 莞１図 り 苓２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベッドとメスダイス間に板材を配置して、前記板材を液
   圧によつてメス穴内に絞り加工する液圧絞り成形方法に
   おいて、前記絞り加工中の前記板材の中央部を横移動防
   止手段によつて保持して絞り加工することを特徴とする
   板材の液圧絞り成形方法。