JPS61244309A - 洗浄液用貯蔵器を持つ手持ちブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄液用貯蔵器として構成された握り部分と
、少なくとも１つの液体流出通路を備えた剛毛保持体と
を持つ手持ちブラシに関する。

〔従来の技術Ｊ 手持ちブラシを洗浄液または洗浄ペースト用貯蔵器と組
み合わせることは既に公知である。

公知のこの種の手持ちブラシにおいて、洗浄液は自動的
に１つまたはそれ以上の液体流出通路から剛毛へ流れて
行くか、または洗浄液は手による流出弁の操作によりま
たはしばり出しにより流出通路を通して剛毛範囲へ与え
られる。洗浄液の抑制されない流出は不利であることが
判明した。なぜならば流出を制御することができず、し
たがって洗浄液があまりに急速に消費されるからである
。洗浄液または洗浄ペーストのしばり出しは、動作範囲
への洗浄剤の所望の供給ができなければならない場合に
実際上洗浄行為を中出せざるをえないようにする。手動
制御される弁装置の構成も非実際的であることが判明し
かつさらに比較的大きい装置費用を必要とし、この装置
費用は手持ちブラシを著しく高価にする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の課題は、冒頭に挙げた種類の手持ちブラシを改
良して、手持ちブラシが簡単なやり方でかつ簡単な構造
的手段により、洗浄過程を中止する必要なしに、手持ち
ブラシの剛毛範囲への洗浄液供給の任意の制御を許容す
るようにすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この課題は本発明によれば、液体流出通路が可動閉鎖部
材を備え、この閉鎖部材が、手持ちブラシの剛毛範囲へ
突出する突出部を備え、液体流出通路から剛毛範囲へ突
出する閉鎖部材突出部の部分が不作動位置においておよ
び通常の動作圧力を受ける場合に剛毛より小さい長さを
持っていることによって解決される。これは、手持ちブ
ラシの貯蔵器から液体が放出されることなしに、本発明
により構成された手持ちブラシにより通常の動作圧力に
おいて作業ができることを意味する。手持ちブラシへの
押圧力が強められることによって剛毛保持体の剛毛が通
常より強く曲げられる場合にはじめて、閉鎖部材突出部
は、洗浄すべき面に当たることができ、それによって液
体流出通路を洗浄液の放出のために閉鎖部材の開放によ
り開くことができる。

剛毛範囲へ突出する閉鎖部材突出部の部分は、ひつかか
ない柔かい材料から製造され、例えば−ｍ短い剛毛また
は一層短い剛毛束から成るのが好ましく、それによって
閉鎖部材突出部により洗浄すべき物がひっかかれる危険
なしに、洗浄過程の続行のもとに、強められた押圧力を
手持ちブラシへ及ぼすことができる。

本発明により構成された手持ちブラシにおいては握り部
分の壁を少なくとも一部可撓的に構成することができる
ので、強められた押圧力を剛毛へ及ぼす際に洗浄液の貯
蔵器、空間の容積を小さくする傾向を持って握り部分へ
圧力が及ぼされ、その結果開放された閉鎖部材による洗
浄液がしばり出されかつ貯蔵器空間の別個の給気が不必
要になりまたは液体流出通路を介する強制通気が容易に
なる。

本発明により構成された手持ちブラシは少ない個別部分
から安価に製造できる。手持ちブラシの握り部分は、ね
じキャップによって閉鎖可能な充填口で終わることがで
きるのが好ましい。

閉鎖部材は簡単な弾性キャップまたは液体流出通路内へ
この液体流出通路の壁から間隔を置いて突出するピン状
突出部を持つ、はね荷重を受ける閉鎖板から成ることが
できるのが有利である。この場合、液体流出通路内へか
つこの液体流出通路を越えて突出する閉鎖部材突出部は
、このＮ５鎖部材突出部が操作の際に受ける運動によっ
て、同時に流出通路の自動洗浄および乾いてきた洗浄剤
の残りの除去を保証する。

〔実施例〕

本発明対象の実施例を添付の図面により以下に詳細に説
明する。

軸線１１に対して回転対称的に構成された手持ちブラシ
ｌＯは、円形の剛毛保持体１２または１２ａを持ってお
り、この剛毛保持体は外面に剛毛束１３を付けられかつ
中央通過開口１４を持っており、この中央通過関口が液
体流出通路を形成する。剛毛保持体１２に、回転対称的
な中空握り部分１５がつながっており、この握り部分の
内部空間が洗浄液用貯蔵器１６を形成し、握り部分１５
の上側開口１７を通して洗浄液を注入することができる
。握り部分１５の上側間Ｑ１７は雌ねじ１８を付けられ
ており、そして握り具合良く丸みを付けられたねじキャ
ップ１９によって閉鎖可能である。

第１図および第２図による実施例の剛毛保持体１２の液
体流出通路を形成する通過開口１４は、剛毛保持体１２
の内側において板状閉鎖部材２０によって閉鎖可能であ
り、この閉鎖部材はビン状突ｄ部２１を持っており、こ
の突出部は通過開口１４を通って外方へ突出している。

このビン状突出部２１は、ひつかかない柔かい材料から
作られておりかつ縦溝を持つことができる。

この突出部の剛毛１３の範囲へ突出する部分は、図面に
示されている不作動位置における剛毛Ｉ３の長さよりは
るかに短い。閉鎖部材２０に皿ばね２２が接触しており
、この皿はねは縁範囲において握り部分１５の内側段部
２３に支持されている。皿はね２２を、図示してない通
過開口を持つ簡単な渦巻ばねとして構成することができ
、または両端が握り部分１５の内面に支持されたばね突
片に蓄えることができる。第３図の実施例によれば閉鎖
部材２０ａ自体を、鋲またはねじ２４によって剛毛保持
体１２ａに取り付けられたばね揺励板として構成するこ
とができる。

剛毛１３の範囲へ突き出ている閉鎖部材２０または２０
ａの突出部２１の長さは、この突出部が通常の動作圧力
においても、また剛毛１３の曲げが生じた場合にも、洗
浄すべき面とまだ接触しないような大きさに選ばれてい
る。手持ちブラシによる作業の際に手持ちブラシを操作
する手による手持ちブラシへの押圧力の強化によっては
じめて突出部は洗浄すべき面に当たり、そして閉鎖部材
２０または２０ａのｒＭ′ＩＲによる液体流出通路１４
のＭ数に至らせる。液体流出通路１４の壁と突出部２１
またはこの突出部２１の縦溝との間隔は、洗浄液の濃度
に合わせて、開放された液体流出通路を通って洗浄液が
流出しかつ空気が流入することができるような大きさに
選ばれる。握り部分１５の壁を所々において可撓的に構
成することができるので、手持ちブラシへの押圧力の強
化の際に、貯蔵器空間１６へ入れられた洗浄液に対して
押圧力が作用することができ、この押圧力は洗浄液の流
出を助長する。しかし貯蔵器空間１６の通気を、ねじキ
ャップ１９に設けられた、図示してない公知の揺動弁に
よっても行なうこともでき、この揺動弁は、手持ちブラ
シ１０が傾いている場合に洗浄液の流出を防止する。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転対称的な円形手持ちブラシの中心軸線を通
る断面図、第２図は第１図による手持ちブラシの展ｒＪ
Ｍ図、第３図は手持ちブラシの変形例の剛毛保持体の断
面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも１つの液体流出通路を備えた剛毛保持体
   に洗浄液用貯蔵器として構成された握り部分を持つ手持
   ちブラシにおいて、液体流出通路（１４）が可動閉鎖部
   材（２０、２０ａ）を備え、この閉鎖部材が、手持ちブ
   ラシ（１０）の剛毛（１３）の範囲へ突出する突出部（
   ２１）を備え、液体流出通路（１４）から剛毛範囲へ突
   出する閉鎖部材突出部（２１）の部分が不作動位置にお
   いておよび通常の動作圧力を受ける場合に剛毛より小さ
   い長さを持つていることを特徴とする手持ちブラシ。 ２　少なくとも剛毛範囲へ突出する閉鎖部材突出部（２
   １）の部分が、ひつかかない柔かい材料からできている
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の手持
   ちブラシ。 ３　剛毛範囲へ突出する閉鎖部材突出部（２１）の部分
   が、一層短い剛毛または一層短い剛毛束から成ることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項または第２項に記載
   の手持ちブラシ。 ４　握り部分（１５）の壁が少なくとも一部可撓的に構
   成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項
   ないし第３項のうち１つに記載の手持ちブラシ。 ５　握り部分（１５）が、ねじキャップ（１９）によつ
   て閉鎖可能な充填口（１７）で終わつていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項ないし第４項のうち１つ
   に記載の手持ちブラシ。 ６　閉鎖部材（２０ａ）が弾性キャップから成ることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第５項のうち
   １つに記載の手持ちブラシ。 ７　閉鎖部材（２０）が、液体流出通路（１４）内へこ
   の液体流出通路の壁から間隔を置いて突出するピン状突
   出部（２１）を持つ、ばね荷重を受ける閉鎖板として構
   成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１項
   ないし第５項のうち１つに記載の手持ちブラシ。