JPS61243609A - ラミネ−トシ−スケ−ブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、樹脂をラミネートした金属テープを遮蔽層と
して用いたケーブル、特にポリ塩化ビニＡ／（以下１’
−ＰＶＯｊと略す）を外波としたラミネートシースケー
ブルにおいて、同金属テープのみならず外部保護層のＰ
ＶＣ外被とも接着性の良好な樹脂をラミネートした金属
テープをケーブルコアの外周に縦添または横巻きしたの
ちＰＶＣ保護層を被覆したラミネートシースケーブルに
関するものである。

（従来技術） ラミネートシースケーブルに用いられるラミネート用の
樹脂には、金属テープと接着し、しかも外部保護層の樹
脂１例えばＰＶＣとも接着する接着性の他に、グー１９
１Ｍ造する際の加工特性。

例えばテープ成形装置等における耐摩耗性が要求される
。金属テープおよび外部保護層のＰｖＣとの接着力が必
要な理由は防湿（外部からの湿気の侵入の防＋ｈ　）特
性もさることながら、貼りきせによる複合シース（保護
層）として機械的強度（屈曲特性、その他）を改善し、
シースの収縮を金属テープ（一般にはアルミニウム、鉛
等）により抑制するためである。

ＰｖＯラミネートシースケーブルに使用するフミネート
用樹脂としては、金属テープのＰｖＣシースに接する１
【Ｊｌに設ける樹脂と、金属テーツ″の反対側に設ける
樹脂とがあり、前者の金属テープのＰＶＣンーヌに接す
る側に設ける樹脂として１本出願人らは実開昭５９−３
１７１５において、エチレン−グリシジルメタクリレー
ト−酢酸ビニル三元共重合体とカルボン酸型ポリエステ
ルの少なくとも２層のラミネート層を使用するもの、ｈ
−よび特開昭５９−１６７９１５に分いて、ポリオレフ
ィン系接着剤とカルボンを俊型ボリエヌテル／ポリオレ
フィンブレンド体の少なくとも２層のラミネート層を使
用するもの全提案してきた。

（発明が解決しようとする問題と） しかしながら、上記従来のラミネートシースケーブルに
おいては、ｐｖｃシースとの接着は比較的細いものの、
舎属テープとの接着には金属テープに接する側にポリオ
レフィン系等の金属に接着性を有するものを介在させる
等２層ラミネート構造にする必要があり、製造部及びコ
スト面において間頓がある（ばかりでなく、前記した如
く金属テープの反対側にＩＩま９通常ホ、＋−メ２レト
糸接着剤が使用される結果、金属テープがシースケーブ
ル内に配設されるケーブルコアと容９．に接着すること
になり、ケーブルの屈曲に伴ない薄肉の金属テープが切
損し、篤蔽・遮水性能が低下するという問題がある。

本発明は上記間、す点を解１．Ｌ＋ろと共に、さらにラ
ミネートシースとケーブルコアとの摩擦により発生する
静電気による金属テープ及びケーブルの損傷をも防止し
たラミネー　トシースケーブルを提供することを目的と
する。

（解決手段） 本発明のラミネートシースケープ１し１寸、金属テープ
の［’ＶＣシースに接する側に、１層のみでＰ■Ｃシー
ス及び金属テープの両者に接着性に優れた。カルボン酸
型ポリエステル８０〜６０ｆｆｉｔ％と変性ポリオレフ
ィン２０〜４０重＠粥とのブレンド体からなる樹脂接着
剤を配し、金属テープの反対側に、金属に接する側に導
電性接着剤、さらにその上に導電性ｊＶＯフィフィムを
配したこと全特徴とする。

本発明に卦いて、導電性とは、ラミネートシースとケー
ブルコア（導電性Ｈ料で形成）との摩擦により発生し１
尋る静電気を容易にアースし得る程度の電気的特性會惹
味し、Ｊ４体的にけ１×１０８Ωｅ１１１以下好−１（
２くは１×１０６０・α以下の体積固有抵抗を有する。

第１図は本発明のラミネートシースケーブルに使用され
るラミネートテープの断面図であり、第２図は本発明に
係るラミネートシースケーブルの断面図を示す。第１図
、第２図において、（１）は導電１性ＰＶＯフィルム、
（２）は導電性≠；≠≠ヰ接着剤、（３）は金属テープ
、（４）はカルボン酸型ポリエステル８０〜６０重ψ％
と変性ポリオレフィン２０〜４０重量％とのブレンド体
（樹脂接着剤）　、　（５）はＰＶＣシース、（６）は
ケーブルコアを示す。

（実施例） 以下２本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。

Ｑ、Ｑ５２ｎｍ厚の鉛テープ゛にラミネーターにより各
別Ｈ＆　（（４）＝Ｏ−１３ｍ”　＋　（２）＝０．０
２　ｍ”　＋　（１）＝０．１０ｍｍ’ｌケラミネート
したフミネートテープ（７）（ｏ、３層ｍｍｒ１＞　　
に保護用Ｐ　Ｖ　Ｃノシー）　（Ｆり（２，ｌ’ｌ　ｍ
　ｍ　１ｇ、　、　１１塑剤５０％入り）を第３図に示
す如き構造の接着ラフ評価用サンプ／Ｌ／を作唆した。

ラミネートテープ（７）とＰＶＯシート（８）との圧着
は、１８０°ＣＸ５分、１０シロ＋ｒ？ゲージ圧で行な
い、加熱圧着後、常温まで冷却しその接７Ｗ力を評価し
た。接着力Ａ１１１定方法は１８０度ばくりとし。

引張速度け１００＃１ｍ／分、サンプ／Ｉ／幅１０ｍｍ
とした。測定結果全第１表に示す。尚、導電性ＰｖＣフ
ィルム（１）及び導電性ウレタン系接着剤（２）の体積
固有抵抗は、各々ｌＸ１０６Ｑ−傭、１×１０’Ω・Ｃ
肩である。

〜６０／４０ブレンド体（重秋比）を用いると。

１層のみで金属−ＰＶＣシース聞及び金へ一金属重なり
部の接着性をともに満足することができる。

次に、このようにして得らり、る本発明によるフミネー
ト鉛テープを用いて、実際にＰ　−Ｖ　Ｃ外被を施した
ケーブル全製造して、鉛−鉛重なり部の接肩力を評価１
〜だ所９重なり部全幅にわたって十分接着しており、そ
の接着けくり力は２〜３に９／σのものが得ら力、た。

さらに、得られたケーブルを屈曲試験（ケーブル外径の
１２倍径マンドレルに１８０°往復を１回とする屈曲を
加え、鉛テープ亀裂捷での屈曲回数を調べる。）全施し
た所、１０回の屈曲にてＰＶＯシーヌと鉛テープ間の接
着はもちろんのこと船−鉛重なり部においてもけくり現
象は則られず、外層、も異常なく十分な機械強度を有し
ていることが確認できた。貰だ、かかるケープ／ｌ／は
、ケーブルコア（導電性材料で形成）と接する部分が導
電性ＰＶＯフィルムで形成されているので、ラミネート
テープとケーブルコアとが熱接着することもなく１両者
の摩擦によっても静電気は容易にアースされ、静電スパ
ークによるケーブル及び鉛箔の損傷もなく、気管性に優
れる。

第１表 （発明の効果） 以上詳ボ３したように、金属テープのＰＶＣシースに接
する側に、カルボン酸型ポリエステルとポリオレフィン
との特定ブレンド体からなる樹脂接着剤を１層配し、金
属テープの反対側に、導電性接着剤全弁して導電性ＰＶ
Ｏフィルムを配した本発明のラミネートシースケーブル
によれハ、簡易な構造にて金属テープとＰＶＣシース聞
及び金属テープの重なり部が強固に接着し、優れた機械
特性を有すると共に、ラミネートテープとケーブルコア
との接着もなく、さらに両者の摩擦によって発生する静
電気も容易にアースされ、静音、スパークによる金属テ
ープ及びケーブルの損傷が防止され、気管性（遮蔽、遮
水）に優れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のラミネートシースケーブルに使用され
、もラミネートテープの断面図、第２図は本発明に係る
ラミネートシーヌケ−プルの断面１免第３図は汝吉カ評
価用サンプルの断面図である。 １：導電性Ｐｖｃフィルム、　２：導電性接着剤。 ３：金属テープ、　　４：カルボン酸型ポリエステルと
変性ポリオレフィンとのブレンド体（樹脂接着剤）。 ５：ＰＶＯシース、　　６：ケーブルコア、　　７：ラ
ミネートテープ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 金属テープの両面に樹脂をコーティング又はラミネート
   したテープを遮蔽層として使用するポリ塩化ビニルシー
   スを用いたラミネートシースケーブルにおいて、 金属テープのポリ塩化ビニルシースに接する側には、カ
   ルボン酸型ポリエステル８０〜６０重量％と変性ポリオ
   レフィン２０〜４０重量％とのブレンド体からなる樹脂
   接着剤を配し、 金属テープの反対側には、金属に接する側に導電性接着
   剤、さらにその上に導電性塩化ビニルフィルムを配した
   ことを特徴とするラミネートシースケーブル。