JPS61243514A - ロボツトの制御装置 - Google Patents

ロボツトの制御装置

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JPS61243514A
JPS61243514A JP8463885A JP8463885A JPS61243514A JP S61243514 A JPS61243514 A JP S61243514A JP 8463885 A JP8463885 A JP 8463885A JP 8463885 A JP8463885 A JP 8463885A JP S61243514 A JPS61243514 A JP S61243514A
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Kinichi Tamura
田村 欣一
Teruo Asae
浅枝 暉雄
Tatsuo Naito
内藤 辰男
Yasunori Horie
堀江 安則
Ken Yagawa
矢川 憲
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はロボットの制御装置に関し、特にロボツ1−
の可動部を外力によって自由に動かし得る状態にする、
所謂力抜き制御とも云うべき制御を行ない得るロボット
の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、各種の産業用ロボットが工場の製造ラインで使用
されるようになり、組立(アツセンブ1月ロボットも実
用化されつつある。
しかし、従来から組立作業ラインに多く用いられている
コンテイニアスラインにロボットを配置して、コンベア
上を連続して流れる物品(ワーク)の組伺は作業を行な
わせるには、コンベアとロボットどの間で動きの同期を
とる必要があり、ロボット自体の作業に係わる制御とコ
ンベアとの間の同期をとる制御とを同時に行なうのは非
常に難かしい。
そこで、ロボットがある作業を行なう間、アーム等の可
動部を外力によって自由に動かし得る「力抜き状態]に
すれば、特に同期制御を行なわなくてもコンベア」二の
ワークの移動に追従させることができる。
このような力抜き制御が可能なロボットの制御装置とし
ては、従来例えば特開昭58−206389号公報に記
載されているようなものがある。
この装置は、多軸ロボットにおける複数の可動部のうち
の予め指定した可動部を駆動するアクチュエータ、例え
ばモータへの駆動電流を遮断することによって、その可
動部を外力によって自由に動かし得るようにしたもので
ある。
しかしながら、このような従来の力抜き制御可能なロボ
ットの制御装置にあっては、ロボットを駆動する例えば
モータへの駆動電流(パワー)を遮断するようにしてい
たため、その遮断手段として大電流用の接点容量の大き
い大型で高価なマグネットスイッチを用いなければなら
ないばかりか、それを用いることによって接点のオン・
オフ時にモータに流れる突入電流を防止する対策を施し
たり、接点のメンテナンスを頻繁に行なう必要があるな
どの問題点があった。
そこで、ロボットにおけるアーム等の可動部の制御は、
一般に速度指令値と可動部の速度検出系からの速度フィ
ードバック値との偏差に基づく指令値に応じて可動部を
駆動するモータの駆動電流を制御するようになっている
ので、この速度指令値と速度フィードバック値との偏差
に基づく指令値を実際の速度指令値と速度フィードバッ
ク値の値に拘らず零(ゼロ)にすることによって、可動
=3一 部を外力により自由に動かし得るようにするロボットの
制御装置を、本出願人が先に特許出願している(特願昭
59−265353号)。
このようにすれば、偏差に基づく指令値を零にするため
の切換制御手段としては、接点容量が小さく小型で安価
なリレースイッチ等を使用することができ、接点の切換
時にモータに突入電流が流れることがないためその防止
対策を施さなくて済み、接点のメンテナンス回数も少な
くて済むので、前述の問題点を解決することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなロボットの制御装置において
も、結果としてはロボットの可動部の各軸を駆動するモ
ータの駆動電流を零にして力抜き状態にするだけであっ
たため、その状態で外力による追従動作を行なわせると
、外力によるロボットの可動部の変位に対してその可動
部及び関節軸(駆動力伝達部や軸受部を含む)に慣性、
粘性。
静摩擦及び動摩擦等による各種の抵抗力が生ずるため、
可動部の追従力を零又はそれに近くすることができず、
スムーズな追従動作ができなくなる場合があり、この追
従力(前述の抵抗力に対抗す      −2る力)が
大きいと、ハンドに取付けた工具がワー      ゛
りから外れてしまうこともあるという問題点かあった。
この発明は、この問題点を解決して、ロボットの力抜き
制御時に外力によるスムーズな追従動作を可能にするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この発明によるロボットの制御装置は、速度
指令値と速度フィードバック値との偏差に基づく指令値
を実際値に拘らず零にすることによって可動部の力抜き
制御を行なうと共に、該可動部の外力による追従動作時
にその可動部が受ける追従力を検出する追従力検出手段
と、それによって検出される追従力に応じて、その追従
力を軽減するトルクを上記可動部を駆動するモータに発
      −生させるための補償指令値を出力する追
従力補償回路を設け、上記力抜き制御時に、その補償指
令値によって上記可動部を駆動するモータの駆動電流を
制御して、ロボットの可動部を外力により自由に追従動
作し得るようにしたものである。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
先ず、第2図を参照してこの実施例に使用するロボット
の構成及びその作業について説明する。
図中、1は垂直多関節型ロボットであり、図示しない台
座上に固定された基部2に垂直に立設した原軸3と、こ
の原軸に対して直角に固定された肘軸を兼ねへモータ4
に連結された第1アーム(上腕)5と、この第1アーム
の先端部に材軸6によって回動自在に連結された第2ア
ーム(下1[1a)7と、この第2アーム7の先端部に
手首軸8によって回動自在に連結されたハンド9等から
成る。
これを模式的に示すと第3図のようになる。
原軸3は、モータ10によって水平面内で矢示A方向に
回転される水平関節軸である。
第1アー115は、モータ4によって矢示B方向に、第
2アーム7はモータ11によって矢示C方向に、ハンド
Sは第2アーム7に内蔵された図示しないモータによっ
て矢示り方向にそれぞれ垂直面内で回動し、こ肛らを連
結する肘軸と材軸6及び手首軸8が垂直関節軸である。
なお、モータ4,10.11及びハンド9を回動させる
図示しない手首軸駆動モータとしては、いずれもDCサ
ーボモータを使用する。そして、これらの各モータの駆
動力を伝達する減速機としては、逆伝達効率の比較的高
いもの(例えばベベルギヤ機構によるもの)を使用する
また、これらの各モータの出力軸には、その回転速度を
検出するためのタコジェネレータ及び回転角度を検出す
るためのポテンショメータがそれぞれ取付けられている
ハンド日は、手首軸8に連結されたホルダ12に固定し
たエアシリンダ13の回り止めを施こしたピストンロッ
ドに、力センサ22(その詳細は後述する)を介して、
先端にボルトを衝えて締め付けるソ6ケツh 14 a
を備えたナツトランナ14を取付けて構成し、さらに、
ホルダ12に一対のリミタ1〜スイツチ15.16を取
付けて、エアシリンダ13のビス1〜ンロツドに付設し
たドッグ13、によって作動されるようにして、ナツト
ランナ14の上昇限位置と下降限位置を検出できるよう
にしている。
一方、17はコンティニュアスコンベア(以下単に「コ
ンベア」と云う)であり、所要位置に所定の姿勢で位置
決め固定した例えばエンジンブロック等のワーク18を
載せて、ロボット1のワーキングエリア内を矢示E方向
に所定の速度で搬送するようになっている。
そして、このコンベア17によって搬送されるワーク1
8には、作業対象であるボルト19(例えばシリンダヘ
ッドにヘッドカバーを固定するためのボルト)をセット
してあり、このボルト19を締め付ける作業を、ハンド
日にナツトランナ14を取付けたロボツ1へ1に行なわ
せようとするものである。
さらに、20はフロアに立設したステー21の上端部に
固定したボルト通過検知器であり、ロボ−8= ット1が予め定めた図示のような位置で待機している時
に、コンベア17によって搬送されるワーク1日上のボ
ルト1Sが通過した時にそれを検知する。
なお、このボルト通過検知器20としては、例えば反射
型の光電スイッチなどを用いる。
また、このボルト通過検知器20のボルト1日を検知す
る位置とナツトランナ14との位置関係は、ボルト通過
検知器20がボルト1日の通過を検知した時点で、ナツ
トランナ14を下降限まで下降させた時に積度ソケット
14aがボルト1Sを衝え込むような関係にする。
ボルト通過検知器20の代りに、ボルト1日に対応する
コンベア17の所要位置にドッグを設けておき、そのド
ッグによってコンベア17に沿う所要位置の固定部に取
り伺はたリミットスイッチを叩くようにして、このリミ
ットスイッチのオンによってボルト1日の通過を検知す
るようにしても良い。
力センサ22は、例えば第4図に示すように。
円板状の取付板221に小径のストッパ保持筒222を
介して大径のセンサ保持筒223が固設され、センサ保
持筒223に十文字形のセンサ取付板224の各端部を
固着し、そのセンサ取付板224の中心部に検出軸22
5を垂直に慣通させて固着している。
センサ取付板224には4個のセンサ素子(例えば半導
体ストレインケージ等の歪センサ素子)226を貼着し
ており、ストッパ保持筒222には一対のストッパボル
ト227が螺入して、検出軸225の傾斜角を規制して
いる。
この力センサ22は、センサ保持筒223に対して検出
軸225が外力によって傾斜されると、センサ取付板2
24が歪むため、その歪量に応じて各センサ素子226
の抵抗値が変化する。
したがって、この力センサ22の取付板221を第2図
のエアシリンダ13のビス1ヘンの先端に固着し、検出
軸225をナラ1〜ランナ14の基部に固着しておけば
、ナツトランナ14が外力(この例ではコンベア17に
よるワーク1日の移動力)によって移動されてロボット
1の各可動部が追従動作する時に、その可動部が受ける
追従力の大きさに応じて検出軸が傾斜するため、その追
従力の大きさをセンサ素子226の抵抗値変化として検
出することができる。
次に、第1図を参照して第2図に示したロボット1の制
御装置の実施例を説明する。
第1図において、23はマイクロコンピュータ等を用い
た中央処理部であり、ロボット1の全般的な制御を司っ
ている。
すなわち、位置指令レジスタ249位置制御部25、速
度制御部26.及び電流制御部27等によって構成され
た第1アーム5を回動させる周軸を駆動するモータ4用
のサーボ制御部と、このサーボ制御部と全く同様に、位
置指令レジスタ34゜位置制御部35.速度制御部36
.及び電流制御部37等によって構成された原軸3を駆
動するモータ10用のサーボ制御部と、図示を省略した
が、やはりこれらのサーボ制御部と同様に構成された第
2アーム7を回動させる対軸駆動モータ11用のサーボ
制御部及び手首軸駆動モータ用のサーボ制御部をそれぞ
れ制御すると具に、第2図に示したハンドSに取付けた
エアシリンダ13及びナツトランナ14の制御、すなわ
ちエアシリンダ13によるナツトランナ14の昇降制御
及びその内蔵モータによるソケット14aの回転・停止
の制御も行なう。
次に、モータ4用のサーボ制御部において、位置レジス
タ24には、中央処理部23からの第1アーム5の目標
位置指令値が逐次更新されながら書き込まれる。
位置制御部25は、位置指令レジスタ24に書き込まれ
ている第1アーム5の目標位置指令値と、モータ4の出
力軸に取付けられているポテンショメータ30からの位
置フィードバック信号(電圧)をA/D変換器31によ
ってデジタル値に変換した値、すなわち第1アーム5の
現在位置値(第3図の角度Oに相当する)との偏差に基
づく速度指令値Saを出力すると共に、目標位置指令値
と現在位置値とが一致して位置決めが完了する毎にそれ
を中央処理部23に知らせ、中央処理部23はそれによ
って次に目標位置指令値を出力するタイミングを測って
いる。
速度制御部26は、後述する指令値制御回路45を介し
て入力される位置制御部25からの速度指令値Saと、
モータ4の出力軸に取付けられたタコジェネレータ2日
からの速度フィードバック値との偏差に基づく電流指令
値S1を出力する。
電流制御部27は、速度制御部26からの電流指令値S
1を加算回路32を介して入力し、そ−タ4に流れる駆
動電流を検出する電流検出器28からの電流フィードバ
ック値との偏差に基づく駆動電流をモータ4に流す。
したがって、位置指令レジスタ242位置制御    
  、□ 部25.速度制御部2日、及び電流制御部27等からな
るモータ4用のサーボ制御部は、後述する指令値制御回
路45が位置制御部25からの速度指令値とタコジェネ
レータ29からの速度フィードバック値とをそのまま速
度制御部26に出力している限りにおいては、中央処理
部23からの目棚位置指令値に基づいてモータ4を駆動
して、第1アーム5をプレイバック制御(位置決め制御
)することができる。
原軸3を回転駆動するモータ10用のサーボ制御部を構
成する各部64〜42も、上述したモータ4用のサーボ
制御部を構成する各部24〜32と全く同様に機能し、
やはり後述する指令値制御回路45が位置制御部35か
ら出力される速度指令値sbとモータ10の出力軸に取
付けられたタコジェネレータ3Sから出力される速度フ
ィードバック値とをそのまま速度制御部36に出力して
いる限りにおいては、中央処理部23からの目標位置指
令値に基づいてモータ10を駆動して原軸3及びそれと
一体のモータ4の向きをプレイバック制御(位置決め制
御)することができる。
さらに、第2アーム7を駆動するモータ11用及び手首
軸駆動モータ用の各サーボ制御部も、同様に機能して夫
々各モータを駆動し、第2アーム7及びハンド9をプレ
イバック制御することができる。
第2図のエアシリンダ13を制御させるエアシリンダ用
の駆動回路は、公知のシリンダ操作回路からなり、その
電磁式方向切換弁を中央処理部23からの指令で切換え
、エアの供給方向を切換えて昇降させる。ソケット14
.の回転・停止は、中央処理部23からの指令によりナ
ツトランナ14に内蔵するモータへの給電を制御するこ
とにより行なう。
指令値制御回路45は、リレーコイルLLの励磁・非励
磁によって切換わる11個の切換スイッチS W s 
−S W o (モータ11用及び手首軸駆動モータ用
サーボ制御部に介挿する4個の切換スイッチSW 5〜
SWaは図示していない)を有する電磁リレーからなる
この指令値制御回路45の切換スイッチSWt。
SW2の可動接片Cは夫々速度制御部26の入力側に接
続され、各固定接点aは夫々アースに、各固定接点すは
位置制御部25の出力側及びタコジェネレータ29に夫
々接続されている。
また、切換スイッチ5w31 sw4の可動接片Cは夫
々速度制御部36の入力側に接続され、各固定接点aは
アースに、各固定接点すは位置検出部35の出力側及び
タコジェネレータ3日に夫々接続されている。
図示しない切換スイッチSWs 、SWs及びSW? 
+ SWaも、夫々モータ11用のサーボ制御部及び手
首軸駆動モータ用サーボ制御部において、全く同様に接
続されている。
切換スイッチS Ws 、 S W +oは、後述する
重力バランス補償回路50から出力される重力補償指令
値cs、、cs2をそれぞれ加算回路32及びモータ1
1用の図示しないサーボ制御部における同様な加算回路
に入力するラインに介挿されて、開閉スイッチとして用
いられている。
さらに、切換スイッチSW+、は、後述する追従力補償
回路60から出力される追従力補償指令値C83を加算
回路42に入力するラインに介挿されて、開閉スイッチ
として用いられている。
なお、リレーコイルL1の両端に接続したダイオードD
1はフライホイールダイオードである。
=16− この指令値制御回路45は、リレーコイルLlの非励磁
時には、各切換スイッチSW1〜SW、。
の可動接片Cが固定接点す側に夫々切換わっていて、実
際の速度指令値と速度フィードバック値をそのまま通過
させて、各モータ用のサーボ制御部を本来どおり位置決
め動作させるが、リレーコイルL1が励磁されると、各
切換スイッチSW1〜SWoの可動接片Cが図示のよう
に固定接点a側に切換わり、各モータ用のサーボ制御部
における速度制御部2Ei、36.・・・に入力する速
度指令値と速度フィードバック値をいずれも零(アース
値)にして、その偏差に基づく電流指令値SL + S
2 t・・・を実際の速度指令値と速度フィードバック
値の偏差にかかわらず、換言するとモータ4,10等の
動きに関係なくゼロにする。
このように、電流指令値を実際の速度指令値と速度フィ
ードバック値にかかわらずゼロにすると、位置及び速度
フィードバック制御が効かなくなるため、各モータ4,
10.11等はフリーの状態になり、それによって第2
図のロボット1の腰軸3、第17−ム5.第27−ム7
、及びハンド9は外力によって自由に動かせるようにな
る。
しかしながら、この場合各モータの駆動電流を完全にゼ
ロにしてしまうと、第1.第2アーム5゜7及びハンド
9の自重により、各垂直関節軸が回動され、これらの可
動部の姿勢が崩れてしまって作業ができなくなるため、
重力バランス補償回路50を設けており、それによって
重力バランスを保って姿勢が崩れないようにしているが
、その詳細は後述する。
また、水平関節軸である側軸3を駆動するモータ10の
サーボ制御部に対して、この発明の特徴である追従動作
時における追従力補償を行なうための追従力補償回路6
0を設けているが、その詳細も後述する。
なお、指令値制御回路45の各切換スイッチS W +
〜S W + +の可動接片Cが固定接点す側に切り換
わっている時でも、位置決め完了時には速度指令値と速
度フィードバック値の偏差が零になるが、この時には位
置及び速度フィードバック!ll#が効いているため、
側軸3.第1.第2アーム5゜7等に外力が加わってモ
ータ10,4.11等が停止位置から回転されると、直
ちにそれを元に戻そうとする回転力が発生する。
また、この指令値制御回路45においては、電流指令値
S1+82+・・・を零にするように機能している時(
この実施例ではリレーコイルL 、が励磁されている時
)を以て作動状態という。
46は切換回路であり、電源vccの給電回路に介挿し
た切換スイッチ47.48とロボット1のハンド9に取
付けた」二界隈りミツトスイッチ15によって構成され
ている。なお、リミットスイッチ15は常閉型で、ナツ
トランナ14がに界隈に達してドッグ141)によって
叩かれた時にオフになる。
この切換回路46は、図示のように切換スイッチ48の
可動接片iを固定接点g側に切換えておくと、リミット
スイッチ15がオフの時(ナツトランナ14が上昇位置
にある時)に指令値制御回路45のリレーコイルL、を
非励磁にし、リミツトスイツチ15がオンの時はリレー
コイルL1を励磁する。
また、切換スイッチ48の可動接片iを固定接点り側に
切換えておくと、リミットスイッチ15のオン・オフに
かかわらず、切換スイッチ47によって指令値制御回路
45の作動・不作動を切換えることができる。
なお、この実施例においては、リレーコイルL 、の励
磁と指令値制御回路45の作動とが対応しているが、切
換スイッチSW1〜5W11の固定接点aとbの接続を
逆にすれば、リレーコイルL、1の非励磁と指令値制御
器[45の動作とを対応させるようにすることも可能で
ある。
次に、重力バランス補償回路50の詳細例を第5図によ
って説明する。
この重力バランス補償回路50は、CPU (中央処理
装置)51と、プログラムメモリとしてのR,OM及び
データメモリとしてのRAMを含むメモリ52と、1対
ずつのA/D変換器53.54及びD/A変換器55.
56とからなるマイクロコンピュータによって構成され
ている。
そして、この重力バランス補償回路50は、モータ4の
出力軸に取付けられたポテンショメータ3aから出力さ
れる第17−ム5の水平位置からの回動角度θ1 (第
3図参照)に相当する電圧信号をA/D変換器53によ
ってデジタル値に変換してCPU51に読込み、同様に
モータ11の出力軸に取付けられたポテンショメータ4
日から出力される第17−ム5に対する第2アーム7の
回動角度θ2 (第3図参照)に相当する電圧信号をA
/D変換器54によってデジタル値に変換してcptr
51に読込む。
そして、メモリ52に予めロボット1の第1アーム5の
周軸4aから重心までの長さβ1及び全長’2+第27
−ム7の対軸6から重心までの長さβ3及び全長’4r
第1アーム5.第2アーム7、及びハンド9の各重量V
J1.W2 、W3 (第3図参照)、及びsinθ、
 CoSθのテーブルを記憶させておき、垂直関節軸で
ある周軸4a及び対軸6における重力のモーメントM(
A)、M(B)をCP TJ 5 lが下記の演算を行
なって算出し、それに抗し得る軸1ヘルクを発生させる
ための補償指令値cs、、C52をD/A変換器55.
56を介してアナログ信号に変換して出力する。
M(A)”Klcosol +に25in(θ、+02
−90°)M(B)= K 2 sin (θ、 十f
)2−90’ )但し、KH=j? 1 ’JJ1+ 
12 (W2 +W3)     ’に2:R3W2 
+ A’ 4 W3 で与えられる。このRlrに2は定数であるから、これ
を予めメモリ52に格納しておくとよい。
このようにして、重力バランス補償回路50から出力さ
れる補償指令値C8,、cs、、を、力抜き制御時に指
令値制御回路45の切換スイッチSWQ 、SW+oを
介して加算回路32及びモータ11用の図示しないサー
ボ制御部における同様な加算回路に入力させ、速度制御
部25.・・・から出力される電流指令値SI+・・・
がゼロであっても、電流制御部27.・・によって重力
補償用の駆動電流をモータ4及び11に流し、第1.第
2アーム5.7及びハンド9の自重に抗し得る軸トルク
を発生させるので、第1.第27−ム5,7が重力バラ
ンスを保って姿勢を保持することができる。
なお、この実施例では、ハンド9のエアシリンダ13及
びナツトランナ14は、力抜き状態では常に垂直(鉛直
)に保持され、手首軸8に加わるハンドSの自重は常に
鉛直方向に作用するためモーメントは発生しないので、
手首軸単独での重力補償は行なっていない。
また、この重力バランス補償回路50の機能を第1図の
中央処理部23に持たせて、共通のCPUによって時分
割処理させるようにしてもよい。
次に、第1図における追従力補償回路60の具体例を第
6図乃至第9図によって説明する。
第6図に示すこの実施例における追従力補償回路60は
、粘性補償回路61.慣性補償回路62゜及び動摩擦補
償回路63と、これらの各補償回路から出力される補償
指令値のレベルを調整するたメノボリュA V Rlr
 V R21V R3と、力センサ22からの信号によ
って追従力を検出する追従力検出回路64と、起動力補
償回路65.力補償回路6日と及び補償切換回路67と
、起動力補償回路65及び力補償回路66から出力され
る補償指令値のレベルをそれぞれ調整するためのボリュ
ームVR4,VR5と、各ボリュームvRI〜vR5の
出力を加算する加算回路68とによって構成されている
粘性補償回路61は、ロボット1の可動部が変位する時
にその側軸3に発生する粘性抵抗を相殺する軸トルクを
モータ10に発生させるための補償指令値を出力する回
路で、オペアンプOP1と入力抵抗R1,帰還抵抗R2
からなる増幅度が1より小さい増幅器である。
そして、ロボット1の追従動作期間Tの間にタコジェネ
レータ3日によって、側軸3の回動変位の速度に応じて
第8図(イ)に示すように発生される速度フィードバッ
ク値である電圧信号■tgを入力して、粘性補償指令値
として同図(ロ)に示すような入力に比例した電圧信号
Vaを出力する。
慣性補償回路62は、ロボット1の側軸3が回動変位す
る時に、側軸3からハンド9までの質量に応じた慣性力
が作用し、特に回動開始時及び回動停止時にこれに抗す
る慣性力が働くため、それを相殺する軸トルクをモータ
10に発生させるための補償指令値を出力する回路で、
オペアンプOP2と入力抵抗R3,コンデンサC及び帰
還抵抗R4からなる微分器である。
そして、タコジェネレータ3日から第8図(イ)に示す
ような電圧信号Vtgが入力すると、慣性補償指令値と
して同図(ハ)に示すようなパルス状の電圧信号Vb(
加速時には加速方向に、減速時には減速方向にトルクを
発生させる極性となる)を出力する。
動摩擦補償回路63は、ロボツl−1の側軸3が回動変
位する時に、軸受や駆動力伝達機構との間に発生する動
摩擦力を相殺する軸トルクをモータ10に発生させるた
めの補償指令値を出力する回路で、オペアンプOP3と
抵抗R5,R6と比較電圧vrIを発生させるためのボ
リュームV Rbからなるヒステリシスをもった比較器
である。
そして、タコジェネレータ3日から第8図(イ)に示す
ような電圧信号Vtgが入力すると、動摩擦補償指令値
として入力速度が多少増加した時から零になるまで、同
図(ニ)に示すような矩形波の電圧信号VC(追従方向
のトルクを発生させる極性)を出力する。
なお、追従方向すなわち側軸3の回転方向が反対になれ
ば、タフジェネレータ3日によって発生される電圧信号
Vtgの極性が反転するので、これらの各補償回路61
,62.Ei3の出力信号の極性も反転する。
追従力検出回路64は、例えば第7図に示すように、ブ
リッジ回路641と直流アンプ642とローパスフィル
!1643によって構成される。
ブリッジ回路641は、第4図の力センサ22の4個の
センサ素子226のうち、例えば直角に配置された2個
づつのセンサ素子を直列に接続したセンサ素子群226
aと226bを2辺とし、抵抗Ra、Rhを他の2辺と
して、a −b間に電源Eによって電圧を印加されてお
り、c−d間にセンサ素子群226a、226bの抵抗
値変化に応じた電圧を出力する。
直流アンプ642は、オペアンプOP8と入力抵抗Re
、Rd及び帰還ボリュームVRfからなり、ブリッジ回
路641が出力する電圧を直流増幅する。その増幅度は
ボリュームVRfによって調整される。
ローパスフィルタ643は、積分回路を構成する抵抗R
e 、コンデンサCaと、バッファアンプを構成するオ
ペアンプOP9とからなり、直流アンプ642によって
増幅された検出信号のノイズ成分を除去して、第9図(
イ)に示すような追従力に応じた電圧信号Vdを出力す
る。
この信号Vdが第6図の起動補償回路65及び力補償回
路66に入力される。
起動力補償回路65は、オペアンプoP4と入力抵抗R
7及び帰還抵抗R8からなる増幅度の大きい増幅器で、
入力信号Vdが発生すると、直ちに飽和レベルまで増幅
して、第9図(ロ)に示すような矩形波に近い電圧信号
Veを出力する。
しかし、追従動作の開始後、第1図のタコジエネレータ
3日からの電圧信号Vtgがある程度大きくなると、そ
れを入力する補償切換回路67のリレーRyが作動して
、その常閉接点Syを開くため、電圧信号Veがボリュ
ームV R4に印加されなくなり、ボリュームV R、
sに印加される補償指令値としての電圧信号vfは第9
図(ハ)に示すように起動時のみの信号となる。
補償切換回路67は、オペアンプOP6と入力抵抗+1
+帰還抵抗R12及び比較電圧Vr2を発生させるため
のボリュームV Raからなるヒステリシスをもった比
較器と、その出力がハイレベルになった時に作動するリ
レーRyとからなり、V t g>V r 1になった
時にオペアンプOP6の出力がL″からH″になり、そ
の後はVtgが「0」になるまでその状態を保持するよ
うに抵抗RI2によってヒステリシス量を調整する。
なお、追従方向を反転し得る場合には、タコジェネレー
タ3日からの電圧信号V t gが負になる場合がある
ので、この補償切換回路67を入力信号V t gが正
負いずれであってもその絶対値が所28一 定値を越えたら出力を反転するウィンドコンパレータと
リレーRyによって構成するとよい。
力補償回路66は、オペアンプOR5と入力抵抗Rg、
帰還抵抗R1,及びアンバランス力設定器の役目をなす
ボリュームVR7とからなる増幅器で、入力信号Vtg
がある程度増加してからなくなるまで、第S図(ニ)に
示すような入力に比例した電圧信号Vgを補償指令値と
して出力する。
なお、ボリュームV R?によって正又は負の電圧をオ
ペアンプOP5の反転入力端子に印加することによりオ
フセットを与えて、出力信号Vgを過大又は過小にして
、追従力補償をアンバランスすることができる。
これらの各補償回路61,62,63,65゜66の各
出力信号val vb、Vc、Vf+ Vgは、それぞ
れボリュームVR1〜V R5によってレベル調整され
た後、加算回路68によってアナログ的に加算されて追
従補償指令値C83として出力される。
加算回路68は、オペアンプOP7と5個のボリューム
vR1〜vR5からの各信号を入力する5個の入力抵抗
R13〜R17と帰還抵抗R18からなる非反転増幅器
である。
この加算回路68から出力される追従補償指令値(電圧
信号)C83を、第1図の切換スイッチ5WIIを介し
て加算回路42へ入力させることにより、速度制御部3
6から出力される電流指令値S2がゼロであっても、電
流制御部37によってこの追従補償指令値C83に応じ
た駆動電流をモータ10に流し、追従動作時に側軸3に
発生する粘性抵抗力、慣性力、静摩擦力及び動摩擦力等
に対抗する追従力を軽減する軸トルクを発生させ、略無
抵抗で外力に追従して回動できるようにする。
なお、第6図の追従力補償回路60中、この発明で最少
限必要とするのは力補償回路6日である。
ここで、この追従力補償回路60の調整方法について説
明する。
先ず、第1図の切換回路46の切換スイッチ48を接点
り側(図示と反対)に、切換スイッチ47を接点d側(
図示の状態)に切換えて、ロボット1を力抜き状態にし
たうえで、次の手順で調整する。
なお、この時に力補償回路66のボリュームvR7の出
力はrOJにし、ボリュームVR4゜V Rsの出力も
「0」にしておく。
(a)補償したい軸(この実施例では側軸3)を一定の
低速で動かし、第6図のボリュームvR3゜■R6を調
整して、追従力ができるだけ軽くなるように動摩擦補償
を調整する。
(b)側軸3を動かす速度を中速と高速にして、それぞ
れの場合の追従力に差が無くなるようにボリュームVR
Iによって粘性補償を調整する。
(c)側軸3の動き始めと停止時の追従力をできるだけ
小さくするように、ボリュームvR2によって慣性補償
を調整する。
(d)第2図のナツトランナ14を外力によって追従移
動させた時の動き始めの追従力が最も小さくなり、しか
も自分で動き出すことがないように、ボリュームvR4
によって起動力補償を調整する。
3l− (e)ナツトランナ14を外力によって追従動作ささた
時の起動後の略一定速度での追従力が最も小さくなり、
しかも自分で動き出すことがないように、ボリュームv
R5によって力補償を調整する。
(f)ナツトランナ14をボルトISに係合させた時、
追従方向に若干の押付力を発生し、コンベア17(第2
図)の速度変動や振動等によって容易にその係合が外れ
ることがない程度にボリュームvR7によってアンバラ
ンス力の調整を行なう。
次に、このようにして調整し、前述のようにプレイバッ
ク制御と力抜き制御の切換えが可能な第1図の制御装置
を用いて、第2図のロボット1に、コンベア17に載っ
て一定の速度で移動するワーク18のボルト19を締め
付ける作業撃打なわせる場合の動作について、第10図
のフローチャートも参照しながら説明する。
なお、ロボット1に以下に述べる締め付は作業を行なわ
せるために必要なティーチング作業は予めしであるもの
とする。
また、ロボット1のハンド9に取付けられたナツトラン
ナ14は、通常は上昇限位置にあり、リ     ゛ミ
ツトスイッチ15はドッグ14bに叩かれてオフになっ
ている。そして、以下の説明では、第1図の切換回路4
6における切換スイッチ48は接点g側に切換えである
ものとする。
この状態では、切換回路46により指令値制御回路45
のリレーコイルL1への通電を断っているので、各切換
スイッチSW 1〜SWoの可動接片Cは全て固定接点
す側に切換わっており、側軸3、第1.第2アーム5,
7.ハンド9を夫々回動させる各モータ4,10.11
等のプレイバック制御が可能である。
そこで、第10図のステップlで先ずモータ4゜10等
をプレイバック制御して、側軸3.第1゜第2アーム5
,7等を原位置(待避位置であればどこでもよい)へ移
動させる。
次に、ハンドSに取り付けたナツトランナ14のソケッ
ト14aが、コンベア17によって搬送されるワーク1
8上のポル1−ISの移動軌跡上の予め定めた待機位置
である作業ポイントに位置するように、ステップ2で再
びモータ4,10等をプレイバック制御して、第2図に
示すような所定の待機姿勢にする。
この状態で、ボルト通過検知器20がワーク18」二の
ボルト1日の通過を検知するのを待ち、ポル]・通過検
知器20がボルト1日の通過を検知すると、その検知信
号が第1図の中央処理部23に入力し、それによってス
テップ3の判断がYESになり、ステップ4でエアシリ
ンダ13を駆動してナラ1−ランナ14を下降させる。
ナツトランナ14が下降し始めると、」―界隈りミツト
スイッチ15が直ちにオンになるため、切換回路46に
より指令値制御回路45のリレーコイルLlに通電され
、その各切換スイッチSW1〜SWuの可動接片Cが全
て第1図に示すように固定接点a側に切換わるので、各
軸の駆動用モータ4,10.11等は全てフリーになり
、側軸3及び第1.第2アーム5,7等の可動部は外力
を受ければ自由に動く力抜き状態となるが、重力バラン
ス補償回路50からの補償指令値によってモータ4,1
1には自重によるモーメントに抗する軸トルクを発生す
るための駆動電流が流がされるため、バランスが保たれ
て第1.第2アーム5゜7の姿勢が崩れることはない。
そして、ナツトランナ14が下降限まで下降すると、コ
ンベア17によって搬送されてきたワーク18」二のボ
ルト1日をソケット14aが積度衝え込むようになり、
同時に下降限りミツトスイッチ1日がドッグ14bに叩
かれて作動し、その信号によりステップ5の判断がYE
Sになり、ステップ6でナツトランナ14を駆動してソ
ケット14aを回転させ、ボルト1日を締め付ける。
このように、ナツトランナ14のソケット14aがボル
ト19を衝え込んだ状態で締め付は作業を行なっている
間もコンベア17はワーク18を移動させているが、ロ
ボット1の側軸3及び第1゜第2アーム5,7等の各可
動部は外力によって自由に動かせる状態にあるので、ボ
ルト1日を締め付けながらその移動に追従してハンド日
が水平方向に動くことができる。
その際、側軸3に作用する粘性、慣性、及び動摩擦によ
る各抵抗力は、前述の追従力補償回路60からの粘性補
償、損性補償、及び動摩擦補償の各指令値の和に応じて
モータ10に駆動電流が流されるため略相殺されれるが
、それでも補償しきれない静摩擦力やその他の抵抗力に
よって、実際に追従動作が開始されると力センサ22と
追従力検出回路64による追従力検出手段から検出信号
vdが現われ、その大きさに応じて起動力補償とその後
の力補償がなされるため、ナツトランナ14は殆んど無
抵抗で追従移動する。
その際、第6図の力補償回路66のボリュームV R?
によって抵抗力より補償追従力の方が若干大きくなるよ
うなアンバランスの設定をしておけば、ナツトランナ1
4をボルト1日に対して追従方向に若干押付ける力が発
生するため、追従動作中の両者の係合が確実に保たれる
そして、締め付けを開始してからの時間又は締付トルク
を計測することによって、ステップ7でボルト1日の締
め付けを終了したか否かを判定し、締め付けを終了した
らステップ8でナツトランナ14の駆動を停止すると共
に、エアシリンダ13を駆動してナツトランナ14を上
昇させる。
ナツトランナ14が上昇限まで上昇すると、上昇限りミ
ツトスイッチ15がオフになるため、指令値制御回路4
5のレリーコイルLlが非励磁になり、各切換スイッチ
SW1〜SW++は全て接点す側に切換わるので、各軸
の駆動用モータ4゜10.11等は全てプレイバック制
御が可能な状態に戻る。
このプレイバック制御が可能な状態に戻った時点では、
6ボツト1の可動部は待機位置での状態から動いてしま
っているので、各モータ用の位置制御部には、その動い
た分の位置偏差が溜っている。
したがって、プレイバック制御が可能な状態になると、
各可動部は直ちに動く前の作業ポイントに戻り始めるが
、上昇限りミツトスイッチ15がオフになると、ステッ
プ9からステップ1へ戻り、再び最初の原位置へ移動さ
せる処理が行なわれるため、側軸3及び第]、第2アー
ム5,7等の各可動部は作業ポイントに戻りながら結果
的には原位置に復帰し、再び上記の動作を繰り返す。
このようにして、ナツトランナ14がワーク18のボル
ト19を締め付けている間は、ロボット1の各可動部は
力を抜いてワーク18の移動に追従し、それによって従
来非常に煩雑な制御を行なわなければならなかった追従
作業を非常に簡単に実現できる。
しかも、実際の追従動作時に発生する各種の抵抗力に対
応して追従力を軽減する追従力補償も行なっているので
、極めてスムーズに追従作業を行なわせることができる
また、コンベア17を止めて、静止しているワーク18
上のポル1へ19の締め付は作業を行なう場合は、切換
回路46における切換スイッチ48を接点ll側に切換
えると共に、切換スイッチ47を接点C側に切換えて、
ボルト1日の静止位置と前述の作業ポイントとを一致さ
せておけば、第7図のステップ3のボルト通過の判断を
省略することによって、その静止したボルト1日の締め
付は作業を行なうことができる。
さらに、切換スイッチ48を接点り側に切換えてあれば
、切換スイッチ47の方を必要に応じて接点d側に切換
えることによって、何時でも第1゜第2アーム5,7等
を外力によって自由に動がし得る力抜き状態にすること
ができる。
なお、」二記実施例では、実際の速度指令値と速度フィ
ードバック値を共に位置決め制御とは無関係な零値に切
り換えることによって電流指令値を零にするようにした
例について述べたが、この他に両値を共に位置決め制御
とは無関係な互いに等しい所定値に切換えることによっ
ても電流指令値を零にすることができる。あるいは、電
流指令値を直接零値に切換えるようにしてもよい。
また、前述の実施例における重力バランス補償回路50
では、ポテンショメータ30.40からの第3図の角度
01,02に相当するデータに応して、重力補償値を演
算して算出するようにしていたが、予かしめ各角度01
.θ2に応じた各垂直関節軸に対する最適な重力補償値
を第5図のメモリ52にテーブルとして格納しておいて
、入力角度データに応じてCPU5iかそのテーブルか
ら重力補償値を読み出すようにしてもよい。
さらに、追従力補償をその効果が最も大きい腰11i1
111;対してのみ行なうようにしたが、周軸及び対軸
等信の各軸に対しても行なうようにすれば一層完全な補
償が可能になる。
次に、力抜き制御時の安全性を高めるための手段を設け
たこの発明の他の実施例について第11図乃至第13図
によって説明する。
第11図は、ロボット1の第1アーム5を駆動するモー
タ4に対しての安全手段のみを示し7ているが、他のモ
ータ10,11等に対しても、これと同様な安全手段を
設けることが望ましい。また、図示していない部分は第
1図に示した前述の実施例と同じである。
この実施例においては、モータ4の駆動軸(第=40− 1アーム5を回動させる軸)に対して電磁ブレーキ70
&取付けである。
この電磁ブレーキ70は、ブレーキ電源71によって通
電されている時はブレーキ力を作用せず、その通電が断
たれるとブレーキ力を作用させるオフタイプのものであ
り、この制御装置全体への給電が断たれても、可動部の
軸を固定してロボット1の姿勢を保持できるようにして
いる。
この電磁ブレーキ70とブレーキ電源71との接続ライ
ンに、リレーコイルL 2が励磁された時にのみオフに
なる常閉接点SWa、SWbを介挿している。リレーコ
イルL2に並列に接続したダイオ−!” D 2はフラ
イホイールダイオードである。
さらに、電流異常設定器72による設定信号とスイッチ
5WI2を介して電流検出器28からの電流フィードバ
ック信号とを入力して電流異常を検出する電流異常検出
回路73と、速度異常設定器74による設定信号とスイ
ッチSW+aを介してタコジェネレータ2日からの速度
フィードバック信号とを入力して速度異常を検出する速
度異常検出回路75と、位置異常設定器76による設定
信号とスイッチ5W14を介してポテンショメータ30
からの位置フィードバック信号とを入力して位置異常を
検出する位置異常検出回路77とを設けている。
スイッチ5WI2,5W13,5WI4は、第1図のリ
レーコイルr−1の励磁によってスイッチS W 1〜
5W11と連動して切換わるスイッチで、常時は図示の
ように可動接片Cが全てアース側の接点aに切換わって
おり、力抜き制御時に接点す側に切換わって各フィード
バック信号を各異常検出回路73.75.77へ入力さ
せる。
各異常検出回路73,75.77の出力端子は全て、一
端を電源vccに接続したリレーコイルI、2の他端に
接続されており、各出力信号Ea。
Eb、Ecのうちのいずれか1つでも異常検出によるロ
ーレベル゛L″になると、リレーコイルL2を励磁して
その常閉接点SWa、SWbが開くので、電磁ブレーキ
70がブレーキ作動してモータ4の回転軸をロックする
ため、第1アーム5の回動が停止する。
電流異常設定器72及び電流異常検出回路75は、例え
ば第12図に示すように構成する。
すなわち、電流異常設定器72は、正電源子Vとアース
間に両端を接続したボリュームVRaと、負電源−■と
アース間に両端を接続したボリュームVRbからなり、
モータ4に流れる電流Tmの方向に応じた極性でその大
きさに比例した電圧信号として、第11図の電流検出器
28から発生する第13図(イ)に示すような電流フィ
ードバック信号Viの正の正常限界に相当する電圧Va
と負の正常限界に相当する電圧vbを設定して、電流異
常検出回路73へ供給する。
電流異常検出回路73は、抵抗Rg−R,nと比較器と
してのオペアンプOPa、OPhとダイオードDa、D
bからなるウィンドコンパレータと、その出力を反転す
るインバータ■NVによって構成されている。
そして、電流検出器28からの電流フィードバック信号
Viを抵抗Rg + RJを介して、それぞれオペアン
プOPaの非反転入力端子とオペアンプOPbの反転入
力端子に入力し、電流異常設定器72による設定電圧V
a、Vbを、それぞれ抵抗Rh、Riを介してオペアン
プOPaの反転入力端子とオペアンプOPbの非反転入
力端子に入力する。
したがって、vb≦Vi≦Va  であれば、オペアン
プOPa、OPbの出力はいずれもL″であるが、Vi
>Va又はVi<Vb  になると、オペアンプOPa
、OPbのいずれかの出力がH″になり、それをダイオ
ードDa、Dbによって加算したウィンドコンパレータ
の出力EAは、第13図(ロ)に示すようになる。
この出力EAをインバータINVによって反転したこの
電流異常検出回路73の出力信号Eaは第13図(ハ)
に示すようになり、モータ電流がいずれの方向でも異常
に大きくなった時にのみローレベルになって、リレーコ
イルL2を励磁する。
なお、速度異常設定器74と速度異常検出回路75、及
び位置異常設定器76と位置異常検出口路77も、上述
した第12図の電流異常設定器72と電流異常検出回路
73と全く同様に構成すればよい。
このような安全手段を設けることにより、モータ4に流
れる電流値の異常、第1アーム5の回動速度又は回動位
置の異常のいずれが発生しても、モータ4を停止させて
、第17−ム5の回動をその位置で停止させることがで
きる。その時電源の供給を遮断するようにしてもよい。
ロボット1の各可動部を駆動する全てのモータに対して
このような安全装置を設けることが望ましいことは云う
までもない。
ところで、この発明は第2図に示した垂直多関節型ロボ
ットに限らず、水平多関節型ロボットや平行リンクアー
ムを有する垂直多関節型ロボット等各種のロボットに適
用できる。なお、水平多関節型ロボットに適用する場合
には重力バランス補償は不要である。
C発明の効果〕 以上説明してきたように、この発明によれば、速度指令
値とロボットの可動部の速度検出系からの速度フィード
バック値との偏差に基づく指令値に応じて、ロボットの
可能部を駆動するモータの駆動電流に制御するようにし
たロボットの制御装置において、速度指令値と速度フィ
ードバック値との偏差に基づく指令値を実際の速度指令
値と速度フィードバック値に拘らず零にすることにより
ロボットの可動部を外力により自由に動かし得るように
したので、指令値制御手段として接点容量が小さく小型
で安価な電磁リレー等を用いることができ、それによっ
て接点のメンテナンス回数を少なくできるばかりか、接
点の切換時に突入電流がモータに流れることがないため
その防止対策を施さなくて済む。
また、外力による可動部の追従動作時に、その可動部が
受ける実際の追従力を検出して、それを軽減するトルク
を発生するようにその可動部を駆動するモータの駆動電
流を制御する追従力補償を行なうようにしたので、ロボ
ットの追従動作時に、その可動部を殆んど無抵抗で軽く
動かせるためスムーズな追従動作ができ、ハンドに取付
けた工具がワークから外れるようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す制御装置のブロック
構成図、 第2図はこの発明を適用する垂直多関節型ロボットの構
成及びその作業の説明に供するロボットまわりの外観図
、 第3図は同じくそのロボットの垂直関節軸に加わる重力
のモーメントを説明するための模式第4図は第2図にお
ける力センサ22の構造を示す拡大斜視図、 第5図は第1図における重力バランス補償回路50の具
体例を示すブロック回路図、 第6図は第1図における追従力補償回路60の具体例を
示す回路図、 第7図は第6図における追従力検出回路64の構成例を
示す回路図、 第8図及び第9図は追従力補償回路60の作用説明のた
めの各部の信号波形図、 第10図は第1図における中央処理装置23の動作例を
示すフロー図、 第11図は安全手段を設けたこの発明の他の実施例の要
部のみを示すブロック図、 第12図は同じくその電流異常設定器72と電流異常検
出回路73の具体的構成を示す回路図、 第13図は電流異常検出回路73の作用説明のための各
部の信号波形図である。 1 ・垂直多関節型ロボット  3・・眼軸4.10.
11・・DCサーボモータ 5・・・第1アーム  6・・対軸  7 第2アーム
8・・・手首軸    9・・・ハンド13・・エアシ
リンダ   14・・ナツトランナ15.16・・リミ
ットスイッチ 17 ・コンティニュアスコンベア 18・ワーク19
・・・ボルト   20・・・ボルト通過検知器22・
・力センサ     23・・・中央処理部29.39
・ タコジェネレータ 30.40・・・ポテンショメータ 45・・指令値制御回路   46・・・切換回路50
・・重力バランス補償回路 60・・・追従力補償回路  61・・・粘性補償回路
62・・・慣性補償回路   63・・・動摩擦補償回
路64・・・追従力検出回路  65・起動力補償回路
66・・力補償回路    67・補償切換回路68・
・・加算回路     70・・・電磁ブレーキm 第8図 追従期間 第9図 追従期間 第1( D図 第13図 手続補正書(白側 昭和60年9月5日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−84638号 2、発明の名称 ロボットの制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地 (399)日産自動車株式会社 4、代理人 東京都豊島区東池袋1丁目20番地5 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 明細書第11頁第5行の「慣通させ」を「貫通させJと
訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 速度指令値とロボットの可動部の速度検出系からの
    速度フィードバック値との偏差に基づく指令値に応じて
    、前記ロボットの各可動部を駆動するモータの駆動電流
    を制御するようにしたロボットの制御装置において、 前記速度指令値と速度フィードバック値との偏差に基づ
    く指令値を実際の速度指令値と速度フィードバック値に
    拘らず零にする指令値制御回路と、この指令値制御回路
    の作動・不作動を切換える切換回路と、 前記可動部の外力による追従動作時に該可動部が受ける
    追従力を検出する追従力検出手段と、該追従力検出手段
    によって検出される追従力に応じて、該追従力を軽減す
    るトルクを前記可動部を駆動するモータに発生させるた
    めの補償指令値を出力する追従力補償回路とを設け、 前記切換回路によって前記指令値制御回路を作動させて
    前記偏差に基づく指令値を零にした時、前記追従力補償
    回路が出力する補償指令値によって前記モータの駆動電
    流を制御し、前記ロボットの可動部を外力により自由に
    追従動作し得るようにしたことを特徴とするロボットの
    制御装置。 2 追従力補償回路が、追従力検出手段によって検出さ
    れる追従力と完全にはバランスしないトルクを発生させ
    るための補償指令値を出力する回路である特許請求の範
    囲第1項記載のロボットの制御装置。
JP60084638A 1985-04-22 1985-04-22 ロボツトの制御装置 Expired - Lifetime JPH0612490B2 (ja)

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