JPS6123849Y2 - - Google Patents

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JPS6123849Y2
JPS6123849Y2 JP1977146341U JP14634177U JPS6123849Y2 JP S6123849 Y2 JPS6123849 Y2 JP S6123849Y2 JP 1977146341 U JP1977146341 U JP 1977146341U JP 14634177 U JP14634177 U JP 14634177U JP S6123849 Y2 JPS6123849 Y2 JP S6123849Y2
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JP
Japan
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video intermediate
transistors
video
intermediate frequency
transistor
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JP1977146341U
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【考案の詳細な説明】 テレビジヨン受像機での映像検波の方式とし
て、同期検波(スイツチング検波)方式があり、
その一つとして、第1図に示すように、映像中間
周波増巾回路1からの映像中間周波信号が移相回
路2を通じて掛算器からなる同期検波器3に供給
され、また回路1からの映像中間周波信号が搬送
波抽出回路4に供給されて映像中間搬送波が取り
出されて、これが同期検波器3に供給され、同期
検波器3において、映像中間周波信号が映像中間
搬送波で同期検波(スイツチング検波)されるタ
イプのものがある。なお、移相回路2は、同期検
波器3に供給される映像中間周波信号の搬送波の
位相が搬送波抽出回路4より同期検波器3に供給
される搬送波の位相と一致するようにするための
ものである。
このような方式の映像検波回路の具体的構成と
して、第2図に示すようなものが考えられる。
すなわち、映像中間周波増巾回路1及び同期検
波器3がそれぞれ差動型に構成され、映像中間周
波増巾回路1からの互いに逆相の2つの映像中間
周波信号がエミツタホロワの出力用トランジスタ
5及び6を通じて取り出され、これらが、一方で
移相回路2を通じて同期検波器3に供給されると
ともに、他方で搬送波抽出回路4に供給される。
搬送波抽出回路4は、エミツタホロワの第1及
び第2のトランジスタ11及び12のベース間に
映像中間搬送周波数に同調する同調回路7が接続
され、また第3及び第4のトランジスタ13及び
14が差動接続されてリミツタアンプ8が形成さ
れて、第1及び第2のトランジスタ11及び12
のエミツタが第3及び第4のトランジスタ13及
び14のベースにそれぞれ接続され、さらに第3
及び第4のトランジスタ13及び14のコレクタ
がエミツタホロワの第5及び第6のトランジスタ
15及び16のベースにそれぞれ接続されて、構
成され、出力用トランジスタ5及び6のエミツタ
が抵抗9及び10を介して第1及び第2のトラン
ジスタ11及び12のベースにそれぞれ接続さ
れ、第5及び第6のトランジスタ15及び16の
エミツタが同期検波器3に接続される。
従つて、同調回路7によつて互いに逆相の映像
中間搬送波がトランジスタ11及び12のベース
に供給され、これがリミツタアンプ8で振幅制限
され、トランジスタ15及び16を通じて取り出
されて、同期検波器3に供給され、同期検波器3
より検波された映像信号が得られる。
一般に、テレビジヨン信号は残留側波帯として
送信されるため、単側波帯成分が存在するが、上
述の構成によれば、同調回路7の出力信号はエミ
ツタホロワのトランジスタ11及び12を介して
リミツタアンプ8に供給されるから、同調回路7
のQを大きくすることができ、同調回路7で単側
波帯成分を大きく減衰させることができる。従つ
て、リミツタアンプ8への入力信号はほとんど両
側波帯信号とすることができ、映像中間搬送波と
して純度の高いものを得ることができる。
ところで、この場合、映像中間搬送波は、リミ
ツタアンプ8で振幅制限される際、位相の遅れを
生じるが、その遅れの量は、搬送波のレベルによ
り異なり、レベルが小さいところほど大きくな
る。映像中間周波信号は、映像信号の白側で黒側
よりも振幅が小さくなるように変調されているか
ら、リミツタアンプ8に供給される映像中間搬送
波も、白側では黒側よりも、レベルが小さくな
る。このため、リミツタアンプ8より取り出され
る映像中間搬送波の位相の遅れは、白側の方が黒
側よりも大きくなる。そして、このように、同期
検波器3に供給されるスイツチング用搬送波の位
相が相対的に白側では黒側よりも遅れたものとな
るため、検波された映像信号の中の色副搬送波
は、白側では黒側よりも遅れた微分位相特性をも
つたものとなり、色信号の再現性が悪くなつてし
まうという欠点がある。
アンプ8がリミツタ動作をしないような構成の
ときは、このような欠点は生じないが、この場合
には、同期検波器3に供給される映像中間搬送波
のレベルが映像中間周波信号の振幅に追従して変
動するため、同期検波器3での検波能率が変化
し、検波出力中の色副搬送波のレベルが変化し、
いわゆる微分利得特性の劣化を生じる。
この考案は、上述の点にかんがみ、色副搬送波
の微分利得特性の劣化を生じることなく微分位相
特性が改善されるように、すなわち搬送波抽出回
路から同期検波器に供給される映像中間搬送波と
して振幅制限されかつ位相が映像信号レベルにか
かわらず一定とされたものが得られるようにした
ものである。
この考案では、上述のリミツタアンプ8を構成
する第3及び第4のトランジスタ13及び14の
コレクタ間に一対のダイオードが互いに逆極性に
接続される。
第3図はその一例で、ダイオード17及び18
がトランジスタ15及び16のエミツタ間に、す
なわちトランジスタ15及び16のベース・エミ
ツタを介してトランジスタ13及び14のコレク
タ間に互いに逆極性で接続された場合である。
このような構成によれば、一方で、リミツタア
ンプ8においては、上述のように映像中間搬送波
の位相の遅れは白側の方が黒側よりも大きくな
る。しかし、他方で、エミツタホロワのトランジ
スタ15及び16においても、ダイオード17及
び18のリミツタ作用により位相の遅れを生じ、
この場合、映像中間搬送波のレベルが大きいほ
ど、ダイオード17及び18の等価容量が大きく
なり、等価抵抗が小さくなつて、負荷インピーダ
ンスが低下するから、トランジスタ15及び16
における映像中間搬送波の位相の遅れは逆に黒側
の方が白側よりも大きくなる。従つて、リミツタ
アンプ8における白側での相対的な位相の遅れ
と、ダイオード17及び18による黒側での相対
的な位相の遅れによつて、結局、同期検波器3に
供給される映像中間搬送波は白側から黒側までに
わたつて一定位相のものとなる。従つて、検波出
力中の色副搬送波の微分位相特性が改善される。
勿論、この場合、映像中間搬送波はリミツタア
ンプ8で振幅制限され、さらにダイオード17及
び18によつても振幅制限されるから、同期検波
器3に供給される映像中間搬送波のレベルの変動
はなく、従つて、検波出力中の色副搬送波の微分
利得特性も良好なものとなる。
第4図は他の例で、ダイオード17及び18が
直接トランジスタ13及び14のコレクタ間に接
続された場合である。この場合も、第3図の例と
同様の効果があることは明らかであろう。
第5図は更に他の例で、この例は、第4図の例
において、出力用トランジスタ5及び6を通じて
取り出された映像中間周波信号が直接同期検波器
3に供給され、一方、搬送波抽出回路4のリミツ
タアンプ8を構成するトランジスタ13及び14
のコレクタ間にコイル19が接続されて、トラン
ジスタ13及び14のコレクタ浮遊容量及びダイ
オード17及び18の定常容量などとコイル19
のインダクタンスにより映像中間搬送周波数付近
で共振する共振回路が形成され、その共振位相特
性により定常的な位相誤差が補償されるようにさ
れた場合である。なお、コイル19による共振回
路は、位相補正のためのものであつて、色副搬送
波の抑圧の必要はないから(色副搬送波の抑圧は
同調回路7でなされる)、そのQは高いものであ
る必要はない。
第4図の例のように、映像中間周波信号が移相
回路2を通じて同期検波器3に供給されるととも
に、搬送波抽出回路4に上述のようにコイル19
が接続されて、移相回路2とコイル19による共
振回路の両者によつて、同期検波器3に供給され
る映像中間周波信号中の搬送波の位相と搬送波抽
出回路4より得られる映像中間搬送波の位相が一
致するようにされてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の前提となる映像検波の方式
の系統図、第2図はその具体例の接続図、第3図
〜第5図はそれぞれこの考案による映像検波回路
の一例の接続図である。 1は映像中間周波増巾回路、2は移相回路、3
は同期検波器、4は搬送波抽出回路、11〜14
はその第1〜第4のトランジスタ、7はその同調
回路、17及び18はその対のダイオードであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の映像中間周波信号が第1の抵抗を介して
    エミツタホロワ構成の第1のトランジスタのベー
    スに入力され、上記第1の映像中間周波信号と逆
    相の第2の映像中間周波信号が第2の抵抗を介し
    てエミツタホロワ構成の第2のトランジスタのベ
    ースに入力され、上記第1の抵抗と上記第1のト
    ランジスタのベースの接続点と上記第2の抵抗と
    上記第2のトランジスタのベースの接続点間に映
    像中間搬送周波数に同調する同調回路が接続さ
    れ、上記第1及び第2のトランジスタのエミツタ
    がリミツタアンプを構成する差動接続された第3
    及び第4のトランジスタのベースにそれぞれ接続
    され、上記第3及び第4のトランジスタのコレク
    タ間に一対のダイオードが互いに逆極性に接続さ
    れ、上記第3及び第4のトランジスタのコレクタ
    より互いに逆相の映像中間搬送波が取り出されて
    掛算器の一対の入力端子に供給され、上記掛算器
    の他の一対の入力端子に上記第1及び第2の映像
    中間周波信号が供給され、上記掛算器より映像信
    号が得られるようになされた映像検波回路。
JP1977146341U 1977-10-31 1977-10-31 Expired JPS6123849Y2 (ja)

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JP1977146341U JPS6123849Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31

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JP1977146341U JPS6123849Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31

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JPS5472420U JPS5472420U (ja) 1979-05-23
JPS6123849Y2 true JPS6123849Y2 (ja) 1986-07-17

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ID=29126752

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201378A (en) * 1981-06-04 1982-12-09 Toshiba Corp Video synchronization detecting device and phase correcting device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196228A (ja) * 1975-02-20 1976-08-24
JPS5224061A (en) * 1975-08-19 1977-02-23 Sony Corp Amplifier

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