JPS61238413A - 厚板制御圧延材の均一冷却方法 - Google Patents
厚板制御圧延材の均一冷却方法Info
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- JPS61238413A JPS61238413A JP60079190A JP7919085A JPS61238413A JP S61238413 A JPS61238413 A JP S61238413A JP 60079190 A JP60079190 A JP 60079190A JP 7919085 A JP7919085 A JP 7919085A JP S61238413 A JPS61238413 A JP S61238413A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/74—Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0218—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は厚板制御圧延材の均一冷却方法に関するもので
ある。
ある。
（従来の技術）
厚板圧延の制御圧延は古くから行なわれ、強度、靭性を
高めるのに重要な手段となっている。
高めるのに重要な手段となっている。
このような制御圧延では特に圧延温度が重要な管理要因
となっており、厚板の場合粗圧延終了後の制御圧延材に
おいて、特公昭４４−２７１３９号の如く仕上圧延噛込
み温度規制が鋼種毎に決められているのが普通である。
となっており、厚板の場合粗圧延終了後の制御圧延材に
おいて、特公昭４４−２７１３９号の如く仕上圧延噛込
み温度規制が鋼種毎に決められているのが普通である。
通常加熱炉においてほぼ均一に加熱された鋼片を用い粗
圧延を行うものであるが、加熱炉抽出後粗圧延が終了す
るまでに長手方向端部及び巾方向端部からの放熱が大き
く、圧延後の制御圧延材は長さ方向に見た場合、その先
端および後端の温度が最も低く、圧延方法、板厚等によ
り若干の差があるが、これら端部から数１０ｃｍ程度長
さ方向中心に向って大きな温度勾配がついた低温部領域
が生じる。巾方向についても端から２〜１０ｃｍ程度巾
方向中心に向って大きな温度勾配がついた低温部領域が
生じる。
圧延を行うものであるが、加熱炉抽出後粗圧延が終了す
るまでに長手方向端部及び巾方向端部からの放熱が大き
く、圧延後の制御圧延材は長さ方向に見た場合、その先
端および後端の温度が最も低く、圧延方法、板厚等によ
り若干の差があるが、これら端部から数１０ｃｍ程度長
さ方向中心に向って大きな温度勾配がついた低温部領域
が生じる。巾方向についても端から２〜１０ｃｍ程度巾
方向中心に向って大きな温度勾配がついた低温部領域が
生じる。
しかして、粗圧延直後のまだ高温の粗圧延済み制御圧延
材を仕上圧延に供給するに際しては、粗−仕上間の圧延
テーブル上あるいは圧延テーブルと平行に設置されたサ
イドテーブル上で、仕上圧延噛込み規制温度まで放冷を
行うのが常である。
材を仕上圧延に供給するに際しては、粗−仕上間の圧延
テーブル上あるいは圧延テーブルと平行に設置されたサ
イドテーブル上で、仕上圧延噛込み規制温度まで放冷を
行うのが常である。
しかるに放冷による温度待ちを行なう場合、冷却時間が
長くなることによる。圧延Ｔ／Ｈの低下はもとより制御
圧延材の長手方向先後端及び巾方向端部、いわゆる四周
部がますます温度降下が大きくなり、中央部との差が大
きくなりすぎるため、四周部の材質が悪化し切捨てを要
し、歩留が低下するという問題を生じている。
長くなることによる。圧延Ｔ／Ｈの低下はもとより制御
圧延材の長手方向先後端及び巾方向端部、いわゆる四周
部がますます温度降下が大きくなり、中央部との差が大
きくなりすぎるため、四周部の材質が悪化し切捨てを要
し、歩留が低下するという問題を生じている。
このような問題点を解決する手段として、Ｔ／Ｈ低下防
止には水冷等の強制冷却による冷却時間短縮が考えられ
るが、四周過冷却を助長し材質悪化領域を拡大する欠点
がある。一方、特開昭５８−８７２１８号の提案にある
ように、低温部を局部加熱する方法は、材質不良を解消
する上で有効であるが、圧延Ｔ／Ｈの向上は望めないと
いう欠点がある。
止には水冷等の強制冷却による冷却時間短縮が考えられ
るが、四周過冷却を助長し材質悪化領域を拡大する欠点
がある。一方、特開昭５８−８７２１８号の提案にある
ように、低温部を局部加熱する方法は、材質不良を解消
する上で有効であるが、圧延Ｔ／Ｈの向上は望めないと
いう欠点がある。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は厚板制御圧延材の仕上圧延噛込み規制温度まで
放冷することによる、圧延Ｔ／Ｈの低下及び四周部過冷
却を防止することを目的とする。
放冷することによる、圧延Ｔ／Ｈの低下及び四周部過冷
却を防止することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明はこのような目的を有利に達成するためになされ
たもので、その要旨とするところは、板厚１０＋ａｍ以
上の粗圧延済み制御圧延材を、予め定められた温度に冷
却して仕上圧延に供給する方法において、冷却対象制御
圧延材より短い冷却ゾーン長の冷却装置を粗圧延機と仕
上圧延機間に配置し、制御圧延材の加熱炉抽出から粗圧
延完了までの時間から粗移送時の板内温度勾配を求め、
次いで仕上り温度と材質の関係から決定される板肉仕上
り温度許容範囲を満足する板肉仕上噛込み温度許容範囲
を求め、該粗移送時の板内温度勾配と粗移送寸法、冷却
ゾーン長、水量密度及び冷却時間から長手方向先端側と
後端側を冷却装置内に入れる長さを求め、該求めた長さ
分のオシレート操作を行い、長手方向に冷却水の水量密
度差を形成し、同様に巾方向についてはその端部への冷
却水供給巾を求め、冷却水の供給を制御して巾方向に水
量密度差を与え、前記求めた板肉仕上噛込温度許容範囲
を満足する冷却を施すことを特徴とする厚板制御圧延材
の均一冷却方法である。
たもので、その要旨とするところは、板厚１０＋ａｍ以
上の粗圧延済み制御圧延材を、予め定められた温度に冷
却して仕上圧延に供給する方法において、冷却対象制御
圧延材より短い冷却ゾーン長の冷却装置を粗圧延機と仕
上圧延機間に配置し、制御圧延材の加熱炉抽出から粗圧
延完了までの時間から粗移送時の板内温度勾配を求め、
次いで仕上り温度と材質の関係から決定される板肉仕上
り温度許容範囲を満足する板肉仕上噛込み温度許容範囲
を求め、該粗移送時の板内温度勾配と粗移送寸法、冷却
ゾーン長、水量密度及び冷却時間から長手方向先端側と
後端側を冷却装置内に入れる長さを求め、該求めた長さ
分のオシレート操作を行い、長手方向に冷却水の水量密
度差を形成し、同様に巾方向についてはその端部への冷
却水供給巾を求め、冷却水の供給を制御して巾方向に水
量密度差を与え、前記求めた板肉仕上噛込温度許容範囲
を満足する冷却を施すことを特徴とする厚板制御圧延材
の均一冷却方法である。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
先づ、本発明において適用板厚を１０＋ｍ以上としたの
は１０ｍｍ未満の場合は、板厚が薄いため空冷でも仕上
圧延噛込み規制温度への到達が早く、Ｔ／Ｈの低下及び
四周部の過冷却が余り大きくならないのに対し、１０ｍ
＋＋１以上の板厚範囲になると、仕上圧延噛込み規制温
度までの空冷時間が長くなり、Ｔ／Ｈの低下が大きくな
りかつ四周部と中央部との温度差が大きくなるためであ
る。
は１０ｍｍ未満の場合は、板厚が薄いため空冷でも仕上
圧延噛込み規制温度への到達が早く、Ｔ／Ｈの低下及び
四周部の過冷却が余り大きくならないのに対し、１０ｍ
＋＋１以上の板厚範囲になると、仕上圧延噛込み規制温
度までの空冷時間が長くなり、Ｔ／Ｈの低下が大きくな
りかつ四周部と中央部との温度差が大きくなるためであ
る。
しかして、本発明の実施に際しては、粗圧延機と仕上圧
延機間に、冷却対象鋼板の最小長さより短い冷却長を選
択できる装置を配置する必要があり、冷却装置としては
気水冷却、スプレー冷却等いずれの冷却形式のものであ
っても良い。
延機間に、冷却対象鋼板の最小長さより短い冷却長を選
択できる装置を配置する必要があり、冷却装置としては
気水冷却、スプレー冷却等いずれの冷却形式のものであ
っても良い。
本発明の冷却方法はこのような冷却装置を用い、粗圧延
後の板内温度勾配を有する制御圧延材を、仕上圧延噛込
み規制温度まで冷却するに当り、Ｔ／Ｈ低下なくかつ板
内温度勾配を軽減するものであり、冷却に際しては制御
圧延材の加熱炉抽出から粗圧延完了までの時間より粗移
送時の板内温度勾配を求め、次いで仕上り温度と材質の
関係から決定される板肉仕上り温度許容範囲を満足する
板肉仕上噛込温度許容範囲を求め、これをもとに該板内
温度勾配と粗移送寸法、冷却ゾーン長。
後の板内温度勾配を有する制御圧延材を、仕上圧延噛込
み規制温度まで冷却するに当り、Ｔ／Ｈ低下なくかつ板
内温度勾配を軽減するものであり、冷却に際しては制御
圧延材の加熱炉抽出から粗圧延完了までの時間より粗移
送時の板内温度勾配を求め、次いで仕上り温度と材質の
関係から決定される板肉仕上り温度許容範囲を満足する
板肉仕上噛込温度許容範囲を求め、これをもとに該板内
温度勾配と粗移送寸法、冷却ゾーン長。
水量密度及び冷却時間から、温度低下の大きい長手方向
先端側と後端側について冷却装置内に入れる長さを求め
、前記で求めた長さ分のオシレート操作を第１図（イ）
の如く行い、先後端について長さしだけ冷却装置に装入
し、よって第１図（０）に示すように長手方向に水量密
度差を形成し、冷却後の温度勾配を第１図（０１に示す
如く先後端部の過冷却を防止しながら、あらかじめ求め
た板肉仕上噛込温度許容範囲まで冷却するものである。
先端側と後端側について冷却装置内に入れる長さを求め
、前記で求めた長さ分のオシレート操作を第１図（イ）
の如く行い、先後端について長さしだけ冷却装置に装入
し、よって第１図（０）に示すように長手方向に水量密
度差を形成し、冷却後の温度勾配を第１図（０１に示す
如く先後端部の過冷却を防止しながら、あらかじめ求め
た板肉仕上噛込温度許容範囲まで冷却するものである。
尚１図におい５てΔＴｋは板肉温度差を示す。
しかして、巾方向についても、上記長手方向冷却時に求
めた粗移送時の板内温度勾配と仕上り温度と材質の関係
から決定される板肉仕上り温度許容範囲を満足する板肉
仕上噛込温度許容範囲を求め、これをもとに板内温度勾
配と粗移送寸法、冷却ゾーン長、水量密度及び冷却時間
から温度低下の大きい巾方向端部について冷却水を供給
する供給量を求め、該求めた供給量に応じて第３図に示
す如く端部への冷却水の直接供給を制限する遮蔽具１３
．１４を所定位置に設定し、巾方向に水量密度差を与え
、これによって巾方向についても板肉仕上噛込温度範囲
を満足する冷却を施す、これによって四周の過冷却を防
止しながら、粗圧延後の制御圧延材を板肉仕上圧延噛込
温度範囲に速やかに到達させるものである。
めた粗移送時の板内温度勾配と仕上り温度と材質の関係
から決定される板肉仕上り温度許容範囲を満足する板肉
仕上噛込温度許容範囲を求め、これをもとに板内温度勾
配と粗移送寸法、冷却ゾーン長、水量密度及び冷却時間
から温度低下の大きい巾方向端部について冷却水を供給
する供給量を求め、該求めた供給量に応じて第３図に示
す如く端部への冷却水の直接供給を制限する遮蔽具１３
．１４を所定位置に設定し、巾方向に水量密度差を与え
、これによって巾方向についても板肉仕上噛込温度範囲
を満足する冷却を施す、これによって四周の過冷却を防
止しながら、粗圧延後の制御圧延材を板肉仕上圧延噛込
温度範囲に速やかに到達させるものである。
次に本発明を実施するに好適な装置例を挙げ、長手方向
及び巾方向マスキングの仕方を説明する。第２図及び第
３図は均一冷却装置２を示す側面図及び正面図で、図中
３は粗圧延済み制御圧延材１表面に冷媒を供給する上部
ノズルヘッダー、４は制御圧延材１の裏面に冷媒を供給
する下部ノズルヘッダーで、冷媒の供給は水、空気混合
のミスト、あるいはスプレ一方式が利用できる。
及び巾方向マスキングの仕方を説明する。第２図及び第
３図は均一冷却装置２を示す側面図及び正面図で、図中
３は粗圧延済み制御圧延材１表面に冷媒を供給する上部
ノズルヘッダー、４は制御圧延材１の裏面に冷媒を供給
する下部ノズルヘッダーで、冷媒の供給は水、空気混合
のミスト、あるいはスプレ一方式が利用できる。
５及び６は均一冷却装置の入側及び出側に配置した制御
圧延材の長手方向先後端部のマスキング用ヘッダーで昇
降装置（図示省略）によって昇降でき、近接している上
部ノズルヘッダー３からの冷媒が、拡がってマスキング
すべき領域に噴射されるのを防止する。７及び８は夫々
マスキングヘッダー５及び６の外側に配置された水切用
エアブロ−装置で、制御圧延材１の上面に冷却ゾーン側
に指向させて所定圧力のエアーを噴射し、上部ノズルヘ
ッダー３から供給された冷媒が水流となってマスキング
すべき先後端部に侵入し端部が過冷却となるのを防止す
る。
圧延材の長手方向先後端部のマスキング用ヘッダーで昇
降装置（図示省略）によって昇降でき、近接している上
部ノズルヘッダー３からの冷媒が、拡がってマスキング
すべき領域に噴射されるのを防止する。７及び８は夫々
マスキングヘッダー５及び６の外側に配置された水切用
エアブロ−装置で、制御圧延材１の上面に冷却ゾーン側
に指向させて所定圧力のエアーを噴射し、上部ノズルヘ
ッダー３から供給された冷媒が水流となってマスキング
すべき先後端部に侵入し端部が過冷却となるのを防止す
る。
９及び１０は均一冷却装置２の入側及び出側に配置した
鋼板検出器で、制御圧延材１の先端及び後端の通過を検
出する。１１及び１２は夫々上部及び下部ノズルヘッダ
ー３，４に設けられているノズルで、一定の拡がりをも
って冷媒を噴射する。 １３及び１４はそれぞれ上部及
び下部ノズルヘッダー３゜４からの巾方向端部へ冷媒が
直接衝突するのを防止するための遮蔽板である。
鋼板検出器で、制御圧延材１の先端及び後端の通過を検
出する。１１及び１２は夫々上部及び下部ノズルヘッダ
ー３，４に設けられているノズルで、一定の拡がりをも
って冷媒を噴射する。 １３及び１４はそれぞれ上部及
び下部ノズルヘッダー３゜４からの巾方向端部へ冷媒が
直接衝突するのを防止するための遮蔽板である。
しかして、以上の如く構成した均一冷却装置を、粗圧延
機と仕上圧延機間のラインテーブルに設置するものであ
るが、上部下部ノズルヘッダーからの冷媒供給量を任意
に調節できる装置とすれば一層好都合である。
機と仕上圧延機間のラインテーブルに設置するものであ
るが、上部下部ノズルヘッダーからの冷媒供給量を任意
に調節できる装置とすれば一層好都合である。
このような均一冷却装置を用いて冷却する態様を説明す
る。粗圧延を終了した粗圧延済み’８制御圧延材を、テ
ーブルローラー１５によって本装置内に移送後（先端、
後端は装置外に出ている）、先後端のマスキング用ヘッ
ダー５，６を制御圧延材表面から５０〜２００ｍｍの位
置まで降下させ、水切用エアグロー装＠７ 、８により
圧力エアーを制御圧延材上に噴射させ、上部ノズルヘッ
ダー３から供給された冷却水が水流となってマスキング
すべき先後端部に侵入するのを防止する。
る。粗圧延を終了した粗圧延済み’８制御圧延材を、テ
ーブルローラー１５によって本装置内に移送後（先端、
後端は装置外に出ている）、先後端のマスキング用ヘッ
ダー５，６を制御圧延材表面から５０〜２００ｍｍの位
置まで降下させ、水切用エアグロー装＠７ 、８により
圧力エアーを制御圧延材上に噴射させ、上部ノズルヘッ
ダー３から供給された冷却水が水流となってマスキング
すべき先後端部に侵入するのを防止する。
更に、巾方向端部マスキング用遮蔽板１３．１４を予じ
め求めた冷却水供給量に従って所定の位置に設定する。
め求めた冷却水供給量に従って所定の位置に設定する。
この状態でテーブルローラー１５を正転、逆転させてテ
ーブルオシレートを行いながら冷却するものであるが、
正転、逆転のタイミングは、予じめ求めた先端、後端側
を冷却装置内に入れる長さによって決定され、均一冷却
装置の入側、出側に配置された鋼板検出器９，１ｏがオ
フしてから一定時間に設定されたタイマーにより、テー
ブルローラーの正転、逆転を行い、長手方向先後端部の
所定の長さ分を冷却装置内へ導入して冷却する。
ーブルオシレートを行いながら冷却するものであるが、
正転、逆転のタイミングは、予じめ求めた先端、後端側
を冷却装置内に入れる長さによって決定され、均一冷却
装置の入側、出側に配置された鋼板検出器９，１ｏがオ
フしてから一定時間に設定されたタイマーにより、テー
ブルローラーの正転、逆転を行い、長手方向先後端部の
所定の長さ分を冷却装置内へ導入して冷却する。
しかして、長手方向水量密度分布がコントロールされる
とともに、巾方向についても同時に遮蔽板１３．１４に
よって巾方向水量密度分布がコントロールされて、決定
された冷却時間水冷する事辷より、粗圧延後の制御圧延
材を仕上圧延噛込み規制温度に速やかに到達させるとと
もに、四周部の過冷却が有効適切に防止できるものであ
る。
とともに、巾方向についても同時に遮蔽板１３．１４に
よって巾方向水量密度分布がコントロールされて、決定
された冷却時間水冷する事辷より、粗圧延後の制御圧延
材を仕上圧延噛込み規制温度に速やかに到達させるとと
もに、四周部の過冷却が有効適切に防止できるものであ
る。
（実施例）
引張強度１３０Ｋｇ／ｍ＋’級の制御圧延材を対象とし
、粗圧延と仕上圧延間に配置した第１図及び第２図に示
す均一冷却装置を用いて表１の内容で冷却した。尚、粗
圧延完了時の寸法は成品厚３２ｍｍのものは巾３０００
＋ａｍＸ長５０００＋ｓｍである。又、成品厚ＦＪＯｍ
ｍのものは巾３００ｈｍＸ長５０００ｍｍである。冷却
装置長さしかして表１に示すように、本発明によるもの
は圧延ピッチがそれぞれ４．５分、８分短縮でき、それ
だけ圧延Ｔ／Ｈの向上を図ることが可能である。一方制
御圧延後の長手方向及び巾方向材質結果を第４図及び第
５図に示すが、長手方向については空冷材の場合トップ
、ボトムの引張強さの飛び上りが３〜４ Ｋｇ／ｍｓｇ
″あるのに対し、本発明によるものは１〜１．３ Ｋｇ
／曹♂に減少していることが分る。巾方向についても空
冷材の場合、エツジ部の飛び上りが２〜２．５ Ｋｇ／
ｍ♂もあるのに対し、本発明によるものは１−１．５
Ｋｇ／ｍ♂に減少しており、板肉材質均−化を著しく向
上でき材質不合格による歩留低下を皆無にすることがで
きた。
、粗圧延と仕上圧延間に配置した第１図及び第２図に示
す均一冷却装置を用いて表１の内容で冷却した。尚、粗
圧延完了時の寸法は成品厚３２ｍｍのものは巾３０００
＋ａｍＸ長５０００＋ｓｍである。又、成品厚ＦＪＯｍ
ｍのものは巾３００ｈｍＸ長５０００ｍｍである。冷却
装置長さしかして表１に示すように、本発明によるもの
は圧延ピッチがそれぞれ４．５分、８分短縮でき、それ
だけ圧延Ｔ／Ｈの向上を図ることが可能である。一方制
御圧延後の長手方向及び巾方向材質結果を第４図及び第
５図に示すが、長手方向については空冷材の場合トップ
、ボトムの引張強さの飛び上りが３〜４ Ｋｇ／ｍｓｇ
″あるのに対し、本発明によるものは１〜１．３ Ｋｇ
／曹♂に減少していることが分る。巾方向についても空
冷材の場合、エツジ部の飛び上りが２〜２．５ Ｋｇ／
ｍ♂もあるのに対し、本発明によるものは１−１．５
Ｋｇ／ｍ♂に減少しており、板肉材質均−化を著しく向
上でき材質不合格による歩留低下を皆無にすることがで
きた。
（発明の効果）
以上詳細に述べた如く本発明によれば厚板の制御圧延に
おいて、従来難点とされていた空冷待期によるＴ／Ｈの
低下が大幅に緩和されるとともに、四周過冷却を適切に
防止しつつ仕上圧延噛込み規制温度まで速やかに冷却す
るので、板肉の温度が均一化でき、その結果、制御圧延
後の四周部材質不合が解消でき著しく歩留を高めること
を可能とする効果を奏する。
おいて、従来難点とされていた空冷待期によるＴ／Ｈの
低下が大幅に緩和されるとともに、四周過冷却を適切に
防止しつつ仕上圧延噛込み規制温度まで速やかに冷却す
るので、板肉の温度が均一化でき、その結果、制御圧延
後の四周部材質不合が解消でき著しく歩留を高めること
を可能とする効果を奏する。
第１図（イ）は本発明による長手方向に冷却水の水量密
度差を形成するオシレート操作を示す説明図、第１図（
０）は本発明による水量密度分布と冷却後温度勾配を示
す、第２図及び第３図は本発明を実施するに好適な均一
冷却装置を示す側面図及び正面図でありかつ長手方向先
後端及び巾方向端部のマスキング冷却を説明する説明図
である。第４図及び第５図は本発明実施例と比較例につ
いてそれぞれ長手方向、巾方向の引張強さの変化を示す
説明図である。 １・・・制御圧延材、２・・・冷却装置、３．４・・・
ノズルヘ−／ グー、 ５ 、６・・・マスキンク用ヘ
ツター、７．８・・・水切用エアブロ−装置、９，１０
・・・鋼板検出器、１１．１２・・・ノズル、 １３．
１４・・・遮蔽板、 １５・・・テーブルローラー。
度差を形成するオシレート操作を示す説明図、第１図（
０）は本発明による水量密度分布と冷却後温度勾配を示
す、第２図及び第３図は本発明を実施するに好適な均一
冷却装置を示す側面図及び正面図でありかつ長手方向先
後端及び巾方向端部のマスキング冷却を説明する説明図
である。第４図及び第５図は本発明実施例と比較例につ
いてそれぞれ長手方向、巾方向の引張強さの変化を示す
説明図である。 １・・・制御圧延材、２・・・冷却装置、３．４・・・
ノズルヘ−／ グー、 ５ 、６・・・マスキンク用ヘ
ツター、７．８・・・水切用エアブロ−装置、９，１０
・・・鋼板検出器、１１．１２・・・ノズル、 １３．
１４・・・遮蔽板、 １５・・・テーブルローラー。
Claims (1)
- 板厚１０ｍｍ以上の粗圧延済み制御圧延材を、予め定め
られた温度に冷却して仕上圧延に供給する方法において
、冷却対象制御圧延材より短い冷却ゾーン長の冷却装置
を粗圧延機と仕上圧延機間に配置し、制御圧延材の加熱
炉抽出から粗圧延完了までの時間から粗移送時の板内温
度分布を求め、次いで仕上り温度と材質の関係から決定
される板内仕上り温度許容範囲を満足する板内仕上噛込
み温度許容範囲を求め、該粗移送時の板内温度勾配と粗
移送寸法、冷却ゾーン長、水量密度及び冷却時間から長
手方向先端側と後端側を冷却装置内に入れる長さを求め
、該求めた長さ分のオシレート操作を行い、長手方向に
冷却水の水量密度差を形成し、同様に巾方向については
その端部への冷却水供給巾を求め冷却水の供給を制御し
て巾方向に水量密度差を与え前記求めた板内仕上噛込温
度許容範囲を満足する冷却を施すことを特徴とする厚板
制御圧延材の均一冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60079190A JPS61238413A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 厚板制御圧延材の均一冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60079190A JPS61238413A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 厚板制御圧延材の均一冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61238413A true JPS61238413A (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=13683054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60079190A Pending JPS61238413A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 厚板制御圧延材の均一冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61238413A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067847A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Nippon Steel Corp | 厚鋼板の矯正方法 |
| JP2008246579A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-10-16 | Jfe Steel Kk | 厚鋼板の製造方法および製造設備 |
| CN107309280A (zh) * | 2015-07-20 | 2017-11-03 | 东北大学 | 多腔体流量可控喷淋集管 |
| JP2021133400A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼板の冷却方法及び装置並びに鋼板の製造方法 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP60079190A patent/JPS61238413A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067847A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Nippon Steel Corp | 厚鋼板の矯正方法 |
| JP2008246579A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-10-16 | Jfe Steel Kk | 厚鋼板の製造方法および製造設備 |
| CN107309280A (zh) * | 2015-07-20 | 2017-11-03 | 东北大学 | 多腔体流量可控喷淋集管 |
| JP2021133400A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼板の冷却方法及び装置並びに鋼板の製造方法 |
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