JPS6123799A - ニオブ中空体の電解研摩方法 - Google Patents

ニオブ中空体の電解研摩方法

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JPS6123799A
JPS6123799A JP14261584A JP14261584A JPS6123799A JP S6123799 A JPS6123799 A JP S6123799A JP 14261584 A JP14261584 A JP 14261584A JP 14261584 A JP14261584 A JP 14261584A JP S6123799 A JPS6123799 A JP S6123799A
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JP
Japan
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hollow body
electrolyte
niobium
cathode
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP14261584A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Tajiri
桂介 田尻
Masaaki Jinno
昌明 神野
Hirotoshi Nomura
野村 広敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOMURA TOKIN KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
NOMURA TOKIN KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ニオブ中空体の電解研摩方法に関するO 〔従来の技術〕 従来、HF (7ツ化水素)、H2S04(硫酸)、H
8O,F (フルオロ硫酸)及びH2O(水)からなる
電解液を使用した電解研摩によって、両端(あるいは一
端)に開口を有するニオブ中空体の内面を平滑で光沢に
仕上げる方法としては、次の方法が知られている(***
シーメンス特許:特公昭55−39640 )。即ち、
まず、ニオブ中空体をその開口を通る軸を中心として回
転できるようにする。つづいて、これを部分的に電解液
中に浸漬し、液面上側の中空体内部空間が、開口を介し
て外気に通じている状態で、中空体の回転によってその
内面の各部分が順次電解液中に浸漬されるようにする。
次いで、開口を介して中空体内に陰極を挿入し、電解液
中でニオブ中空体に対置させる。そして、電圧の印加と
遮断を繰シ返す断続通電によって振動電流を発生させな
がら定電圧で電解し、かつ電圧の印加中はニオブ中空体
を停止させ、電圧遮断後、再印加する前に回転軸を中心
に回転させることによって、中空体の内面の各部分を均
等に研摩する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記方法には下記に示す欠点があった。
(1)断続通電の各サイクル後にニオブ中空体を少しず
つ回転させるにもかかわらず、わずかながらニオブ中空
体の内面に段差を生じる。
(2)ニオブ中空体外部の液面からのHFの蒸発によっ
て、電解液の劣化が促進される。
(3)電解研摩方法のニオブ中空体の取シ外しの際、研
摩液槽から取扱い上危険な電解液を扱み出す必要があシ
、作業性が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ニオブ中空
体の内面のみを平滑でかつ能率よく研摩し得るとともに
、7.化水素の蒸発による損失を軽減し得るニオブ中空
体の電解研摩方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、開口部を有するニオブ中空体と、この中空体
の開口部に設けられ、中空体内の電解液の液位を一定に
保つ排液孔及び外気と接するための排気孔を夫々有した
蓋と、前記中空体に電解液を供給する密閉式の貯液槽と
を具備し、電解液を中空体内に連続的に供給するととも
に、中空体を一定速度で連続的に回転しながら定電流密
度で連続通電して電解を行なって中空体を研摩すること
を%徴とするもので、これによシ上記目的を達成するこ
とを図った・ 〔作 用〕 本発明によれば、ニオブ中空体の周辺部の構造を改善す
るとともに、定電流密度、連続通電方式の採用等により
以下の効果を得るものである。
(1)通電しながら中空体を一定速度で回転させるため
、中空体の内面のみを段差を生ずることなく良好に研摩
できる。
(2)連続通電のため、作業時間を短縮できる。
(3)電解液が外気と触れる部分を少なくすることによ
シ、フッ化水木()(F)の蒸発を少なくできる。従っ
て、作業場の5による汚染の防止や電解液の劣化速度の
低下が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
図中の1は、両端が開口された例えばL=320謂s 
Hxx160my Hs=500籠のニオブ中空体(第
2図図示)。この中空体1の両端は、回転7ランー)2
m、2bに結合されている。この回転フランジ2m 、
2bは、夫々絶縁体で構成されたすベシ軸受Ja 、3
bを介して、架台4a、4bで支持されている。同回転
7ランジ摺動用Oリング6h、6bを介して中空体1と
回転7ランジ2m、2bが回転できるようになっている
。前記固定7ランジ5m、5bは、中空体lに対置させ
た中空のアルミニウム(At )製陰極7を保持してい
るとともに、排気孔8畠。
8bを有し、かつ一方の固定7ランー′)5bに後記電
解液のオーバー70一孔9、排液孔10を有している。
なお、図中の11th、llbは、前記排気孔8魯、l
jbに夫々取り付けられたガス抜きホースを示し、12
は固定7ランゾ5b。
回転フランジ2bを通って中空体1に設けられた温度セ
ンサーを示す。同固定フランジ5a。
6bにはまた、夫々0リング13&、13bが装着され
ており、電解液をシールしている。
前記人を製陰極7は、中空体1の赤道部15との距離を
近づけるために、中央部にふくらみを持たせであると共
に、中空体1の回転軸中心よりも下方にずらしである。
同At製陰極7の中心部には液吹出孔16が設けられて
いる。同At製陰極7の一端は、流量調整弁17、送液
ポンプ18を介在し7た送液管19を介して密閉式の貯
液槽20に接続されている。この貯液槽20には電解液
2ノが収容されている。この電解液21中には、温度セ
ンf−22、冷却器23がセットされている。前記固定
7ランジ5bのオーバーフロ一孔9及び排液孔10は、
夫々排液管24.26によって貯液gooに接続されて
いる。一方の排液管25には仕切弁26が設けられてい
る。
前記架台4a上にはモータ27が取付けられておシ、モ
ータ27の端の歯車28が一方の回転7ランジ21に取
付けられた歯車とかみ合わせである。また、他方の回転
7ランジ2bはカー&ンプラシ29と接しておシ、該カ
ーゲンゾラシ29は積算電流計30を介して電源3ノの
プラス側とコード32で接続されている。一方、電源3
0のマイナス側はコード33によりてht#電極7に接
続されている。なお、図中の34は電圧計を示す。
次に、作用について説明する。
まず、貯液槽2σ内の電解液2ノは送液ポンプ18によ
シ吐出される。送液ポンf1gから吐出された電解液2
ノは、流量調整弁17によって送液量を調整された後、
Al製陰極7に導びかれ、Al製陰極7の液吹出孔16
からニオブ中空体1の内部に供給される。送液l776
18から吐出された電解液21のうち余分なものは、流
量調整弁17によって貯液槽2Qに戻される。
ニオブ中空体1の内部に供給された電解液21は、ニオ
ブ中空体1の内部を満たしていき、固定フランジ5bの
オーバーフロ一孔9に達したところでオーバーフローし
、貯液槽20に戻る。こうして、ニオブ中空体1の内部
は、常に液面35を保ちながら必要量の電解液2ノが入
れ替る。
こうして、固定7ランジ5bのオーバーフロ一孔9から
電解液21がオーバーフローし始めたら、モータ27を
始動して二オシ中空体1および回転7ランジ2h、2b
を一定速度で回転させながら、電源31をONにして電
圧を印加し、研摩を開始する。電圧の印加によっで、電
解液21に漬かっているニオブ中空体1内面から、At
製陰極7に向かって電解電流が流れる。積算電流計30
および電圧計34によって、電流密度および電圧をモニ
ターし、電流密度を常に一定の範囲内に維持する。
ho111!険極7からは水素ガスが発生するが、この
ガスは、固定7ランゾ5h、5bに夫々取付けられた排
気孔IJ*、8bから、ガス抜きホースi1m、ilb
を経て外部に排出される。また、電解電流が流れると多
量の発熱を伴うが、送液ポンプ18から送られてくる電
解液21の循環によシ、一定の温度に制御される。その
ためには、温度センサー22によシ貯液槽20内部を、
かつ温度センサー12によυニオブ中空体1内部の電解
液温をモニターし、冷却器23によって貯液槽20内部
の液温を低目にセットした。また、ニオブ中空体1内部
の電解液21は電解反応によって劣化するが、常に液が
入れ替るので、長期間良好な液組成が保たれる。
積算電流値が所定の研摩量に対応する値に達したら、電
源31をOFFにした後、ニオブ中空体1および回転7
2ンゾ2h、2bの回転を停止する。そして、仕切弁3
1を開き、排液孔1σおよび排液管25によって、電解
液21を貯液槽20に戻す。
しかるに、本実施例では、第2図の中空体1を下記の第
1表の条件で電解研摩した。
第   1   表 その結果、次に示す効果を得ることができる。
(1)研摩品質は下記の第2表に示す過少である。
第   2   表 (2)連続通電によシ、研摩時間を従来法の半分に短縮
できた。具体的には、120μm研摩する場合、従来法
で約6時間かかるのに対し、本発明によれば約3時間で
あった。
(3)貯液槽20が密閉性であるとともに、中空体1内
も極力外気に触れないようになっているため、電解液2
1が外気と触れる部分が少なく、フ、化水素酸(HF)
による作業場の汚染が全くなくなった(臭いなし)。
(4)  HFの蒸発ロスが約1/4に低減できた。具
体的には、120μm研摩する場合、従来法では12〜
14 ce/ノのロスがあったのに対し、本発明の場合
3.1 ce/Jであった。但し、HF濃度は46チフ
、化水素酸換算とする。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明によれば、ニオブ中空体の内面
のみを平滑でかつ能率よく研摩し得るとともに、フ、化
水素の蒸発による損失を軽減し得、超伝導加速空洞環に
適用可能なニオブ中空体の電解研摩方法を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るニオブ中空体の電解研
摩方法の説明図、第2図はニオブ中空体の断面図である
。 1・・・ニオブ中空体、2m、2b・・・回転7ランジ
1.?a、Jb・・・すべ夛軸受、4m、4b・・・架
台、5&、5b・・・固定7ランジ、6*、6b・・・
摺動用Oリング、7・・・アルミニウム製陰極、8m、
8b・・・排気孔、9・・・オーバーフロ一孔、10・
・・排液孔、11&、Ilb・・・ガス抜きホース、X
i! 、22・・・温度センサー、13 !L 、 1
3b・・・0リング、15・・・赤道部、16・・・液
状出孔、17・・・流量調整弁、18・・・送液ポンダ
、19・・・送液管、20・・・貯液槽、21・・・電
解液、23・・・冷却器、24s xs・・・排液管、
26・・・仕切弁、27・・・モータ、28・・・歯車
、29・・・カーデンブラシ、30・・・積算電流計、
31・・・電源、32゜33・・・コード、34・・・
電圧計、35・・・液面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 開口部を有するニオブ中空体と、この中空体の開口部に
    設けられ、中空体内の電解液の液位を一定に保つ排液孔
    及び外気と接するための排気孔を夫々有した蓋と、前記
    中空体に電解液を供給する密閉式の貯液槽とを具備し、
    電解液を中空体内に連続的に供給するとともに、中空体
    を一定速度で連続的に回転しながら定電流密度で連続通
    電して電解を行なって中空体を研摩することを特徴とす
    るニオブ中空体の電解研摩方法。
JP14261584A 1984-07-10 1984-07-10 ニオブ中空体の電解研摩方法 Pending JPS6123799A (ja)

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