JPS61237582A

JPS61237582A - 熱転写型ビデオプリンタ

Info

Publication number: JPS61237582A
Application number: JP60078790A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Maejima; 前島　宣行
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1985-04-13
Filing date: 1985-04-13
Publication date: 1986-10-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「音＠トの牙１１困分野１〔発明の概要〕本発明は、サーマルヘッド、プラテン、インクリボン等
を有する熱転写型ビデオプリンタにおいて、上記インク
リボンの巻き取υ駆動系に直流モータを用い、プリント
時に上記プラテンの駆動制御信号に対し一定時間遅延し
た所定の時間幅のノくルス電圧で上記直流モータを駆動
することにより、上記インクリボンの駆動系がプリント
画像に与える影響を低減するものである。

〔従来の技術〕

近年、Ｖ　Ｔ　Ｒ（Ｖｉｄｅｏ　Ｔａｐｅ　Ｒｅｃｏｄ
ｅｒ　）、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ等の
普及に伴ない、それらの画像を普通紙等にプリントでき
るいわゆるビデオプリンタが要望され、種々の方式によ
るビデオプリンタが提案されている。

熱転写型ビデオプリンタはこのようなビデオプリンタの
一種であシ、他の方式に比べ安定性、保守性に優れ、低
騒音である。

この熱転写型ビデオプリンタでは、画素数に対応した発
熱抵抗体を有するサーマルヘッドと普通紙等の間に例え
ば昇華性染料インクを表面に塗布したインクリボン等を
介在させ、上記サーマルヘッドの発熱抵抗体の発熱によ
り、上記昇華性染料インクを気化させ、上記普通紙等に
転写することによってプリントが行なわれる。

カラープリントの場合には、減色混合の三原色であるＹ
（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シアン）の順に色
を重ねる必要がある。また階調表現のための種々の手法
が提案され、いわゆるフルカラー表示が可能となってき
ている。

次に第４図に上記熱転写型ビデオプリンタのカラープリ
ントの動作原理を模式的に示す。

同図においてインクリボン４０は、画素数に対応する数
の発熱抵抗体を有するサーマルヘッド４１と普通紙等の
用紙４２との間に配置される。上記インクリボン４０に
は、プリント画像の大きさのイエローインク面４３、マ
ゼンタインク面４４、シアンインク面４５が順次形成さ
れている。

力２−プリント時には、例えばイエローインク面４３に
ついて、上記サーマルヘッド４１により画像の縦１列ず
つプリントし、次に上記用紙４２を元の位置に戻し今度
は上記マゼンタインク面４４についてプリントし、最後
に、上記用紙を元の位置に戻し上記シアンインク面４５
についてプリントすることにより一枚のカラー画像が得
られる。

この際、上記インクリボン４０は、１方向（図中矢印方
向）へ移動するだけであるが、上記用紙４２は、上記イ
ンクリボン４００色が変わるたびに元の位置までもどし
、上記インクリボン４０の各色の面と位置合わせを行な
う必要がある。この位置合わせは、例えば上記用紙４２
を円筒形のプラテンに巻き付ければ、このプラテンを一
方向に駆動するだけで行なうことができ、駆動系が簡潔
になる。

また、一般に上記インクリボン４０の上記三原色のイン
ク面４３．４４．４５は、−画像分を一組とすると、次
の画像分の組とはギャップによって分けられている。そ
して、−画像分をプリント中の上記インクリボン４０の
駆動と、次の画像をプリントするだめの、上記インクリ
ボンのギャップを巻き取るだめの該インクリボン４０の
駆動とは、その巻き取りの速度が異なるように設定され
ている。通常は、上記イ、ンクリボン４０のギャップを
巻き取るための駆動時の速度が、プリント中の駆動時の
速度よりも高速に設定されている。

プラテンを用い−た熱転写型ビデオプリンタでは一般に
、該プラテンの駆動にはパルスモータラ用い、上記イン
クリボン４０の巻き取りには直流モータを用いて、該直
流モータを定電圧で駆動し、上記インクリボン４０にた
るみ等が生じないよう巻き取っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述したように、プラテン、インクリボン等を用いた熱
転写型ビデオプリンタでは、上記プラテンの駆動にステ
ッピングモータを用い、上記インクリボンの巻き取りに
は直流モータを定電圧駆動して用いるのが一般的である
。このためプリント時に、上記インクリボンには上記直
流モータにより常に一定の張力が印加されておシ、用紙
に上記インクリボンがすれて不要な色がついたシ、にじ
みが生じたシする現象がある。特にインクリボンの始め
の方よシも終わシの方で、このような現象が生じやすい
。

上記直流モータには、トルク変動に対しては、それに対
応した駆動電流が供給され得るにもかかわらず、前記現
象のように上記インクリボンの駆動系がプリント画像に
影響を与えることがある。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたものでう）
、直流モータを用いたインクリボン駆動系のプリント画
像への影響を大幅に低減した熱転写型ビデオプリンタを
提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕上述の目的を達成するために本発明は、プラテンに用紙
を密着させ、該用紙とサーマルヘッドとの間に介在させ
たインクリボンを上記サーマルヘッドで加熱することに
より上記用紙にプリントを行なう熱転写型ビデオプリン
タにおいて、直流モータを用いた上記インクリボン巻き
取り駆動系と、上記プラテンの駆動制御信号に対して一
定時間遅延した信号を出力する遅延回路と、該遅延回路
の出力信号により一定時間幅のパルス電圧で上記直流モ
ータを駆動する駆動回路とを備えて構成されることを特
徴とする。

〔作用〕

本発明に係る熱転写型ビデオプリンタでは、プリントの
際に、上記プラテンの駆動制御信号に対し、上記遅延回
路及び上記駆動回路により一定の時間遅れて上記直流モ
ータが所定の時間だけパルス駆動される。

従って、上記プラテンの駆動により上記用紙及び上記イ
ンクリボンが駆動された後、該インクリボンが上記所定
の時間内に上記インクリボン巻き取り駆動系により巻き
取られる。また上記所定の時間後に上記サーマルヘッド
により１ライン分の画素のプリントが行なわれる。

〔実施例〕

以下、本発明に係る熱転写型ビデオプリンタについて一
実施例を図面を参照して説明する。この熱転写型ビデオ
プリンタはカラープリントが可能である。

まず、上記熱転写型ビデオプリンタの機構部の概略を模
式的に第朝に示す。該機構部はプラテン３１の駆動系と
、インクリボン３フの駆動系から成る。上記プラテン３
１はベルト３３を介してステッピングモータ３２により
回転駆動される。

上記インクリボン３７は、リボン供給リール３８からリ
ボンガイド３５、リボンガイドローラ３６等を経て、リ
ボン巻取りリール３９に巻取られる。

上記インクリボン巻取りリール３９は、ベルト４１を介
して直流モータ４０により回転駆動される。

また、上記プラテン３１には用紙４２が密着される。プ
リント時にはサーマルヘッド３４が上記プラテン３１側
に押し出され、上記用紙４２と上記インクリボン３７は
上記プラテン３１に一定の圧力で押しつけられる。この
ような状態にあるとき上記ステッピングモータ３２、上
記直流モータ４Ｇの駆動が行なわれる。

また上記インクリポ／３７には、カラープリント用ニ、
イエロー、マゼンタ、シアンの各々のインク面が印画面
積に対応する大きさで順次形成されている。そしてプリ
ント時には上記ステッピングモータ３２の駆動による上
記プラナ２３１の１ステツプの回転により、プリント画
像の１ライン　−移動に相当する距離で上記用紙４２及
び上記インクリボ／３７を駆動し、例えばまずイエロー
インク面についてプリントが行なわれる。次に上記プラ
テン３１０回転制御によりアンインク面と上記用紙４２
との位置合わせを行なった後、マゼンタインク面につい
てプリントが行なわれる。最後に上記用紙４±とシアン
インク面について位置合わせを行なった後、該シアンイ
／り面についてプリントが行なわれカラープリントが終
了する。

プリント時において上記プラテン３１は図中矢印で示す
一方向に回転し、上記インクリボン３７も矢印で示すよ
うに一方向に駆動される。

乙次に、第士図に上記ステッピングモータ３２及び上記直
流モータ４０の駆動制御部のブロック図を示し、第合図
にこの駆動制御部のプリント時のタイミングチャートを
示す。

プリント時には入力端子１に、第合図ａに示す制御信号
ＳＭＰが一定周期Ｔ毎に供給される。この一定周期Ｔの
後半で、上記サーマルヘッド３４により１ライン分の画
素がプリントされる。

上記制御信号８ＭＰは、ステッピングモータコントロー
ル回路２に入力され、該ステッピングモータコントロー
ル回路２は該制御信号ＳＭＰを受けて、モータドライブ
回路３を駆動する。該モータドライブ回路３の出力によ
り上記ステツピ／グモータ３２は１ステツプ回転する。

また上記制御信号ＳＭＰは、上記ステッピングモー１’
コントロール回路２に入力されるとともに、第１の位相
シフト回路４に入力される。この第１の位相シフト回路
４は、上記制御信号ＳＭＰに対し、第寸図すに示すよう
に時間ｔＸ遅れて立ち上がる信号φ□を第２の位相シフ
ト回路５へ出力する。この第２の位相シフト回路５では
、同図Ｃに示すように上記信号φ、の立上がシから一定
時間ｔ、の間、ハイレベルとなる信号φ２をモータコン
トロール回路６へ出力スル。該モータコントロール回路
６は上記時間ｔ、の間、モータドライブ回路７を駆動し
、該モータドライブ回路７は、第壜図ｄに示すように、
上記時間ｔ２の間、上記直流モーター４０に一定のパル
ス電圧を供給する。上記直流モータ４０は上記時間ｔ、
の間だけ動作し、上記制御信号８ＭＰの直後に上記ステ
ッピングモータ３２の１ステップ回転により駆動された
上記インクリポ／３７のたるみを巻き取る。

上記時間ｔ２の後に、上記サーマルヘッドは１ライン分
の画素に対応してその発熱が制御され、１ラインのプリ
ントが行なわれる。

このように、上記直流モータ４０は上記ステッピングモ
ータ３２の回転時及び上記サーマルヘッド３４によるプ
リント時には、駆動されず上記イックリボン３フに不要
な張力を印加しない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明に係る熱転写型ビデオプリン
タでは、プリントの際、プラテンの駆動時及びサーマル
ヘッドの発熱によるプリント時には、インクリボンに不
要な張力が印加されない。

従ってインクリボン駆動系がプリント画像に与える影響
を大幅に低減することができ、本発明の所期の目的を達
成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る熱転写型ビデオプリンタの機構
を模式的に示す機構部概略図である。第２図は上記機構部内のステッピングモータ及び直流モ
ータの駆動制御部のブロック図であシ第３図は該駆動制
御部のタイミングチャートである。第４図は、熱転写型ビデオプリンタのカラープリントの
動作原理を説明するだめの模式図である。２・・・ステッピングモータコントロール回路３．７・
・・モータドライブ回路４・・・第１の位相シフト回路５・・・第２の位相シフト回路６・・・モータコントロール回路３１・・・プラテン３２・・・ステッピングモータ３４・・・サーマルヘッド３７・・・インクリボン３８・・・リボン供給リール３９・・・リボン巻取りリール４０・・・直流モータ４２・・・用紙

Claims

【特許請求の範囲】

プラテンに用紙を密着させ、該用紙とサーマルヘッドと
の間に介在させたインクリボンを上記サーマルヘッドで
加熱することにより上記用紙にプリントを行なう熱転写
型ビデオプリンタにおいて、直流モータを用いた上記イ
ンクリボンの巻き取り駆動系と、上記プラテンの駆動制
御信号に対して一定時間遅延した信号を出力する遅延回
路と、該遅延回路の出力信号により一定時間幅のパルス
電圧で上記直流モータを駆動する駆動回路とを備え、プ
リント時に上記プラテンの駆動に対し一定時間遅延して
上記直流モータをパルス駆動するようにしたことを特徴
とする熱転写型ビデオプリンタ。