JPS6123395A - プリント基板誤***防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子装置の筐体又は枠体（以下シェルフ
という）に異種類のプリント基板を決められた位置に正
確かつ迅速に実装するためのプリント基板誤挿入防止装
置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図は従来のプリント基板誤挿入防止装置を２７、 示している。以下にこの従来例の構成について第１図と
ともに説明する。

第１図（ａ）、　（ｂ）は、従来例の構造図を示し、１
はプリント基板、２は本体基板であり、この本体基板２
上には左右に多くのプリント基板を実装するだめのコネ
クター４をいくつか備えている。３はプリント基板１の
カードエツジ部であり、Ｕ字状の切込み７を１ケ所設け
である。６はコネクター４の内部に左右で対を成すよう
に配列されたプリント基板１と、本体基板２を電気的に
接続するための接片、６はプラスチック等絶縁品で作ら
れた誤挿入防止片である。この誤挿入防止片６は接片６
の列間に備えられたコの字状の左右対を成した保持部１
ｏの特定位置に圧入により取付けられている。８ａ、８
ｂは本体基板２上のコネクター４の上下端を固定する横
梁であり、本従来例ではネジにて固定している。この従
来例においては、本体基板２のコネクター４に取付けら
れた誤挿入防止片６の取付位置と、プリント基板１のカ
ードエツジ部に設けられたＵ字状の切込み７の位置の紹
３・＼ 合ぜにより誤挿入を防止する構造となっている。

次に上記従来例の動作について説明する。第１図におい
てプリント基板１が本体基板２の正しい実装位置に挿入
されると、プリント基板１の切込み７が、本体基板２の
コネクタ−４内部に取付けられた誤挿入防止片６の位置
と嵌合し、プリント基板１がコネクター４に十分押し込
まれて本体基板への電気的接続が第２図で示すように可
能となる。しかしプリント基板１を実装する隙間違った
位置に挿入すると、第３図に示すようプリント基板１の
カードエツジ部が本体基板２のコネクタ−４内部に取付
けられ誤挿入防止片６と当り、プリント基板１と本体基
板２の接続が不可能となる。

この場合、上記従来例においては、誤挿入防止片６をコ
ネクター４の接片５の列のわずかなすき間に取付けてい
るので、誤挿入防止片６の厚みが十分とれず、強度が不
十分なため、誤った位置にプリント基板１を無理やり押
し込むと、誤挿入防止片６が破損し誤挿入してし捷うこ
とがあり、システムの安全運用上に大きな問題があった
。又、電子交換機等のシステムは機器の小型化傾向によ
り、プリント基板の左右方向の実装間隔を狭くして、プ
リント基板の種類、数量ともにより多く実装するように
なってきておシ、本体基板２のコネクター４ごとに、取
付位置を図面等により確認しながら誤挿入防止片６を１
つ１つ圧入する」二記従来例は今後寸すまず作業性が悪
くなる欠点がある。

発明の目的 本発明は上記従来例の欠点を除去するものであり、プリ
ント基板を誤った位置に実装することを確実に防止する
ことを目的とするものである。

発明の構成 本発明は上記目的を達成するために、プリント基板のカ
ードエツジ部の近・ぐに成形品等で作られた誤挿入防止
用突出片を複数個設けるとともに、本体基板のコネクタ
一部上下を固定する横梁に、誤挿入防止用突出片と対応
する嵌合穴を設け、この嵌合穴と、誤挿入防止用突出片
の取付位置の組合せにより、プリント基板の誤挿入を防
止する効果を得るものである。

５へ一 実施例の説明 以下に本発明の一実施例の構成について、図面とともに
説明する。

第４図は本発明の構成図であり、１はプリント基板、２
は本体基板である。３はプリント基板１を一段突出して
備えられたカードエツジ部であり、このカードエツジ部
３近くの上下部には、誤挿入防止用突出片９が決められ
た位置に複数個取付けである。４は本体基板２上の左右
に多くのプリント基板を実装するために設けられた複数
個のコネクターであり、８ａ、８ｂはコネクター４の上
下端を固定する横梁で、本発明ではネジにて固定してい
る。誤挿入防止用突出片９は第５図に示すように、プリ
ント基板１をはさみ込むためのコの字部９ａとその先に
、先端を半球状にした突出部９ｂを備えており、又、コ
の字部９ａの内側には球状の凸部９Ｇを２個備えている
。誤挿入防止用突出片９は、プリント基板１の取付位置
にあけられた取付穴１２に合わせてコの字部９ａｉ差し
込むと、球状の凸部９Ｃがプリント基板１に乗り上げる
た６　′＼ めコの字部９ａが広がり、さらに押し込むと、球状の凸
部９Ｃが取付穴１２に達し弾性変形により嵌合し、固定
する構造になっている。突出部９ｂの長さａｌは、プリ
ント基板１に数句けられた時カードエツジ部３の高さｅ
２　より若干長してあり横梁８ａ、８ｂはコネクター４
を固定する部分以外は、コネクター４と同じ高さになる
ような形状にしである。第６図、第７図に示すように、
プリント基板１をシェルフに挿入した時カードエツジ部
３がコネクター４に達する前に、誤挿入防止片９が横梁
８ａ＋ｓｂに達するようになっている。

又、横梁ｓａ、ｓｂに、コネクター４に実装されるプリ
ント基板１の誤挿入防止用突出片９と対応する嵌合穴１
１を設けてあり、本発明ではとの嵌合穴１１と誤挿入防
止用突出片９の位置の組合せにより、プリント基板の誤
挿入を防止する構造となっている。

次に上記実施例の動作について説明する。第４図におい
てプリント基板１をシェルフの決められた実装位置に挿
入していくと、まずプリント基板１に数句けらねた誤挿
入防止用突出片９が本体基板２のコネクター４の上下端
を固定する横梁８　ａ。

８ｂに達１−１ここで横梁の嵌合穴１１と誤挿入防止用
突出片９が嵌合し、さらに押し込むことにより本体基板
との電気的接続が第６図で示すように可能となる。しか
しながら、シェルフの間違った実装位置にプリント基板
を挿入すると、第７図に示すように、横梁ｓａ、ｓｂに
誤挿入防止用突出片９がぶつかり、プリント基板１が本
体基板２へ接続される前に挿入不可能となり誤挿入を防
止することができる。

本実施例においては、プリント基板１の誤挿入防止用突
出片９の取付可能位置を８ケ所とし、その中から４ケ所
選んで、誤挿入防止用突出片９を数句けており、この場
合７０通りの組合せができ多種類のプリント基板に対応
することが可能である。又、誤挿入防止用突出片９はプ
リント基板１に取付けるため大きくできるので、間違っ
た位置に実装しようとして無理やり押し込んでも誤挿入
防止用突出片９の破損による誤挿入防止を起こすことか
ない。誤挿入防止用突出片９の取付けもプリント基板１
に予じめあけられた嵌合穴１１に合わせて差し込むだけ
でよく、取付位置や員数を図面等により確認する必要が
なく作業性がよい利点がある。

発明の効果 本発明は上記のような構成であり、以下に示す効果が得
られるものである。

（２Ｌ）　　プリント基板のカードエツジ部の上下に強
度が十分な大きさの誤挿入防止用突出片を複数個設けて
いるので、間違ったプリント基板を無理やり押し込んで
も誤挿入防止用突出片が破損し、誤挿入を起こすことが
ない。

（ｂ）　　誤挿入防止用突出片を差し込み式にして後か
ら数句けるようにしているため、プリント基板の外形を
共通化できる。

（Ｃ）　　誤挿入防止用突出片の取付は、プリント基板
に予じめあけられた取付穴により、増刊位置や員数がわ
かるので、−４図面等で確認する必要がなく作業性が良
い。

９　・・−

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、　（ｂ）は従来のプリント基板誤挿入防
止装置の構造図とＡ部の要部斜視図、第２図、第３図は
同装置の操作説明図、第４図は本発明の一実施例におけ
るプリント基板誤挿入防止装置の構造図、第６図は本発
明における誤挿入防止用突出ピンの取付説明図、第６図
、第７図は本発明におけるプリント基板誤挿入防止装置
の操作説明図である０ １・・・・・・プリント基板、２・・・・・・本体基板
、３・・・・・・カードエツジ部、４・・・・・・コネ
クター、８ａ、８ｂ・・・・・・コネクター上下端固定
横梁、９・・・・・・誤挿入防止用突出片、１１・・・
・・・誤挿入防止用突出片嵌合穴。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図　　　　　（の） （ｂ） 第２図 ７８の 第３図 第４図 Ｉ 第５図 第６図 ８ｂ 第７図 ８、。 ／　　　’７　　８Ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリント基板のカードエッジ部近くの上下に誤挿入防止
   用突出片取付穴をあけるとともに、コの字部の先に先端
   を半球状にした突出部を備え、又コの字部の内側にはプ
   リント基板の取付穴と嵌合し固定するための球状の凸部
   を備えた誤挿入防止用突出片と、上記プリント基板の誤
   挿入防止用突出片と対応する嵌合穴を設けた２本の横梁
   から成るプリント基板誤挿入防止装置。