JPS6123004Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123004Y2 JPS6123004Y2 JP15896380U JP15896380U JPS6123004Y2 JP S6123004 Y2 JPS6123004 Y2 JP S6123004Y2 JP 15896380 U JP15896380 U JP 15896380U JP 15896380 U JP15896380 U JP 15896380U JP S6123004 Y2 JPS6123004 Y2 JP S6123004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- heating
- furnace
- hot air
- heating zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 48
- 238000002791 soaking Methods 0.000 claims description 16
- 238000005496 tempering Methods 0.000 claims description 13
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 12
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
本考案は厚板工場等において使用する連続加熱
炉に関し、更に詳細にはテンパー炉を兼用した連
続加熱炉に関する。 製鉄所の厚板工場においては、従来加熱炉と熱
処理炉とはそれぞれ別個に形成されていて、熱処
理炉としては無酸化タイプのラジアントチユーブ
方式や熱風循環方式が採用されていた。 ところで厚板工場においては熱処理炉の稼働は
受注内容により大きく左右され、また加熱炉も対
象材が少なく、両者の稼動率が極めて低いという
問題があつた。 本考案は前述のような熱処理炉、加熱炉のかか
えていた問題に鑑みなされたものであつて、その
目的とするところは加熱炉の余力時間をテンパー
炉として使用できるようにした連続加熱炉を提供
することにある。 本考案によるテンパー炉兼用の連続加熱炉の特
徴は、一つの炉体内に被加熱材の進行方向に沿つ
て複数の加熱帯と一つの均熱帯とを連続して設け
て該加熱帯、均熱帯の天井には複数のバーナを所
定の間隔に設け、中間部の加熱帯のバーナの燃料
供給系および空気供給系には互いに流量の異なる
主燃焼系と補助燃焼系とを並列に設け、均熱帯に
近い加熱体および均熱体の天井には複数の熱風吹
出し口を所定の間隔で設けて該加熱帯および均熱
帯の側壁部又は底部から吸引した熱風をそれぞれ
加熱体および均熱体の熱風吹出し口から吹き出す
ようにしたことにある。 以下図面を参照して本考案によるテンパー炉兼
用連続加熱炉の一実施例について説明する。 第１図において、本実施例によるテンパー炉兼
用連続加熱炉１が平面で示されている。この連続
加熱炉１は矢印×で示される被加熱材の進行方向
に沿つて複数の加熱帯として例えば第１の加熱帯
Ａ、第２の加熱帯Ｂ、第３の加熱帯Ｃと、一つの
均熱帯Ｄに分けられた炉体１０を有している。 第１および第２の加熱帯において、炉体１０の
天井１１には炉体の幅方向に沿つて所定の間隔で
複数のバーナ２がそれぞれ１段ずつ設けられてい
る。炉体の天井１１には更に第３の加熱帯におい
て炉体の幅方向に沿つて複数個所定の間隔で配置
されたバーナ２が４段にわたつてまた均熱帯にお
いては３段にわたつて設けられている。 バーナ２のガス管２１は、各段ごとに、燃料供
給系３の支管３１および制御弁３２を介してガス
本管３０にそれぞれ接続されている。また空気管
２２も各段ごとに空気供給系４の支管４１および
制御弁を介して空気供給本管４０に接続されてい
る。 第２加熱帯Ｂのバーナの燃料供給系には、支管
３１および制御弁３２からなる主燃焼回路と、支
管３１′および制御弁３２′とからなる補助燃焼回
路とが並列に設けられている。またそのバーナの
空気供給系４にも支管４１および制御弁４２とか
らなる主燃焼回路と、支管４１′および制御弁４
２′とからなる補助燃焼回路とが並列に設けられ
ている。これらの主燃焼回路と補助燃焼回路と
は、テンパー炉として使用するときと加熱炉又は
再熱炉として使用するときとでは昇温カーブが異
なるために並設したものであつて流量が異なつて
いる。 炉体の入口側（第１図において左側）からは煙
道１６が設けられ、その出口部にはレキユペレー
タ１７、旋回式ダンパ１８および落し込み式ダン
パ１９が順次設けられている。この落し込みダン
パはテンパー炉として使用する時は燃焼量が少な
いために炉圧が極端に低下するおそれがあるため
炉圧保持を目的として設けられたものである。し
たがつて落し込み式ダンパ１９はテンパー炉とし
て使用するときのみ使用される。 第１図ないし第３図において、炉体の天井１１
には、更に、第３加熱帯Ｃにおいて、炉体の幅方
向に沿つて複数個等間に形成された熱風吹出し口
１２が、第３加熱帯Ｃにおいては４段になつてま
た均熱帯においては２段になつて設けられてい
る、各段の各熱風吹出し口１２は、炉体上部に横
切つて設けられた熱風供給系５の熱風供給管５０
に、支管５１を介して接続されている。各段の熱
風吹出し口１２と熱風供給管５０との接続方法
は、本実施例においては、第１図に示されるよう
なグループ分けによつて行なわれ、複数の熱風供
給管５０を一組として熱風循環フアン５３に接続
されている。各熱風循環フアン５３は炉体１０の
側壁１３に形成された開口１４と接続されてい
る。各熱風供給管５０の熱風循環フアン側端部に
はバーナ２と同じ構成のテンパー用バーナ６（第
１図では図面簡略化のため省略）が設けられてい
る。 上記熱風供給系において、第３加熱帯および均
熱帯内の熱風は、それぞれの熱風循環フアン５３
により開口１４から吸引されて熱風供給管５０内
に送られ、その中でバーナ６により加熱されて熱
風吹出し口１２から再び第３加熱帯および均熱帯
内にそれぞれ吹き込まれる。 上記構成の連続加熱炉において、加熱炉操業時
およびテンパー炉操業時における第１ないし第３
加熱帯および均熱帯のバーナ、熱風循環フアンお
よび落し込みダンパの動作状態を示せば次表のよ
うになる。
炉に関し、更に詳細にはテンパー炉を兼用した連
続加熱炉に関する。 製鉄所の厚板工場においては、従来加熱炉と熱
処理炉とはそれぞれ別個に形成されていて、熱処
理炉としては無酸化タイプのラジアントチユーブ
方式や熱風循環方式が採用されていた。 ところで厚板工場においては熱処理炉の稼働は
受注内容により大きく左右され、また加熱炉も対
象材が少なく、両者の稼動率が極めて低いという
問題があつた。 本考案は前述のような熱処理炉、加熱炉のかか
えていた問題に鑑みなされたものであつて、その
目的とするところは加熱炉の余力時間をテンパー
炉として使用できるようにした連続加熱炉を提供
することにある。 本考案によるテンパー炉兼用の連続加熱炉の特
徴は、一つの炉体内に被加熱材の進行方向に沿つ
て複数の加熱帯と一つの均熱帯とを連続して設け
て該加熱帯、均熱帯の天井には複数のバーナを所
定の間隔に設け、中間部の加熱帯のバーナの燃料
供給系および空気供給系には互いに流量の異なる
主燃焼系と補助燃焼系とを並列に設け、均熱帯に
近い加熱体および均熱体の天井には複数の熱風吹
出し口を所定の間隔で設けて該加熱帯および均熱
帯の側壁部又は底部から吸引した熱風をそれぞれ
加熱体および均熱体の熱風吹出し口から吹き出す
ようにしたことにある。 以下図面を参照して本考案によるテンパー炉兼
用連続加熱炉の一実施例について説明する。 第１図において、本実施例によるテンパー炉兼
用連続加熱炉１が平面で示されている。この連続
加熱炉１は矢印×で示される被加熱材の進行方向
に沿つて複数の加熱帯として例えば第１の加熱帯
Ａ、第２の加熱帯Ｂ、第３の加熱帯Ｃと、一つの
均熱帯Ｄに分けられた炉体１０を有している。 第１および第２の加熱帯において、炉体１０の
天井１１には炉体の幅方向に沿つて所定の間隔で
複数のバーナ２がそれぞれ１段ずつ設けられてい
る。炉体の天井１１には更に第３の加熱帯におい
て炉体の幅方向に沿つて複数個所定の間隔で配置
されたバーナ２が４段にわたつてまた均熱帯にお
いては３段にわたつて設けられている。 バーナ２のガス管２１は、各段ごとに、燃料供
給系３の支管３１および制御弁３２を介してガス
本管３０にそれぞれ接続されている。また空気管
２２も各段ごとに空気供給系４の支管４１および
制御弁を介して空気供給本管４０に接続されてい
る。 第２加熱帯Ｂのバーナの燃料供給系には、支管
３１および制御弁３２からなる主燃焼回路と、支
管３１′および制御弁３２′とからなる補助燃焼回
路とが並列に設けられている。またそのバーナの
空気供給系４にも支管４１および制御弁４２とか
らなる主燃焼回路と、支管４１′および制御弁４
２′とからなる補助燃焼回路とが並列に設けられ
ている。これらの主燃焼回路と補助燃焼回路と
は、テンパー炉として使用するときと加熱炉又は
再熱炉として使用するときとでは昇温カーブが異
なるために並設したものであつて流量が異なつて
いる。 炉体の入口側（第１図において左側）からは煙
道１６が設けられ、その出口部にはレキユペレー
タ１７、旋回式ダンパ１８および落し込み式ダン
パ１９が順次設けられている。この落し込みダン
パはテンパー炉として使用する時は燃焼量が少な
いために炉圧が極端に低下するおそれがあるため
炉圧保持を目的として設けられたものである。し
たがつて落し込み式ダンパ１９はテンパー炉とし
て使用するときのみ使用される。 第１図ないし第３図において、炉体の天井１１
には、更に、第３加熱帯Ｃにおいて、炉体の幅方
向に沿つて複数個等間に形成された熱風吹出し口
１２が、第３加熱帯Ｃにおいては４段になつてま
た均熱帯においては２段になつて設けられてい
る、各段の各熱風吹出し口１２は、炉体上部に横
切つて設けられた熱風供給系５の熱風供給管５０
に、支管５１を介して接続されている。各段の熱
風吹出し口１２と熱風供給管５０との接続方法
は、本実施例においては、第１図に示されるよう
なグループ分けによつて行なわれ、複数の熱風供
給管５０を一組として熱風循環フアン５３に接続
されている。各熱風循環フアン５３は炉体１０の
側壁１３に形成された開口１４と接続されてい
る。各熱風供給管５０の熱風循環フアン側端部に
はバーナ２と同じ構成のテンパー用バーナ６（第
１図では図面簡略化のため省略）が設けられてい
る。 上記熱風供給系において、第３加熱帯および均
熱帯内の熱風は、それぞれの熱風循環フアン５３
により開口１４から吸引されて熱風供給管５０内
に送られ、その中でバーナ６により加熱されて熱
風吹出し口１２から再び第３加熱帯および均熱帯
内にそれぞれ吹き込まれる。 上記構成の連続加熱炉において、加熱炉操業時
およびテンパー炉操業時における第１ないし第３
加熱帯および均熱帯のバーナ、熱風循環フアンお
よび落し込みダンパの動作状態を示せば次表のよ
うになる。
【表】
なお熱風供給管端部に設けたバーナ６は熱風循
環フアンが作動しているときのみ点火する。 以上の説明から明らかなように本考案による連
続加熱炉はテンパー炉と兼用させているため熱効
率が良いだけでなく操業効率もよく、更に設備ス
ペースを小さくでき、極めて有益である。
環フアンが作動しているときのみ点火する。 以上の説明から明らかなように本考案による連
続加熱炉はテンパー炉と兼用させているため熱効
率が良いだけでなく操業効率もよく、更に設備ス
ペースを小さくでき、極めて有益である。
第１図は本考案によるテンパー炉兼用の連続加
熱炉の平面図、第２図は第１図の線−に沿つ
た断面図、第３図は第１図の線−に沿つた断
面図である。 １：テンパー炉兼用連続加熱炉、２：バーナ、
３：燃料供給系、４：空気供給系、５：熱風供給
系、６：バーナ、１０：炉体、１１：天井、１
２：熱風吹出し口、１４：開口、３０：ガス本
管、４０：空気供給本管、５０：熱風供給管、５
３：熱風循環フアン。
熱炉の平面図、第２図は第１図の線−に沿つ
た断面図、第３図は第１図の線−に沿つた断
面図である。 １：テンパー炉兼用連続加熱炉、２：バーナ、
３：燃料供給系、４：空気供給系、５：熱風供給
系、６：バーナ、１０：炉体、１１：天井、１
２：熱風吹出し口、１４：開口、３０：ガス本
管、４０：空気供給本管、５０：熱風供給管、５
３：熱風循環フアン。
Claims (1)
- 一つの炉体内に被加熱材の進行方向に沿つて複
数の加熱帯と一つの均熱帯とを連続して設けて該
加熱帯と均熱帯の天井には複数のバーナを所定の
間隔で設け、中間部の加熱帯のバーナの燃料供給
系および空気供給系には互いに流量の異なる主燃
焼回路と補助燃焼回路とを並列に設け、均熱帯に
近い加熱帯および均熱帯の天井には複数の熱風吹
出し口を所定の間隔で設けて該加熱帯および均熱
帯の側壁部又は底部から吸引した該加熱帯および
均熱帯の熱風を、それぞれ加熱帯および均熱帯の
熱風吹出し口から吹き出すことを特徴としたテン
パー炉兼用連続加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15896380U JPS6123004Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15896380U JPS6123004Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5783168U JPS5783168U (ja) | 1982-05-22 |
| JPS6123004Y2 true JPS6123004Y2 (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=29518003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15896380U Expired JPS6123004Y2 (ja) | 1980-11-06 | 1980-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6123004Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-06 JP JP15896380U patent/JPS6123004Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5783168U (ja) | 1982-05-22 |
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