JPS61230041A - バツチヤプラント等における水分測定方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバッチャプラント等におけるコンクリート用骨
材等の水分を測定する方法及び装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

バッチャプラント等においてはセメントに砂や砂利等の
骨材を加え、更に適量の水を加えて混練し、生コンクリ
ートを調製している。

固結したコンクリートの強度は生コンクリート中の水分
により大きく影響されるため、混線時の水分量は厳密に
一定の範囲に調整しなければならない。

しかし、前記砂や砂利等の骨材中にも水分が含まれてお
り、且つ、これらの水分は天候、季節、産地等により変
動するため、これらの骨材中の水分量を正確に把握しな
ければ、生コンクリート中の水分量を理想的な範囲とす
ることができない。

そのため、従来は例えば砂や砂利をサンプリングビンに
採取し、乾燥器により水分を乾燥させて、乾燥前後の重
量差からこれらの骨材中の水分含量を計算により求めて
いた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

水分測定操作はめんどうで時間もかかるため、通常は１
日に３〜４回貯蔵骨材の一部から採取して測定している
のみである。

従って、貯蔵された骨材の試料を計測した値と計量骨材
の水分は一般に異なるため、一定水分の生コンクリート
を調製することは困難であった。

〔問題点を解決するための手段〕

上述の問題点を解決する目的で本発明では、骨材切出し
ゲートから切出される骨材を一部採取して重量を測定し
、該採取した骨材に水を所定の容積になるよう加え、該
加えた水の量から前記骨材中の水分含量を求めるように
した。更に、切出ゲートから切出される骨材を部分的に
取り出すサンプリング装置と、底部に排出弁を備えて前
記サンプリング装置から送られる骨材を収容、排出し得
て且つ全体重量を測定できるようにした計量槽と、該計
量槽に水を供給するだめの水供給ラインと、該計量槽内
に備えられ高配骨材及び水供給ラインから供給された水
の容量を検出するだめのレベルセンサとから水分測定装
置を構成した。

〔作　　用〕

骨材切出ゲートから切出される骨材をサンプリング装置
によシ任意に採取して計量槽内に送り、重量を測定する
。

次に、試料骨材をホッパから容量測定槽に放出しながら
、水供給ラインにより水を該計量槽内に注入して試料骨
材に含まれる空気を排除し、水面をレベルセンナにより
検出して前記骨材と水の量を所定の容量とし、再び重量
を測定する。

こうして求めた骨材の重量、骨材と水の合計重量及び予
め設定した骨材と水の合計容量から、演算によシ骨材中
の表面水量を求めることができる。

〔実　施　例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図は本発明の装置の一実施例であり、砂等の骨材槽
（１）の下部の°切“出ゲート（２）の下方にサンプリ
ングコンベア（３）を配設し、該サンプリングコンベア
（３）の他端を計量槽（４）の上部に非接触状態となる
よう挿入しである。

該計量槽（４）は、例えば円筒状をなし、架構（５）に
ロードセル（６）を介して吊り下げてあり、該計量槽（
４）内部の前記サンプリングコンベア（３）の下方に、
開閉弁（力を有するホッパ（８）を設けてあり、該ホッ
パ（８）の下方に排出弁（９）を有する容量測定槽αＯ
を装着しである。更に、前記容量測定槽αυに水を供給
するためパルプαυを有する水供給ラインａｚを該計量
槽（４）に非接触状態となるよう挿入配設し、変更に前
記容量測定槽αＯ内の水の液面を検出するレベルセンサ
αＪを所定の位置に設けである。

図中、Ｉは骨材の主計量槽、（１５１は排出ゲート、（
１Ｇ＋は容量測定槽α〔の液面レベルを一定に保つため
の排出管を示す。

サンプリングコンベア（３）によシ切出ゲート（２）か
ら切出される骨材を任意に採取し、計量槽（４）内に所
定量送り、ホッパ（８）内に投入し、ロードセル（６）
により重量を測定し、該重量から該ホッパ（８）が空の
時の計量槽（４）の重量を差し引くと骨材の重量Ａ　（
Ｋｐ）が求められる。該骨材の比重は予め求めておき、
この値をαとする。

次に、ホッパ（８）の開閉弁（７）を開き、骨材を容量
測定槽ａ１に落とし、同時に水供給ラインａ２から水を
注入する。更に、骨材が落ちた後も水を注入シテ、レベ
ルセンサＱ３１で水面が所定の高さに達したことを検知
したらバルブａＤを閉じ、水の注入を止め、一定容積に
達する迄排出管（１６１より排水し一定水面を保ち全重
量をロードセル（６）により測定し、この重量から前記
計量槽（４）の空重量を差し引くと骨材及び水の合計重
量Ｃ（Ｋ１９）が求められる。この時の容量測定槽（１
Ｇ内の骨材及び水の合計容量がＶ＜ｃｒ！＞となるよう
レベルセンサ（１３を位置設定しておく。

ここで、骨材の表面乾燥状態の重量をＢ　（ＫＰ）とし
、骨材の表面水量をＷｒｎ（Ｋｐ）とすると、Ａ　＝　
Ｂ　＋Ｗ、　　　　・・・・・・・・・（１）なる式が
成シ立つ。式中、βは水の比重であり、β＝１とする。

これより、表面水量Ｗｍを求めると、 Ａ−Ｗア ｗ、＝Ａ＋ｖ−−ｃ　　、・・−・・（ｌｉ＞α となり、これに前記（１）式を代入すると、となる。

該演算により計量骨材の水分量を計測出来る。

なお、本発明のバッチャプラント等における水分測定方
法及び装置は上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のバッチャプラント等におけ
る水分測定方法及び装置によれば、下記の如き種々の優
れた効果を発揮する。

（Ｉ）　　骨材等の表面水量を正確に測定することがで
きる。

（ＩＩ）　　測定操作が容易なので、切出される骨材を
切出しの都度サンプリングし、その表面水量を測定する
ことができる。

０　骨材切出に合わせ短時間に自動計測可能なので、計
量中に骨材の表面水補正演算が可能である。

（ＩＶ）　　（１）〜（２）により最適の生コンクリー
トを安定して供給することができ、コンクリート品質を
常に一定に保つことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例の説明図である。 （１１は骨材槽、（２）は切出ゲー）、（３）はサンプ
リングコンベア、（４）は主計量槽、（６）ハロートセ
ル、（８）はホッパ、αＧは容量測定槽、ａ’ａは水供
給ライン、（１３はレベルセンサ、（１６）は排出管を
示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）骨材切出ゲートから切出される骨材を一部採取して
   重量を測定し、該採取した骨材に水を所定の容積になる
   よう加え、該加えた水の量から前記骨材中の水分含有量
   を求めることを特徴とするバッチャプラント等における
   水分測定方法。 ２）切出ゲートから切出される骨材を部分的に取り出す
   サンプリング装置と、底部に排出弁を備えて前記サンプ
   リング装置から送られる骨材を収容、排出し得て且つ全
   体重量を測定できるようにした計量槽と、該計量槽に水
   を供給するための水供給ラインと、該計量槽内に備えら
   れ前記骨材及び水供給ラインから供給された水の容量を
   検出するためのレベルセンサとから構成したことを特徴
   とするバッチャプラント等における水分測定装置。