JPS61229456A - ダイカストマシンの竪型射出装置 - Google Patents

ダイカストマシンの竪型射出装置

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JPS61229456A
JPS61229456A JP7079085A JP7079085A JPS61229456A JP S61229456 A JPS61229456 A JP S61229456A JP 7079085 A JP7079085 A JP 7079085A JP 7079085 A JP7079085 A JP 7079085A JP S61229456 A JPS61229456 A JP S61229456A
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cavity
sleeve
molten metal
plunger
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Sadayuki Dannoura
檀浦 貞行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は竪鋳込型のダイカストマシンにおいて、金型の
射出孔部に射出スリーブ全挿入して射出スリーブ内の溶
湯を金型のキャビティ内へ射出する竪型射出装置に関す
るもので6る。
〔従来の技術〕
従来よりダイカストマシンによる鋳造は、精密な製品を
多量に製造する方法としで広く普及しているが、この種
の鋳造社溶融金N4全高速・高圧で金型のキャビティ内
へ充填する九めにキャビティ内のガスが充分に抜は切ら
ず、溶融金属と混合して製品中に巣として残存すること
がめるので、巣のない健全性を重視される製品には適さ
ない場合がろつ友。
このような不都合全解消するものとじで本出願人は実願
昭56−107265号等にエフ鋳込中に金型キャーテ
ィ内のガス金波き、ガスの巻き込みtなくして健全なダ
イカスト製品が得られる金戯用ガス抜き装置全開発提案
した。
この装置は、金型のキャビティから金星外へ通じるガス
排出路内にガス抜き弁゛を設けてこの弁を開いた状態で
溶湯上キャビティ内へ射出し、キャビティ内の質量の小
さいガスがガス排出路を通って排出し終ったときにキャ
ビティ内からガス排出路へ進入してき比質量の大きい溶
湯の慣性力を前記弁に作用させてこれを閉じさせること
にJ、9溶湯の流出全速断するようにしたものでろって
、金型内のガス抜きを確実で一つ容漏に行なうことがで
きる。
ま危、本出願人は前記ガス排出路全真空発生装置と連結
することによって金型キャビティ内のガスを積極的に排
出する減圧または真空式のダイカスト法およびその装置
も開発している。この減圧ダイカスト法は、金星外から
キャビティ内へすき間を通って流入するガス量以上の量
のガスを外部から吸引することによって減圧するもので
ろうてこれにより金型内のガス抜きを:5確実にするこ
とができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の射出装置においては、
金型キャビティ内を上方から真空引きしている状態で射
出すると、射出スリーブの接合部から外の空気が吸込ま
れるので、射出開始時にプランジャチップの先端部に発
生する凝固層が射出時に折れたとき、射出スリーブの接
合部から入ってきた空気が溶湯内へ入り、溶湯とともに
金型のキャビティ内へ入り込むという不具合で6つ念。
すなわち、第8図に射出スリーブ挿入部の断面図を示す
ように、キャビティ1とくびれ部2を有する金型3の射
出孔部4には、固定スリーブ5が嵌着されているととも
に、射出のために溶湯6が供給された射出スリーブTが
挿入されており、射出スリーブTの内孔には、プランジ
ャチップ8が摺動自在に装入されている。そして、射出
開始時には、プランジャチップ8の溶湯接触端面とこれ
に連続する射出スリーブ7内面とに溶湯6が固化するこ
とによる凝固層9が発生し、この凝固N9は、射出の丸
めに上昇するプランジャ8によってNu上げられ、くび
れ部2手前の平面10とプランジャテップ8の端面との
間で圧縮されて押しつぶされ、キャビティ1内へ入り込
むことなく固定スリーブ5内に、溶湯6の固化物でるる
ビスケットとともに残り、製品の取出時にはくびれ部2
からビスケットと一体となって切離される。
しかしながら、上記従来の射出装置においては、キャビ
ティ1内のガス金真空吸引すると、金m3の射出孔部4
とこれに挿入した射出スリーブ7との間のすき間から図
に矢印で示すようにエアが吸引され、このエアが固定ス
リーブTの内面と凝固N9との間へ侵入する一方、凝固
層9がプランジャチップ8で圧縮されて平面10に当る
ことにより図に符号9Aで示すように、凝固N9が次々
に折れると、前記侵入し次エアが折れた庚固層片9Aの
間から溶湯中に入り、溶湯中全通ってくびれ部2からキ
ャビティ1内へ侵入する。そしてこのエアと溶湯とが交
互にくびれ部2を通過することにより溶湯の流れが乱れ
、良質の鋳込製品が得られないという欠点がめった。
〔問題点を解決する九めの手段〕
このような問題点を解決するために、本発明で祉射出ス
リーブ内に溶湯が供給され次状態で金型キャビティ内の
ガス會吸引する真空吸引装置1t−設けるとともに、挿
入され九射出スリーブと射出孔部との間に、真空吸引装
置に接続され次空間部會設け、射出スリーブ先端面と射
出孔部の当接面との間にシール部を設は次。
〔作用〕
このように構成することにエリ、射出スリーブの外面か
ら真空引きするとともに、金型キャビティ内のガス抜き
を行なうと、ガス抜きが促進されるとともに、プランジ
ャチップの溶湯接触端面側に溶湯の凝固層が発生してこ
れがプランジャチップの上昇で押上げられることにより
平面部に肖って折れても射出孔部と射出スリーブとの間
からエアが吸引されてここから外気が吸引されることが
ないので、溶湯の中にエアが混入せず、金型のキャビテ
ィ内へエアが侵入することがない。
〔実施例〕 第1図ないし第7図は本発明に係るダイカストマシンの
竪盤射出装置の実施例を示し、第1図はその概要構成図
と空気圧配管図、第2図は射出スリーブとプランジャと
の拡大断面図、第3図は第2図のAA断面図、第4図は
第2図のBB断面図、第5図は第2図のCCC断面凡人
第6図金型ガス抜き装置の縦断面図、第7図は第6図の
DDIFr面図でるる。図において、固定金型11と可
動金型12とは、分割面13で接合されて型締されてお
ムその内部にはキャビティ14とくびれ部15お工び射
出孔部16とが分割面13の両側に形成されていて射出
孔部16には固定スリーブ1Tが嵌着されている。本*
施例のダイカストマシンは横屋締、竪鋳込星のものでる
って可動金型12會水平方向へ移動させることにエフ温
締、世間が行なわれ、ま九射出シリンダ1Bは金型11
.12の真下に配設されている。射出シリンダ18は油
圧で進退するピストンロッド19t−備えており、その
作用端には、県2図ないし第5図に詳細金示1プランジ
ャ20がカップリング21で同心状に連結されている。
22は固定スリーブ17と同径に形成されて図示しない
シリンダで昇降し固定スリーブ17に対して挿抜自在に
装入される射出スリーブでろって、その内孔22a に
は、プランジ−?20頭iのプランジャチップ23が摺
動自在に嵌入されており、鋳込スリーブ22全固定スI
J−ブ1Tから抜きプランジャチップ23を嵌入し次ま
\射出シリンダ18とともに図示しない傾転シリンダで
傾転させて鋳込スリーブ22内へ溶湯を注入するように
構成されている。そして注湯後、射出シリンダ1Bを起
立させて鋳込スリーブ22を固定スリーブ17に挿入し
、油圧でピストンロッド19を前進させることにより、
プランジャチップ23が溶湯をキャビティ14内へ射出
する。
そこで、プランジャ20の詳laヲ説明する。カップリ
ング21でピストンロッド19に連結されたプランジャ
ロッド24は、土からねじ孔24a、減圧管支持孔24
b1 エア通路孔24C1図示しない底部孔の屓で段状
に形成され次内孔を備えておム最上段のねじ孔24a 
Kは、ねじ管25の下側ねじ部25a が段部で止まる
までいっばいに螺入されている。ねじ管25の中央ねじ
なし部25bには、上下一対のアダプタ26.27が遊
装されており、ねじ管25の上側ねじ部25c に螺合
された前記プランジャチップ23とプランジャロッド2
4とで挾持されて固定されている。28は下端部の図示
しない保持筒とこれに溶着され九管28a とからなる
減圧管でろって、底部孔24dlIllから挿入されて
保持筒をプランジャロッド下端部の図示しない底部孔の
上端部に嵌合されており、v28a はエア通路孔24
c  k貫通して上部を減圧管支持孔24b に嵌合さ
れている。29はプランジャロッド24の下端部に保持
されて保持筒・管28a1ねじ管25を貫通する水冷管
であって、先端をプランジャチップ23の空間部23a
内へ臨ませている。30は各所に設けられたシール材と
しての01Jングでらる。
プランジャチップ23の外周部に設けた環状溝23b 
とアダプタ26に設けfc環状溝26a とはエア通路
23c で連通されでおり、ま念アダプタ27に設けた
環状@27a は、全網製のフィルタ31に備えたエア
通路27b で連通されている。
プランジャロッド24のエア通路孔24 cと[28b
との間に形成されたエア通路32と、環状u27aとの
間はエア通路33で連通されており、エア通路32の下
端部に開口された図示しない吸引孔には、第1図に示す
空気圧回路(後述)のフレキシブル部34に備えた配管
35が接続されている。
一方、前記水冷用の管29a嬬、下端開口部を冷水通路
、環状溝等を介してプランジャロッド24下端部の図示
しない冷水入口に連通されており、また上端開口部は、
空間部23a と、管29a  の周囲を下方へ延びる
冷水通路36および水路等を介してプランジャロッド2
4下端部の図示しない冷水出口に連通されている。冷水
入口はフレキシブルホース等によってポンプ等に接続さ
れており、ポンプの作動で冷水入口へ供給され次冷水は
、管29a内を上昇して空間部23a内に充満し、プラ
ンジャチップ23t−冷却し次のち、冷水通路36を流
下して冷水出口から排水される。
次に金型ガス抜き装置について説明する。前記両金型1
1.12のキャビテイ13外間部には、これと連通する
ガス抜き道40゛およびガス抜き溝41が分割面140
両側に形成されており、全体を符号42で示す金型ガス
抜き装置は、このガス抜き溝41の真上に位置してfえ
ば可動金型12儒に固定されている。すなわち、可動金
型12に固定され次ブラケット43の上端部にはシリン
ダ44が装着されており、その流体圧で進退するピスト
ンミツド450作用端でめる下端7ランジ部には、円筒
状のスプール46が下端部を両金屋11.12の上端面
円孔へ挿抜自在に係入させて固定されている。そして、
型締、型開に際しては、シリンダ440作動によりピス
トンロッド45t−介してスプール46が金型11.1
2に対して抜き挿しされるように構成されている。金型
11゜12に挿入され次スプール46の下方には、弁室
47と、横へ迂回して弁室47.ガス抜き道40間を連
通させるバイパス48とが設けられており、ま九、スプ
ール46の下端面には、弁室47へ臨む弁座49が形成
されている。スプール46の外同壁に設けた一対の長孔
50には、復帰杆51の両杆部51aが摺動自在に係合
されており、復帰杆51とピストンロッド45のフラン
ジ部との間には、復帰杆51″Ij!:上方へ付勢する
引張りばね52やシリンダ、ソレノイド装置、重力装置
などの部材が張架されている。復帰杆51の下方には、
円筒部53a と一対のねじ孔部53b とで一体形成
された弁ガイド53が、ねじ孔部53b 全長孔50に
上下動自在に係合させてボルト54とナツト55とで固
定されており、その円筒部53a には、上端ねじ部を
復帰杆51のねじ孔に螺入された弁棒56が摺動自在に
軸支されている。弁棒56の下端には、その上昇によっ
て前記弁座49に着座する弁体56aが設けられており
、キャビティ14内のガス圧で開いていた弁体56aは
、キャビティ14内の溶湯の圧力により着座してスプー
ル46の内室と、ガス抜き#41、バイパス48との間
を遮断するように構成されている。57は圧縮コイルば
ね58の付勢によって弁棒56の溝56bと係合するボ
ールでろって、これらによって係止機構が形成されてお
り、溶湯圧力でいつ几ん閉じ几弁体56a が外力’t
710えなければ再び開かない工うに構成されている。
なお、弁体56a嫁、復帰杆51の杆部51a t−押
し下げることによって開く。59はシリンダ44の作動
で上昇するスプール46の上昇限を規制するストッパで
ろってブラケット43に固定されている。そして、スプ
ール46の下端部には、排気孔60が開口されており、
この排気孔6.0は第1図に示す空気圧回路(後述)の
配管61に接続されている。
以上のようなグランジャ20のプランジャチップ23が
摺動自在に装入された射出スリーブ22は、前述した工
うに金型11.12の射出孔部16に挿抜自在に嵌合さ
れており、その上端部はテーパ状に形成されているとと
もに、嵌合上端面22bと固定スリーブ1Tの射出スリ
ーブ当接?に+17mとの間には、銅やアスベストなど
の耐熱性材料を用いて半割の環状に形成され念シール材
としてのパツキン17bが固定スリーブ17側に固定さ
れて介装されている。また、射出孔部16に挿入された
射出スリーブ22と射出孔部16との間には、環状溝1
1m、12a が金型11,12側に半割状に設けられ
ており、固定金型11側の環状溝11aにはエア通路1
1b が連通されて金型外へ開口され、この開口部には
第1図に示す配管T5が接続されている。
次に、前記プランジャ20とガス抜き装[42との空気
圧回jll−第1図に基いて説明する。真空ポンプ62
に接続された配管63は、途中で配管64と配管65と
に分岐されており、配管63゜64上には、真空夕/り
66と補助真空タンク67とがそれぞれ設けられている
とともに、配管63.64は、フィルタ6B、69’に
介して前記配管61.35にぞれぞれ接続されている。
そして、配管64.65上には、電磁弁70.71がそ
れぞれ配設されており、図示の状態から電磁弁70のソ
レノイドを励磁するとプランジャ20内のエアが吸引さ
れ、まfc′Wt磁弁71のルーノイド全励磁すると、
ガス抜き装ft42 ’x介してキャビティ14内のエ
アが吸引さnる。この場合、図示しないタイミング規正
装置からの指令にLり、ガス抜き装fjIL42偶の吸
引がプランジャ20側の吸引よりも例えば0.2秒〜1
秒程度、好ましくは0.3〜0.5秒程度遅れるように
設定されている。また真空度は例えばプランジャ2[側
が200〜300Torr。
ガス抜き装置42@が150〜250Torr程度に設
定され、これは補助真空タンク67?設は几ことによっ
て達成される。補助真空タンク67は、真窒吸引時に比
較的に細い配管部や通路などで発生する抵抗全考慮して
できるだけプランジャ200近くに設けておく。ま几、
7レキシプルホース35aを有する配管35は、できる
だけ短かくて管径が例えば1インチのように比較的大き
いものにしておく。
さらに、前記固定金型11に設けたエア通路11b に
は、フィルタT2と7レキシプル部T3ならびに電磁弁
74”を備えた配管75が接続されており、この配管7
5は、前記補助真空タンク77からプランジャ20へ向
う配管35の電磁弁700手前に接続されてhる。
さらに、電磁弁70,71.74の他方のポートには電
磁弁7B、79.80’に備え友配管81.82.83
がそれぞれ接続されており、これらの配管81,82.
83は、可変絞り弁84を備え次記管85に合流されて
例えば工場の空気圧縮機86に接続されている。そして
、電磁弁70゜71.74’に閉じて電磁弁7B、79
.80を開くことにより高圧エアがプランジャ20お工
び射出スリーブ22.ガス抜き装置42に送られて内部
清掃用のスプレーに供せられる。
以上のように構成され几ダイカストマシンによる鋳込方
法を説明する。可動金型12を図示の位置まで移動させ
て型締を行ない、ガス抜き装[42のシリンダ44t−
作動させて図示のようにスプール46を金型11.12
のスプール孔に係入させる。このとき射出シリンダ18
のピスト/cxツド19ならびに射出スリーブ22が下
降しているので、射出シリンダ18を傾転させてプラン
ジャ20が下降している射出スリーブ22内へ溶湯を注
入し、再び起立させたのち、射出スリーブ22t−上昇
させて図示のように固定スリーブ17と係合させる。そ
して、後述する真空引きをしたのち、射出シリンダ18
に送油してピストンロッド19を上昇させると、プラン
ジャ20が上昇して第2図の符号8Tで示す溶湯の射出
が開始される。このとき、グランジャ2aには冷水人口
35から冷水が供給されており、この冷水は管29a 
内を上昇したのち空間部23a内にあふれて冷水通路3
6内を流下しているので、プランジャチップ23ならび
にプランジャロッド24が冷却されている。
また、射出スリーブ22も内示しない冷却装置によって
外側から冷却されている。したがってプランジャチップ
23の上端面とこれに続く射出スリーブ22の内壁面と
には、第2図および前記第8図に符号9で示す溶湯固化
による凝固層が生成される。そして、真空タンク60内
と補助タンク6T内とはあらかじめ真空ポンプ62で吸
引することにより減圧されているので、射出開始前にお
いて先ず電磁弁TOk開くとプランジャロッド24の吸
引孔34に負圧が作用し、プランジャチップ23の環状
溝23b内のエアは、エア通路23c1 環状溝26a
1フイルタ31、エア通路27b1環状溝27a、エア
通路33、およびエア通路32の径路で吸引される。ま
た、電磁弁70を開くと同時に電磁弁74t−開くと、
環状溝11a、12a  と連通するエア通路11b 
に負圧が作用し、環状溝11a’、12a内のエアは、
エア通路11b ’(k経て 。
吸引される。さらにこれ! p 0.2秒〜1秒程度、
好ましくは0.3秒〜0.5秒遅れて電磁弁71が開か
れると、キャビティ14内のガスはガス抜き道40、ガ
ス抜き溝41、バイパス48を経て排気孔6(lxら吸
引され、キャビティ14内のガスが排出される。このよ
うにしてプランジャ20側とガス抜き装置42側との両
方から吸引することに19、結果的にはキャビティ14
内と、射出スリーブ22、プランジャチップ23間のす
き間等が同じ真空度になるが、プランジャ20側tbf
n=に早く吸引することと、プランジャ20側の真空度
をガス抜き装fi42側の真空度よりも大きくしたこと
によす、第1図に示す工うに凝固M9がプランジャチッ
プ23の端面とその周囲の環状凹部とに密着して強化さ
れるとともに、プランジャチップ23の冷却に伴なって
300〜400℃に冷却されることによ!ll凝固層9
が厚くなる。これにより射出スリーブ22とプラン−ジ
ャチップ23との丁き間からの外気の浸入が遮断される
。また溶湯の射出前にキャビティ14内へ溶湯が差し込
むことがない。
このようにし”Cキャビティ14内等を真空状態にした
のち、射出動作に移り、ガス抜き7行ないながらプラン
ジャテップ23t−前進させると、射出スリーブ22内
の溶湯87が固定スリーブ17とくびれ部15とを径て
キャビティ14内へ射出される。プランジャテップ23
の前進とともに凝固層9がプランジャチップ23に押さ
nて上昇し、凝固層9の上端がくびれ部15手前の平面
11c。
12c に当接するが、環状溝11 a + 12 a
  からエアが吸引されていることと、両スリーブ17
.22の接合部にテーパ部とパツキン17bが設けられ
ていることにより、外気が侵入せず、凝固層9の円筒部
は射出スリーブ22の内周面から離れることなくこれに
密着しながらプランジャチップ23とともに上昇してそ
の先端がくびれ部15手前の平ff111c、12cに
当接する。そして、プランジャチップ23がさらに上昇
することにより、凝固層9はプランジャチップ23の端
面と金型11゜12の平面11c、12c との間で押
しつぶされるので、凝固層9が折れるが、キャビティ1
4内を上方から真空引きしても、上記のように射出スリ
ーブ部からエアが入り込むことがないので、溶湯中にエ
アが入り込まず、かっ溶湯の流れにも乱れない。キャビ
ティ14内に溶湯81が充満すると、この溶湯87がガ
ス抜き溝41内を上昇してガスとともに弁体56aの下
面に当接する。このとき、弁体56aに加わる衝撃は、
溶湯87の質量がガスの質量と比べてきわめて大きく慣
性が大でるるため、ガス弁体56a に与える衝撃より
も大きく、弁体56aはボール57で圧縮コイルはね5
8を圧縮させながら上昇して弁体56aが弁座49t−
閉塞する。したがって溶湯87が弁座49からの流出全
遮断されてガス抜き道4oおよびガス抜き#1141内
でガスと混り、飛沫状となって不連続に弁体56aK当
る場合でも、いったん溶湯87で押上げられ次弁体56
a は引張りばね52で上方へ引張られているので上方
位置が維持され弁体56aによる排気通路の閉鎖が確実
に行なわれる。
弁体56aが閉じた状態で所定時間加圧冷却し次のち可
動金製12を開き、ガス抜き装置142のシリンダ44
でスプール46t−上昇させて可動金W12との係合金
牌き、キャビティ14内から製品を取り出丁。
なお、スプール46の上昇に際しては弁体56mと凝固
金属との分離抵抗によりスプール46のみが上昇して弁
棒56が遅れて上昇するので、この結果、弁棒56の#
56b力1ら外れてい九ボール57が再び#56b と
係合し次回の鋳込準備が完了することになる。また、ス
プール46の上昇限においては、復帰杆51がストッパ
59に当接して弁棒56t−押し下げるので、弁体56
aが確実に開き、次回の鋳込準備が整えられる。
なお、本実施例では、金汲キャビティ14内のガスをガ
ス抜き装ft42側とプランジャ20@との両fllI
から吸引する例を示したが、ガス抜き装置42側からの
み吸引してもよい。
なおちなみに通常のアルミニウム製品は40〜60 c
c/100gALのガスを含有するが、ガス抜き装置4
2を用いると5〜10 cc/100PAtとなり、耐
圧性が100〜150kp/ cm 2 の良質製品が
得られる。一般にガス含有量が5cc/100PAA未
満になると熱処理が可能となり、1 cc/100FA
Lになると溶接が可能となるが、キャビティ14内金真
空引きするとともに、射出スIJ−プ部からも真空引き
すると、熱処理、溶接とも可能な射出製品が得られる。
また、新材料だけでなく、リターン材を用いてもこれが
可能になる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明ら力為なように、本発明によればダ
イカストマシンの竪型射出装置において、射出スリーブ
内に溶湯が供給されている状態で金型キャビティ内のガ
スを吸引する真空吸引装置を設けるとともに、挿入され
た射出スリーブと射出孔部との間に、真空吸引装置に接
続された空間部を設け、射出スリーブ先端面と射出孔部
の当接面との間にシール部を設けて、−金型キャビティ
内のガス抜き1行なうとともに、射出スリーブ部から真
空吸引するようにしたので、ガス抜きが促進されて良質
の製品が得らtLるとともに、プランジャチップの溶湯
接触端面側に#湯の凝固層が釦生じてプランジャの上昇
により押上げられても、射出孔部と射出スリーブとの間
のエアが外部へ吸引されてここη為ら外気が侵入しない
ので、鋳込製品に巣やピンホールが発生せず、鈎膚も良
好となって鋳込製品の品質が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1@ないし第7図は本発明に係るダイカストマシンの
竪型射出装置の実施例を示し、第1図はその概要構成図
と空気圧配管図、第2図は射出スリーブとプランジャの
拡大断面図、第3図は第2図のAA断面図、第4図は第
2図のBB断面図、第5図は第2図のCC断面図、第6
図は金型ガス抜き装置の縦断面図、第7図は第6図のD
D断面図、第8図は従来における射出装置の射出スリー
ブ挿入部の断面図である。 11争・−・固定金型、11a、12a  拳Φ・・環
状溝、11b ・・・・エア通路、12・φ・・可動金
星、14・・・・キャビティ、16−・・・射出孔部、
18・・・拳射出シリンダ、22・・・・射出スリーブ
、23b  ・・・・環状溝、42・・・・金型ガス抜
き装置、62・φ・・真空ボンダ、66・−・・真空タ
ンク、67・・・・補助真空タンク、70.71 ・・
・・電磁弁、T4・・・・電磁弁、75・・・・配管、
87・・・・溶湯。 特許出題人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金型下端部の射出孔部に射出シリンダ側の射出スリーブ
    を挿抜自在に設け、射出スリーブ内の溶湯を金型キャビ
    ティ内へ射出するダイカストマシンの竪型射出装置にお
    いて、前記射出スリーブ内に溶湯が供給されている状態
    で前記金型キャビティ内のガスを吸引排出する真空吸引
    装置を備えるとともに、前記挿入された射出スリーブと
    射出孔部との間に前記真空吸引装置に接続された空間部
    を形成し、この挿入された射出スリーブの上端面と射出
    孔部の当接面との間にシール部を設けたことを特徴とす
    るダイカストマシンの竪型射出装置。
JP7079085A 1985-02-20 1985-04-05 ダイカストマシンの竪型射出装置 Granted JPS61229456A (ja)

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JP7079085A JPS61229456A (ja) 1985-04-05 1985-04-05 ダイカストマシンの竪型射出装置
AU53765/86A AU581966B2 (en) 1985-02-20 1986-02-19 Vertical injection apparatus for die casting machine
CA000502296A CA1265312A (en) 1985-02-20 1986-02-20 Vertical injection apparatus for die casting machine
DE3605529A DE3605529C3 (de) 1985-02-20 1986-02-20 Druckgießverfahren und Druckgießmaschine
US07/081,345 US4779664A (en) 1985-02-20 1987-08-04 Vertical injection apparatus for die casting machine
US07/219,737 US4871010A (en) 1985-02-20 1988-07-15 Vertical injection apparatus for die casting machine

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JPH0242021B2 JPH0242021B2 (ja) 1990-09-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284563A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Kochi Univ Of Technology ダイカスト装置及びダイカスト方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5772766A (en) * 1980-10-27 1982-05-07 Takeshi Arai Molding method by vacuum die casting

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