JPS61229413A - 圧延機用駆動装置 - Google Patents

圧延機用駆動装置

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JPS61229413A
JPS61229413A JP60070642A JP7064285A JPS61229413A JP S61229413 A JPS61229413 A JP S61229413A JP 60070642 A JP60070642 A JP 60070642A JP 7064285 A JP7064285 A JP 7064285A JP S61229413 A JPS61229413 A JP S61229413A
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gear
drive motor
rolling mill
roll
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Masahiro Hayashi
正広 林
Toshiyuki Kajiwara
利幸 梶原
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Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B35/00Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
    • B21B35/12Toothed-wheel gearings specially adapted for metal-rolling mills; Housings or mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B35/00Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
    • B21B35/14Couplings, driving spindles, or spindle carriers specially adapted for, or specially arranged in, metal-rolling mills

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、抜用圧延機のロール駆動装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、圧延機におけるロール駆動方式には、例えば、特
開昭59−30409号公報に示されているように1作
業ロールを回転駆動させる方式が広く採用されている。
このような1作業ロールを駆動する圧延機の駆動装置は
、一般に第10図〜第12図に示した構造となっている
。第10図および第11図に示した駆動装置は、上作業
ロールと下作業ロールとをそれぞれ異なった電動機によ
り駆動する。いわゆるツインドライブ方式といわれるも
のである。
第10図および第11図において、上作業ロール100
の上方には、上中間ロール102、上補強ロール104
が配置してあり、下作業ロール200の下方には、下中
間ロール202、下補強ロール204が配置しである。
上下作業ロール100.200は、それぞれロール側ス
ピンドルカップリング106,206を介してスピンド
ル108.208の一端に接続されている。そして、ス
ピンドル108,208の他端は、駆動機側スピンドル
カップリング110,210を介してピニオン112,
212に接続しである。これらピニオン112,212
は、歯車114.214に噛み合っており、この歯車1
14,214が電動機116,216の延長軸118,
218に固定されている。延長軸118と延長軸218
とは、それぞれシャーピン型継手120,220により
電動機116.216の出力軸に結合されている。
なお、第10図に示した駆動装置においては、ピニオン
112,212が連結歯車122.222を介して相互
に結合され、上作業ロール100と下作業ロール200
との回転速度の整合が行われている。
第12図は、いわゆるピニオンスタンド方式による駆動
装置である。第12図において、電動機216の出力軸
には、シャーピン型継手220を介してピニオン212
が接続され、このピニオン212がピニオン112と噛
み合い、電動機216の動力をスピンドル108,20
8を介して上作業ロール100と下作業ロール200と
に伝達できるようになっている。
シャーピン継手は、一般に第13図にシャーピン継手1
20を例にとって示すごとくなっている。
すなわち、電動機116の出力軸124と、入力軸であ
る延長軸11Bとの端部には、それぞれ内筒126,1
28が取り付けてあり、この内筒126.128の外周
面に歯車130,132が形成しである。歯車130,
132は、それぞれ出力軸側外筒134と入力軸側外筒
136とに設けた内歯歯車と噛み合っている。また、出
力軸側外筒134と入力軸側外筒136とは、複数本の
シャーピン138により締結されている。このシャーピ
ン138は、各外筒134,136の合わせ面位置にノ
ツチ加工が施こされており、設定荷重より大きな負荷が
かかると、ノツチ部が破断するようになっている。なお
、第13図に示した符号140,142は、それぞれ歯
車130,132の部分に封入した潤滑剤の漏出を防止
するシール部材である。
上記のごとく構成しであるシャーピン継手120におい
ては、動力は出力軸124から内筒126、歯車130
を介して出力軸側外筒134に伝達される。出力軸側外
筒134が受けた動力は、シャーピン138を介して入
力軸側外筒136に伝達され、さらに歯車132、外筒
128を介して入力軸である延長軸118に伝達される
スピンドルカップリングにかかる圧延材の破断等に伴う
事故時の最大トルクは、シャーピンの設定トルクによっ
て決っている。シャーピンが一時に大きな力を受けて破
断するときの強度(−発強度)は、実験によると疲労強
度との間に第14図に示すような関係になっている。す
なわち、シャーピンの一発強度は、疲労強度1に対して
約2.5〜3.5の間にある。したがって、事故時にお
けるスピンドルカップリングの保護を考慮すると、シャ
ービンの一発強度を約4と考える必要があり、電動機の
出力トルク、シャービンの設定トルク、スピンドルカッ
プリングのトルクとの関係は、第1表に示す大きさ以上
に設定する必要がある。
る負荷を1とした場合、事故時を考慮すると、上下の作
業ロール100,200をそれぞれ独立して駆動する第
11図に示した方式においては、定常時の4倍、上下の
作業ロール100,200の駆動系が機械的に連結され
ている第10図および第12図に示したものにあっては
、定常時の8倍もの強度を有するスピンドルカップリン
グを組み込まねばならない。前記したように、シャービ
ン138に設定荷重より大きな荷重が作用すると、シャ
ービン138は、ノツチ加工が施こされた部分において
破断し、出力軸側外筒134と入力軸側外筒136との
連結がはずれ、トルクの伝達がしゃ断される。しかし、
一旦シャービン138が切断すると、破損した破断片を
取り除くことはもちろん1両外筒134,136のシャ
ーピン挿入孔を正確に合わせ、新しいシャービンを挿入
しなければならず、シャーピン型継手の復元に多くの時
間を必要とする。この修復時間は、大容量の設備になる
ほどシャービン138も大きくなり、多くの時間を必要
とし、設備全体の稼動率の低下を招く。また、天外筒1
34,136に設けたシャーピン挿入孔は、孔の変形、
摩耗等の損傷を少なくするために1種々の考慮がなされ
ているが、いずれも完全でなく、定期的な補修、外筒の
交換を必要とする。しかも、シャービン自体も摩耗等が
あるため、交換用として予備を設けねばならず。
シャーピン型継手を用いた駆動装置は、経済的なものと
はいえない。
さらに、シャービンの設定荷重は、圧延作業の負荷に応
じて設定を行い、非常時の被害を最小限にすることを実
現しようとしても、荷重の設定変更に長時間を必要とす
るため、現実的には設定変更を行うことができない、し
かも、圧延材の破断等の事故が発生した場合、この破断
現象を検出して即座に駆動系の連結を切断し、ロールの
駆動系の損傷や被害を最小限にしたり、ロールへの圧延
材の絞り込みによるロール損傷の減少、圧延材の絞り込
み量の減少等を行おうとしても、シャーピン型継手にお
いては駆動系の連結を迅速に切断することはできない、
また、シャーピン型継手においては、駆動トルクのキャ
リブレーションを実機において行うことができない。
一方、板用圧延機においては、堅い特殊鋼材をできるだ
け薄く圧延することが市場のニーズとして強くなってき
ている。このため、抜用圧延機においては、作業ロール
径をより小さくすることが必要となってきている。とこ
ろが1作業ロール径はスピンドルカップリングの大きさ
に依存しており、作業ロール径を小さくすると、スピン
ドルカップリングを小さくしなければならない。このた
め、前記した作業ロールを直接駆動する作業ロール駆動
方式では、スピンドルカップリングの強度が不足するこ
とになる。そこで、従来は作業ロール径を細くするとと
もに、4段圧延機においては補強ロール駆動、6段圧延
機等の多段ミルにおいては中間ロール駆動方式が採用さ
れている。しかし、これら補強ロール駆動や中間ロール
駆動方式においては、板破断等の事故が発生した場合、
作業ロールは板の絞り込み等によって急速に停止するが
、駆動ロールは電導機や補強ロール等の大きな慣性力の
ために回転を続け、作業ロールとの間にすべりが発生し
、作業ロールに異常損傷を与え、ロールを交換しなけれ
ばならないところから、コスト高を生ずる欠点があった
。また、補強ロール駆動方式や中間ロール駆動方式にお
いては、補強ロールや中間ロールからの駆動トルクによ
り、作業ロールが水平方向の撓み力を受けて撓み、圧延
材の形状変形が生じたり、成品表面に模様が発生するな
どの欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、スピンドルカップリングを小型化でき、小径
作業ロールを採用することができる圧延機用駆動装置を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、駆動モータの出力軸とスピンドルカップリン
グとの間に滑りクラッチ継手を設けるとともに、負荷検
出器により駆動モータの負荷状態を検出し、駆動モータ
に異常な負荷がかかったときに、滑りクラッチ継手によ
り駆動モータの出力軸とスピンドルカップリングとの結
合を即座に解除し、スピンドルカップリングに大きな負
荷がかからないようにし、小型のスピンドルカップリン
グの採用を可能にして、作業ロールの小型化が図れるよ
うに構成したものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係る圧延機用駆動装置の好ましい実施例を、添
付図面に従って詳説する。なお、前記従来技術において
説明した部分に対応する部分については、同一の符号を
付し、その説明を省略する。
第1図は、本発明に係る圧延機用駆動装置の一実施例を
示す説明図である。
第1図において、電動機116の出力軸124は、摩擦
クラッチ144を介して歯車146に結合できるように
なっている。また、電動機216も電動機116と同様
に、出力軸224が摩擦クラッチ244を介して歯車2
46と結合できるようになっている。歯車146,24
6は、それぞれピニオン112,212と噛み金ってい
る。ピニオン112の軸は、一端が電動機側スピンドル
カップリング110に結合しており、他端側に歯車14
8が固定しである。この歯車148は、ピニオン212
の軸に設けた摩擦クラッチ250を介して、ピニオン2
12の軸に結合される歯車248に噛合している。
上記のピニオン112.212と歯車146゜148.
246.248は、第2図に示すようにケーシング30
0内に組み込まれており、このケーシング300に摩擦
クラッチ144,244゜250が設けられ、滑りクラ
ッチ継手を形成している。歯車246は、軸が出力軸2
24の周囲にスリーブ状に形成され、軸受252,25
4を介してハウジング300に回転自在に支持されてい
る。また、ピニオン212が形成されたピニオン軸25
6は、軸受258,260によりハウジング300に回
転自在に支持されている。なお、上作業ロール100に
電動機116の動力を導くピニオン112側もピニオン
212側と同様の構成になっている。
歯車148は、第3図に示すように、ピニオン112が
形成しであるピニオン軸156の端部に固定されている
。そして、歯車148と噛合している歯車248は、ピ
ニオン212のピニオン軸256の周囲にスリーブ状に
形成され、軸受26z。
264により、ピニオン軸256に回転自在であるとと
もに、ケーシング300に回転自在に支持されている。
摩擦クラッチ250は、第4図に示すように、クラッチ
ケース266内に複数のフリクションディスク268が
設けられている。フリクションディスク268は、ピニ
オン軸256の端部に設けたボス部270に取り付けた
センタープレート272と交互に配置されている。これ
らフリクションディスク268とセンタープレート27
2とは、プッシャープレート274の押圧力を受け、軸
方向に移動できるようになっている。クラッチケース2
66の開口部を覆っているカバー276とプッシャープ
レート274との間には、合成ゴム等からなるエアチュ
ーブ278が配設しである。
そしてカバー276の外面には、継手280が設けてあ
り、この継手280がエアホース282を介してロート
カップリング284と連通しており、エアチューブ27
8に圧縮空気を導くことができるようになっている。ロ
ートカップリング284は、第5図に示すように制御弁
302と減圧弁304とを介して圧縮空気源に連通して
いる。制御弁302は、制御装f1306によって制御
される。そして、制御装置306には、スピンドル20
8に設けたトルク検出器308からの検出信号が入力さ
れるようになってい、る、なお、第5図に示した符号3
10は、圧縮空気の圧力を検出する圧力計である。また
、他の摩擦クラッチ144゜244も摩擦クラッチ25
0と同様の構造となっている。
上記のごとく構成した実施例の作用は、次のとおりであ
る。
上作業ロール100と下作業ロール200とに圧延動力
を与える場合、電動機116と電動機216とが駆動さ
れるとともに、制御弁302が開かれ、圧縮空気が各摩
擦クラッチのロートカップリング284、エアホース2
82、継手280を介してエアチューブ278に供給さ
れる。このため、プッシャープレート274が第4図の
左方向に移動し、フリクションディスク268とセンタ
ープレート272とを密着させる。したがって。
電動機116,216の動力は、出力軸124゜224
から摩擦クラッチ144,244を介して歯車146,
246に伝達される。歯車146゜246は、噛み合っ
ているピニオン112,212を回転させる。ピニオン
112,212の回転は、スピンドル軸156,256
の一端に結合した駆動機便スピンドルカップリング11
0,210゜スピンドル108,208、ロール側スピ
ンドルカップリング106,206を介して上作業ロー
ル100と下作業ロール200とに伝達され、これらの
作業ロールを回転させる。
スピンドル112の回転は、スピンドル軸156の他端
に固定した歯車148を回転させる。一方。
ピニオン212の回転力は、ピニオン軸256の他端に
設けた摩擦クラッチ250を介して歯車248に伝達さ
れ、この歯車248が歯車148と噛み合い、ピニオン
112とピニオン212との回転の整合、同調が図られ
る。
摩擦クラッチ144,244,250における圧縮空気
の圧力と、伝達トルクとの関係は、第6  ′図に一例
を示すごとく、直線関係となっている。
したがって、各摩擦クラッチへの供給圧力を調整するこ
とにより、圧延動力として必要な設定トルクに応じて任
意の伝達トルクを得ることができる。
また、摩擦クラッチにおける静的伝達トルクと動的伝達
トルクとの関係は、第7図のごとくなっている。静的伝
達トルクに対する変動幅は、設定値に対して約±10%
であり、動的伝達トルクも同様の変動幅を有している。
このような摩擦クラッチを過負荷安全装置として使用す
る場合には、静的伝達トルクが設定負荷であり、設定し
た所定の静的伝達トルクより大きなトルクがかかると、
摩擦クラッチはフリクションディスクとセンタープレー
トとの間にすべりが生じ、動的伝達トルクに移行する。
この動的伝達トルクは、第7図に示したように静的伝達
トルクよりも小さいため、過負荷安全装置として使用す
る場合には、静的伝導トルクを基準にし、その変動範囲
を考慮すればよく、変動範囲が前記したように約±10
%であるところから、必要伝達トルクの1.2倍の大き
さを設定トルクとすればよい。
上下の作業ロール100,200が被圧延°材を圧延す
ることによって電動機116,216に与える負荷は、
スピンドル208に設けたトルク検出器308により検
出され、制御装置306に入力される。そして、圧延作
業中における異常現象。
例えば被圧延材の破断等により、スピンドルカップリン
グに過大な負荷がかかった場合には、摩擦クラッチがす
べり、スピンドルカップリングに生ずる過大な負荷を低
減させる。また、制御装置306は、トルク検出器30
8を介してこの過大な負荷を検出し、制御弁302を切
り換えて摩擦クラッチへの圧縮空気の供給を停止すると
ともに、エアチューブ278内の圧縮空気を外部に放出
する。このため、電動機116,216の動力はスピン
ドルカップリングに伝達されなくなり、スピンドルカッ
プリングに発生したトルクが零となる。
このように、圧延作業中の板破断等の事故が発生し、電
動機116,216の出力や電動機を含む駆動系の慣性
により、過大なトルクがスピンドルカップリングに負荷
される場合には、摩擦クラッチの設定トルク以上とはな
らないため、スピンドルカップリングの損傷を防止でき
、小型化を図ることができる。この結果、スピンドルカ
ップリングの大きさにより制限を受けていた作業ロール
の小径化を図ることができる。しかも、異常負荷を生じ
たときにも損傷する部分がなく、設備の復旧時間が短縮
できるばかりでなく、予備部品等の準備をせずに済み、
経済的な圧延機を提供することができる。さらに、摩擦
クラッチを使用することにより、安全装置のキャリブレ
ーションを行うことができる0例えば、第1図に示した
駆動装置においては、いずれか一方の電動機を停止させ
、他方の電動機を駆動することにより、設定トルクどお
りの能力を発揮できるか否かを容易に確認することがで
きる。
第8図および第9図は、本発明に係る圧延機用駆動装置
の他の実施例を示したものである。第8図に示した実施
例は、ツインドライブ方式の他の例を示したもので、上
作業ロール100と下作業ロール200とがそれぞれ独
立に制御される方式である。また、第9図に示した実施
例は、ピニオンスタンド方式の実施例であって、電動機
216の動力が摩擦クラッチ286を介してピニオン2
12に導かれる。ピニオン212はスピンドル224を
介して下作業ロール200を回転させるとともに、ピニ
オン112に動力を伝達し、スピンドル124を介して
上作業ロール100を駆動する。この第9図に示した実
施例における安全装置のキャリブレーションは、作業ロ
ールをロックすることにより容易に行うことができる。
第  2  表 上記の第2表は、第1図、第8図、第9図に示した6段
圧延機における設定トルクの一例を示したものである。
ただし、第1図に示した実施例の上下の作業ロール10
0,200を駆動する駆動系の伝達トルクは、電動機出
力の30%としである。
このように、各実施例においては、負荷安全装置として
摩擦クラッチを用いることにより、事故時にスピンドル
カップリングに負荷されるトルクを従来のシャービン方
式に比較し、1/3.4から115.4にできる。この
ため、スピンドルカップリングを大幅に小さくでき1作
業ロールの小型化が図れ、より硬い圧延材をより薄く圧
延することができる。
なお、前記実施例においては、スピンドルのトルクを検
出して摩擦クラッチを制御する場合について説明したが
、被圧延材の張力を検出して行なってもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したごとく1本発明によれば、スピンドルカ
ップリングの小型化を図ることができ。
小径作業ロールの採用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧延機駆動装置の一実施例の説明
図、第2図は前記駆動装置に適用する滑りクラッチ継手
の一例を示す一部を断面にした説明図、第3図は第1図
に示した実施例に適用する滑りクラッチ継手の縦断面図
、第4図は摩擦クラッチの一例を示す断面図、第5図は
摩擦クラッチの制御系統図、第6図は摩擦クラッチの圧
縮空気圧と伝達トルクとの関係を示す特性図、第7図は
摩擦クラッチにおける静的伝達トルクを動的伝達トルク
との変動範囲を示す特性図、第8図および第9図は本発
明に係る圧延機用駆動装置の他の実施例を示す概略構成
図、第10図〜第12図は従来のシャーピン型継手を有
する圧延機用駆動装置の概略構成図、第13図は従来の
シャービン型継手の一例を示す断面図、第14図はシャ
ーピンの疲労強度と一発強度との関係を示す特性図であ
る6100・・・上作業ロール、106,206・・・
ロール側スピンドルカップリング、108,208・・
・スピンドル、110,210・・・駆動機側スピンド
ルカップリング、112,212・・・ピニオン、11
6゜216・・・電動機、124,224・・・出力軸
、114゜244.250,286・・・摩擦クラッチ
、146゜148.246,248・・・歯車、200
・・・下作業ロール、302・・・制御弁、306・・
・制御装置。 308・・・トルク検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動モータと、この駆動モータの動力をロールに伝
    達するスピンドルと、このスピンドルと前記駆動モータ
    の出力軸とを連結するスピンドルカップリングとを有す
    る圧延機用駆動装置において、前記駆動モータの出力軸
    と前記スピンドルカップリングとの間に設けた滑りクラ
    ッチ継手と、前記駆動モータの負荷状態を検出する負荷
    検出器と、この負荷検出器の検出信号に基づき、前記駆
    動モータの出力を制御する制御回路とを設けたことを特
    徴とする圧延機用駆動装置。 2、前記負荷検出器は、前記スピンドルに生ずるトルク
    を検出するトルク検出器であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の圧延機用駆動装置。 3、前記負荷検出器は、前記ロールが圧延する被圧延材
    の張力を検出する張力検出器であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の圧延機用駆動装置。 4、前記駆動モータは、上側ロールを駆動する上ロール
    駆動モータと、下側ロールを駆動する下ロール駆動モー
    タとからなつており、 前記滑りクラッチ継手は、前記上ロール駆動モータの出
    力軸に設けた第1の摩擦クラッチを介して駆動される第
    1の歯車と、この第1の歯車と噛合している第1のピニ
    オンを有し、一端が前記上側ロールの前記スピンドルカ
    ップリングに連結している第1のピニオン軸と、前記下
    ロール駆動モータに設けた第2の摩擦クラッチを介して
    駆動される第2の歯車と、この第2の歯車と噛合する第
    2のピニオンを有し、一端が前記下側ロールの前記スピ
    ンドルカップリングに連結している第2のピニオン軸と
    、この第2のピニオン軸と前記第1のピニオン軸とのい
    ずれか一方の他端部に固定した第3の歯車と、他方のピ
    ニオン軸の他端部に回転自在に設けられ、前記第3の歯
    車と噛合している第4の歯車と、この第4の歯車と前記
    他方のピニオン軸とを接続する第3の摩擦クラッチとか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれか1項に記載の圧延機用駆動装置。
JP60070642A 1985-04-03 1985-04-03 圧延機用駆動装置 Granted JPS61229413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60070642A JPS61229413A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 圧延機用駆動装置

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JP60070642A JPS61229413A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 圧延機用駆動装置

Publications (2)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020049688A (ko) * 2000-12-20 2002-06-26 이구택 레벨링 롤 동력차단장치
JP2014217873A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社神戸製鋼所 多段圧延機
CN105142810A (zh) * 2013-04-26 2015-12-09 Sms集团有限公司 用于冷轧轧件的方法和轧机机架

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