JPS61228031A - ポリカ−ボネ−ト樹脂用防曇塗料 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂用防曇塗料Info
- Publication number
- JPS61228031A JPS61228031A JP60069643A JP6964385A JPS61228031A JP S61228031 A JPS61228031 A JP S61228031A JP 60069643 A JP60069643 A JP 60069643A JP 6964385 A JP6964385 A JP 6964385A JP S61228031 A JPS61228031 A JP S61228031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- water
- aqueous solution
- soluble
- polycarbonate resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プライマーを必要としないポリカーボネート
樹脂用の防曇塗料に関する。
樹脂用の防曇塗料に関する。
ポリカーボネート樹脂は、透明性、耐熱性、耐衝撃性、
耐候性などに優れている事から、広く使用されている。
耐候性などに優れている事から、広く使用されている。
ポリカーボネート樹脂の温度差による曇り、結露の防止
（＝防曇性）の改良については、生産性、耐久性などの
点から、改良すべき点があった。
（＝防曇性）の改良については、生産性、耐久性などの
点から、改良すべき点があった。
本発明者は先に、プラスチックス用の防曇塗料として、
ポリビニルアルコール、高メチル化メラミン樹脂、水溶
性変性ポリアミド樹脂もしくは水溶性アクリル樹脂に界
面活性剤を添加してなるものを発明した。しかしながら
、本塗料をポリカーボネート樹脂成形品やフィルム等に
適用するには、接着用のプライマーを使用することが密
着性の点から必要であり、二段の塗布工程を必要とする
という問題点があった。
ポリビニルアルコール、高メチル化メラミン樹脂、水溶
性変性ポリアミド樹脂もしくは水溶性アクリル樹脂に界
面活性剤を添加してなるものを発明した。しかしながら
、本塗料をポリカーボネート樹脂成形品やフィルム等に
適用するには、接着用のプライマーを使用することが密
着性の点から必要であり、二段の塗布工程を必要とする
という問題点があった。
本発明は、ポリカーボネート樹脂用の防曇塗料として、
ブライマーを必要としないものを見出すべく鋭意検討し
た結果、ポリビニルアルコール、高メチル化メラミン樹
脂及び水溶性変性ポリアミド樹脂からなる先の塗膜成分
に、水溶性ウレタン樹脂及び該ウレタン樹脂の硬化剤を
添加することによりブライマーを使用せずにポリカーボ
ネート樹脂との密着性に優れた防曇塗膜が得られること
を見出し完成したものである。
ブライマーを必要としないものを見出すべく鋭意検討し
た結果、ポリビニルアルコール、高メチル化メラミン樹
脂及び水溶性変性ポリアミド樹脂からなる先の塗膜成分
に、水溶性ウレタン樹脂及び該ウレタン樹脂の硬化剤を
添加することによりブライマーを使用せずにポリカーボ
ネート樹脂との密着性に優れた防曇塗膜が得られること
を見出し完成したものである。
すなわち、本発明は、ポリビニルアルコール、高メチル
化メラミン樹脂、水溶性変性ポリアミド樹脂、水溶性ウ
レタン樹脂及び該ウレタン樹脂の硬化剤を含む水溶液に
アニオン型界面活性剤を添加してなるポリカーボネート
樹脂用防曇塗料である。
化メラミン樹脂、水溶性変性ポリアミド樹脂、水溶性ウ
レタン樹脂及び該ウレタン樹脂の硬化剤を含む水溶液に
アニオン型界面活性剤を添加してなるポリカーボネート
樹脂用防曇塗料である。
本発明の塗料において、ポリビニルアルコールとしては
、ポリビニルアルコールおよびその部分鹸化物などであ
り、通常水溶液として使用する。
、ポリビニルアルコールおよびその部分鹸化物などであ
り、通常水溶液として使用する。
使用量は、例えば１０重量％の水溶液として、２００〜
３００部の範囲とするのが好ましい。
３００部の範囲とするのが好ましい。
高メチル化メラミンとしては、自己硬化型の高メチル化
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂が好ましく、上記のポ
リビニルアルコールの水溶液に添加して使用され、添加
量は、１０〜２０部の範囲が好ましい。
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂が好ましく、上記のポ
リビニルアルコールの水溶液に添加して使用され、添加
量は、１０〜２０部の範囲が好ましい。
また、水溶性ポリアミド樹脂としては、澱粉その他の水
溶性物の耐水性の改良剤として知られているものが好ま
しく、上記のポリビニルアルコールの水溶液に添加して
使用され、添加量は、１０〜２０部の範囲が好ましい。
溶性物の耐水性の改良剤として知られているものが好ま
しく、上記のポリビニルアルコールの水溶液に添加して
使用され、添加量は、１０〜２０部の範囲が好ましい。
以上の成分に添加して、ポリカーボネート樹脂への密着
性を付与するために使用する水溶性ウレタン樹脂とは通
常の水溶性で硬化性のポリウレタン樹脂樹脂であり、又
、該ウレタン樹脂の硬化剤として市販されているものを
使用するものであり、上記のポリビニルアルコールの水
溶液に添加して使用され、添加量は、５０〜７０部の範
囲、硬化剤は１〜３部の範囲が好ましい。
性を付与するために使用する水溶性ウレタン樹脂とは通
常の水溶性で硬化性のポリウレタン樹脂樹脂であり、又
、該ウレタン樹脂の硬化剤として市販されているものを
使用するものであり、上記のポリビニルアルコールの水
溶液に添加して使用され、添加量は、５０〜７０部の範
囲、硬化剤は１〜３部の範囲が好ましい。
以上の塗膜成分に、界面活性剤を添加し、塗膜に保持さ
せることにより、高度の防曇性を得る。
せることにより、高度の防曇性を得る。
防曇性の向上の面からはいかなる界面活性剤でも使用可
能であるが、所望の防曇性を得るために必要とする添加
量を使用した場合には、中性、カチオン性などの界面活
性剤の場合には、本発明の塗青色に着色すると言う現象
が生じる。従って、無色で且つ所望の防曇性を得るため
にはアニオン型界面活性剤を用いるのが好ましく、上記
のポリビニルアルコールの水溶液に１〜４部の範囲で添
加して使用するのが好ましい。
能であるが、所望の防曇性を得るために必要とする添加
量を使用した場合には、中性、カチオン性などの界面活
性剤の場合には、本発明の塗青色に着色すると言う現象
が生じる。従って、無色で且つ所望の防曇性を得るため
にはアニオン型界面活性剤を用いるのが好ましく、上記
のポリビニルアルコールの水溶液に１〜４部の範囲で添
加して使用するのが好ましい。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
部分鹸化ポリビニルアルコールの粉末を水に溶解して１
０％の溶液とした。この水溶液 ２３０ｇに、速硬化型
窩メチル化メラミンーホルムアミド樹脂 １０ｇ、水溶
性変性ポリアミド樹脂 １０ｇ、水溶性ウレタン樹脂６
０ｇ、その硬化剤 １．２ｇ、及びアニオン型界面活性
剤１．５ｇを添加混合し均一な水溶液とした。
０％の溶液とした。この水溶液 ２３０ｇに、速硬化型
窩メチル化メラミンーホルムアミド樹脂 １０ｇ、水溶
性変性ポリアミド樹脂 １０ｇ、水溶性ウレタン樹脂６
０ｇ、その硬化剤 １．２ｇ、及びアニオン型界面活性
剤１．５ｇを添加混合し均一な水溶液とした。
該水溶液を厚み１ 、５ｍｍのポリカーボネート樹脂シ
ートに塗布し、１２０℃で１０分間乾燥して硬化塗膜付
シートを得た。
ートに塗布し、１２０℃で１０分間乾燥して硬化塗膜付
シートを得た。
該シートに、１０℃、２０℃の雰囲気で呼気をかけても
全く曇り養生じなかった。又、６０℃蒸気に１時間接触
させても全く曇らなかった。
全く曇り養生じなかった。又、６０℃蒸気に１時間接触
させても全く曇らなかった。
硬化塗膜を形成していないポリカーボネートシートは、
上記の呼気試験および蒸気試験で曇りを生じるものであ
った。
上記の呼気試験および蒸気試験で曇りを生じるものであ
った。
本塗膜の接着性は、１００／ＩＱＯ（基盤目テスト）で
あり、耐温水性（７５℃、１時間処理）、耐熱性（１０
０℃、２５時間後）、熱成形性（１８０℃、５分）はい
ずれも良好であった。
あり、耐温水性（７５℃、１時間処理）、耐熱性（１０
０℃、２５時間後）、熱成形性（１８０℃、５分）はい
ずれも良好であった。
以上の如くである本発明のポリカーボネート樹脂用防曇
塗料によれば、防曇性に優れたポリカーボネート樹脂フ
ィルムもしくはシート、成形品が一回の塗布操作で得ら
れるので１、生産性が改良され、より低価格で防曇性の
物品を提供できるものである。
塗料によれば、防曇性に優れたポリカーボネート樹脂フ
ィルムもしくはシート、成形品が一回の塗布操作で得ら
れるので１、生産性が改良され、より低価格で防曇性の
物品を提供できるものである。
Claims (1)
- ポリビニルアルコール、高メチル化メラミン樹脂、水
溶性変性ポリアミド樹脂、水溶性ウレタン樹脂及び該ウ
レタン樹脂の硬化剤を含む水溶液にアニオン型界面活性
剤を添加してなるポリカーボネート樹脂用防曇塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60069643A JPS61228031A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | ポリカ−ボネ−ト樹脂用防曇塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60069643A JPS61228031A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | ポリカ−ボネ−ト樹脂用防曇塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61228031A true JPS61228031A (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13408737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60069643A Pending JPS61228031A (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | ポリカ−ボネ−ト樹脂用防曇塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61228031A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0413260A2 (en) * | 1989-08-11 | 1991-02-20 | Nippon Paint Co., Ltd. | Surface treatment chemicals for forming hydrophilic coatings, treatment bath containing them, and treatment method |
| EP0733686A3 (de) * | 1995-03-23 | 1997-03-19 | Hoechst Ag | Wässrige Dispersionen von veretherten Aminoplastharzen und ihre Verwendung als Härtungsmittel in wässrigen Lacksystemen |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP60069643A patent/JPS61228031A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0413260A2 (en) * | 1989-08-11 | 1991-02-20 | Nippon Paint Co., Ltd. | Surface treatment chemicals for forming hydrophilic coatings, treatment bath containing them, and treatment method |
| EP0733686A3 (de) * | 1995-03-23 | 1997-03-19 | Hoechst Ag | Wässrige Dispersionen von veretherten Aminoplastharzen und ihre Verwendung als Härtungsmittel in wässrigen Lacksystemen |
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