JPS6122424Y2 - - Google Patents
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- JPS6122424Y2 JPS6122424Y2 JP8959081U JP8959081U JPS6122424Y2 JP S6122424 Y2 JPS6122424 Y2 JP S6122424Y2 JP 8959081 U JP8959081 U JP 8959081U JP 8959081 U JP8959081 U JP 8959081U JP S6122424 Y2 JPS6122424 Y2 JP S6122424Y2
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- wire
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- synthetic resin
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- Expired
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Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は十分な強度と通線能力を有する電気配
線用呼び線に関するものである。
線用呼び線に関するものである。
一般にオフイス、商店、住宅および工場などの
電気配線工事は、内装工事が完成した段階で、予
め付設した電線用配管内へ電線を通線せしめるこ
とにより行なわれている。そしてこの配線作業に
おける配管内への電線の通線は、まず呼び線と称
される線条を主として押し込む操作で配管内へ通
線し、次いで呼び線の端末に電線を連結して、呼
び線を配管から引き抜くことにより実施されてい
る。
電気配線工事は、内装工事が完成した段階で、予
め付設した電線用配管内へ電線を通線せしめるこ
とにより行なわれている。そしてこの配線作業に
おける配管内への電線の通線は、まず呼び線と称
される線条を主として押し込む操作で配管内へ通
線し、次いで呼び線の端末に電線を連結して、呼
び線を配管から引き抜くことにより実施されてい
る。
この作業において配管内へ電線を案内し、通線
するために使用する呼び線としては、従来からス
テイール製の線条が用いられてきたが、これには
高重量で取扱いにくいことおよびその腰の強さと
硬さのため使用中に装飾や内装を損傷しやすいこ
となどの欠点がある。
するために使用する呼び線としては、従来からス
テイール製の線条が用いられてきたが、これには
高重量で取扱いにくいことおよびその腰の強さと
硬さのため使用中に装飾や内装を損傷しやすいこ
となどの欠点がある。
この欠点をカバーする呼び線として例えばポリ
アセタールなどの合成樹脂からなる線条が知られ
ているが、合成樹脂製呼び線は使用中に傷がつき
易く、しかもその傷により簡単に切断するという
致命的な欠点を有している。この欠点については
素材たる合成樹脂線条を適宜延伸して適切な強度
を持たせることによりある程度改良することがで
きるが、合成樹脂の延伸線条からなる呼び線は巻
きぐせが強いため、長尺でしかも屈曲部分が多
く、摩擦抵抗の大きい配管に対して通線せしめる
ことが極めて困難である。
アセタールなどの合成樹脂からなる線条が知られ
ているが、合成樹脂製呼び線は使用中に傷がつき
易く、しかもその傷により簡単に切断するという
致命的な欠点を有している。この欠点については
素材たる合成樹脂線条を適宜延伸して適切な強度
を持たせることによりある程度改良することがで
きるが、合成樹脂の延伸線条からなる呼び線は巻
きぐせが強いため、長尺でしかも屈曲部分が多
く、摩擦抵抗の大きい配管に対して通線せしめる
ことが極めて困難である。
そこで本考案者らは十分な強度とすぐれた通線
能力を有する呼び線の取得を目的として検討した
結果、複数本の合成樹脂製延伸糸を撚り合せ固定
してなる撚り線から構成したことを特徴とする電
気配線用呼び線により上記目的が効果的に達成で
きることを見出した。
能力を有する呼び線の取得を目的として検討した
結果、複数本の合成樹脂製延伸糸を撚り合せ固定
してなる撚り線から構成したことを特徴とする電
気配線用呼び線により上記目的が効果的に達成で
きることを見出した。
本考案の呼び線を構成する撚り線とは、複数本
の合成樹脂製延伸糸を撚り合せ固定してなる第1
図に示した如き態様のものである。ここで撚り線
の素材たる合成樹脂製延伸糸とは熱収縮性と熱固
定性を有する熱可塑性樹脂、例えばナイロン6,
ナイロン66,ナイロン610などのポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレートなどのポリエステルおよびポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフインなどを
通常の溶融押出法により紡糸後、延伸してなる線
径が約1〜4mm程度の比較的太物のモノフイラメ
ントである。これら合成樹脂製延伸糸の複数本、
例えば2〜5本を緊張状態で撚り合せながら加熱
し、実質的な撚り合せと熱固定を生起させた後、
急冷することにより、撚りが均整でかつ高強度の
撚り線が得られる。本考案で用いる撚り線の線径
にはとくに制限がなく、使用する配管の太さや長
さに応じて適宜選択されるが、通常は線径が約2
〜12mm程度のものが好ましく使用される。
の合成樹脂製延伸糸を撚り合せ固定してなる第1
図に示した如き態様のものである。ここで撚り線
の素材たる合成樹脂製延伸糸とは熱収縮性と熱固
定性を有する熱可塑性樹脂、例えばナイロン6,
ナイロン66,ナイロン610などのポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレートなどのポリエステルおよびポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフインなどを
通常の溶融押出法により紡糸後、延伸してなる線
径が約1〜4mm程度の比較的太物のモノフイラメ
ントである。これら合成樹脂製延伸糸の複数本、
例えば2〜5本を緊張状態で撚り合せながら加熱
し、実質的な撚り合せと熱固定を生起させた後、
急冷することにより、撚りが均整でかつ高強度の
撚り線が得られる。本考案で用いる撚り線の線径
にはとくに制限がなく、使用する配管の太さや長
さに応じて適宜選択されるが、通常は線径が約2
〜12mm程度のものが好ましく使用される。
本考案の撚り線からなる呼び線には例えば第2
図に示した様に撚り線1の先端に必要に応じて電
線接続用端子2を接着、融着またはかしめにより
取り付けて用いることができる。
図に示した様に撚り線1の先端に必要に応じて電
線接続用端子2を接着、融着またはかしめにより
取り付けて用いることができる。
かかる構成からなる本考案の呼び線は柔軟でか
つ腰が強く、大きな強度を有しているため、配管
内へ押し込む操作が容易であり、しかも従来の呼
び線の如く配管内面と面接触せずに点接触の状態
で挿入されるため摩擦抵抗が少なくてすみ、配管
内への通線能力が極めてすぐれている。また本考
案の呼び線は撚り線から構成されているため、多
少の傷がついても簡単に切断することがなく、し
かも巻きぐせがないために先端の案内性が著しく
良好である。
つ腰が強く、大きな強度を有しているため、配管
内へ押し込む操作が容易であり、しかも従来の呼
び線の如く配管内面と面接触せずに点接触の状態
で挿入されるため摩擦抵抗が少なくてすみ、配管
内への通線能力が極めてすぐれている。また本考
案の呼び線は撚り線から構成されているため、多
少の傷がついても簡単に切断することがなく、し
かも巻きぐせがないために先端の案内性が著しく
良好である。
したがつて本考案の呼び線によれば、かなり長
尺でしかも屈曲やわん曲部分の多い電線用配管内
へも、容易に電線を通線することが可能であり、
従来の呼び線に比し効率的な配管作業が達成可能
である。
尺でしかも屈曲やわん曲部分の多い電線用配管内
へも、容易に電線を通線することが可能であり、
従来の呼び線に比し効率的な配管作業が達成可能
である。
実施例
第3図に示した如き、内径22.2mmで全長31.0m
のC字型配管(直径部分Aの長さ;約11m、直線
部分Bの長さ;約3.7m)へ、呼び線として(A);
直径2.7mmのポリエチレンテレフタレート延伸モ
ノフイラメント3本を45回/mに撚り合せ、200
℃で45秒熱処理後急冷して得た直径5.6mmの撚り
線、(B)直径約5.6mmのナイロン6延伸糸および(C)
直径約5.6mmのポリアセタール成形線条の三者を
呼び線として通線せしめたところ、その通線可能
な長さは、本考案の呼び線(A)が31mであるのに対
し、(B)は約20m、(C)は約20mと小さく、それ以上
の通線は不可能であつた。
のC字型配管(直径部分Aの長さ;約11m、直線
部分Bの長さ;約3.7m)へ、呼び線として(A);
直径2.7mmのポリエチレンテレフタレート延伸モ
ノフイラメント3本を45回/mに撚り合せ、200
℃で45秒熱処理後急冷して得た直径5.6mmの撚り
線、(B)直径約5.6mmのナイロン6延伸糸および(C)
直径約5.6mmのポリアセタール成形線条の三者を
呼び線として通線せしめたところ、その通線可能
な長さは、本考案の呼び線(A)が31mであるのに対
し、(B)は約20m、(C)は約20mと小さく、それ以上
の通線は不可能であつた。
第1図は撚り線の斜視図、第2図は本考案の呼
び線の一態様の斜視図、第3図は本考案の実施例
で用いるC字型電線用配管の平面図である。 1……撚り線、2……電線接続用端子。
び線の一態様の斜視図、第3図は本考案の実施例
で用いるC字型電線用配管の平面図である。 1……撚り線、2……電線接続用端子。
Claims (1)
- 複数本の合成樹脂製延伸糸を撚り合せ固定して
なる撚り線から構成したことを特徴とする電気配
線用呼び線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8959081U JPS6122424Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8959081U JPS6122424Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57203613U JPS57203613U (ja) | 1982-12-24 |
JPS6122424Y2 true JPS6122424Y2 (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=29884735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8959081U Expired JPS6122424Y2 (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122424Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5966185B2 (ja) * | 2012-10-02 | 2016-08-10 | 東レ・モノフィラメント株式会社 | 通線用呼び線およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP8959081U patent/JPS6122424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57203613U (ja) | 1982-12-24 |
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