JPS6121989A - 二剤型コンクリ−ト防水組成物 - Google Patents

二剤型コンクリ−ト防水組成物

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JPS6121989A
JPS6121989A JP14100584A JP14100584A JPS6121989A JP S6121989 A JPS6121989 A JP S6121989A JP 14100584 A JP14100584 A JP 14100584A JP 14100584 A JP14100584 A JP 14100584A JP S6121989 A JPS6121989 A JP S6121989A
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ethylene
metal salt
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JP14100584A
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斎藤 邦秀
佐々木 清一
信和 岩瀬
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Hoechst Gosei KK
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Hoechst Gosei KK
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は二剤型コンクリート防水組成物に関するもので
あり、さらに詳しくは、コンクリート躯体からの滲み出
し水と、その表面からの透水を防止する二剤型コンクリ
ート防水組成物に係るものである。
〔従来の技術〕
コンクリート製の壁面、床、屋上などは透水性があるの
で、適切な防水処理を施す必要がある。これらのコンク
リート躯体への防水法として従来より用いられてきた方
法としては、アスファルト防水法、セメントモルタル防
水法、シート防水法および塗膜防水法が最も一般的であ
る。
防水処理施工上置も困難とされているのは、地下室の隅
面や床面の防水処理であるが、前記の防水法はいずれも
一長一短があり、地下室におけるコンクリート躯体から
の滲み出し水を防止することはできなかった。
すなわち、アスファルト防水は床面への施工性はよいが
、壁面には施工しにくく、また温感性が鋭敏なので、酷
暑時には流れやすく、寒冷時には剥がれやすい欠点があ
り、セメントモルタル防水は壁面への施工も可能である
が、下地コンクリートとの密着性がわるく、又亀裂や剥
がれが生じ易い欠点があり、シート防水法は壁面への施
工性はよいが、コンクリート躯体への接着性と、シート
同士の接着性に問題があり、1塗膜防水法は壁面への施
工性がわるく、かつ、形成した塗膜の耐水性が不十分で
あるなどの欠点があり、コンクリート躯体からの滲み出
し水を防止することはできなかった。
本発明者らは種々検討を重ねた結果、滲み出し水を防止
するには、コンクリート躯体表面に防水層を形成する方
法よりも、コンクリート躯体自体を緻密にして水の滲透
を防止すべきであるという結論に達し、種々の処理剤を
用いて、滲み出し水の防水効果を調べた。その結果(a
)水酸化ジルコニウムと酢酸ジルコニウムから選んだ1
種又は2種、(b)高級脂肪酸のアルカリ金属塩、(c
)高級脂肪酸のアルカリ金属以外の金属塩、(d)珪酸
のアルカリ金属塩の囲者を併用した組成物が最も効果的
であることが認められた。
この四成分からなる止水剤は水と共にコンクリート躯体
の表層部に浸透し、カルシウム等の無機塩類と結合して
水にとけない結晶体となり、この結晶体が水の通路とな
るコンクリートの毛細管を閉塞して、防水効果を奏する
と考えられるが、このような止水剤をコンクリート躯体
に塗布浸透させただけでは、とくに地下室の場合、コン
クリート躯体内部から滲み出してくる水を防止すること
は不十分であった。
そこで、本発明者らは更に検討をすすめ、この止水剤を
塗布した上に、合成樹脂エマルジョンを塗布し、合成樹
脂の皮膜を形成して滲透防止をする方法を試みたが、形
成した皮膜と止水剤を塗布した表面との接着性がわるく
、コンクリート一体からの滲み出し水によって剥離して
しまうという現象が認められた。。
次に、本発明者らはこの止水剤に合成樹脂エマルジョン
を配合して一液とし、この液をコンクリート躯体に塗布
して滲透防止をする方法を検討することとし、種々の合
成樹脂エマルジョンと該止水剤を混合したところ、該止
水剤に合成樹脂エマルジョンを配合すると、エマルジョ
ン状態が不安定となり、場合によっては分離、凝固、沈
降などを起し、造膜性が非常にわるくなる傾向が大きか
った。
(発明の概要〕 この混和性についてさらに検討を進めたところ、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョン又は
オキシエチレン系非イオン界面活性剤を含有したエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンの1種又は2種を
用いると、該止水剤と均一に混合することを見出した。
この混合液に、エマルジョンの皮膜耐水性を高めるため
に水硬性セメントを配合し、塗布に必要な粘度を与える
為に水溶性高分子を配合し、塗膜の強靭性や硬度と、塗
膜に適度の厚みを与えるために細骨材を配合して下塗り
組成物を作成し、これをコンクリート躯体の表面に塗布
し、ついで無機質繊維を配合した上塗り組成物を塗布す
ることにより、該止水剤と該エマルジョンがコンクリー
ト一体の表層部に浸透して、生成した水不溶性の結晶体
を強固に固着させ、コンクリート躯体の表層部をきわめ
て緻密な状態にするとともに、無機質繊維と合成樹脂エ
マルジョンにより形成された皮膜によって、クラック発
生による漏水を防止する効果を奏し、コンクリート表面
からの透水防止は勿論のこと、躯体内部からの滲み出し
水を完全に防止できることを見出し、本発明を完成した
すなわち本発明は、本第1発明 (A)(ω水酸化ジルコニウム および/又は酢酸ジ ルコニウム     0.01〜20重量部+重置部級
脂肪酸のアルカ リ金属塩       0.01〜15〃(c)高級脂
肪酸のアルカ リ金属以外の金属塩 0.01〜15〃(d>珪酸のア
ルカリ金属塩0.05〜30  n(f>水溶性高分子
    0.05〜30  n(g)水硬性セメント 
    5〜600重量部(to細骨材       
 20〜800゜+i+エチレンー酢酸ビニル 一塩化ビニル共重合体 エマルジョンおよび/ 又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を 含有するエチレン−酢 酸ビニル共重合体エマ ルジョンを固形分として  100  IIと適量の水
を混線してなる下塗り組成物と、(B)(ω水酸化ジル
コニウム および/又は酢酸ジ ルコニウム     0.01〜10重量部(d)珪酸
のアルカリ金属塩0.2 〜15orr(e)無機質繊
維     0.5 〜250 n+f>水溶性高分子
    0.05〜30〃(9)水硬性セメント   
 1.5 〜450 nりto細骨材       1
0  〜600〃山エチレンー酢酸ビニル 一場化ビニル共重合体 エマルジョンおよび/ 又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を 含有するエチレン−酢 酸ビニル共重合体エマ ルジョンを固形分として   100重量部と適量の水
を混練してなる上塗り組成物とからなる二剤型コンクリ
ート防水組成物、および本第2発明 (^)(ω水酸化ジルコニウム および/又は酢酸ジ ルコニウム     0.01〜20重量部(b)高級
脂肪酸のアルカ リ金属塩       0.01〜15〃(c)高級脂
肪酸のアルカ リ金属以外の金属塩 0,01、〜15〃(cb珪酸の
アルカリ金属塩0.05〜30〃(f+水溶性高分子 
   0.05〜30〃(9)水硬性セメント    
5 〜600〃(h)細骨材       20 〜8
00重量部+i+エチレンー酢酸ビニル 一塩化ビニル共重合体 エマルジョンおよび/ 又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を 含有するエチレン−酢 酸ビニル共重合体エマ ルジョンを固形分として   100  Nと適量の水
を混練してなる下塗り組成物と、(B)(ω水酸化ジル
コニウム および/又は酢酸ジ ルコニウム     0,01〜10重量部りb+高級
脂肪酸のアルカ リ金属塩      0.01〜10I?(c)高級脂
肪酸のアルカ リ金属以外の金属塩 0.01〜10〃(d)珪酸のア
ルカリ金属塩0,2〜150〃(e)無機質繊維   
  0.5〜250  〃+f)水溶性高分子    
0205〜30〃(9)水硬性セメント   1,5〜
450重量部山重量部材       16 〜600
〃(bエチレン−酢酸ビニル 一塩化ビニル共重合体 エマルジョンおよび/ 又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を 含有するエチレン−酢 酸ビニル共重合体エマ ルジョンを固形分として  100〃 と適量の水を混練してなる上塗り組成物とからなる二剤
型コンクリート防水組成物である。
本第1発明と本第2発明との差異は、上塗り組成物にお
いて、第1発明では高級脂肪酸のアルカリ金属塩および
高級脂肪酸のアルカリ金属以外の金属塩を使用しないが
、本第2発明にお  ゛いてはこれらを使用する点にあ
る。
併して本第1発明の防水効果は従来のものに較べて格段
にすぐれているが、本第2発明は更に上回る効果を示す
ものである。
〔実施例〕
本発明で使用する水酸化ジルコニウムまたは酢酸ジルコ
ニウムは、夫々単独で使用してもよいが、併用する方が
よりすぐれた効果を奏する。
本発明で使用する高級脂肪酸のアルカリ塩としては、ス
テアリン酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム、オレイン
酸カリウムなどのごとき、高級脂肪酸のカリウム塩又は
ナトリウム塩が用いられ、ことにカリウム塩が好ましい
本発明で使用する高級脂肪酸のアルカリ金属以外の金属
塩としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニ
ウム、ラウリン酸マグネシウム、ラウリン酸アルミニウ
ム、ラウリン酸鉛、パルミチン酸カルシウム、オレイン
酸亜鉛、オレイン酸バリウムのごとき、高級脂肪酸と亜
鉛、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、鉛、バ
リウムなどとの塩が用いられ、ことに亜鉛塩が好ましい
本発明で使用する珪酸のアルカリ塩としては、珪酸ナト
リウム、珪酸カリウム、珪酸リチウムなどがあり、こと
に珪酸ナトリウム、珪酸カリウムが好ましい。
本発明で使用する無機質sII&としては、ガラス繊維
、石綿、ロックウール、炭素繊維、スチールファイバー
、アルミナ繊維などが適当である。
本発明で使用する水溶性高分子としては、ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシアルキルセルロース、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロロース、ポリアクリル
酸ソーダ、デンプンなどである。
本発明で使用する水硬性セメントとしては普通ポルトラ
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポル
トランドセメントなどのポルトランドセメント、高炉セ
メント、フライアッシュセメントなどの混合セメント、
アルミナセメントなどの特殊セメントなどが用いられる
本発明で使用する細骨材としては、珪砂、川砂、海砂、
陶磁器粉などの粒径0.1〜2.5ig+のものが用い
られるが、ことに粒径0.1〜0,6■の乾燥状態の珪
砂が最も適切である。
本発明で使用するエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体エマルジョンとしては、エチレン含有量10〜4
0重量%、酢酸ビニル含有量30〜60重量%、塩化ビ
ニル含有量30〜60重量%の水性エマルジョンで、こ
の場合は乳化重合時に用いる乳化剤はとくに制限されな
い。
また、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンを用
いる場合は、エチレン含有110〜40重量%、酢酸ビ
ニル含有量60〜90重量%のものが適当である。この
共重合体エマルジョンの場合は、前述のエチレン−酢酸
ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョンとは異なり、
オキシエチレン系非イオン界面活性剤を含有することが
必要である。
オキシエチレン系非イオン界面活性剤は、重合時に乳化
剤として使用してもよく、又、重合後に添加してもよい
オキシエチレン系非イオン界面活性剤としては、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル
、オキシエチレン−オキシプロピレンブロックポリマー
などが用いられる。
本第1発明および第2発明における(A)の下塗り組成
物は全く同じものであるから、その構成と作用効果につ
いて一緒に説明する。
(ω水酸化ジルコニウムおよび/又は酢酸ジルコニウム
と(b)1級脂肪酸のアルカリ金属塩と、(c)高級脂
肪酸のアルカリ金属塩以外の金属塩と、(d)珪酸のア
ルカリ金属塩の囲者を、これらと混和性のきわめてよい
エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョ
ンおよび/又はオキシエチレン系非イオン界面活性剤を
含有するエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン1
00重量部(固形分換算)に対し、(a)を0.01〜
20重量部、山)を0.01〜15重量部、+01を0
501〜20重量部、(d)を0.05〜30重量部併
用することにより、(a)、<b>、(0)、+d+か
らなる止水剤は・、エマルジョンと共にコンクリート躯
体の表層部に浸透し、カルシウム等の無機塩類と結合し
て水にとけない結晶体となり、この結晶体が水の通路と
なるコンクリートの毛細管を閉塞し、エマルジョン粒子
がさらにその間隙を充填、密着することにより、きわめ
てすぐれた防水効果が奏されるものである。
(f+水溶性高分子は、下塗り組成物の粘度を調整して
塗布作業を良好にするために用いるものである。従って
その使用量はエマルジョン100重量部(固形分換算)
に対して0.05〜30重量部の範囲で適量が使用され
る。O,OS重量部未満では粘度調節効果が不足し、3
0重量部をこえて用いると耐水性を低下させるので好ま
しくない。
+Q)水硬性セメントは、エマルジョンの皮膜耐水性を
高めるために用いるものであるが、その使用量は、エマ
ルジョン100重量部(固形分換算)に対して5〜60
0* fi部が形成される下塗り組成物の皮膜の防水性
能からみて適当である。
+h)細骨材は塗膜の強靭性や硬度と、塗膜に適度の厚
みを与えるために配合するものであるが、その使用量は
エマルジョン100重量部(固形分)に対し、20〜8
00重量部が適当である。20重量部未満では下塗り組
成物が形成する塗膜の強靭性が不足し、800重量部を
こえると塗膜が粗雑になり、滲み出し水を防止する効果
がなくなる。
下塗り組成物の塗布量は、組成にもよるがエマルジョン
の多い場合は50g/# (塗布厚として20〜50ρ
)以上が用いられる。上限は50kM vl(塗布厚と
して2〜5cs+)程度が適当である。
しかし、必要があれば、これ以上塗布しても差支えない
。塗布は吹付機、刷毛、ローラー、コテなどで行なうこ
とができる。
次に本第1発明および第2発明の(B)の上塗り組成物
について説明する。
(A)の下塗り組成物と最も異なる点は無機質1111
、Hを含有していることであるが、これはコンクリート
躯体が収縮などによって起こす構造クラックに塗膜を追
随させるためである。これによって表面からの透水を防
止する効果を発揮する。(A)の下塗り組成物を塗布す
ると組成、塗布厚、季節によって多少異なるが塗布機数
時間経つと半乾燥状態となるが、その後適当な時期に、
好ましくは数日以内に(B)の上塗り組成物を塗布する
本第1発明の(B)の上塗り組成物においては、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョンおよ
び/又はオキシエチレン系非イオン界面活性剤を含有す
るエチレン−酢酸ビニル共重合体エマル242100重
量部(固形分換算)に対し、(ωの水酸化ジルコニウム
および/又は酢酸ジルコニウム0.01〜10重量部お
よび(d)の珪酸のアルカリ金属塩を0.2〜150重
量部配重量心配、これは上塗り層目体を緻密にするとい
う効果を奏する。また<e>の無機質tlANを0.5
〜250重量部配重量心配とによって、コンクリート躯
体の収縮などによる構造クラックに追随していく性能が
付与される。
そのほか+f)の水溶性高分子を0.05〜30重量部
、(0)の水硬性セメントを1.5〜450重量部、(
h+の細骨材を10〜600重量部配合重置部、これら
はいずれも下塗り組成物を用いた場合と同じ効果をもた
らすものである。
コンクリート躯体表面に本発明の(A)の下塗り組成物
を塗布した上に、本第1発明の(B)の上塗り組成物を
塗布して防水処理を施すと、従来の防水処理を施した場
合に較べて、コンクリート躯体からの滲み出し水と表面
からの透水を防止するきわめてずぐれた効果を奏する。
本第2発明の(B)の上塗り組成物においては、本第1
発明の上塗り組成物に更に+b+高級脂肪酸のアルカリ
金属塩0.01〜10重量部、(c>高級脂肪酸のアル
カリ金属以外の金属塩0.01〜10重量部をエマルジ
ョンの固形分100重量部に対して配合している。
これは、各成分とのなじみをよくするとともに、防水層
に撥水性を付与し、防水効果を増強させるのに役立つて
いる。
次に本発明の二剤型コンクリート防水組成物の典型的な
作り方を説明する。
水酸化ジルコニウムおよび/又゛は酢酸ジルコニウム0
.3重量部、ステアリン酸ナトリウム0.4重量部、ラ
ウリン酸亜鉛0.2重量部、珪酸ナトリウム1,2重量
部、ポリビニルアルコール1.0重量部、普通ポルトラ
ンドセメント 100重量部、粒径0.1〜0.3−一
の珪砂180重量部を混合し、これを固形分濃度50%
のエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジ
ョン100重量部に添加混合して、下塗り組成物(A)
を作成する。
別に、水酸化ジルコニウムおよび/又は酢酸ジルコニウ
ム0.4重量部、ステアリン酸ナトリウムO又は0.3
重量部、ラウリン酸亜鉛O又は0.2重量部、珪酸ナト
リウム25重量部、ポリビニルアルコール5重量部、普
通ボルトツノンドセメント100重量部、ガラス短繊維
30重量部、粒径0.1〜0.31■の珪砂250重量
部を混合し、これを固形分濃度50%のエチレン−酢酸
ビニル−塩化ビニル共重合体エマルジョン200重量部
に添加混合して、上塗り組成物(B)を作成して、二剤
型コンクリート防水組成物かえられる。
次に実施例および比較例をあげて本発明を説明する。
実施例1〜8 第1表に示す組成の下塗り組成物(A)と上塗り組成物
(B)からなる二剤型コンクリート防水組成物。
(以下余白) 比較例1〜3 第2表に示す組成の比較用組成物。
〔以下余白〕
比較試験 実施例1〜8、比較例1〜3を用いて、モルタルブロッ
クに防水処理を施し、JIS^1404に準じて透水試
験を行なった。
試験結果は第3表のどとし。
試験方法 ポルトランドセメント:l!浦標準砂:水=1:2:0
.65の標準配合モルタルを調製し、これを内径15c
園、内高4C−の型わくによりモルタルブロックを作成
し、19日1WIIi度20±3℃、湿度80%以上の
湿気筒中で養生したのち、その表面に実施例1〜8、比
較例1〜4の組成物を用いて、乾燥後の厚さが約1.5
+emになるように被覆層を設け、30日間、温度20
±30℃、湿度65±10%で養生した。
透水試験は、養生日数5.10.30日口の防水処理モ
ルタルブロックを約80℃で二定重量となるまで乾燥し
たものを試験体とし、試験体の上下両面の中央に、径5
C−の透水円孔を有する厚さ1C−以上のゴムパツキン
を当て、均一に締っけタッチ、1.3.5 k(1/c
m 2 (D水圧tr 111111かけて、透水Iお
よび透水比を求めた。
透水量(0) =Ws −W2 W2 :乾燥重量(g) W3 :1時間水圧をかけた直後の重1(0)防水処理
した試験体の透水量(0) 透水比=□ 未処理の試験体の透水量(a) 〔以下余白〕 〔発明の効果〕 第3表の結果から明らかなように、本発明の二剤型防水
組成物を用いると、塗布後30日間養生した防水層は5
kof/ cm2の水圧をかけても透水量はh(透水比
0)ときわめてすぐれた防水性・能を示した。
又、10日間養生しただけでも、JISで規定された水
圧の3kof/ cm2に対しては実施例のものはすべ
て透水量Og、透水比0の性能を示した。
とくに本第2発明のもの(実施例5.6.7.8)は、
5kof/ cs2に対しても透水量Og、透水比Oを
示した。
これに対して、止水剤を除いた下塗り組成物だけを塗布
した場合(比較例1)、およびこれに上塗り組成物を塗
布した場合(比較例2.3)は、0.06〜0.30と
いう悪い透水比を示し、不十分な防水性能であった。
手続補正書(自発) 昭和59年:咳1月° 日 特許庁長官  志 賀   学  殿 1事件の表示 昭和59年特許願第 141005  号2発明の名称 二剤型コンクリート防水組成物 3補正をする者 事件との関係   特許出願人 タカ マ ヒロ アキ 代表者高間広明 4代理人〒540 5補正の対象 (1)  明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の
内容 (1)  明細96頁13行の「隅面」を「壁面」と補
正する。
(2)  同18頁2行の「アルキルエーテル」を「ア
ルキルアリールエーテル」と補正する。
(3)同19頁5行の「充填」を「充填」と補正するa 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)(a)水酸化ジルコニウ ムおよび/又は酢 酸ジルコニウム 0.01〜20重量部 (b)高級脂肪酸のア ルカリ金属塩 0.01〜15〃 (c)高級脂肪酸のア ルカリ金属以外 の金属塩 0.01〜15〃 (d)珪酸のアルカリ 金属塩 0.05〜30〃 (f)水溶性高分子 0.05〜30〃 (g)水硬性セメント 5〜600〃 (h)細骨材 20〜800〃 (i)エチレン−酢酸ビニ ル−塩化ビニル共重 合体エマルジョンお よび/又はオキシエ チレン系非イオン界 面活性剤を含有する エチレン−酢酸ビニ ル共重合体エマルジ ョンを固形分として 100重量部 と適量の水を混練してなる下塗り組成物と、(B)(a
    )水酸化ジルコニウ ムおよび/又は酢 酸ジルコニウム 0.01〜10重量部 (d)珪酸のアルカリ 金属塩 0.2〜150〃 (e)無機質繊維 0.5〜250〃 (f)水溶性高分子 0.05〜30〃 (g)水硬性セメント 1.5、〜450〃(h)細骨
    材 10〜600〃 (i)エチレン−酢酸ビニ ル−塩化ビニル共重 合体エマルジョンおよび /又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を含 有するエチレン−酢酸ビ ニル共重合体エマルジョ ンを固形分として 100重量部 と適量の水を混練してなる上塗り組成物 とからなる二剤型コンクリート防水組成物。 2 (A)(a)水酸化ジルコニウ ムおよび/又は酢 酸ジルコニウム 0.01〜20重量部 (b)高級脂肪酸のア ルカリ金属塩 0.01〜15〃 (c)高級脂肪酸のア ルカリ金属以外 の金属塩 0.01〜15〃 (d)珪酸のアルカリ 金属塩 0.05〜30〃 (f)水溶性高分子 0.05〜30〃 (g)水硬性セメント 5〜600〃 (h)細骨材 20〜800重量部 (i)エチレン−酢酸ビニ ル−塩化ビニル共重 合体エマルジョンお よび/又はオキシエ チレン系非イオン界 面活性剤を含有する エチレン−酢酸ビニ ル共重合体エマルジ ョンを固形分として 100〃 と適量の水を混練してなる下塗り組成物と、(B)(a
    )水酸化ジルコニウ ムおよび/又は酢 酸ジルコニウム 0.01〜10重量部 (b)高級脂肪酸のア ルカリ金属塩 0.01〜10〃 (c)高級脂肪酸のア ルカリ金属以外 の金属塩 0.01〜10〃 (d)珪酸のアルカリ 金属塩 0.2〜150重量部 (e)無機質繊維 0.5〜250〃 (f)水溶性高分子 0.05〜30〃 (g)水硬性セメント 1.5〜450〃 (h)細骨材 10〜600〃 (i)エチレン−酢酸ビニル −塩化ビニル共重合体 エマルジョンおよび/ 又はオキシエチレン系 非イオン界面活性剤を 含有するエチレン−酢 酸ビニル共重合体エマ ルジョンを固形分として 100〃 と適量の水を混練してなる上塗り組成物 とからなる二剤型コンクリート防水組成物。
JP14100584A 1984-07-06 1984-07-06 二剤型コンクリ−ト防水組成物 Granted JPS6121989A (ja)

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