JPS61218841A - デイスクブレ−キ用ロ−タ - Google Patents
デイスクブレ−キ用ロ−タInfo
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- JPS61218841A JPS61218841A JP60059366A JP5936685A JPS61218841A JP S61218841 A JPS61218841 A JP S61218841A JP 60059366 A JP60059366 A JP 60059366A JP 5936685 A JP5936685 A JP 5936685A JP S61218841 A JPS61218841 A JP S61218841A
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- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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- C23C26/02—Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00 applying molten material to the substrate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D65/127—Discs; Drums for disc brakes characterised by properties of the disc surface; Discs lined with friction material
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T428/12014—All metal or with adjacent metals having metal particles
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、自動車および２輪車等の制動部品であるデ
ィスクブレーキ用のロータの改善に関するものである。
ィスクブレーキ用のロータの改善に関するものである。
（従来の技術）
一般に、自動車その他２輪車等の車両が海外に船舶によ
り輸出される場合、工場で組立てられた車両はまず積出
港近くの置場に保管され、次に輪辺航ＭｊＩ−Ｍ如祷ム
イ込山碩キ出＋哨赫ぬ東悄鴎さらに相手国の積上港近く
の置き場に再び保管され、それから相手国のユーザに引
き渡されることになる。
り輸出される場合、工場で組立てられた車両はまず積出
港近くの置場に保管され、次に輪辺航ＭｊＩ−Ｍ如祷ム
イ込山碩キ出＋哨赫ぬ東悄鴎さらに相手国の積上港近く
の置き場に再び保管され、それから相手国のユーザに引
き渡されることになる。
しかしながら、このような車両がディスクブレーキを採
用している場合、そのディスクブレーキのディスク賞−
夕は通常鉄系材料により形成されていること、積出港近
くの置場の空気は多量の塩分を含んでいること、輸送船
舶内は高温多湿である場合が多いこと、さらに積出港お
よび積上港近くの置き場での保管期間および相手国まで
の航海期間の合計がまれに予期せぬ外的要因により場合
によっては数ケ月に及ぶこと等のために、前記ディスク
田−夕は錆を発生することがある。ディスクロータに錆
が発生した場合、ディスクロータの表裏のバットに近接
する部分とその他の部分とでは飴の程度が異なる。この
ようなディスクロータに程度の異なる錆が発生すると、
車両を走行させてディスクブレーキを作動させた場合に
制動トルクのトルク変動が生ずる。これはシャダー現象
と睡げり、−ｓ日のＩＩＩＩ播か佃１齢威骨ネ囮宙すス
昇中暑。
用している場合、そのディスクブレーキのディスク賞−
夕は通常鉄系材料により形成されていること、積出港近
くの置場の空気は多量の塩分を含んでいること、輸送船
舶内は高温多湿である場合が多いこと、さらに積出港お
よび積上港近くの置き場での保管期間および相手国まで
の航海期間の合計がまれに予期せぬ外的要因により場合
によっては数ケ月に及ぶこと等のために、前記ディスク
田−夕は錆を発生することがある。ディスクロータに錆
が発生した場合、ディスクロータの表裏のバットに近接
する部分とその他の部分とでは飴の程度が異なる。この
ようなディスクロータに程度の異なる錆が発生すると、
車両を走行させてディスクブレーキを作動させた場合に
制動トルクのトルク変動が生ずる。これはシャダー現象
と睡げり、−ｓ日のＩＩＩＩ播か佃１齢威骨ネ囮宙すス
昇中暑。
くない現象である。
このため従来ロータには防錆処理が施されその表面がリ
ン酸塩皮膜の如き耐食性被膜で被覆されたものとして、
本出願人は特公昭６０−３４５８２号公報で表面を特定
のリン酸塩被膜で被覆したロータを備えたディスクブレ
ーキを提案した。
ン酸塩皮膜の如き耐食性被膜で被覆されたものとして、
本出願人は特公昭６０−３４５８２号公報で表面を特定
のリン酸塩被膜で被覆したロータを備えたディスクブレ
ーキを提案した。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら上記のようにロータの処理に耐食膜を設け
る処理は、耐食性の向上と、トルク変動の減少に効果が
有った。しかし、パッドとの初期なじみ（ロータとパッ
ド間の摩擦係数μを確保する）および耐食性の目的で施
されているが被膜が軟かく、素地との密着性が弱かった
。また耐食性を向上させるための被膜厚さの増大は、摩
擦係数を低下させるという背反する関係にあった。
る処理は、耐食性の向上と、トルク変動の減少に効果が
有った。しかし、パッドとの初期なじみ（ロータとパッ
ド間の摩擦係数μを確保する）および耐食性の目的で施
されているが被膜が軟かく、素地との密着性が弱かった
。また耐食性を向上させるための被膜厚さの増大は、摩
擦係数を低下させるという背反する関係にあった。
そこで被膜厚さは耐食性限界ぎりぎりに薄くなっていた
ため、近年採用が増大しているセミメタルパッド等摺動
時の研摩力が強いパッド材質に対し従来の軟かい被膜で
は特に強くブレーキをかけた場合に削り取られ、ロータ
の耐食性が低下してブレーキ時のトルク変動が大きくな
る場合があるという問題点があった。
ため、近年採用が増大しているセミメタルパッド等摺動
時の研摩力が強いパッド材質に対し従来の軟かい被膜で
は特に強くブレーキをかけた場合に削り取られ、ロータ
の耐食性が低下してブレーキ時のトルク変動が大きくな
る場合があるという問題点があった。
（問題点を解決するための手段）
この発明はブレーキロータのパッドとの摺動面をファイ
ンセラミックの分散するニッケルメッキ被膜で被覆する
ことにより上記問題点を解決したものである。
ンセラミックの分散するニッケルメッキ被膜で被覆する
ことにより上記問題点を解決したものである。
すなわちこの発明によると、ブレーキロータのパッドと
の摺動面にファインセラミックスを共析させ、硬くかつ
密着性の良いニッケル電気メツキ被膜を形成させ、耐摩
耗性、耐食性、パッドとの初期なじみを向上せしめると
共に、セミメタルパッドとの組合せにおいても、被膜が
容易に脱落することなく耐食性を向上することによりブ
レーキ時のトルク変動を小さくすることができる。
の摺動面にファインセラミックスを共析させ、硬くかつ
密着性の良いニッケル電気メツキ被膜を形成させ、耐摩
耗性、耐食性、パッドとの初期なじみを向上せしめると
共に、セミメタルパッドとの組合せにおいても、被膜が
容易に脱落することなく耐食性を向上することによりブ
レーキ時のトルク変動を小さくすることができる。
次に、この発明において、ロータをファインセラミック
スの分散するニッケル被膜で被覆する方程においてはニ
ッケルまたはニッケルを主体とす・る他のニッケル合金
電気メツキ浴中に５ｉｎ１ＢＮ。
スの分散するニッケル被膜で被覆する方程においてはニ
ッケルまたはニッケルを主体とす・る他のニッケル合金
電気メツキ浴中に５ｉｎ１ＢＮ。
Ｓｉ、Ｎ、等のファインセラミックスを２ＯＮ２００９
／ｌ 、好ましくは８０〜１２０９／１混合させ、この
混合液により複合メッキを施す。ファインセラミックス
の分量が２０９／ｌ Ｑ未満では浴中にファインセラミ
ックスが十分分散しなくなり、得られるメッキ層が不均
一になり、一方２ｏ ｏ ｇ／ｌを越えると洛中にファ
インセラミックスが多くなりすぎ混合せずむだになる。
／ｌ 、好ましくは８０〜１２０９／１混合させ、この
混合液により複合メッキを施す。ファインセラミックス
の分量が２０９／ｌ Ｑ未満では浴中にファインセラミ
ックスが十分分散しなくなり、得られるメッキ層が不均
一になり、一方２ｏ ｏ ｇ／ｌを越えると洛中にファ
インセラミックスが多くなりすぎ混合せずむだになる。
ファインセラミックスの粒度はメッキ膜厚より小であれ
ばよいが、余り小さすぎると凝集を起すので０．１μｍ
以上とするのがよい。
ばよいが、余り小さすぎると凝集を起すので０．１μｍ
以上とするのがよい。
メッキ工程は通常の電気メツキ装置を用いて行うことが
できるが、ロータをそのままメッキ槽内に浸漬してメッ
キを行なうと、メッキが施されたロータにあっては第８
図（′ｂ）に１１で示すように「花咲き」効果によって
メッキ被膜厚さがｐ−タの外周部で急激に厚く、かつ不
安定な膜厚になりやすい。このためパッドの新品時、パ
ッドと０−タの棉齢位置が外層にある接部では電気メツ
キ被膜の膜厚変動によって制動時ブレーキトルク変動が
生じ、シャダー、シミー、異音が発生しやすくなる。従
って電気メッキの被膜厚さをロータの外周部、内周部と
もに均一化して膜厚変動を押える必要がある。このため
第８図（ａ）に示すようにロータ２の外周にジグ、例え
ばステンレス材等のリング状ジグ９をかぶせてボルト１
０で固定して電気メッキを行うと、メッキ層８はロータ
２の表面を被覆する上にジグ側にもメッキ処理が施され
、第８図（ｂ）に示すようにロータをそのままにしてメ
ッキ処理を施す場合にロータ自体の外周部に生ずる前記
「花咲き」が防止できる。ジグはメッキ完了後、取外し
、ジグ側についたメッキは時々たたいて落すか、酸洗を
行うことによって容易に落すことが可能であり、くり返
しの使用が可能である。
できるが、ロータをそのままメッキ槽内に浸漬してメッ
キを行なうと、メッキが施されたロータにあっては第８
図（′ｂ）に１１で示すように「花咲き」効果によって
メッキ被膜厚さがｐ−タの外周部で急激に厚く、かつ不
安定な膜厚になりやすい。このためパッドの新品時、パ
ッドと０−タの棉齢位置が外層にある接部では電気メツ
キ被膜の膜厚変動によって制動時ブレーキトルク変動が
生じ、シャダー、シミー、異音が発生しやすくなる。従
って電気メッキの被膜厚さをロータの外周部、内周部と
もに均一化して膜厚変動を押える必要がある。このため
第８図（ａ）に示すようにロータ２の外周にジグ、例え
ばステンレス材等のリング状ジグ９をかぶせてボルト１
０で固定して電気メッキを行うと、メッキ層８はロータ
２の表面を被覆する上にジグ側にもメッキ処理が施され
、第８図（ｂ）に示すようにロータをそのままにしてメ
ッキ処理を施す場合にロータ自体の外周部に生ずる前記
「花咲き」が防止できる。ジグはメッキ完了後、取外し
、ジグ側についたメッキは時々たたいて落すか、酸洗を
行うことによって容易に落すことが可能であり、くり返
しの使用が可能である。
第４図は被膜厚さ１０μｍを目標としてメッキを施した
ロータと通常の電気メッキをしたロータのパッド外周部
のメッキ頂部からパッド内側への距離、即ち外径よりの
距離とメッキ被膜厚さの関係を示す図で、第５図は第４
図の場合と同じロータの外径よりの距離と同−円層上の
被膜のばらつきとの関係を示す図で、ジグを取付は花咲
き防止を施した場合のメッキ層がジグを取付けることな
く通常の電気メッキを行った場合に比してメッキ層の厚
さのばらつきが少く、また通常ロータの片面で５μｍ以
上の膜厚変動があるとシャダーとなりやすいのに対して
全くジャターの恐れのない膜厚でメッキが施されること
がわかる。
ロータと通常の電気メッキをしたロータのパッド外周部
のメッキ頂部からパッド内側への距離、即ち外径よりの
距離とメッキ被膜厚さの関係を示す図で、第５図は第４
図の場合と同じロータの外径よりの距離と同−円層上の
被膜のばらつきとの関係を示す図で、ジグを取付は花咲
き防止を施した場合のメッキ層がジグを取付けることな
く通常の電気メッキを行った場合に比してメッキ層の厚
さのばらつきが少く、また通常ロータの片面で５μｍ以
上の膜厚変動があるとシャダーとなりやすいのに対して
全くジャターの恐れのない膜厚でメッキが施されること
がわかる。
（実施例）
以下この発明を図面を参照して実施例により説明する。
第１図（ａ）はこの発明のロータを備えたディスクブレ
ーキの一実施例を示す図である。
ーキの一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第１図（ａ）において、１は
ディスクブレーキであり、２は図示せぬ車輪側部材に固
定されて図中下方にその軸線を有し、鉄系材料により形
成されたディスクロータである。
ディスクブレーキであり、２は図示せぬ車輪側部材に固
定されて図中下方にその軸線を有し、鉄系材料により形
成されたディスクロータである。
このロータ２の表裏ＷＩ側の摺動面２ａの近傍には一対
のパッド８が配置されている。パッド８の一方はキャリ
パ４の一端部に形成された液圧手段６を構成するピスト
ン６のロータ２側端に固定されており、パッド８の他方
は、キャリパ４の一端部に形成された液圧手段５を構成
するピストン６のロータ２の側端に固定されており、パ
ッド８は他方のキャリパ４の他端部に形成されたアーム
７に係合支持されている。キャリパ４は図示せぬ車体に
係合支持されており、ディスクブレーキｌが作動してい
ないときには、一対のパッド８ばディスクロータ２の摺
動面２ａと略等間隔で離隔し、ディスクブレーキ１が作
動しているときには一対のパッドが摺動面２ａに等圧力
で当接してロータ２を挾圧できるようになっている。一
対のパッドδがロータ２を挾圧することにより車輪を制
動、すなわち車両を制動することができる。
のパッド８が配置されている。パッド８の一方はキャリ
パ４の一端部に形成された液圧手段６を構成するピスト
ン６のロータ２側端に固定されており、パッド８の他方
は、キャリパ４の一端部に形成された液圧手段５を構成
するピストン６のロータ２の側端に固定されており、パ
ッド８は他方のキャリパ４の他端部に形成されたアーム
７に係合支持されている。キャリパ４は図示せぬ車体に
係合支持されており、ディスクブレーキｌが作動してい
ないときには、一対のパッド８ばディスクロータ２の摺
動面２ａと略等間隔で離隔し、ディスクブレーキ１が作
動しているときには一対のパッドが摺動面２ａに等圧力
で当接してロータ２を挾圧できるようになっている。一
対のパッドδがロータ２を挾圧することにより車輪を制
動、すなわち車両を制動することができる。
第１図（ｂ）は第１図（〜のＡ部分の拡大図で、第２図
は複合メッキの施されたロータの金属組織を示す顕微鏡
写（倍率５２０倍）で、ロータ２の表面にはファインセ
ラミック粒子が分散されたニッケル被膜が形成されてい
る。メッキ厚（１）は２μｍより薄くなるとブレーキ摺
り合せによって被膜が一部削り取られる場合もあり、そ
の場合に腐食を受、けるようになるので２μｍ以上とす
る。メッキ厚の上限は所望により任意の厚さに設定する
ことができるものであり、初期防錆を満足させるには１
０ ｐｍまでで十分である。
は複合メッキの施されたロータの金属組織を示す顕微鏡
写（倍率５２０倍）で、ロータ２の表面にはファインセ
ラミック粒子が分散されたニッケル被膜が形成されてい
る。メッキ厚（１）は２μｍより薄くなるとブレーキ摺
り合せによって被膜が一部削り取られる場合もあり、そ
の場合に腐食を受、けるようになるので２μｍ以上とす
る。メッキ厚の上限は所望により任意の厚さに設定する
ことができるものであり、初期防錆を満足させるには１
０ ｐｍまでで十分である。
次にこの発明における複合メッキの効果を示すため、比
較例として複合メッキ被膜以外に第１表に示す他の１２
種の処理を、ｙＡ材より成るブレーキロータに施し実験
を行った。得た結果を第１表に示す。尚腐食条件は塩水
噴霧を１分間行い、次いで６０℃で５９分乾燥した後相
対湿度９５チ、５０°Ｃの湿潤雰囲気に８時間保持する
処理を１サイクルとして１２サイクル表裏両面に行った
。また使用したブレーキパッドはセミメタリックパッド
、ＨＰ１２（日立化成製）である。
較例として複合メッキ被膜以外に第１表に示す他の１２
種の処理を、ｙＡ材より成るブレーキロータに施し実験
を行った。得た結果を第１表に示す。尚腐食条件は塩水
噴霧を１分間行い、次いで６０℃で５９分乾燥した後相
対湿度９５チ、５０°Ｃの湿潤雰囲気に８時間保持する
処理を１サイクルとして１２サイクル表裏両面に行った
。また使用したブレーキパッドはセミメタリックパッド
、ＨＰ１２（日立化成製）である。
第１表中ＡＩのリン酸亜鉛処理は日本パー力ライジング
、パーカナ２１０処理で、パー力うイジング社の［ＦＯ
−４８６０４（濃度２０〕／！）中において６０〜７０
℃の温度で１ｏ分間「脱脂」を行う。次に室温で０．５
分間「水洗」を行った後翫濃度１０〜２０％の■ａｔ溶
液（Ｆｅｔ） 〜５０９／ｌ ）中に室温で０．５分間
「酸洗」を行う。次に室温で０．５分間「水洗」をした
後、パー力うイジング社ノｌ’−ＰＮ−ＺＪ （濃度８
９／ｌ 、 ＋ タン５ Ｇ 〜１００ｐＰｍ ）中に
おいて室温で０．５分間「表面調整」を行う。次いでパ
ー力うイジング社の［ＰＲ−１１０Ｊ（濃度ＴＡＸ ３
〜１４ Ｐｔ 、 Ｆｅ ８ ＮＬ５９／１ ）中にお
いて９５〜９９℃の温度で「皮膜化成」を行い、ロータ
の表面にリン酸亜鉛化合物層を形成した後、室温で０．
５分間「水洗」した後ｓｏ’ｃの湯で０．５分間湯洗す
る。
、パーカナ２１０処理で、パー力うイジング社の［ＦＯ
−４８６０４（濃度２０〕／！）中において６０〜７０
℃の温度で１ｏ分間「脱脂」を行う。次に室温で０．５
分間「水洗」を行った後翫濃度１０〜２０％の■ａｔ溶
液（Ｆｅｔ） 〜５０９／ｌ ）中に室温で０．５分間
「酸洗」を行う。次に室温で０．５分間「水洗」をした
後、パー力うイジング社ノｌ’−ＰＮ−ＺＪ （濃度８
９／ｌ 、 ＋ タン５ Ｇ 〜１００ｐＰｍ ）中に
おいて室温で０．５分間「表面調整」を行う。次いでパ
ー力うイジング社の［ＰＲ−１１０Ｊ（濃度ＴＡＸ ３
〜１４ Ｐｔ 、 Ｆｅ ８ ＮＬ５９／１ ）中にお
いて９５〜９９℃の温度で「皮膜化成」を行い、ロータ
の表面にリン酸亜鉛化合物層を形成した後、室温で０．
５分間「水洗」した後ｓｏ’ｃの湯で０．５分間湯洗す
る。
厘２のリン酸マンガン処理は、化成処理液にパー力うイ
ジング社の「ＢＴ５００４Ｊを用いた以外はリン酸亜鉛
処理と同様である。
ジング社の「ＢＴ５００４Ｊを用いた以外はリン酸亜鉛
処理と同様である。
広費ハ１１１７馳妊ｂ１面ｌ砕 ｌし−り慴並締、−１
！ □−・イジング社の「ＴＤａ８８Ｊを用いた以外
はリン酸亜鉛処理と同様である。
！ □−・イジング社の「ＴＤａ８８Ｊを用いた以外
はリン酸亜鉛処理と同様である。
扁４のリン酸亜鉛カルシウム処理は化成処理液としてパ
ー力うイジング社の「ＢＴ ８８０Ｊを用いた以外はリ
ン酸亜鉛処理と同様である。
ー力うイジング社の「ＢＴ ８８０Ｊを用いた以外はリ
ン酸亜鉛処理と同様である。
應５の黒染処理は、強アルカリ性着色剤で四三酸化鉄皮
′膜（ｒｅ、ｏ、 ）を生成させ光沢のある優美な黒色
仕上げをする。
′膜（ｒｅ、ｏ、 ）を生成させ光沢のある優美な黒色
仕上げをする。
屋６のタフトライド処理は、主としてシアン塩（ＭＯＮ
）とシアン酸塩（ＭＯＮＯ＞とから成るタフトライド処
理用溶＠塩浴で処理し、窒素の拡散層上にＦｅ２Ｎを形
成する。
）とシアン酸塩（ＭＯＮＯ＞とから成るタフトライド処
理用溶＠塩浴で処理し、窒素の拡散層上にＦｅ２Ｎを形
成する。
黒７の固体潤滑剤（ＭＯＳ、 ）処理は、二硫化モリブ
デン（ＭＯＳ、 ）を有機樹脂に分散させ塗料状にしコ
ーティングする処理である。
デン（ＭＯＳ、 ）を有機樹脂に分散させ塗料状にしコ
ーティングする処理である。
Ａ８の亜鉛末クロム酸化成皮膜処理は、ロータに金属亜
鉛（２ｓｓ）、還元剤グリコール（１５チ）、無水クロ
ム酸（５，５チ）、水分（５２チ）の処理剤を塗布し、
炉に入れて表面温度８２０″Ｃ−７′Ｓ 全ｈ ｏ
ｅ ４ ＦＩＲｍ ｍ リ−２ｋｎ ｍｌ η
１ 冨ａｆｔ ＪＪ 剖； （ム ＾ 立 −−
・なり、その間をクロム酸が接着剤の役目をなし完全な
塗膜が形成される。
鉛（２ｓｓ）、還元剤グリコール（１５チ）、無水クロ
ム酸（５，５チ）、水分（５２チ）の処理剤を塗布し、
炉に入れて表面温度８２０″Ｃ−７′Ｓ 全ｈ ｏ
ｅ ４ ＦＩＲｍ ｍ リ−２ｋｎ ｍｌ η
１ 冨ａｆｔ ＪＪ 剖； （ム ＾ 立 −−
・なり、その間をクロム酸が接着剤の役目をなし完全な
塗膜が形成される。
＆９〜１１の亜鉛メッキ、ニッケルメッキおよび銅メッ
キは夫々通常のメッキ処理である。
キは夫々通常のメッキ処理である。
厘１２の複合メッキ処理は、この発明におけるファイン
セラミックを分散したニッケルメッキ層より成る耐食膜
を設ける処理で、ロータを、リン酸亜鉛処理における如
く、洗浄し、脱脂し、水洗し、醗洗し、水洗した後、Ｓ
ｉＯを分散させたスルファミン酸ニッケル浴でメッキす
る処理である。
セラミックを分散したニッケルメッキ層より成る耐食膜
を設ける処理で、ロータを、リン酸亜鉛処理における如
く、洗浄し、脱脂し、水洗し、醗洗し、水洗した後、Ｓ
ｉＯを分散させたスルファミン酸ニッケル浴でメッキす
る処理である。
１６１Ｂのワックス、防錆油はワックス、防錆油（日本
パー力ライジングのパーコラツクナ４６７８）を塗布す
る処理である。
パー力ライジングのパーコラツクナ４６７８）を塗布す
る処理である。
ロータにおける摩擦係ＷＩ（μ）は０．２以上であるこ
とが必要であり、ブレーキをかけた場合のシャダー現象
を感じやすいトルク変動は略４Ｉ９・ｍを越えたときで
あり、トルク変動をそれ以下に抑えればシャダー現象を
防止することができる。表中の腐食後のトルク変動は、
車速５０に１の場合に０．８Ｇの減速度を生じさせるよ
うな制動操作を５゜・回行った後、前記腐食条件で処理
し、再び同様の制動を行った場合のトルク変動を示す。
とが必要であり、ブレーキをかけた場合のシャダー現象
を感じやすいトルク変動は略４Ｉ９・ｍを越えたときで
あり、トルク変動をそれ以下に抑えればシャダー現象を
防止することができる。表中の腐食後のトルク変動は、
車速５０に１の場合に０．８Ｇの減速度を生じさせるよ
うな制動操作を５゜・回行った後、前記腐食条件で処理
し、再び同様の制動を行った場合のトルク変動を示す。
次にパッドを前記と同じセミメタリックパッドとアスベ
ストパッドＮＰＯＩ（日清紡績）とした場合につき、上
記条件下で５０回の制動をかけた後、海辺に６ケ月放置
した場合の第２表に示すロータでの制動時トルク変動値
を測定し、結果を第２表に示す。但し表中のロータの処
理は第１表の場合と同じである。
ストパッドＮＰＯＩ（日清紡績）とした場合につき、上
記条件下で５０回の制動をかけた後、海辺に６ケ月放置
した場合の第２表に示すロータでの制動時トルク変動値
を測定し、結果を第２表に示す。但し表中のロータの処
理は第１表の場合と同じである。
上表より防錆処理がシャダー防止に有効であるが、特に
この発明における複合メッキの効果が顕著であることが
わかる。
この発明における複合メッキの効果が顕著であることが
わかる。
（発明の効果）
以上説明してきたように、この発明のディスクブレーキ
用ロータは、パッドとの摺動面が少くとも２μｍの厚さ
を有するファインセラミック分散ニッケル被膜で被覆さ
れているため、被膜は所定の摩擦係数（μが０．２以上
）を有し、セミメタルパッド等摺動時の研摩力が強いパ
ッド材質に対しても簡単に削り取られることはなく、耐
食性が向上し、車両の保管期間中等車両がユーザーに渡
るまでの期間は勿論のこと、所要に応じてメッキ膜厚の
調整により一層長期間錆の発生を防止し、ブレーキ時の
トルク変動を小さくすることができるという効果が得ら
れる。
用ロータは、パッドとの摺動面が少くとも２μｍの厚さ
を有するファインセラミック分散ニッケル被膜で被覆さ
れているため、被膜は所定の摩擦係数（μが０．２以上
）を有し、セミメタルパッド等摺動時の研摩力が強いパ
ッド材質に対しても簡単に削り取られることはなく、耐
食性が向上し、車両の保管期間中等車両がユーザーに渡
るまでの期間は勿論のこと、所要に応じてメッキ膜厚の
調整により一層長期間錆の発生を防止し、ブレーキ時の
トルク変動を小さくすることができるという効果が得ら
れる。
第１図（ａ）はこの発明に係るディスクブレーキの断面
図、 第１図（′ｂ）は第１図のＡ部分の拡大図、 −
第２図はこの発明の複合メッキを施したロータの一部分
の倍率５２０倍の金属組織を示す顕微鏡写真、 第８図（揚はロータ外周部にジグを取付けてメッキ処理
しメッキ層を設けたロータの部分断面図、第８図（′ｂ
）はロータ外周部にジグを取付けることなくメッキ層を
設けたロータの部分断面図、第４図は目標皮膜厚１０μ
ｍでメッキを施した場合の外径よりの距離と皮膜厚の関
係を示す線図、第６図は第４図の場合と同じロータの外
径よりの距離と同一円周上の皮膜のバラツキ（μｍ）と
の関係を示すｌｌＡ図である。 １・・・ディスクブレーキ ２・・・ロータ ３・・・パッド４・・・キャ
リパ ５・・・液圧手段６・・・ピストン
７・・・アーム８・・・メッキ層 ９・・・ジ
グ１０・・・ボルト 第１図 （ａン （ｂ） 第２図 第３図
図、 第１図（′ｂ）は第１図のＡ部分の拡大図、 −
第２図はこの発明の複合メッキを施したロータの一部分
の倍率５２０倍の金属組織を示す顕微鏡写真、 第８図（揚はロータ外周部にジグを取付けてメッキ処理
しメッキ層を設けたロータの部分断面図、第８図（′ｂ
）はロータ外周部にジグを取付けることなくメッキ層を
設けたロータの部分断面図、第４図は目標皮膜厚１０μ
ｍでメッキを施した場合の外径よりの距離と皮膜厚の関
係を示す線図、第６図は第４図の場合と同じロータの外
径よりの距離と同一円周上の皮膜のバラツキ（μｍ）と
の関係を示すｌｌＡ図である。 １・・・ディスクブレーキ ２・・・ロータ ３・・・パッド４・・・キャ
リパ ５・・・液圧手段６・・・ピストン
７・・・アーム８・・・メッキ層 ９・・・ジ
グ１０・・・ボルト 第１図 （ａン （ｂ） 第２図 第３図
Claims (1)
- １、車輪を制動するため車体側部材に係合した一対のパ
ッドにより挾圧される車輪側部材に固定されるディスク
ブレーキ用ロータにおいて、パッドとの摺動面が、少く
とも２μｍの厚さを有するファインセラミック分散ニッ
ケルメッキ被膜で被覆されたことを特徴とするディスク
ブレーキ用ロータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059366A JPS61218841A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デイスクブレ−キ用ロ−タ |
| US07/117,897 US4808275A (en) | 1985-03-26 | 1987-11-02 | Method for forming corrosion resistant coating on a disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059366A JPS61218841A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デイスクブレ−キ用ロ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61218841A true JPS61218841A (ja) | 1986-09-29 |
| JPH033811B2 JPH033811B2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=13111194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60059366A Granted JPS61218841A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | デイスクブレ−キ用ロ−タ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4808275A (ja) |
| JP (1) | JPS61218841A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002250377A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Kiriu Corp | 車両用ブレーキ装置の回転ブレーキ部材およびその防錆処理方法 |
| TWI395634B (zh) * | 2010-05-13 | 2013-05-11 | Nat Univ Chin Yi Technology | 滑動位移機具及其襯墊的表面處理方法 |
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-
1985
- 1985-03-26 JP JP60059366A patent/JPS61218841A/ja active Granted
-
1987
- 1987-11-02 US US07/117,897 patent/US4808275A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4808275A (en) | 1989-02-28 |
| JPH033811B2 (ja) | 1991-01-21 |
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