JPS61218084A - 摺動接点 - Google Patents
摺動接点Info
- Publication number
- JPS61218084A JPS61218084A JP5855785A JP5855785A JPS61218084A JP S61218084 A JPS61218084 A JP S61218084A JP 5855785 A JP5855785 A JP 5855785A JP 5855785 A JP5855785 A JP 5855785A JP S61218084 A JPS61218084 A JP S61218084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- sliding
- base material
- slide contact
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はマイクロモータ等に用いられる、摺動接点材を
ベース材に複合化した摺動接点に関するものである。
ベース材に複合化した摺動接点に関するものである。
従来より、摺動接点材との複合化に用いられているベー
ス材として、エポキシ系樹脂及びジアリルフタレート等
の熱可塑性プラスチックが用いられている。
ス材として、エポキシ系樹脂及びジアリルフタレート等
の熱可塑性プラスチックが用いられている。
しかしながらこれらプラスチックは、熱伝導において1
0 ”/an、91!c、℃のオーダーであシ、熱伝
導が悪く、熱放散においても放熱性が悪い。このような
熱伝導及び放熱性に優秀でない材料を摺動接点特性の高
い接点材のベース材として用いた場合、その摺動特性が
損なわれてしまう。
0 ”/an、91!c、℃のオーダーであシ、熱伝
導が悪く、熱放散においても放熱性が悪い。このような
熱伝導及び放熱性に優秀でない材料を摺動接点特性の高
い接点材のベース材として用いた場合、その摺動特性が
損なわれてしまう。
なぜなら、摺動時に発生する熱は微小アーク熱及びジュ
ール熱、機械的摩擦熱等の総和であシ、この発生熱によ
り摺動表面の機械的特性、物理的特性が不安定となり、
ノイズ発生及び消耗増加の原因となっている。さらに、
プラスチックにおいては、接点材とのモールド加工等に
おいて、熱影響を被ることをさけられないことが接点特
性劣化のさらなる要因となっている。
ール熱、機械的摩擦熱等の総和であシ、この発生熱によ
り摺動表面の機械的特性、物理的特性が不安定となり、
ノイズ発生及び消耗増加の原因となっている。さらに、
プラスチックにおいては、接点材とのモールド加工等に
おいて、熱影響を被ることをさけられないことが接点特
性劣化のさらなる要因となっている。
本発明は、アルミナ、ベリリア、マグネシア等の酸化物
系もしくは、窒化物系において、室温における熱伝導率
が0.05 ”/crrl −5ec−℃ 以上のセ
ラミックスを摺動接点のベース材としたことを特徴とす
る。
系もしくは、窒化物系において、室温における熱伝導率
が0.05 ”/crrl −5ec−℃ 以上のセ
ラミックスを摺動接点のベース材としたことを特徴とす
る。
上述した手段によれば、セラミックスの有する良好な熱
伝導性及び熱−散性によってマイクロモータ等の摺動接
点の高速回転時における発生熱による摺動接点特性への
影響を大幅に削減することができる。
伝導性及び熱−散性によってマイクロモータ等の摺動接
点の高速回転時における発生熱による摺動接点特性への
影響を大幅に削減することができる。
以下に本発明の一実施例を説明する。
摺動接点材料として60Au−Ag合金を用い、ベース
材としてアルミナ焼結材電融マグネシア単結晶材を用い
る。
材としてアルミナ焼結材電融マグネシア単結晶材を用い
る。
第1図は本実施例の側面図、第2図は平面図である。
図において1は摺動接点材であシ、厚さ5μ、内径20
φ、外径25φの平らなリング形状をなし、角度120
°でスリット加工が施しである。2はベース材であシ、
厚さ5+m直径30φの平らな円板で、上記摺動接点材
1と複合して摺動接点3を形成している。
φ、外径25φの平らなリング形状をなし、角度120
°でスリット加工が施しである。2はベース材であシ、
厚さ5+m直径30φの平らな円板で、上記摺動接点材
1と複合して摺動接点3を形成している。
比較のための従来例として、同様の摺動接点材にベース
材としてエポキシ樹脂を複合し同様の形状にて作成した
。
材としてエポキシ樹脂を複合し同様の形状にて作成した
。
第3図は摺動試験状態を示す斜視図であシ、4ハブラシ
材である。摺動試験にはブラシ材4にAJ−Pd−Cu
系合金を用い、第1表のような結果を得た。
材である。摺動試験にはブラシ材4にAJ−Pd−Cu
系合金を用い、第1表のような結果を得た。
なお、摺動特性の評価方法として、ノイズレベルが0.
1 mVに達するまでの時間にて評価した。
1 mVに達するまでの時間にて評価した。
第1表
試験条件 電 圧 12 VDc
電流’OOmA
回転数 45 rpm
室温(25℃) 湿度 40チ
ブラシ圧 5I
負 荷 抵抗負荷
上記第1表から明らかな如く、本実施例は耐ノイズ性に
優れていることが判る。ま九このことは安定した接触抵
抗が得られることと耐寿命に優れていることを表してい
る。また、セラミックスをベース材にすることによシ、
従来の合成樹脂では得られない平坦度が得られるため、
ブラシ形状。
優れていることが判る。ま九このことは安定した接触抵
抗が得られることと耐寿命に優れていることを表してい
る。また、セラミックスをベース材にすることによシ、
従来の合成樹脂では得られない平坦度が得られるため、
ブラシ形状。
ブラシ圧等のブラシ側の特性に左右されることがない。
以上説明したように、本発明は、熱伝導性及び熱拡散に
優れ、高い平坦度が得られるセラミックスをベース材と
して摺動接点材を複合化することによシ、その摺動接点
の特性劣化を大幅に削減でき、しかも耐久性の高い摺動
接点を供することができる。
優れ、高い平坦度が得られるセラミックスをベース材と
して摺動接点材を複合化することによシ、その摺動接点
の特性劣化を大幅に削減でき、しかも耐久性の高い摺動
接点を供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図はその
平面図、第3図は摺動試験状態を示す斜視図である。 1・・・摺動接点材 2・・・ベース材 3・・・摺動
接点4・・・ブラシ材
平面図、第3図は摺動試験状態を示す斜視図である。 1・・・摺動接点材 2・・・ベース材 3・・・摺動
接点4・・・ブラシ材
Claims (1)
- 1、ベース材の上に摺動接点材を複合した摺動接点にお
いて、アルミナ、ベリリア、マグネシア等の酸化物系も
しくは窒化物系の内で、室温における熱伝導率が0.0
5cal/am・sec・℃以上のセラミックスをベー
ス材としたことを特徴とする摺動接点。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855785A JPS61218084A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 摺動接点 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5855785A JPS61218084A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 摺動接点 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61218084A true JPS61218084A (ja) | 1986-09-27 |
JPH05832B2 JPH05832B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=13087755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5855785A Granted JPS61218084A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 摺動接点 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61218084A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52111362U (ja) * | 1976-02-19 | 1977-08-24 | ||
JPS597335A (ja) * | 1982-06-22 | 1984-01-14 | トムソン−セエスエフ | 光位相変調用集積装置及び光振幅変調用集積装置 |
JPS6020754A (ja) * | 1983-06-03 | 1985-02-02 | ベ−・ベ−・ツエ−・アクチエンゲゼルシヤフト・ブラウン・ボヴエリ・ウント・コンパニイ | 電気機器用のスリツプリング並びにその製法 |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP5855785A patent/JPS61218084A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52111362U (ja) * | 1976-02-19 | 1977-08-24 | ||
JPS597335A (ja) * | 1982-06-22 | 1984-01-14 | トムソン−セエスエフ | 光位相変調用集積装置及び光振幅変調用集積装置 |
JPS6020754A (ja) * | 1983-06-03 | 1985-02-02 | ベ−・ベ−・ツエ−・アクチエンゲゼルシヤフト・ブラウン・ボヴエリ・ウント・コンパニイ | 電気機器用のスリツプリング並びにその製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05832B2 (ja) | 1993-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |